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一日目・・・唐招提寺・薬師寺・慈光院・法隆寺・中宮寺


朝、9時ホテルを出て、近鉄尼ヶ辻駅から徒歩5分、
広大な垂仁天皇陵を見ながら
田んぼのあぜ道を歩く・・・朝からムシムシと暑く
少し歩くと汗がジワァーとでてきます。
主人は涼しげにすたすたと歩き続け、私はノタノタと後ろを
着いて行きます。二人での旅は、いつもこんなスタイルですね。

山形とあまり変わらない風景に、何処かホットした気分、
そこから徒歩15分、
唐招提寺が見えてきました。

その間、道の端はしに咲いてる花を見つけては
パチリ・・・
トケイソウを見つけて、思わず感嘆の声!
主人も始めて見る花に驚いていました。

真っ白い花だけは、唐招提寺の中に咲いてた大きな花です。

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唐招提寺 (世界遺産)

概略にかかれてるのを読みますと、
今の場所は奈良の郊外といった感じですが
昔は首都の中心地、
天武天皇に招かれた鑑真和上は、日本に到着するまで
難航海に5回も失敗し、12年もの年月をかけてやっと到着、
着いた時は両眼失明していたほど、
そして、この場所にお寺を建て、多くの高僧を教え導いた、
日本の大功労者なんですね。
中学の歴史の復習です。(笑)

緑が多く、苔むす寺はひんやりと涼しく、人影もまばらで
のんびり、ゆっくり散策しました。



鑑真和上像(国宝)は、昔、教科書に載っていましたよね。
普段は拝観できないようです。

お寺を後にして、向かうは薬師寺、
歩くこと、約20分で到着です。



薬師寺(世界遺産)

680年、天武天皇が皇后の病気平癒を祈願して
建てたものですが、火災などでほとんどを失い
日本の古塔を代表する国宝の東塔だけが残ったそうです。



昭和から平成にかけて復興された朱塗りのきらびやかな建物は
想像してた建物とあまりにかけ離れ、
ちょっと驚きでした。

金堂の中には薬師如来坐像(国宝)、日光・月光両菩薩像(国宝)が祭られて
今で言う、日勤、夜勤の役割をしてると、楽しくお話されてる
お坊様がいらしゃいました。

皆の健康を祈念して、しっかり手を合わせてきました。

手をあわせながら、じっくり両菩薩像を見ますと、腰の線が妙になまめかしい・・・
社交ダンスのラテンの腰の形と同じね・・・

なーんて感想を語り合いながら
薬師寺を後にして、
そこからはバスに乗って、慈光院に向かいます。

チョット古びたバスにゆられて、法隆寺までの中間点で降りました。

石州流茶道発祥の寺で茶を頂こうというわけです。


慈光院

バス停を降りて間もないところに、慈光院がありました。
ガイドブックを眺めていたら、なかなか好い雰囲気だったので
主人に頼んだら、丁度コースの途中でした。

茅葺の門が目に入りました。
中に足を踏み入れた途端、
嗚呼、素敵なところ・・・と思わず声が!

寺院そのものが全てお茶室、
手入れが行き届いています。
お昼もとうに過ぎていましたが、お蕎麦が食べれるとの事で
早速注文、そしてその後にお抹茶を頂くことにしました。
季節のせいか、人がいません。二人占めの慈光院です。



何処を見ても絵になる建物・・・
もう必死で撮ってたら、
主人の「オオっ!」という声に、
駆け込んでみた景色・・・です。

マウスオン、さらにクリックで、もう1枚。
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今、手入れの真っ最中でしたが、綺麗に刈り込みされたさつきや木々に
見惚れてしまいました。

茶席としての季節感を出すために、庭石をほとんど使っていないようです。

この庭を見ながら、なんと二人だけで一服いただきました。
贅沢な時間、そして空間を楽しみ、
もっと、もっとゆっくりしたかったのですが、
法隆寺が待っています。

後ろ髪をひかれるおもいで、慈光院を後にしました。


法隆寺(世界遺産)&中宮寺

法隆寺に着いた頃には、もう4時を回っていました。

世界最古の木造建築として、日本で最初に世界遺産に認定されたもの、
そして、聖徳太子が建てたもの

それぐらいの知識しか持ち合わせていません。

ガイドブックに眼を通しましたら

広さが18万7千平方メートル、
国宝、重要文化財に指定されたもの、約190件、
点数にして2,300余り・・・

世界に誇れる素晴らしい建造物、
それが、法隆寺なんですね。
改めて、その素晴らしさを再認識です。

素晴らしい観音像にもあってきました。
スラリとした8頭身の百済観音像は、
惚れ惚れするような美しさでした。
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人影も、ほとんど見れない時間に法隆寺を後にして
ホテルへに向かいました。

いろんな所で、時間がずれたせいか、あまり人と出会うこともなく
ゆっくり奈良大和路を見て周り、満足な一日でした。

明日は、京都、
あまり蒸し暑くなりませんように・・・と願って
就寝

今回もnon_non様のソースお借りしました。
いつも、ありがとうございます。

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