🌸日本は、特別な国であるべし(7)
⛳教育勅語と「内村鑑三不敬事件」
☆明治憲法の起草者でもあった井上
*教育勅語についても、立憲主義の建前を重視していた
☆立憲主義では、君主は臣民の良心の自由に干渉しない
*教育勅語は「政事上の命令」や「一種の軍令」ではない
*「社会上の君主の著作広告」でなければならないと主張していた
☆教育勅語の実際の運用はそうはいかなかった
☆教育勅語の実際の運用はそうはいかなかった
*学校で教育勅語の拝礼が強要され、従わないと社会的な制裁が下った
☆内村鑑三事件
☆内村鑑三事件
*教育勅語捧読式で教育勅語に記された宸署に拝礼せず
*教師・生徒から強く批判されて、依願退職をよぎなくされた
☆日本でも社会主義運動が盛んな時代になると
☆日本でも社会主義運動が盛んな時代になると
*国体への批判はいっそうタブーになった
*国体の根拠づけとなっていた神話への疑義も許されなかった
☆国体論の実践は、かならずしも「しらす」とはいかなかった
⛳『国体の本義』における国体の定義
☆『国体の本義』での国体の定義
⛳『国体の本義』における国体の定義
☆『国体の本義』での国体の定義
*万世一系の天皇皇祖の神勅を奉じて永遠にこれを統治し給ふ
*我が万古不易の国体である
*「一人家族国家」として億兆一心聖旨を本体して、忠孝の美徳を発揮する
*これ、我が国体の精華とする
☆「一大家族国家=君民一体」
*天皇は父であり、臣民は子である
☆「一大家族国家=君民一体」
*天皇は父であり、臣民は子である
*天皇家は宗家であり、臣民の家族は分家である
*われわれは赤の他人ではなく、感情的にも結びついている
*家族が強調されるにいたったのは、個人主義を否定するためだった
☆日本は家族国家を打ち出すことで
☆日本は家族国家を打ち出すことで
*西洋思想のゆきづまりを解決しようとしている
*西洋では、君臣関係は個人主義をベースにしているので
*権利義務で説明されている
☆日本では、臣民が天皇に仕へ奉るのは義務ではなく
*又力に服することでもなく、止み難き自然の心の現れであり
*至尊に対し奉る自らなる渇仰随順であると述べている
*天皇と臣民の関係は「没我」で両者のあいだに対立が発生しようもない
*天皇と臣民の関係は「没我」で両者のあいだに対立が発生しようもない
☆日本は当時、個人主義にたいする対抗として
*打ち出そうとしていた国体論のひとつの帰結がこれだった
⛳「ミクロ化」する国体論
☆大東亜戦争の敗戦で、国体論は解体したように考えられている
⛳「ミクロ化」する国体論
☆大東亜戦争の敗戦で、国体論は解体したように考えられている
*でも、国体論は細切れにされながら、現在で生きている
☆皇位継承者を男系男子にこだわるのはその典型である
☆皇位継承者を男系男子にこだわるのはその典型である
*選択的夫婦別姓に忌避感を示すのもこれが関係している
☆家族のまとまりが解体されれば
*家族単位で天皇家と結びつく
*「一大家族国家」という理想が崩れかねないからだ
☆「しらす」論
☆「しらす」論
*戦後の象徴天皇制で具現化されたという意見もある
*平成の天皇が「しらす」の実践者のように思えるからである
☆平成の天皇は、なんら武力や威嚇を用いず
☆平成の天皇は、なんら武力や威嚇を用いず
*遠隔地や被災地に足繁く通うことで君徳を示し
*最終的に国民からの圧倒的な支持を集めた
*いわゆる平成流の実践だ
☆平成流を平成の天皇の君徳にのみ帰するのは危うい
☆平成流を平成の天皇の君徳にのみ帰するのは危うい
*災害のたびに現地に駆けつけ、膝をついて被災者と話をする
☆平成が豊かで平和だったことも大きいだろう
*災害が多かったとはいえ、社会は安定していた
☆平成年間多くの日本人が
*自発的に皇室を支持するにいたったことに
*「国体のミクロ化」と呼んでいる専門家もいる
*「国体のミクロ化」と呼んでいる専門家もいる
*大仰にかまえなくても、個々人の心のなかに天皇がいるのだと
☆幕末から昭和にかけての国体論
*ミクロ化しながらも、部分的に、われわれのなかに流れ込む
☆幕末から昭和にかけての国体論
*ミクロ化しながらも、部分的に、われわれのなかに流れ込む
*男系男子論しかり、道義国家へのこだわりしかりだ
(敬称略)
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⛳出典、『「戦前」の正体』
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(万世一系)
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「内村鑑三不敬事件」「一人家族国家」「戦後の国体」
(ネットより画像引用)