その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

たぁちゃんとタバコ。【第1章】

2005-02-26 03:03:06 | その名も、たぁちゃん。
僕は、喫煙かである。といっても、かれこれ、3ヶ月間1本も吸っていない。さらに遡ってみれば、ここ半年で、10本も吸っていないような気もする。つまりは、単に気まぐれなのである。
さて、本日は、第1章として僕が初めて吸ったときの事を書いておこうと思う。

【第1章】

僕がはじめてタバコを吸ったのは、18の頃であった。高校を卒業して、浪人生だった頃のことである。代々木ゼミナール大宮校に通っていて、ある晴れた昼休みのことだった。

大宮駅西口というのは、大きなビルが立ち並んで入るものの、ソニックシティの広場があったり、ハトの集まる広い公園がありと、とても陽気なところなのであるにある。代々木ゼミナール大宮校はそんなところにたっている。

昼休憩のとき、大宮の街をふらっと歩きながら、「タバコというものはどんなものだろう。」と思い、勢いで、自動販売機で買ってみた。銘柄は、「マールボロライトメンソール」いわゆるマルメンライトってヤツだ。なんとなくみんなが吸っているようなイメージがあったのでこれを選んだ。もちろんメンソールが何かも分からずに・・・。

さて、勢いよくボタンを押して買ってみたものの、ライターまでは自販機で売っていなく、ライターを買うためにコンビニに向かう羽目になった。コンビニに入ったものの、ライターだけを買うというのはなんともみっともないので、無駄に、ペットボトルのジュースやガムを買って、ちょっとシャレた、といっても100円のライターを買った。
早速、無駄に買ったジュースとガムと、ポケットに忍ばせた、タバコとライターと共に、ハトの集まる公園へと向かった。
おじさんなのかおばさんなのか分からない容姿の人が、今日もポップコーンを撒いてハトを集めている。
それを見ながら、花壇の石垣に腰を下ろし、早速タバコの封を明けた。まず一本取り出し、それをくわえる。ライタをカチッとして、火をつける。ライターをタバコに近づけて、何とか火をつけた。このとき、「吸いながら」ということを知らずに、例えるなら、花火に火をつけるように、じっと火にタバコを当てていた。

そして、吸ってみた。

いや、むせてはいないのだけれど、なんかこう、パッとした感想が浮かばなかったのである。自分の「吸い方」があっているのか、実は違うのではないか、何か物足りないような気がした。もしかしたら、ストローでジュースを飲むように吸うのか、それとも吸わないのか。とりあえず、ジュースを飲むように吸ってみることにした。口の中が、真っ白な煙でいっぱいになるのがわかった。それを、とても肺に入れる木にはなれなかったし、想像しただけで、むせるのが分かったので、そのまま、ボワッと吐き出した。

その後、首を傾げながら、つばを吐きながら、たまにはむせながら、そしてクラクラしながら試行錯誤をかさね、タバコというものを習得していった。

そしていつしか、僕は、喫煙者となった。

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