旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20240704 北海道夏編⑰ 望岳台散策パート9 美瑛町

2024-07-04 07:04:01 | 旅鴉の唄



7月4日(木) 曇り時々晴れ

連日のクロちゃん詣で。昨日はクロちゃんとイソツツジの共演がなかったのと、
最後大きな葉っぱをくわえたのを撮れなかったので(目では見ていたのに)、
そのリベンジと意気込んだ。

ところが、代わりに出てきたのがオスのナキウサギだ。このオスとクロちゃん
との関係性がよくわからない、パートナーなの? このオスが出始めると
クロちゃんが登場しないことが関連あるとしたら、春先にクロちゃんがまったく
活動しなかったことが理由づけられるのだが、これは私の完全な当てずっぽうだ。

何も出ないよりかはいいとして、このオス、愛嬌がなさすぎるのだ。岩の上で
鳴いた後、しばらくするとすっこんでしまう、これは春とまったく一緒で、
採食行動するわけでもポーズを決めるわけでもなく、サービス精神なさすぎだ
(クロちゃんとは正反対、似た者同士でないカップル?)。

風も弱く、暑くも寒くもなく、ほかに誰もいないのどかな現場を離れるのは
心許ないが、これではらちがあきそうになく、リュックを背負い、歩き始めて
すぐの登山道の真ん中に別の個体がいた。昨日は驚いて逃げてしまったが、
この子は飄々としてそのまま採食を始めたので、首からぶら下げたカメラで
すぐ間近で撮影した。本来、カメラを首に掛けたまま歩きたくはないのだが、
このあたりは何があるかわからない。バックからカメラを出そうとする動作、
音に気取られ、手元に用意していなければ、このシチュエーションでは間違い
なく写せなかっただろう。草を咀嚼する、その音まで聞こえてくるくらい
すぐ間近での撮影となった。


    

一番下部で岡山のAさんと合流したが、本日ここも開店休業状態、ほどなくあきらめ
下山した。

イワブクロ(タルマエソウ)が花盛り。ナキウサギが活発に動かず、ここまで
食べに出てこないので、花が残ったままなのだ。
    


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