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慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『教育の投資効果』『母子家庭の貧困』『教育の無償化』

2023年11月28日 | 社会
🌸一般知能と人種差別3

『もっと言ってはいけない』
 ☆教育への投資効果は年率10%以上(公共事業より高い)
 *「教育は無条件によきもの」という信念には疑問がある
 ☆日本では、離婚後に子どもの養育費を払う父親は2割程度
 *日本は、母子家庭の相対的貧困率、先進国のなかで群を抜いて高い
 ☆教育効果をもたらすのは、所得以外の要素もある
 *所得を増やすなんらかの要因(母親の能力や勤勉さ)がそれを示唆する

教育への投資効果は年率10%以上
 ☆教育の「個人的リターン」がある.
 ☆アメリカでは。大学教育の投資効果が綿密に計測されている
 *その投資効果は年率10%を超えるとされている
 ☆個人のレベルでは、教育への投資にプラスの効果があることは
 *学歴と収入に強い相関があることからも明らかだ
 ☆人的資本理論から導かれる合理的な政策
 *奨学金制度の充実であって、教育の無償化ではない
 *国民の税金を使う以上、社会的リターンのプラス証明が必要
 ☆リベラルな知識人としアメリカの教育格差を憂いてる経済学者
 *「教育への投資は社会の役に立つ」という決定的な証拠が必要だった
 ☆40年にわたって追跡するという大規模な実験が行なった
 ☆教育支援を受けたグループ
 *高校卒業率、持ち家率、平均所得が高く
 *婚外子の比率や生活保護受給率、逮捕者率が低い
 *社会全体の投資収益率は年15~17%
 *教育への投資は公共投資と比べてもはるかにリターンが高

⛳教育無償化は社会的弱者の子どもたちヘ
 ☆幼児教育への支援で社会が恩恵を受けるというのは素晴らしいと
 *日本でも教育無償化の根拠として引用されるが、ニュアンスが異なる
 ☆論文は、子どもたちに公平なチャンスを与えられるかを考え
 *子どもが小学校に入学する6歳の時点で
 *認知的到達度(学業成績)の格差は明白ということに気づいた
 *こうして就学前教育に注目している
 *逆にいえば、「小学校にあがってからでは遅い」ということだ
 ☆論文が依拠した就学前児童の大規模実験
 *白人中流層を含むすべての子どもたちに幼児教育
 *無償で提供されたわけではなく
 *中流家庭は、自分のお金で子どもを教育していた
 *日本にあてはめれば
 *経済的な援助が正当化されるのは母子家庭など貧困層の子どもたち
 ☆教育無償化で富裕層の家庭にも税金をばら撒くのはやめて
 *その予算を社会的弱者に振り向けるべきなのだ
 *ところが日本では、「幼児教育全面無償化」が唱えられている

お金をただ渡しても教育効果少なく、母親の生活態度なのでは?
 ☆「教育を無償化すればみんなが幸福になれる」通説の背後
 *「教育は無条件によきもの」という信念がある
 *筆者はこれを疑わしいと思っている
 ☆ 一流大学に入学する学生のほとんど
 *裕福な家庭出身なのは、欧米でも日本でも変わらない
 ☆貧しい家庭の所得を増やすと、教育を介して子どもはゆたかさを手にし
 *社会も好影響を受けるはずだが、この主張はどこまで正しいのか
 ☆複雑な人種問題を抱えるアメリカ
 *黒人貧困層に福祉の重点が置かれたため
 *白人保守派から「逆差別」との批判を受けることになった
 ☆経済学者は、さまざまなデータから所得支援の効果を検証した
 *成績や学習態度(中退率)で教育効果が高いのは
  ①養育費➁労働所得③生活保護の順
 ☆日本では「子どもがいじめられる」との理由で
 *多くの母子家庭が生活保護の受給を躊躇しているが
 *「税金」を受け取ることへの蔑視はアメリカも同じらしい
 ☆別れた父親からの養育費
 *正当な権利として周囲にも堂々といえるので、子どもヘの教育効果も高い
 *日本では、離婚後に子どもの養育費を払う父親は2割程度
 *日本は、母子家庭の相対的貧困率、先進国のなかで群を抜いて高い
 ☆教育効果をもたらすのは所得そのものではない
 *所得を増やすなんらかの要因(母親の能力や勤勉さ)を示唆している
 ☆経済学者の研究が示すのは
 *漫然とお金を配るだけでは思ったような政策効果は得られそうにない
 *日本には、それを議論するための基礎的なデータすらない
 *こんな状態で、教育無償化の議論は行なわれている
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『もっと言ってはいけない』他





『教育の投資効果』『母子家庭の貧困』『教育の無償化』
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『一般知能(g)因子』『年齢と遺伝の関係』

2023年11月27日 | 社会
🌸一般知能と人種差別2

『もっと言ってはいけない』
 ☆あらゆる知能の上位には「一般知能(g)因子がある」
 ☆年齢とともに遺伝率は上がる
 *IQに関して、子育てが報われるのは子どもが小さいときだけ

一般知能の「統計的実在」
 ☆イギリスのスピアマンが知能を客観的に計測しようとした
 *あらゆる知能の上位には「一般知能(g)因子がある」とした
 ☆知能は一般知能と数多くの特殊知能の2因子からなる
 *「一般知能g」はすべての課題に影響する
 *知能を正しく推定するにはg因子に関係する課題を選べばいい
 ☆一般知能が高い子どもは学科にかかわらず勉強ができる
 *低い子どもは学習進度が遅いがIQ検査の基本的な考え方
 ☆一般知能が脳の神経系のどこかに「生物学的」に潜んでいる証拠はない
 *gがヴァーチャルなものであることはまちがいない
 ☆どの様な検査でも「統計的」には、上位の知能gが浮かび上がってくる
 *gは生物学的実在ではないかもしれないが
 *「統計的実在」であることは否定できない

IQの高い黒人の子どもたち
 ☆子どもを養子に出した黒人の母親
 *高卒で、職業は看護助手か学生が多かった
 *黒人女性が未婚のまま子どもを産んだものの育てられず
 *裕福でリベラルな白人家庭に養子に出す
 ☆黒人の子どもを養子にした白人夫婦の実の子どもの平均IQは117
 *生後1年以内に、養子になった黒人の子どもの平均IQは111
 (白人の平均的なIQが100、黒人が85で、驚くべきものだ)
 ☆遺伝の影響を知るのに実子と養子の比較
 ①アルコール依存症の親から生まれた子ども
 *酒を飲まない家庭の養子になっても依存症になりやすい
 ➁性癖から精神疾患、犯罪に至るまでさまざまな領域で遺伝
 *強い影響が確認されている
 ☆行動遺伝学の研究は統計学的に頑健だ
 *知能が高い遺伝率をもつことはもはや疑えない
 ☆行動遺伝学によると、遺伝の影響は年齢で変わる

年齢とともに遺伝率は上がる
 ☆大規模な調査で「発達行動遺伝学」で成果がまとめられた
 * 一卵性双生児の類似性は、出生の時点から青年期まで増加傾向を示す
 *二卵性双生児の類似性は、出生時は一卵性と同じだが
 (発達とともに類似性が減り、青年期には一卵性のほぼ半分になる)
 ☆「知能に及ぼす遺伝の影響は発達とともに増加する」
 ☆認知能力に及ぼす遺伝の影響
 *幼児期・児童期は40%強で、残りの50%強は環境で説明できる
 *青年期に向けて遺伝率は着実に上昇していき
 *成人期初期には約70%に達し、環境要因は後景に退いていく
 ☆受け入れがたいかもしれないが
 *私たちが感じている「常識」にも合っていることに気づく
 ☆親のいうことをきいて一所懸命勉強する子どもは最初は成績がいい
 *高校受験の頃になると、それまで遊んでばかりいた子どもに
 *あっという間に追い抜かれる場面を何度も見ているはずだ
 ☆世の親たちがなぜ「幼児教育」に夢中になるかもわかる
 *共有環境の影響力が幼児期・児童期に最大で、そこから減少していく
 *子育てが報われるのは子どもが小さいときだけ
 ☆知能の発達に環境が影響することはまちがいない
 *貧しい黒人の赤ちゃんが、裕福な白人家庭で0歳から手厚く養育されれ
 *IQが大きく向上したとしても不思議はない
 *効果は、思春期に向かうにつれ消失し、生得的な水準に回帰する
                   (敬称略)
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『人種のIQ差と遺伝』『レイシスト=プアホワイト』

2023年11月26日 | 社会
🌸一般知能と人種差別1

『もっと言ってはいけない』
 ☆白人と黒人のIQの平均、1標準偏差以上の離れている
 *白人と黒人を同じ基準で選抜すれば、大学生6人のうち5人は白人
 ☆行動遺伝学者は、遺伝が知能に強い影響を及ぼすのを証明した
 *人種間の知能の格差は(差別などの)社会的な要因よりも
 *人種ごと生得的違いは、遺伝子の影響大きい
 ☆レイシストは「プアホワイト」の人種だ
 
白人と黒人のlQのちがい
 ☆マレー、白人と黒人のIQの平均、1標準偏差以上の離れ示した
 *白人の平均を100とすると黒人の平均は85になる
 ☆白人と黒人のIQの平均が1標準偏差ちがい
 *IQll5(偏差値60)以上を大学入学の基準とするなら
 *上回るのは白人で16%、黒人で2、3%だ
 ☆白人と黒人を同じ基準で選抜すれば
 *大学生6人のうち5人は白人になる
 ☆「すべての白人は黒人より優秀だ」ということではない
 *黒人の上位16%は平均的な白人よりIQが高く
 *白人の下位16%は平均的な黒人よりIQが低い

レイシストは「プアホワイト」だ
 ☆白人と黒人のIQにかなりの「格差」がある発言
 *公民権運動の活動家からの批判はいっさいなかった
 *「黒人のIQは白人よりかなり低い」という事実
 *平等な社会を目指すうえでの前提だった
 ☆公民権運動の当時、「人種間の知能格差」明らかだった
 *黒人のIQが白人より低いのは奴隷制・人種差別の「負の遺産」
 ☆満足な教育機会が与えられない南部の黒人の子どもたち
 *北部の黒人児童よりIQ低く、平等な社会が実現すれば
 *「知能の人種差」そのものが消失するだろうと言われていた
 ☆その後、アメリカの教育心理学者が人種間の知能のちがいを発表した
 *人種間の知能の格差は(差別などの)社会的な要因よりも
 *人種ごと生得的違い=遺伝子の影響が大きいした
 *貧困家庭の子どもへの教育支援の効果は期待できないと主張した

 *これが「リベラル」の逆鱗に触れた
 ☆長期にわたる「人種差別とのたたかい」にもかかわらず
 *白人と黒人のIQ格差はほとんど変わっていなかった
 *人種間の知能のちがいが差別によるもので
 *現在に至るまでその差がほとんど変わっていない
 ☆導かれる論理的な結論はひとつしかない
 *法的・形式的には人種間で平等な権利が保障されたように見えても
 *黒人に対する差別はいまだにつづいているのだ
 ☆誰が差別しているのか?
 *「プアホワイト」とか「ホワイトトラッシュ(白いゴミ)」と呼ばれ
 *馬鹿にされている白人たちこそが、黒人への人種差別の元凶なのだ
 ☆地方の保守的な白人たちは、リベラルをこころの底から憎んでいる

捏造された知能のデータ
 ☆植民地時代のヨーロッパ系白人
 *自分たちがもっとも進化した人類であり
 *アフリカの黒人はサルに近く、黄色人種はその中間だと考えていた
 ☆バートは一卵性双生児のデータから
 *IQにきわめて高い相関があることを発見した
 *再検証されると、データが「捏造」されているとの疑惑が浮上した
 ☆「知能が遺伝してはならない」とするひとたち
 *「バートの双生児研究は捏造だ」と主張した
 *双生児研究に基づく行動遺伝学の信用は地に堕ちた
 *緒戦で大きな戦果をあげたこの手法
 *「ブラックスワンの罠」であることが明らかになる
 ☆行動遺伝学者たちはこの再検証を精力的に行ない
 *遺伝が知能に強い影響を及ぼしていることを証明した
                   (敬称略)
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『もっと言ってはいけない』他



『人種のIQ差と遺伝』『レイシスト=プアホワイト』
(『もっと言ってはいけない』記事、ネットより画像引用)
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「同性愛と遺伝」「IQと遺伝」「リベラルな社会」

2023年11月25日 | 社会
🌸「人種と知能」3

『もっと言ってはいけ』
 ☆同性愛が自然選択された理由
 *母親が多産で、男性から見ても魅力的な女性だった
 ☆「リベラル」なひとびと
 *遺伝率の低い社会のほうが、「政治的に正しい」と考えている
 ☆「リベラルな社会ほどIQの遺伝率が上がる」

同性愛は、遺伝が強くかかかわっている
 ☆利己的な遺伝子は自己の複製を最大化するよう生き物を「設計」する
 *子孫を残さないような性的指向が選択されたはずはない
 *「神の摂理に反する」として同性愛者が差別された理由だった
 ☆同性愛に遺伝が強くかかかわっている
 *そのような遺伝子が進化の過程で残ってきた理由
 ☆イタリアの研究チームが
 *同性愛が進化の過程で自然選択されることを示した

⛳同性愛が自然選択されたイタリアの研究チームの詳細
 ☆ゲイ男性の母方の女性血縁者、多くの子どもを産んでいる

 *同性愛者の男性の母方の親族だけに多産の傾向が見られることは
 *男性が母親から受け継ぐⅩ染色体上に
 *「ゲイ遺伝子」があることを示している
 (「ゲイ遺伝子」があつても必ず同性愛者になるわけではない)
 ☆「ゲイ遺伝子」をもつ女性はなぜ多産なのか
 *美しい男の子を好きになることで
 *男の子から愛されることでもある
 ☆ゲイとは、「男から見て魅力的な男性」のことだ
 *同じ遺伝子を受け継ぐ姉妹も、男性から魅力的に見えるのでは
 *それは(男に対する)性的魅力をつくる役割を担っているのだ
 ☆ゲイ遺伝子をもつ男性は同性愛者になり
 *同じ遺伝子をもつ女性は周囲の男性にもてることで
 *多くの子どもを産む
 ☆有性生殖は信じられないほど複雑である
 *同性愛が「生産性」が低いのではなく
 *「魅力的な男性と女性」を生み出す合理的な進化のメカニズムだ

リベラルな社会ほど遺伝率が上がる
 ☆「リベラル」なひとびと
 *遺伝率の低い社会のほうが、「政治的に正しい」と考えている
 ☆「ゲイ遺伝子」のように生得的であことが
 *差別をなくすのに有利な場合もある
 ☆性的指向は遺伝的だが、知能は遺伝しないとの考え
 *リベラルの人たちのその様な考え、どの様な社会を目指すのか
 ☆行動遺伝学に対する正当な批判
 *遺伝率は相対的なものだから、″知能の遺伝率は80%″のように
 *絶対的なものとして語るのはおかしいが
 ☆私(人格)は遺伝と環境によってつくられる
 *私(人格)=遺伝十環境(共有環境ー非共有環境)となる
 *一卵性双生児は同一の遺伝子をもっているが
 *非共有環境(友だち関係)の効果によって異なる人格になる
 ☆環境の影響が大きくなれば遺伝率は下がり
 *逆に環境の影響が小さくなれば遺伝率は上がる
 ☆子どもたちの教育程度に差があるのは
 *親の経済状態によりある程度は決まるは正しいが
 *社会がどんどん平等になれば、原理的に遺伝率は上がっていくはずだ
 *生育環境の影響が大きくなって遺伝率は下がるはずだ
 ☆ノルウェーの大規模な双子データを使って研究者が検証している
 *戦争が終わると社会はより平等になり
 *貧しい家の男の子が金持ちの息子と同じように学校に通えた
 *生育環境の影響は大きく下がり、遺伝率が70%前後まで上がった
 ☆研究が示すのは、「リベラルな社会ほど遺伝率が上がる」事実
 ☆「リベラル」なひとたち
 *環境のちがいで人生が決まることのない遺伝率100%の
 *理想世界を目指さなくてはならない
                    (敬称略)
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「未来の発展=螺旋階段」「未来の螺旋的発展と復活・復古」

2023年11月25日 | 社会
🌸世界は螺旋階段を登るように発展する1

弁証法の「第一の法則」
 ☆「螺旋的プロセス」による発展の法則である
 *世界は、あたかも、螺旋階段を登るように、発展する
 ☆世の中のすべての物事の進歩や発展する
 *右肩上がりに、直線的に進歩・発展しない

 ☆螺旋階段を登るように、円環的な運動をしながら発展していく
 *人には、より高い位置に「進歩・発展」しているように見える
 *人には、昔の場所に「復活・復古」して行くようにも見える

「進歩・発展」と「復活・復古」は同時に起こる
 ☆世界の「未来進化」と「原点回帰」は、同時に起こる
 ☆我々は「進歩」や「進化」という言葉をしばしば使う時
 *我々は、無意識に、一つの誤解を抱く
 *「進歩」や「進化」は同一線上にあると考える
 ☆「進歩」や「進化」は新しいものが生まれるのではない
 *古いものが、新たな価値を伴って、復活してくるプロセスなのだ

インターネット革命は「懐かしいビジネスモデル」を復活させた
 ☆インターネット革命、「螺旋的発展」の事例
 ☆ネットを使って商品の売買をする「eコマース」
 *「ネット・オークション」・「逆オークション」ビジネスモデル
 ☆「eコマース」は、『新しいビジネスモデル』ではない
 *「競い」「指値」方式は、昔からあったものだ
 *「懐かしいビジネスモデル」なのだ
 ☆インターネット革命は、市場の「螺旋的発展」を引き起こした

⛳「螺旋的発展」は、「復活・復古」ではない
 ☆「螺旋的発展」とは、「螺旋階段」を登るような発展である
 *上から見ていると、元の場所に戻ってくるように見えるが
 *横から見ていると、必ず、一段、登っている
 ☆何かが、進歩・発展している時、螺旋階段を、一段、登る状態
 *「螺旋的発展」の法則を用いて未来を予見するとき、大切な視点なのだ
                     (敬称略)
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⛳出典、『人類の未来を語る』



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「遺伝率」「遺伝決定論」「ゲイ遺伝子」

2023年11月24日 | 社会
🌸「人種と知能」2

『もっと言ってはいけない』
 ☆行動遺伝学が発見した「不都合な真実」とは
 ①知能や性格、精神疾患などの遺伝率、思いよりずっと高い
 ➁ほとんどの領域で共有環境(子育て)の影響が小さい
 ☆「人権」を振りかざす″自称″リベラルが目指すのは
 *「努力が報われる」遺伝率ゼロの世界だ
 ☆「ゲイ遺伝子」の発見(Ⅹq28)

⛳遺伝率と遺伝決定論
 ☆遺伝率とは、身体的特徴やこころの特徴のばらつきで
 *どの程度を遺伝で説明できるかの指標
 *遺伝率100%なら
 *すべて遺伝で説明できるから「遺伝決定論」になる
 *現実には身長や体重ですら環境の影響を受ける
 ☆行動遺伝学は育ち(環境)を
 *「共有環境」と「非共有環境」に分ける
 ☆行動遺伝学が発見した「不都合な真実」とは
 ①知能や性格、精神疾患などの遺伝率、思いよりずっと高いこと
 ➁ほとんどの領域で共有環境(子育て)の影響が小さいことだ
 ☆子育ての大切さを説くひとたち
 *親の努力で子どもの運命が決まるかのような主張をする
 *そうなら、子育てに成功した親は気分がいいだろうが
 *「失敗」した親は罰せられることになる.
 ☆「犯罪が遺伝する」ことがあり得ないなら
 *子どもが犯罪者になるのは子育てが悪いからだという理屈になる
 ☆「人権」を振りかざす″自称″リベラルが目指すのは
 *「努力が報われる」遺伝率ゼロの世界だ

「遺伝率」という言葉
 ☆通常、遺伝的な要因が特定の特性や疾患に
 *どれだけ影響を与えるかを示す指標として使用される
 *ある特性や疾患が個体の遺伝子で
 *どれくらいの割合で説明されるかを示すもの
 ☆遺伝率
 *遺伝子型と表現型の関係を理解するために用いらる
 *遺伝子型は遺伝子の組み合わせ
 *表現型は個体が実際に示す形質や特性
 *遺伝率が高い場合、特定の特性や疾患は遺伝子の影響が大きい
 ☆ある特性が遺伝率80%であると言うと
 *その特性の80%は個体の遺伝子によって説明できるとされている
 *残りの20%は環境などの他の要因によるものと考えられる
 *具体的な特性や疾患によって異なることがある

「遺伝決定論」
 ☆生物学や心理学で、個体の性格や行動が
 *主に遺伝子によって決定されるとする立場や理論を指す言葉
 ☆「遺伝決定論の立場によれば
 *遺伝子は個体の発達や行動において主要な要因であり
 *環境の影響は比較的小さいとされている
 ☆「遺伝決定論」の立場には
 *人間の性格や知能が遺伝で、ほぼ完全に決定されるとする意見から
 *遺伝と環境が相互に影響し合っているとする
 *中立的な意見までさまざまなバリエーションが存在する
 ☆近年の研究では、単純な遺伝決定論だけで
 *個体の性格や行動を説明するのは難しいとされている

同性愛は生理的なものか?
 ☆一卵性双生児でも1人がゲイでもう1人がストレートのケース
 *半数ちかくあり、性的指向が遺伝のみで決まるとはいえない
 *″リベラル″な立場が正しいことを強く示唆している
 ☆ゲノムのどこかに「ゲイ遺伝子」があるのだろうか

「ゲイ遺伝子」の発見
 ☆40組のゲイの兄弟のⅩ染色体をストレートの兄弟と比較し
 *高頻度で共有しているDNA配列を絞り込んでいった
 *Ⅹ染色体上に広がる22個のマーカーについて調べた
 ☆40組のゲイの兄弟のうち33組(約80%)
 *Ⅹq28呼ばれるマーカーを共有していた
 *兄弟は平均して50%の遺伝子を共有する
 *通常なら半数の20組が同じマーカーをもつことになる
 *それが13組も多く、男性の性的指向を決定している
 *Ⅹq28遺伝子が存在すると考えた
 ☆性的指向が遺伝的なものであるとの認識
 *専門家のあいだで共有されつつある
 *同性愛か異性愛かを決める特定の遺伝子があるのではなく
 *性的指向は複数の遺伝子と環境がかかわる複雑な過程で決まる
 ☆同性愛者の団体から「ゲイヘの差別を助長する」と批判された
                    (敬称略)
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「遺伝率」「遺伝決定論」「ゲイ遺伝子」
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「知能格差=経済格差」「差別=合理的に説明できない」

2023年11月23日 | 社会
🌸「人種と知能」を語るのは、現代社会における最大のタブー1

『もっと言ってはいけない』
 ☆「人種と知能」を「人種差別」と表裏一体で語ると
 *「レイシスト」のレツテルを貼られ社会的に葬り去られる
 ☆知能の分布のばらつきの約8割を遺伝で説明できる
 *知能における遺伝の影響は思っているより大きい
 ☆知識社会での、知能格差が、経済格差を生む現代社会

人種別知能が問題になる理由
 ☆リベラルな社会「個人の努力ではどうしようもない運命」
 *それを理由にした差別は許されない
 ☆人種が常に問題にされるのは
 *アイデンテイテイと結びつきやすいからである
 ☆アイデンティティは「社会的な私」の核心にあるもの
 *社会的な動物であるヒトにとって、それを否定されることは
 *身体的な攻撃と同じ恐怖や痛みをもたらす
 *自己は社会=共同体に埋め込まれているのだ
 ☆アイデンテイティ(共同体への帰属意識)
 *「俺たち」と「奴ら」を弁別する指標でもある
 ☆自分は最初からもち
 *相手がそれを手に入れることが不可能なものだ
 *黒人やアジア系、どんなに努力しても「白い肌」をもつことはでき

アメリカの貧しい白人たちのあいだで
 ☆中流の崩壊で、白人アイデンティテイ主義が急速に広まっている
 *自分が白人であるということ以外に誇るもののないひとたちだ

 ☆「男であること」は、女性が自分と同じになれないことから
 *アイデンテイテイ化し、「女性嫌悪」の差別意識を生み出す
 ☆ユダヤ教では母親がユダヤ人でないかぎり子どもはユダヤ人になれない
 ☆変更可能なアイデンテイティもある
 *イスラーム教徒になるには
 *「アッラーのほかに神はなし」と宣言すればいいだけだ
 ☆日本で「ネトウヨ」と呼ばれるのは
 *「自分が日本人以外に誇るもののない」愛国原理主義者のことだが
 *人種とちがって国籍は変更可能だ
 ☆現代社会を蝕む病
 *脆弱なアイデンティティしかもてないひとたちが増えている 
 *彼らは、名目上はマジョリティだが実体は「社会的弱者」で
 *自分より弱いマイノリティにはげしい憎悪を向ける
 *知識社会での「経済格差」は「知能の格差」の別の名前だ
 「知能における遺伝の影響は思っているより大きい」
 「「知能」の問題から目を背けては、理解することはできない」

統計的事実とブラックスワン
 ☆正規分布(ベルカーブ)の場合
 *ばらつきのなかでもっとも頻度が高いのが平均値になる
 ☆「ハクチョウは白い鳥だ」というのは定義だ
 *「A=B」の関係が普遍的に成り立つとの主張
 *たったひとつの例外で木っ端微塵に粉砕されてしまう
 *オーストラリアでブラツクスワンが発見された
 ☆世の中には統計的事実と定義を混同するひとが多数いる
 ☆行動遺伝学での一般知能(IQ)の遺伝率は77%は統計的事実
 *「知能の分布のばらつきの約8割を遺伝で説明できる」という意味だ
 ☆「親が高卒なのに子どもは東大に入った」等
 *たまたま知っている経験的事実を引き合いに出して
 *自信たっぷりに断言する批判があふれる
 ☆統計的事実を経験的事実(外れ値)で否定することはできない
 ☆「知能における遺伝の影響は思っているより大きい」
 *行動遺伝学が双生児研究によって積み上げた知見だ
 *しかし「知能は遺伝で決まっている」と決めつけることはできない
 ☆「喫煙はがんのリスク因子」という統計的事実から
 *「喫煙者はかならずがんになる」といえないのと同じ
 ☆自分にとり不愉快な統計的事実を定義と混同し
 *それを否定するために経験的事実を
 *「ブラックスワン」として、持ち出すの一番の理由である

差別とは合理的に説明できない
 ☆フランスの風刺雑誌「シャルリー・エブド』の編集部
 *イスラーム過激派の武装集団に襲撃された
 *「リベラル」を自称するひとたちはこの事件を受けて
 *「テロは否定するが、ひとが嫌がることは表現の自由はない」と述べた
 *この情緒的な理解は、世界標準のリベラリズムからかけ離れている
 ☆差別的な言論は、表現の自由を制限されてもやむをえないが
 *それは相手が不快に思うかどうかではなく
 *「アカウンタビリティ」で判断するのが″世界標準″のリベラルの原則だ
 ☆具体的に説明しよう。次の2つの主張を比較してほしい
 ①女性が仕事をもっと子どもをつくらなくなり、社会進出を抑制すべきだ
 ②男と女では仕事の適性が異なるから、女性には向かない仕事がある.
 *①は差別発言で②女性差別とはいえない
 ☆男女の権利が平等なのは当然だが
 *脳の機能のちがいが仕事の好き嫌いや適性に反映されている
 *このような主張は「差別」でないのだ
                    (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『もっと言ってはいけない』他





「知能格差=経済格差」「「差別=合理的に説明できない」
『もっと言ってはいけない』他より画像引用)
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「無意識の知能」「知能とポピュリズム」「低いIQ者」

2023年11月22日 | 社会
🌸プロローグ( 日本語の読めな大人たち)

「もっと言ってはいけない」
 *IQ低くい人も無意識の知能で生活している
 *知識社会に適応できない国民が多いほどポピュリズムが台頭する
 *知識社会に適応できるのはIQの人1割強

無意識は高い知能をもっている
 ☆PIAACの衝撃的な結果の意味するところ
 *一般知識認知度「ずっとむかしからこんなものだった」ということ
 ☆ 一般知能(IQ)の遺伝率の高さを考えれば
 *数世代で知能が大きく上がったり下がったりするはない
 ☆近年の脳科学は、無意識も知能を持ち
 *それはある領域では意識(論理的思考能力)を超える
 ☆「アイオワギャンブル課題」と呼ばれる実験がよく示している
 *テーブルの上に4つのカードの山が置かれ
 *参加者はなんの情報も与えられずに、順にカードを引いていく
 *AとBの束のカードは大儲けするか大損するかのいずれか
 (ゲームを続ければ全体としては損をする)
 *CとDの束のカードは儲けも損も小さいが、続ければ確実に儲けられる
 *ほとんどの参加者は、4つの束すべてを試しているうちに
 *CとDの束からカードを引き、AとBの束のカードを避ける
 *自分がなぜそのような判断をしているのかを説明することはできない
 ☆参加者がAやBの束からカードを引こうかどうかと迷っているとき
 *皮膚伝導反応に顕著な増加が見られ、これは緊張や警戒の合図
 *なんらかの方法で脳から指先に「選択はまちがっている」という
 *信号が送られたことを示している
 *意識がトランプの束のちがいに気づく前に
 *無意識はAとBの束の危険を「直感」によって知らせている
 ☆複雑で危険な環境で生き延び、より多くの子孫を残すためには
 *脳は世界を正確に評価し、瞬時に決断しなければならない
 *だが私たちの意識はほとんどの場合
 *どれがいちばんよい選択かを見つけ出すにはあまりにも遅すぎる
 ☆進化論的にいうならば
 *私たちのこころは、面倒なことを無意識に任せることで
 *もっとも効率的に働くよう設計されているのだ
 ☆労働者が複雑な連携作業を行なう工場でも、かっては
 *「(意識化できない)職人の知恵」が重要な役割を果たしていた
 ☆知識社会が高度化するにつれて
 *職人の知恵はマニュアル化され、プログラムに置き換えられていった
 *プログラム化が可能な仕事はそもそも人間を使う必要はない
 ☆AIなどテクノロジーの急速な進歩で
 *労働者が要求される知能のハードルはますます上がりつづけている
 *高度化した知識社会では、適応できない膨大なひとたちが生まれる

⛳知能とポピュリズム
 ☆労働市場のミスマッチをなくせば完全雇用が達成できると考える
 *だが労働者が仕事に必要な最低限のスキルを満たしていなければ
 *どれだけ労働市場を改革しても失業者は減らない
 ☆PIAACの背景には
 *欧州を中心に、排外主義的なポピュリズムの嵐が、吹き荒れる
 *さまざまな調査で「極右」支持者の多く
 *学歴が低く、ブルーカラーの仕事に従事していたものの
 *工場の閉鎖などで仕事を失い
 *中流層から脱落しかけていることが示されている
 ☆添付図表PIAACの参加23カ国のうち
 *「読解力」「数的思考力」「ITスキル」で下位5カ国を示した
 ☆それは、その後の世界を揺るがせた政治的な出来事を予言している
 *欧米での「右傾化」のポピュリズムの台頭
 *生得的なものか、なんらかの環況によるものかは別にして
 ☆知識社会に適応できない国民が多いほどポピュリズムが台頭し
 *社会が混乱するのでは

知識社会に適応できるのは1割強
 ☆先進国に膨大な数の「文章の読めないひと」がいる不都合な事実
 ☆合衆国教育局での調査結果
 ☆21世紀のアメリカでは、成人人口約2億1600万人のうち
 *難しい文章を読めないひとが約9200万人
 *地図や図表を理解できないひとが約7300万人
 *コンピュータを使った作業ができないひとが約1億2000万人
 ☆すべての分野にわたって「優秀」と評価されたひと
 *成人人口のおよそ13%(約2800万人)程度だ
 *残りの87%、程度の差はあれ、適応になんらかの困難が生じている
 ☆先進国ですら、多くの労働者は知的作業が要求するスキルがない
 ☆これが、私たちが生きている世界の「ファクト」だ.
 ☆こうした数字を示すことは、差別や偏見を助長しないだろうか
 ☆アメリカの非識字問題を最初に取り上げたコゾル
 *「リベラル」な態度を批判する
 ☆非識字が世代をまたがる事実を教条的に否定しても
 *犠牲者自身や真実にとってプラスにならない
 *心情的に困難ではあっても
 *悲劇をなくしたいのであれば、事実を事実として直視するのが必要
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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⛳出典、『もっと言ってはいけない』




「無意識の知能」「知能とポピュリズム」「低いIQ者」
(『もっと言ってはいけない』記事より画像引用)

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日本語の読めな大人たち3割以上

2023年11月21日 | 社会
🌸プロローグ( 日本語の読めな大人たち)

日本人の3分の1は日本語が読めない、理解できない
 ☆日本の成績が予想外に高い、CP調査を受けた者の平均得点
 *読解力、数的思考力と並んで参加国中1位
 *いいたいのは、「日本人は優秀だ」ということではない
 ☆PIAACの目的は「知識社会に適応する能力」を測定すること
 *それぞれの分野の習熟度を4~6段階で評価している
 ☆全国2万5000人の中高生の「基礎的読解力」を調査し
 *3人に1人が簡単な問題文が読めないことを示している
 *何を問われているかが理解できないとしたら授業は成立しない
 *日本の成人のおよそ3人に1人が、設問の意味が理解できない

 ☆日本人の3割
 *むかしから「教科書が読めない子どもたち」だった
 *中高生を経て「日本語が読めない大人」になるのは当然なのだ

先進国の成人の半分はかんたんな文章が読めない
 ☆PIAACの「数的思考力」の設問
 *立体図形の展開、純な棒グラフの読み取り等
 ☆ITスキル(ITを活用した問題解決能力)
 *会議室予約の申込みメールの処理等
 ☆以上の結果をわかりやすくいうと
 ①日本人のおよそ3分の1は日本語が読めない
 ➁日本人の3分の1以上が小学校3~4年生の数的思考力しかない
 ③パソコンを使った基本的な仕事ができる日本人は1割以下
 ④65歳以下の日本の労働力人口で、3人に1人がパソコンを使えない

 ☆「そんなバカなことがあるはずはない」と思ったひともいるだろう
 *これはOECDの依頼を受けた公的機関が実施した調査結果だ
 *悲惨な成績なのに、日本はOECDに加盟する先進諸国のなかで
 *ほぼすべての分野で1位なのだ
 ☆OECDの平均をもとに、PIAACの結果を要約
 ①先進国の成人の約半分はかんたんな文章が読めない
 ②先進国の成人の半分以上は、小学校3~4年生の数的思考力しかない
 ③先進国の成人のうち、パソコンを使った基本的な仕事ができるのは
 *20人に1人しかいない
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「トレードオフ社会」「アィデンティティ・ポリティクス」

2023年11月21日 | 社会
🌸あとがきにかえて(「神話」解体、最終回)

 ☆「トレードオフ社会」を生き抜くために

新型コロナ禍をめぐる予防と経済の二局面
 ☆わたしたちが生きている現代の社会はとても複雑で多様で
 *さまざまなできごとやものごとが、相互にからみ合っている
 *何かのアクションを起こすと、たいていの場合は思わぬ余波を生む
 *「こちらを立てればあちらが立たず」英語で言えばトレードオフ
 ☆21世紀の社会は、「トレードオフ社会」なのだ
 *トレードオフ社会の典型的なケースは、新型コロナ感染症だった
 *感染を抑制しようとすると、経済がまわらなくなってしまう
 *経済をまわそうとすると、今度は感染が拡大してしまう
 ☆現実のトレードオフ社会
 *パワー同士がバランスをとっている状態が求められている
 *このようなパワーバランスは、見ようによっては
 *とても中途半端な状態なので、だから安易に批判された

⛳トランスジェンダーをめぐる弱者と強者の絶対性
 ☆今年、成立したLGBT理解増進法についての議論
 *与野党の協議で、以下の文言が加えられ、これが論争になった
 (「性自認を理由とする差別は許されない」)
 *論争になった理由「性自認イコール性別」
 ☆「性自認イコール性別」とは
 *性転換手術などを受けていなく、男性器がある人でも
 *「自分は女性である」という認識を持つ人なら「女性として扱う」こと
 ☆欧米ではこの「性自認イコール性別」を法制化する動きがある
 *一部の国では、法制度になっている国もある
 ☆英国では、女性をレイプした男性が
 *「自分はトランスジェンダーの女性である」と訴え
 *女子刑務所に移送されるというできごとが起きている
 *シス女性が、不安を感じるのは当然だ
 ☆新聞は、この女性の権利との衝突への懸念
 *「保守派の反発」「新たな差別」と一蹴した
 ☆シス女性への配慮が、「新たな差別」になってしまうのか
 *トランスジェンダーを絶対的な弱者として配置し
 *弱者への異論はすべて「差別」と見なすという発想に疑問を感じる
 *トランスジェンダーとシス女性のパワーバランスを調整するという
 *発想が、完全に欠けている
 ☆「だれが強者か」「だれが弱者か」を
 *固定的に決めつけてしまうことには問題が多い
 *パワーバランス思考が取り入れられなければならない

分断を進めたアィデンティティ・ポリティクス
 ☆左派は、日本でも欧米でも、社会主義を拠り所にしていた
 *かつては労働者の味方だった
 *左派は、1990年代に入ると労働者の味方であることを辞め
 *女性や障がい者、少数民族などマイノソティの権利を擁護する 
 *アイデンテイテイ、ポリテイクスへと舵を切っていく
 *このような流れは欧米で始まり、日本にも波及した
 *左派が労働者の味方をしなくても、経済成長で労働者は豊かになった
 ☆欧米の経済成長は金融とITでふたたび軌道に乗った
 *戦後の成長で豊かになっていた労働者
 *仕事を失って貧困層へと転落していったのである

アイデンティティ・ポリティクスに傾斜していた左派
 ☆アイデンティティ・ポリティクス
 *女性やトランスジェンダーや障がい者や少数民族といった
 *マイノリティを擁護するところからスタートしている
 ☆アイデンティティ、ポリティクスが表舞台に出過ぎたせいで
 *アメリカではかつては強者だった白人男性の権利が無視され
 *社会の分断を広げる結果を招いてしまっている
 ☆日本でも同じである
 *弱者化している中年男性の権利が
 *左派のアイデンティティ・ポリティクスではほぼ無視されている
 ☆社会の統合を取り戻すためには
 *アイデンティティ・ポリテイクスを乗り越える必要がある
 ☆21世紀のトレードオフ社会に適合した
 *パワーバランス視点の重要性がまさに浮上してきている
 ☆社会をふたたび統合し、社会をどう維持し、どう改良するのか
 *建設的な姿勢がこれからは必要だ
 *古くさい「右派と左派」でなく、健全な議論軸が新たに求められている
                     (敬称略)
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⛳出典、『「神話」解体』




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「自己家畜化された日本人」「大陸からやってきた日本人」

2023年11月20日 | 社会
🌸まえがき(日本人は「自己家畜化」された特別な民族)2

⛳日本社会、目先だけは同情の言葉を並べ立ててる
 ☆誰もがこころのなかでは、ちゃんと子育てしてれば
 *「あんなことにはならないんでしょ」と思っている
 *そんな非難にじっと耐えていた親たち
 ☆筆者の拙い本を読んで、自分が悪かったんじゃないんだ
 ☆親が子育てで、こんなに頑張っても結果が出ないのには
 *理由があったんだと感じたのではないだろうか

⛳行動遺伝学の知見によれば
 ☆ 一般知能(IQ)の遺伝率は77%できわめて高い.
 ☆東大医学部に4人の子どもを入れたママが出てくると
 *子どもが東大に入れないのは
 *母親が努力していない理屈になっていく
 ☆「やればできる」イデオロギー、ものすごく残酷だ
 *ちゃんと子育てすれば
 *どんな子どもでも一流大学に入れるはずなのだから
 ☆リベラルな教育者の一人は、ふだんは新聞やテレビで
 *「経済格差をなくすために幼児教育も大学も無償化すべきだ」と
 *論じている
 ☆リベラルな教育者は、私的話で、ある雑誌編集者に
 *「成績は、ぜんぶ遺伝で決まるんだよ」と語ったのだというのだ
 *筆者は、これを「偽善」だとことさらに批判するつもりはない
 ☆「知識人」を自称するひとたち
 *「ほんとうのこと」を隠蔽し、きれいごとだけいっていれば
 *世の中がよくなると本気で信じているらしいことだ
 ☆前提がまちがっていれば
 *そこから導かれる解決策は役に立たない

「日本人は何者か?」の問い
 ☆「人種(大陸系統)で認知能力にちがいがある」説より
 *「日本人は何者か?」の問いを考えるのにこのテーマが避けて通れない

 *「中国人」や「韓国・朝鮮人」にもかなりの程度あてはまる
 ☆日本人の祖先が中国人陸や朝鮮半島からやつてきたからである
 *「東アジア系」が遺伝的にとてもよく似ているからだ
 ☆「日本人は″自己家畜化”された特別な民族だ」と本書で述べている
 *「自己家畜化」が本書のテーマだ
 ☆本書で提示した「不愉快な仮説」
 *証拠にもとづいた批判によって覆されることもあるだろう

自己家畜化
 ☆人間が野生の動植物を飼いならし
 *人の生活に適した形に変えていくプロセスを指す
 ☆特定の動植物を人間が管理し
 *選択的に繁殖させることによって
 *有益な特性や性質を強化し
 *自分たちのニーズに合わせて変化させる行為です
 ☆動物においては、自己家畜化は
 *家畜としての品種形成や性格の変化を含む
 (例;家畜動物の犬や猫は、野生の祖先から大きく変化したもの)
 (人間の要望に適した異なる種類の犬や猫が生まれた)
 ☆植物においても自己家畜化は行われている
 *食用やその他の目的に適した植物を作り出すことが可能
                     (敬称略)
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「理想的な夫婦」「素晴らしい結婚」神話解体、「共依存」

2023年11月20日 | 社会
🌸「理想的な夫婦」「素晴らしい結婚」

 ☆現代における抑圧である

加藤和彦・安井かずみの夫婦生活の理想像と現実
 ☆結婚の神話
 *「夫婦は永遠の愛を誓うもの」「愛し合わなければならない」との
 *思い込みがあったが、もはや前世紀の神話である
 ☆加藤和彦と安井かずみ「理想的な夫婦」と言われていた時代があった
 *「日本のカッコいいカップル」は、実際には幸せではなかった
 *夫婦の生活は「劇場」的だったという
 *夕食はかならず着替えをして夫婦でテーブルを囲み
 *年に、二度は長い休暇を海外ですごす
 *あまりにも「完璧な夫婦」を演じようとしすぎて
 *抑圧に転じてしまったのだろう
 ☆結婚生活は続いたが、安井かずみは55歳で肺がんで死亡
 *加藤和彦は、彼女が病没した一年後に再婚している
 *この再婚には芸能マスコミからの批判が少なくなかった
 ☆完璧な夫婦とは、なんだったのだろうか
 *現代の結婚には、「夫婦は永遠の愛を誓うもの」
 *「愛し合わなければならない」といった抑圧が存在していると
 *筆者は考えている
 ☆加藤和彦と安井かずみの夫婦
 *そのような結婚観の象徴だったのでは
 *抑圧を一手に引き受けていたカップルだったのでは

「恋愛しなければならない」との抑圧
 ☆中世までの結婚
 *貴族では政略結婚であり
 *平民では結婚は子どもをつくり働き手を確保するための手段だった
 ☆近代になり、制度的な抑圧からの解放として
 * ロマン主義的な恋愛のイデオロギーが提唱された
 ☆家の制度や働き手確保のための結婚ではなく
 *ひとりひとりの自由のあかしとして恋愛をし
 *たがいに愛し合い、そのゴールとしての結婚がある
 *結婚したらふたりは永遠に愛し合い、 一生を添い遂げる
 ☆恋愛は中世的な抑圧からの解放
 *個人の自由と解放の象徴だった
 ☆日本でも同じで、大平洋戦争が終わった頃から
 *戦前の古いイエ制度から若者たちは解放されたいと願った
 ☆恋愛や結婚は自由の象徴ではなく
 *格差の象徴になりつつあるのが21世紀の現実
 *貧困が原因で恋愛も結婚もできない人たちがたくさんいる
 *恋愛できること自体が「勝ち組」と思われるようになった
 *「恋愛しなければならない」という義務感が抑圧になり
 *「面倒だから恋愛なんかしたくない」と考える人も増えている
 *結婚の理由も、「素晴らしい恋愛の帰結」だけではなくなった
 ☆「恋愛感情は3年ぐらいしか続かない」という俗説もある
 *最初は恋愛からスタートしても
 *長く一緒に暮らしていくと情熱的な恋愛感情はだんだん薄れていき
 *家族としてのしみじみとした情愛になっていく

共依存の果てにあるのは、牢獄のごとき結婚生活
 ☆長く続く夫婦の関係の維持
 *「たがいが依存しすぎない」「たがいの距離を近づけすぎない」こと  
 *距離が近すぎて依存じ合う関係は、容易に「共依存」になってしまう
 *共依存は、相手も自分も隷従し隷従される関係なのだ
 *共依存には、相手を個人としてリスペクトする気持ちは生まれない
 ☆古い農村の大家族の家から
 *プライバシーが守られた都市の共同住宅に移住、個人の自由が実現した
 ☆恋愛結婚と同様
 *鉄の扉でプライバシーが守られた共同住宅も自由の象徴だった
 *鉄の扉のマンションは、古い時代の抑圧からの解放だったが
 *解放がいったん終わってすべてが自由になると
 *外の世界とつながりにくいまた別の抑圧になってしまっている
 *鉄の扉のマンションにはご近所付き合いは生まれにくく
 *これが少子化の一因になっているという指摘もある
 ☆自由や恋愛、結婚の意味は、前世紀と現在では大きく変わった
 *暮らしの分野でも、あらゆるものが
 *21世紀には変更を迫られてきているのである.
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「行動遺伝学」「こころの遺伝の影響」

2023年11月19日 | 社会
🌸まえがき(日本人は「自己家畜化」された特別な民族)

 ☆前著『言ってはいけない 』より本書は「もっと不愉快な本」だ
 ☆世界は、 「知識社会」と呼ばれている
 ☆知能・精神疾患・犯罪は遺伝すると話すと
 *「ほんとうかもしれないけどそんな本はぜったいに出せない」
 *「そんなことを書いたらたいへんなことになる」と警告された
 ☆「言ってはいけない」を読んだ方から
 *「救われた」「ほっとした」との多くの感想が寄せられた.
 ☆「遺伝決定論」を批判するひとたち
 *どのような困難も、本人の努力や親の子育て等で乗り越えられると
 *頑強な信念をもっている
 ☆この美しい物語を否定する者を
 *「差別主義者」のレツテルを貼って葬り去ろうとする
 ☆本人や子どもが、努力しても改善しない場合の結論決まっている
 *努力しているつもりになっているだけで
 *本人たちの努力が足りないのだと

行動遺伝学での遺伝の影響
 ☆身体的な特徴だけでなく遺伝は「こころ」にも及んでいる
 *すべてが遺伝で決まるわけではないものの
 *私たちが漠然と思っているより、遺伝の影響はずっと大きい
 ☆精神疾患の場合は症状が重いほど遺伝率は高くなる
 *神経症傾向の遺伝率は46%だが、統合失調症は82%
 *双極性障害(躁うつ病)は83%だ.
 *自閉症の遺伝率(男児で82%、女児で87%)
 *ADHD(注意欠陥・多動性障害)は80%と推計されている
 ☆背の高い親から長身の子どもが生まれるより
 *高い確率で、こころの病は遺伝する
 *日本のメディアでは「言ってはいけない」ことにされている
 ☆欧米では一般読者向けの啓蒙書にも
 *「統合失調症は遺伝的な影響を強く受けている」と書いる  
 *それが差別かどうかの議論にもなっていない
 ☆遺伝の影響をいつさい認めない日本の現状が異常なのだ
 ☆現代の遺伝学が明らかにしつつあるのは
 *「努力してもどうしようもないことがある」という現実だ
 *自閉症はきわめて遺伝率の高い疾患だが
 *日本では子育てが悪いからだといわれてしまう
 
行動遺伝学(Behavioral Genetics)
 ☆遺伝子と行動との関連を研究する学問の1分野
 *遺伝的な影響と環境的な影響が
 *個々の行動や心理的特性に及ぼす影響を理解する
 ①遺伝子と行動の相互作用
 *遺伝子が個々の行動や心理的特性にどの程度影響を与えるかを調査
 *個人の遺伝子型がその人の行動にどのように関与するかを理解する
 ➁双生児研究と家族研究
 *一卵性双生児と異なる卵性双生児を比較して
 *遺伝子と環境の影響を分析する
 ③環境要因
 *遺伝子だけでなく、環境要因も考慮する
 *環境要因は、生まれつきの遺伝子以外の要因も含む
 ④複雑なトレイト(結びつき)の研究
 *知能、性格、心の健康、中毒性などがこれに含まれる
 ⑤倫理的な考慮での研究が必要
 *遺伝子情報が個人の行動や能力と関連する可能性があるため
 *倫理的な配慮が必要
 ☆行動遺伝学の研究は進化し続けている
 *人間の行動や心理学的な特性に関する理解を深めるための
 *貴重な情報を提供している
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「土地神話の崩壊」「近郊新興住宅地の神話崩壊」

2023年11月19日 | 社会
🌸土地神話が終わり、土地を押しつけ合う時代に

 ☆「ババ抜き」時代がやってきた

空き家の管理状況によって固定資産税は6倍になる
 ☆土地神話は、 一部の都会を除けば完全に終わりつつある
 *特に人口流出が激しい地方の田園地帯では、土地は資産ではない
 *それどころか完全に「負の資産」
 *固定資産税や定期的なメンテナンスなどの負担が増えるばかり
 ☆固定資産税の減免
 *土地に住宅が立っていれば固定資産税が6分1に減らしてもらえる
 *減免がなくなってしまうので、空き家をきちんと管理しないと
 *固定資産税が一気に6倍に増える
 ☆田舎では、空き家を処分しようとする人たちが増えている
 *空き家の建物つきだと売れにくいので、更地で土地だけを売ろうとする
 *取り壊し費用だけでも浮かせようと
 *土地を150~250万円で販売するケースが目立つ
 ☆最後は「無償で引き取って」とあちこちに頼んでまわることになる
 *使い道もないのに、そんなボランティアをしてくれる人はいない

所有者の一存で処分ができない土地神話の幻
 ☆若者の地方移住熱は高まっている
 *そういう人たちに空き家を貸すという可能性も出てくる
 *これもあまりうまくいっていない
 ☆①原因、所有者が「土地神話」の幻に引きずられている
 *昭和の頃に数千万円ものお金をかけて手に入れた住宅
 *町が寂れて建物が老朽化しているといっても
 *無料に近い金額で譲ったり貸すのには心理的な強い抵抗がある
 ☆➁原因、「そこにいない親戚が突然反対し始める」パターン
 *古い住宅を引き取るという交渉が所有者とのあいだで無事妥結しても
 *遠方の都会に住んでいる息子娘や甥姪などが話を聞きつけ
 *「大事な家を手放すなんて―」と怒り出す
 ☆このように空き家は増え続け
 *田舎では売れる見通しもなく「負の遺産」になっている
 *売れそうになっても新たなハードルが立ち現れる
 *がんじがらめの構図になっている

⛳高齢化進み、郊外住宅は空き家化していく
 ☆首都圏や近畿圏
 *交通の便が悪い住宅地では同じような事態に陥りつつある
 *新興住宅地の所有者はいま60~70代になってきている
 *その子ども世代は交通の便の悪さに音を上げて家を出る
 *立地の良い都心のタワーマンションなどに住む
 ☆郊外の新興住宅地は高齢化し、子どもの姿も見なくなった
 *所有者が老人ホームに入ったり
 *子どもと都心で同居するために引き払ったりするケースも多い
 *人口が減ったことで、住宅地の中にあったスーパーマーケット
 *経営が成り立たなくなって撤退していく
 *買物が不便になれば、さらに出ていく人は増える
 *過疎化の始まりで、負のスパイラル、新興住宅地でも進んでいる

一国一城の主転じて負のスパイラルヘ
 ☆戦前は、持ち家率はわずか1割ほどしかなかった
 *8割の人が借家に住んでいた
 *戦後の政府の無策によって、持ち家率はぐんぐん上がった
 *1950年代末には、持ち家率は7割に達した
 ☆昭和時代、家を持つことが豊かさの象徴でもあった
 *「男なら一国一城の主になるべし」などと
 *戦国時代の城になぞらえたほどだった
 ☆持ち家の幸せスパイラルは終わりを告げ
 *持ち家は負のスパイラルに落ち込んでいる
 *これから先はさらに人口が減つていき、空き家は増え続ける
 ☆だれも住まず所有者さえもよくわからない空き家
 *日本の津々浦々に残されていく
 ☆膨大な数の空き家が朽ち果ててしまう
 *日本全国に廃墟化している住宅がどこまでも広がる
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳出典、『「神話」解体』





「土地神話の崩壊」「近郊新興住宅地の神話崩壊」
(ネットより画像引用)
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あとがき(不愉快なものにこそ語るべき価値がある)最終回

2023年11月18日 | 社会
🌸あとがき(自己欺瞞)1

「言ってはいけない」
 ☆効果的に相手をダマす方法、自分もそのウソを信じることだ
 *カルト宗教の教祖が信者を惹きつけるのは
 *自らが真っ先に「洗脳」されているからだ
 ☆自己欺瞞は無意識のはたらき
 *意識によって矯正することはできない
 *他人が欺瞞を指摘すればするほどかたくなになっていく

脳は左右対称の臓器
 ☆右半球と左半球があり、脳梁がつないでいる
 *右脳は感情を、左脳は言語や論理を主に司る
 ☆重度のてんかんの治療のため、外科手術でこの脳梁を切断すると
 *右脳と左脳がそれぞれ独立に活動する
 *分離脳患者は、左半分の視野で見たものがわからない
 *左視野の情報は右脳に送られるだけで
 *左手で触れたものの名前をいうことができない
 *右脳に人力された情報はどこかに消えてしまう

脳の驚くべき能力
 ☆分離脳患者は、右脳と左脳で2つ「人格」を持つ
 *左脳は、脳のなかの見知らぬ他人(有脳)の行為を意識できない
 ☆矛盾する認知に直面した状態を「認知的不協和」と呼ぶ
 *「笑った」認知と、「笑う理由はない」という認知が矛盾している
 ☆意識は不愉快な真実を嫌って快適なウソをつくりだす
 *すなわち自分に都合のいいウソをでっちあげる
 ☆無意識が捏造した気分のいいウソ
 *「意識」というスクリーンに映し出される
 *その「意識」は無意識が生み出す幻想なのだ

効果的に相手をダマす方法
 ☆自分もそのウソを信じることだ
 *カルト宗教の教祖が信者を惹きつけるのは
 *自らが真っ先に「洗脳」されているからだ
 ☆社会的な動物であるヒトは上手にウソをつくために
 *知性を極端に発達させ、ついには高度な自己欺瞞の能力を身につけた
 ☆これが「現代の進化論」の標準的な説明だ
 *もしこれが正しいとしたら、暴力や戦争をなくすために
 *理性や啓蒙に頼ったところでなんの意味もない
 ☆これが、教育によってISのテロリストを更生させられない理由だ

自己欺瞞は無意識のはたらき
 ☆意識によって矯正することはできない
 *他人が欺瞞を指摘すればするほどかたくなになっていく
 ☆これが、教育によってISのテロリストを更生させられない理由だ
 ☆自己欺瞞のやっかいなのは
 *知性の高いひとほどこの罠から逃れられなくなることだ
 *なぜなら、その恵まれた能力を駆使して
 *現実を否定し自分をダマすより巧妙なウソをつくりあげるから
 ☆ヒトラーやスターリン、レーニンや毛沢東など
 *現代史にとてつもない災厄をもたらしたのは
 *みなきわめて「賢い」ひとたちだった

🌸あとがき(自己欺瞞の是正)2

日本社会はどんどん安全になっている
 ☆昭和30年代は人口あたりの殺人件数は現在の2~3倍
 *残虐な少年犯罪も多かった
 *近年は若者の犯罪の減少し、犯罪者が増えているのは高齢者だ
 (世界的な傾向で、先進国はどこも犯罪が大きく減っている)
 ☆意識の本質が自己欺瞞だとしても
 *人類は幾多の悲惨な経験で、それを平和と繁栄になん役立ててきた
 ☆未来をいたずらに悲観することはない

私たちの認知(知性)が進化の力で偏向させている
 ☆現代の進化論が突きつける不愉快な真実
 *歪んだ理性を暴走させないための安全装置なのだ
 ☆憲法に表現の自由が定められているのは、
 *ひとが嫌がる言論を弾圧しようとした
 *過去の反省によるものだと思っていたが
 *”リベラル”を自称する人達は違うらしい
 ☆筆者は、不愉快なものにこそ語るべき価値があると考えている
 *きれいごとをいうひとは、いくらでもいるのだから
                     (敬称略)
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⛳出典、『言ってはいけない』




あとがき(不愉快なものにこそ語るべき価値がある)最終回
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