その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

新年、トホホ。

2009-01-01 03:52:46 | その名も、たぁちゃん。

「明けましておめでとうございます。」

何がおめでたいのか、僕にはさっぱりわからない。なら言わなければいいに、僕は「明けましておめでとう」と言ってしまう。


「A HAPPY NEW YEAR」

何がハッピーなのか、僕にはさっぱりわからない。なら言わなければいいので、外国人を見掛けても僕は言わない。

もちろん、外国人に話しかけるほどの根性がないだけなのだが。

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2008年から2009年に変わった。

もうちょっと正確に言うなら、[2008/12/31 23:59:59]から[2009/01/01 00:00:00]に1秒進んだ。

さらに言っちゃうと、2008年は31622400秒間(366日x24時間x60分x60秒)だった。その31622400秒分の1秒で「良いお年を~」から「今年もよろしく」にかわる。

おそらく、[12/31 23:59:59]から[01/01 00:00:00]の1秒というのは世界で一番注目される1秒である。大切な1秒で貴重な1秒で記念すべき1秒だ。

オリンピックの記録更新の1秒も大きな1秒だが、僕のようにカップラーメン(特に焼そば)の3分を、秒単位で正確に測っちゃったりする時の1秒とはわけが違う。

で、何が言いたいかというと、「哀・誕生日1(バースデーイブ編)」でも書いたように、どこでその1秒を迎えるかが大事なのである。

今時珍しいステンレス製(?)の銀色の和式トイレに、下半身丸出しでまたがりながら、誕生日を迎えるのなんていやでしょう?

2008年から2009年に変わる1秒を部屋で迎えたかったのだが、忘年会的なカラオケをしたために、仕事帰りの電車の中で迎えることになっちゃったのである。しかも、トホホ付きで。

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終点も近づき電車はすっからかん。年が明ける前に「空いちゃってすいません。」という様相を呈している。8両編成の4両目には、僕の他に仕事仲間のIさん(♀)、斜め前の座席に40代の男女(夫婦ではない)のみだ。

「一番最初に『あけおめ~』がお前かよっ(`-´)/」

Iさんがひたすらイヤミを言う電車と携帯に表示された時刻が進み、その時がやってきた。

[2009/01/01 00:00]

「あけおめ~」

明らかにふてくされているIさんの一言。もちろん「ことよろ~」はない。すると、目の前の男女が年が明けたのを意識しだして、携帯のワンセグをつけた。

♀「年明けたみたいね~、ほら。」
♂「おお、そうか、紅白つけてよ。」
♀「紅白もう終わっちゃったよ、年明けちゃったんだから。」
♂「いや、やってるよ。」
♀「だって、ほら、ゆく年くる年。」
♂「ゆく年くる年かよ(笑)」

年明け早々ものすごくツッコミを入れたい会話を聞かされた挙句に、男は前後の車両に向かって大声で言った。

♂「みなさん、あけましておめでとぉぉ、今年もよろしくぅぅ。」

…。

♂「んだ、誰も言わねーな」
♀「ちょっと、やめなさいよ…。」

( -.-) =з
「よろしくされたくないなぁ…。」と僕は心の中で思った。なんか、今年もトホホな1年になりそうな予感が、ひしひしと湧き上がってきたことは言うまでもない。


「次は、この電車の終点、キタコシガヤ、キタコシガヤで~す。」

先ほどまでとは明らかにテンションが下がったアナウンス。車掌さんも車内で新年を迎えて悲しくなっちゃったのね。

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もう年が明けてしまった以上、急いで家に帰ることはないので、毎年恒例の深夜の初詣に向かうことにした。

【つづく】

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