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旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

梅雨の晴れ間に残りのジャガイモ収穫

2018-06-09 19:16:36 | 案山子と人と烏




残っていたジャガイモ(キタアカリ)の収穫をしました。畑(畝)に直植えしていた分とカゴ×1個です。

上の写真が畑のもので、さすがにカゴでつくっていたのと比べると、大物がゴロゴロ出てきましたよ。
まずまずの成果だったとしておきます。左隅下の一個が緑色に変色しているのがわかるでしょうか?
この分だけ、土から半分ほど新イモが顔を覗かせていたので、直射日光を浴びて緑がかってしまった
みたいです。


   

これがカゴのもの。地上部が一番生育不良気味だった割に、収穫量はそこそこあったとしましょう。


    

右は、先日掘り起こしたカゴの土を再整備していたら出てきたとり忘れ分のジャガイモ。

左が、3個目の収穫となるナスビです。


           

ナスビは、最初の数個が虫(ナメクジ?)の食害を受けるなどしてあまり大きく実らずに、収穫まで
至らず放棄してしまった分、収穫が出遅れていました。株そのものの生育具合はまずまずなので、
ここから巻き返せるかですね。


   

あとから植えつけたゴーヤのうちの1本は、マルムシなどの食害を受けて風前の灯状態です。
もう1本は完全に根付いたようで、グングン茎(ツル)を伸ばしています。


   

ピーマンの1本は、病気にかかって弱っていたところ、ナメクジなどの害虫に、よってたかって傷めつけられた
みたいで、かなり弱っています。このあと蘇るかどうかです。


   

百日草が咲き始めました。


   


裏庭で咲いたフクスケって名前のアジサイ。


朝のうち多めだった雲がどんどんとれて、昼前には上天気になりました。おかげで、残っていた旅の
道具の片づけを無事終えることができました。部屋の掃除をして、寝具を夏用に変えられたりもできて、
気分的にもすっきりしました。


今日墓参りに行ったお寺で、植えてあるユリの花にカマキリの子供がいるのに気がつきました。
例年ならば、そろそろ我が家でもカマキリが卵から孵る頃だったはずです。でも今年は、今のところ
姿を見つけることができません。





   

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帰ってきた紀州のドンファン

2018-06-05 19:11:11 | 旅鴉の唄

旅から帰ってみたら、ずいぶん私のことが話題になっていて驚きましたよ。
心配された方も多々おられたことでしょうけど、私は無事生還しましたので
ご安心ください。

今日は夕方近くまでなんとか天気が持ちこたえてこれたので、旅の荷物の
細々したものは大方片付いてしまいました。一部使わずじまいとなったものを含めて、
寝袋やザックなどは次回天気の様子を伺いながら片付けたいと思っています。

例のごとく中途半端なまま放置しているほぼリアルタイム旅日記は、そのうち
最後まで仕上げたいとは考えているので、興味のある方はまた見てやってください。

今回の九州は、一歩出遅れたのが響いて、その後前半は悪天候が続きどうなることかと
思いました。終盤天気が持ち直し、まあなんとか帳尻を合わせた感じですかね。
できたら、晴れ三日、中一日雨で休養、そしてまた晴れ三日くらい続くのが理想なのですが、
いつものことながら、天気のコントロールだけは自分ではどうしようもありません。

実は今回、当初の予定より4日前倒して出発したのでした。それでも平治岳の
ミヤマキリシマのピークに間に合うのか微妙でしたし、しかも週間天気予報も
かんばしくなかったので、かなりやる気が失せてしまっていたのも事実なんですね。

春先から気温が高く、花の時期が早まるだろうとは予測できたのです。しかしまさか
ここまで早くなろうとは読み切れなかったし、さらにいい時期と天気をシンクロさせられるかは、
もはや神頼みの域ですしね。ある程度休みを長くとらせてもらい微調整しようにも、
まあ限界はあります。

すべて思い通りにはいかない、だから、「次回こそ!」と、何度も繰り返し挑戦したくなるん
でしょうけどね。


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20180604~05  新門司港~泉大津港  帰宅

2018-06-04 06:04:03 | Weblog




新門司港からの乗船は初めてだと思っていたら、港へ行って待合所を見て、前にも利用したことを
ようやく思い出した。でもたぶん、ずいぶん前のことなんだろうな。


           

往きはあっという間に埋まってしまったプロムナードのテーブル席。でも帰りは席に余裕があった。

乗船と同時に「店開き」して、お酒を飲み始めて外の様子をぼんやり観察していたところ、けっこう
あとからあとから車の乗船が引き続き行われていた。平日の閑散期、ガラ空きかと思いきや、意外に
そうでもなさそうだ。

これは翌朝わかったことだが、やはり案の定乗用車がかなり積み込まれていて、スペースを目一杯
使っていた感じだ。なので下船時手間取って、私のように奥に積み込まれた車はなかなか下船できず、
定刻6:00に泉大津港に到着したものの、車を移動できたのは6:20を過ぎていて、しかも下船したとたん
「信号渋滞」が発生し、ここでもかなり時間をとられてしまった。

別に時間の制約があったわけではなかったが、朝の10分、20分ってとても大事で、それがために
ひどい渋滞に巻き込まれたりするので、多少イライラしてしまった。幸い帰宅するまで目立った
渋滞はなく、まずはスムーズに車が流れたのはラッキーだった。


   


   

明石海峡大橋を通過時、少し朝焼けが見られた。

天気予報が多少うしろにずれてきたのか、関西地方ではこの日、5日(火)もどうにか天気が
持ちこたえられそうな気配だ。今回、雨の中での行動はほとんどなかったので、幸い泥だらけになったまま
放置されている道具などは皆無だが、できるだけこの貴重な梅雨の晴れ間を利用して、なるべく
すばやくお片づけするとしよう。






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20180604  竹田市  御前湯入り収め

2018-06-04 06:04:02 | Weblog




山旅の疲れは長湯温泉の御前湯で落とした。また次回機会あれば、頻繁にお世話に
なることだろう。

大分市を経由して別府市へ出た。当初はお寿司でも食べようという腹積もりだったのだが、
経費節減と、急に中華的なものが食べたくなったのとで、大阪王将でのランチと相成った。
港の土産店でお土産を購入。夕食用の弁当と朝食のパンを買って、あとは一路新門司港へ
向かうだけだ。

港到着が乗船時刻の1時間前で、結果それほど余裕はなかった。本来別府航路を利用すれば
もっと時間にゆとりがあるのはわかっていても、昔と違い別府便の運賃は割高で、価格差と
到着後の和歌山市との距離、それに新造船で気持ちよく利用できることなどを考慮すると、
どうしても阪九フェリーのほうが私には分が良いのである。





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20180604  九重町  扇ヶ鼻早朝・第三部

2018-06-04 06:04:01 | Weblog




6月4日(月) 晴れのち時々くもり

〈扇ヶ鼻往復・早朝編第三部〉

トイレに行きたくなったのをきっかけに、これまでより30分ほど早めに出発した。土曜日の朝と比べると
ヘッドランプの行列はずっと控えめではあったが、すでに星生山や久住山などの山頂に明かりが灯り、
夜明けを待つ登山者が早くもスタンバっていることがわかった。

ところがこの朝は、扇ヶ鼻を一番に目指している登山者は皆無らしく、しばらくは私ひとりの独占場
であった。そうなると欲が出て、あっちこっちと撮影場所を変えることができたのはいいのだが、なにか
落ち着かず、はたしてそれが裏目に出なかったかどうかは、のちの現像を待たねばなるまい。

最初東の空にあった雲はすぐにとれてしまい、まったく朝焼けのない平凡な朝を迎えてしまった。
なので「劇的」な場面には、今朝もまた遭遇することはできずじまいであった。それはまた次回の
お楽しみとしたいところだが、はたして「次回」はあるのかどうか。ミヤマキリシマのこのいい状態
(虫食いのない状態)がいつまで続くかどうかがわからないのだ。

この日出会ったおじさんが、「2015年までの10年間はひどかった」と嘆いておられた。この方の
説によれば、「熊本地震のおかげで虫が全滅した」とのことだ。それは迷信の類なのか、それともなにか
科学的な根拠があるのかは私にはわからない。でもあの災害を境に、虫がまったくいなくなったのは
事実で、結果だけみれば、それが契機になっているようなのだ。動物には予知能力みたいなものがあり、
災害などを事前にキャッチできると聞いたこともあるので、危険を察知した蛾の幼虫が、大挙して
九重連山から逃げ出したのであろうか?

真意はさておき、劇的だろうが平凡だろうが、キリシマがきちんと咲いてくれないことには話にならないので、
もしミヤマキリシマの景色を楽しみたい方々は、虫がなりを潜めている今のうちに、一度訪れられたほうが
いいのは間違いないところだ。


   

山頂台地のミヤマキリシマと星生山。


   

なにやら得体の知れぬシルエットと扇ヶ鼻山頂。


   

中一日開けたことで、キリシマの開花はさらに進んで、7,8部咲きと言っていい状態にまでなっていた。
まだ咲ききっていないつぼみが多く見受けられるも、明日以降の天候次第では、さすがに先に
咲いていた花は枯れ始めるだろう。

なので、私の独断と偏見で、この日が扇ヶ鼻ミヤマキリシマの今年のピークと認定したいと思う。


   

雲の上に双耳峰を突き出した由布岳。


早々に下山して、あとは帰り支度を整えつつ移動だ。



  

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20180603  阿蘇市  再び青空食堂でトンテキ

2018-06-03 06:03:01 | Weblog




6月3日(日) 晴れのち曇り

2日(土)に下山した時点で、私には次の三つの選択肢が頭にあった。

①ひとまず納得できたので、この日の新門司港からのフェリーで早々に帰宅する
(ただし、あと二日晴天が続く予報なので、ちょっともったいない気も)

②連続して3日早朝登山して、下山後新門司港からフェリー乗船、帰宅
(天気、キリシマの開花状況が2日とさほど変わらず、面白味には欠けそう)

③3日は休養日とし、中一日開けて4日早朝登山、下山後新門司へ
(休みをほぼ目一杯使い切ることになる)

という具合にあれこれ迷った末に、結局③を選択し、あとで後悔しないよう、できる限りの
ことはしておこうと考えた。


ところが… 3日未明、阿蘇の道の駅で目覚めると、すでに雲がやや多くて、
しばらくして東の空がけっこう朝焼けした。朝の天気予報をチェックしたら、昨夜の
予報とは変わり、今日はいったん一時天気が下り坂になっていた。ほどなくして
みるみるうちに雲が多くなってほぼ空を覆いつくし、青空の面積はどんどん少なく
なっていった。

その後も分厚い雲が空を覆い、隙間から時々日が差すという天気が続いた。ただし
日差しは厳しいので気温は上がり、下界はとても蒸し暑く感じた。これだったら、
選択肢②の連続登山のほうが良かったのかもしれない。しかし、自分の予測が外れた、
というか、天気予報が急に変わったのだから、致し方ないところか。

また明日(4日)は天気が持ち直すとの予報なので、それを信じ、選択肢③を遂行、
できるだけのことはしてなるべく悔いなく帰宅したいところだ。


四季彩いちのみや内の青空食堂で再び「豚バラトンテキ定食」をいただき、パワーを
回復させてから牧ノ戸峠へ向かった。5月27日に食べた写真と比べると、副菜などが
変わっていることがおわかりいただけよう。


午後、当日の日帰り登山者と入れ替わるようにして駐車場へ到着した。さすがに明日は
平日なので、車中泊らしき車の数は金曜日ほどでもなかった。





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20180602  竹田市  三度丸福へ

2018-06-02 06:02:02 | Weblog




腹ペコ旅行者の味方、道の駅すごう内の丸福へ三度訪れた。朝9:00から営業なのも
朝帰り?登山者にはうれしい配慮だ。本日は10:00頃の来店で、さすがに店内で
食事している客はまばら。しかし、テイクアウト・コーナーにはけっこう来客があって、
から揚げなどをお持ち帰りしていたようだ。

なにか今度は別のメニューをと思いつつ、結局お安い「とり天定食(620円)」をまた注文
してしまった。大分県民のソウルフードなんやから、まあいいやんか。

帰り際、ホール係のおねえさんに尋ねたところ、やはり阿蘇市の「丸福」とはまったく
関係ないそうだ。どちらも同じくから揚げをウリにしているし、ややこしいけどねえ。こちらの
丸福は、竹田市内に三軒系列店があるらしい。国道沿いにある店を前から知っていたけど、
利用したのはここの道の駅店が初めてだった。

安く、ガッツリ食べられる、今後も利用機会が増えそうな、私好みのお店である。


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20180602  九重町  扇ヶ鼻往復・早朝編第二部

2018-06-02 06:02:01 | Weblog




6月2日(土) 晴れ

〈扇ガ鼻往復・早朝編第二部〉

昨日の朝とほぼ同じ時刻に駐車場を出発した。登山道沿いにはすでにヘッドランプの灯りが
点在し、星生山や久住山の山頂に早や到達している方々もいるようで、明かりが輝くのがわかった。
好天とキリシマの見頃が重なった土曜日、今日はすごい人出となること間違いないだろう。

扇ガ鼻の山頂部にもすでにヘッドランプがいくつか輝いていた。しかし幸いにして、私が撮影したかった
東端にはまだ誰も来ておらず、希望していたポジションでの撮影が叶った。

昨日にも増して安定した晴天となり、風も弱く、寒さもほとんど感じない朝だ。その分ごく平凡な夜明けと
なり、朝焼けもなかった。

上の写真は、移動して南側斜面のミヤマキリシマを撮影したもの。ここでは5,6名が陣取って
撮影されていた。


   

山頂部を見上げる。


   

沓掛山からの登山道方面。


   

サラサドウダンも花盛りだ。


登山道が本格的に混雑する前に撤収した。それでもほぼ切れ目なしに登山者が次々と訪れた。





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20180601  九重町  扇ヶ鼻往復・午後編

2018-06-01 06:01:02 | Weblog




〈扇ヶ鼻往復・午後編〉

13:00前に出発、ほぼピーカンで気温はかなり上がっている。ただし風は依然強く吹いている。

朝のうちは光の加減であまり目立たなかった、星生山中腹斜面のピンク色が際立っている。


   

登山増沿いのキリシマ群落。


   

分岐付近から扇ヶ鼻山頂方面を見上げる。


   

これぐらい花付きよくすべてのキリシマが咲きそろっていたらすごいのだが。


   

山頂台地のミヤマキリシマ群落。


   

山頂台地のキリシマと星生山。

16:30頃山頂を後にした。


   

付近は今、ドウダンツツジの花が満開だ。キリシマのような派手さはないが、花自体はこちらのほうが
かわいらしい。


幼稚園児の団体(40名くらい?)に、悪いことに沓掛山で追いついてしまい、にっちもさっちも
いかなくなってしまった。登山者の数もめっきり少なくなって、ここまでマイペースで悠々と歩けてたのに。

来た方向から考えると、彼らは久住山まで登って来たのであろうか? 全般登山道は整備されている
とはいえ、幼稚園児の団体がここまで登っているのは初めて見た。怪我などのリスクもあるだろうに、
主催者は思い切った判断をしたものだと、私には思われた。

そのうちのひとりの女の子に、「足が痛いの!」って、クリクリした大きなお目目で訴えられたら、おじさん、
「つべこべ言うてんと、はよ歩かんかい、われ!」と心では思っていても、口が裂けても言えんわなあ。
結局、山頂の少し広くなったところでようやくかわして、どうにか先に下山することができたとさ。

本当はおじさんも腰が痛くて大変で、余裕がなかったんだよ、すまんなあ。今度はおじさんの四方山話
でも聞いておくれでないかい?


昨日、今日と、二日続けて救急車、消防車が到着、救助騒ぎがあった。歩きよい登山道ではあるが
油断せず、お互い無事に登山口にたどり着けるよう、気を抜かず歩きたいところだ。





   

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20180601  九重町  扇ヶ鼻往復・早朝編第一部

2018-06-01 06:01:01 | Weblog



6月1日(金) 晴れ

〈扇ヶ鼻往復・早朝編第一部〉

昨日は九州入りしてから一番まとまった雨となり、梅雨前線は南へ下がったものの、気圧の谷の
接近に伴ってこの天気になったそうだ。牧ノ戸峠では、夕方前には雨は上がっても、周囲を雲
(あるいは霧か)に覆われたままで、これで明日本当に晴れるのだろうかと、半信半疑であった。

未明、満月に近い月が雲の隙間から顔を見せてはいたが依然雲が多めで、しかも風が強く、
体感気温はとても寒かった。天気予報を信じてGOだ。真っ暗な中歩き始める。


雲は風に飛ばされて、山頂に着く頃にはほとんど消し去られてしまった。その分かなり寒いので、
ありったけのものを着込んで凌ぎ、撮影準備にかかった。

雲がなくなってしまって、朝焼けは少し赤くなった程度であった。昨年忘れたハーフNDフィルターを
今回はしっかり準備してきたので、前回のリベンジだ。しかし強い風でフィルターが煽られて、
レンズ前にしっかり固定させることが出来ず、バタバタとレンズに当たってしまう。ブレてしまったのも
多いだろうから、ひとまずたくさんシャッターを切っておくしかない。

夜が明けて周囲の状況がわかってくると、ミヤマキリシマの咲き具合は、数日前とさほど変わっていない
ように思われた。このところ悪天候が続き、日がほとんど差さなかったためであろう。このあと数日
晴天が続き気温も上がるようなので、そこで一気に咲きそろうかどうかだ。



   

阿蘇の根子岳とキリシマ。


   

山頂台地上のキリシマ群落と星生山。


   

平日にもかかわらず、たくさんの登山者が登って来た。ここ数日登山に不向きな天候が続いたので、
「やっと晴れてくれた」とばかり、私同様、待ちわびていた方々が一気に訪れたのだろう。当然
峠の駐車場は満車で、あふれた車が車道脇に延々続いていた。


   


当初はこのまま一日山上で粘り、夕方下山するつもりだった。しかしそうなると、夕食用の食料が
ないので、調達するのにいったん下界まで下らねばならない。カップラーメンなど山泊用の食料は
そのまま残っているのだが、牧ノ戸峠駐車場内では、原則火気厳禁なのである。

頭をフル回転させて思案した結果、やはりひとまず下山して食料を確保して、再び午後から
入山したほうがいいだろうということになった。もしかしたら車を使わなくても、峠のレストハウスで
代用の食料を得られるのではないかとも考えたのだ。


レストハウスのメニューに「山賊おにぎり」とあるのに気がついてはいたが、買ったことはなかった。
1個200円で、試しに昼食用に2個買ったのが上の写真だ。ひとつの中に、梅干、鮭、高菜、
昆布、漬物の具材が仕込まれていて、その豪快さが「山賊」の名前の由来なのだろう。味は無難に
おいしいし、これで200円ならそんなべら棒な値段でもなかろう。

追加で3個購入してそれを夕食用とした。さんまの蒲焼の缶詰を副菜にして、ひとまずこれで
十分しのげるだろう。もちろん酒とつまみは用意してあるし、明日朝食用のパンもまだ残っている。

車で移動する手間と時間が省けて大いに助かった。車内で少し昼寝したら、再び歩くとする。


夕方、トイレで一緒になった車中泊者によると、明日夜明け頃までには、峠の駐車場は満車に
なるだろうとのことだった。週末と晴天、キリシマの時期が重なると毎度そうらしい。この方の
予言どおり、明日未明頃には、すでに駐車場はいっぱいになっていたようだ。いったん下山して、
明日早くに再び車で登ってくることも案にはあったが、駐車場の空きスペースを考えたら、
夜のうちに峠まで戻っていたほうが無難だったであろう。



   

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