旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

熊取で一泊

2023-10-30 21:00:00 | 

JR西日本 阪和線 紀州路快速 4194M列車 [223系HE423編成] (熊取)
※日根野-和歌山間は紀州路快速4594H列車。


metro 紀州路快速で熊取に到着symbol6


JR西日本 阪和線 熊取駅《東口》 (大阪府泉南郡熊取町大久保中)

令和5年10月20日金曜日。熊取に来ている。大阪市内に宿泊してもよかったが、和歌山から移動する途中で駅に近く料金もお手頃なホテルを予約したら熊取だった。熊取町は阪和線や阪和自動車道で通過しているが、訪れるのは初めてである。




スーパーホテル関空・熊取駅前
(大阪府泉南郡熊取町大久保中)

駅から近いこちらのホテルに投宿。料金は旅行サイトからオンライン決済で5,700円。


客室の様子


ソファーがあるのはいい


動画サイト見られます


tv 大阪局の番組…これ全国放送か


駅から宿まで小雨が降っていた




tv 大阪も6時の全国ニュースはやらない

お昼は串本で買ったおむすびだけだったので、早々に夕食に出掛ける。


餃子の王将 泉南熊取店 (大阪府泉南郡熊取町紺屋)

国道170号沿いに飲食店があるだろうと歩いていて、こちらのお店に入る。


beer 生ビール(中) アサヒスーパードライ
418円388円

まずは麦酒で一盞。実に旨い。価格が関東の店舗より安い上に10月は30円引きなのだそう。


餃子は食べておきましょう


餃子(ジャストサイズ)(159円)

麦酒に餃子で美味しくない訳がない。


餃子の王将ラーメン(627円)




麵はこんな感じ♪

久しぶりの王将のラーメン美味しい。


油淋鶏(ジャストサイズ)(366円)

関西の店舗のメニューにあったジンギスカンが見当たらないので、油淋鶏を注文。


クリアハイボール(418円)

麦酒が足りない。ハイボールを追加注文。



油淋鶏によく合い実に旨い。油淋鶏とハイボールは関東と同一価格。ごちそうさまでした。




旅先で見る旅の動画

ホテルに帰ってきた。ウェルカムバーではお酒を含めて飲み物を提供している。もう麦酒とハイボールを飲んできたので、コーヒーを貰い、部屋に戻り動画を見ていた。しかしウトウトしてしまう。


tv 目を覚ましたところで衛星放送

美味しそうに飲むなあ。


これまで令和5年10月20日撮影


tv 次は海外ドラマ これより令和5年10月21日撮影

日付が変わったところでサムを見る。エンドラの声優さんが変わっている。「下等動物」だの「ダークウッド」とか言うのは前の人の方がしっくりくる。何十年前の事だけど。


sun 市村さんのお天気を見て…


tv 突然、ローカルニュースに変わった!

山口県だと関東のお天気部分だけ差し替えなのだが、大阪府では市村さんのお天気に戻らない。地元なのに。ちなみに広島県もローカルニュースになってしまう。


tv 週末は最後にも登場







よきよき。それでは就寝する。


sun 客室からの眺め

令和5年10月21日土曜日。熊取町のホテルで起床する。旅行は三日目、最終日である。窓からは国道ビューの眺めだった。よく晴れている。


天気はよさそう


しかし気温は下がる




tv 大阪からのニュース

このホテルには大浴場?がある。朝湯に入ってさっぱりしてくる。


台北からのニュース



「北東轉涼」とあるから涼しくなるのだろうが、南部の方は最高気温30℃と暑そう。


sun 周さんのお天気を見て…





画面の時計を見ていると時差が1時間あるので注意。朝食に出掛ける。


ホテル通路より海側を望む

すぐそばに阪和線と国道170号。泉佐野市のサインが見える。市町境である。


山側を望む


焼きたてパン朝食(無料)

和洋ビュッフェとなっている。焼きたてパンはとらなかった。おかずがなかなか美味しかった。会場は混雑していたが、疫病のあった頃を考えると元に戻ったようで嬉しくもある。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

牛乳があったのでコーヒーに投入。ごちそうさまでした。


改めて動画を見る ※参照 https://www.youtube.com/@tabisuru_porco

昨日はウトウトしてたので改めて見直す。大阪のご夫婦の旅動画を大阪にて見る。


ホタテめし


バター焼き


ほたて旨そう…


曇ってきた

今回の旅行の目的、紀勢本線に乗るのは達成したので、今日は何の計画もない。今日中に帰るというのが予定である。ホテルのチェックアウト時間(午前10時)近くまで滞在する。


スーパーホテル関空・熊取駅前 (大阪府泉南郡熊取町大久保中)

快適なホテルをチェックアウトする。屋外は昨日よりも寒くなった。




駅のプラットフォームが見えている

本当にホテルは駅から近い。


キティちゃんが通過


JR西日本 特急〔はるか13号〕 1013M列車 [271系+281系] (熊取)


ホテルを振り返る


JR西日本 阪和線 熊取駅《東口》 (大阪府泉南郡熊取町大久保中)


駅頭の様子




改札口と出札口

ここも出札口(みどりの窓口)が塞がれている。自動改札より特別企画乗車券「秋の乗り放題パス」で入場する。切符は三日目の本日まで有効である。


列車がやって来た


JR西日本 阪和線 関空快速 4131M列車 [225系HF413編成] (熊取)
※京橋-日根野間は紀州路快速4531Hを併結。

帰途に就くなら天王寺方面の列車だが、今日は何の計画もない。ホテル名に「関空」が入っていたし、ちょっと関空へ行ってみよう。京橋関西空港行関空快速に乗車する。 (つづく)


metro 関空快速で熊取を出発symbol6

秋の乗り放題パス 二日目

2023-10-29 08:00:00 | 鉄道

JR西日本 紀勢本線 新宮駅 (和歌山県新宮市徐福)

令和5年10月20日金曜日。新宮駅に来ている。駅の所在地を調べたら「徐福」になっている。新宮には徐福伝説があるそう。秦始皇28年(BC219)に「秦始皇派徐福率領童男童女數千人」と司馬遷の『史記』にある。徐福が童男童女を率いて新宮に来たかは知らないが、徐福公園にはお墓もある。訪れてみたいが、今日は乗り換えの間に駅頭を見るばかりである。


ここまで乗ってきた特急〔南紀1号〕が出てゆく

JR東海の車両が紀伊勝浦まで乗り入れる。


駅頭の様子


お燈祭り




特別企画乗車券「秋の乗り放題パス」(7,850円)

から新宮までは特急を利用するので普通乗車券を利用したが、この後は普通・快速列車を「秋の乗り放題パス」を利用してゆく。入場する。


うぐん志


亀山方を望む


和歌山市方を望む


227系が待っていた


JR西日本 紀勢本線 普通 2330M列車 [227系SS02編成] (新宮)

広島の227系とは色が違う。車内の座席は転換式クロスシートではなく、窓を背にしたベンチシート(ロングシート)だった。残念。空いていれば車窓を楽しむのに問題ないと思っていたのだが。


構内に見る他の車両たち


JR西日本 227系


JR西日本 287系

間違っていたらすみません。289系との見分けがよく判らんのです。


JR東海 キハ25形

電車のような車両だが、紀勢本線非電化区間を走るため気動車(ディーゼルカー)。


路線バスのように車内に交通系ICカードの読取機が

では車内へ。各駅に自動改札機や簡易改札機を設置しなくても車内に機械があれば交通系ICカードのエリアに出来る。バス・路面電車にあるものが何故近年までJRの列車になかったのだろうか。


metro 紀勢本線で新宮を出発symbol6


砂浜と熊野灘を望む (新宮-三輪崎)

新宮紀伊田辺行普通列車。車内にはまだ空席もある。車内の自動放送は広島の227系と北陸本線の521系が同様だったように、ここもそうなのかと思っていたら、チャイムはピンポーン♪だけではないし、日本語、英語に加えて中国語、朝鮮語と四か国語のアナウンスも入る。



車内放送で特急〔くろしお22号〕の運休についてのお詫びと、白浜始発の特急〔くろしお24号〕に乗り換えるよう案内している。それは大変だなと他人事に考えていたが、運休した特急利用者がこの2両編成の普通列車に乗ってくるという事である。


新宮駅の掲示

運転取り止めのご案内
以下の特急くろしお号は車両不具合のため列車の運転を取り止めます。
特急くろしお22号(11:27発)新大阪行(略)
The next limited express train, Kuroshio 22 bound for Shin Osaka... (略)

英文による案内もある。新宮駅頭では訪日外国人らしき人たちも見掛けていた。駅では掲示物を全く見ておらず、後から写真を見直して気付いた。


パンダと交換 (三輪崎)


那智に停車

この先に那智の滝があるのか。行きたいけど今日は行かない。ところでどこの駅だったかは忘れたが、訪日外国人のツアーの一行が乗車して来て、車内は混雑してきた。熊野観光だろうか。特急〔くろしお22号〕の運転取り止めで普通列車に案内された乗客である。添乗員さんが「2時間この列車に乗って白浜で特急に乗り換える」といった事を英語で説明している。海外旅行に来てトラブルになってお気の毒だが、皆さん穏やかで立腹しているような人は見られない。紀伊勝浦に到着。先程、新宮まで乗ってきた特急〔南紀1号〕が折り返し紀伊勝浦名古屋行特急〔南紀6号〕として出発を待っている。そして特急〔くろしお22号〕運転取り止めのせいか、特急停車駅からはお客さんが増えてきて車内には座席に座れず立つ人もでてきた。


森浦湾 (湯川-太地)




古座川を渡る (紀伊田原-古座)



太地古座といった地名は知っていても来た事のないところを通ってゆく。しかし下車はしない。旧コザ市の沖縄市なら宿泊もしている。


JR西日本 紀勢本線 普通 2330M列車 [227系SS02編成] (串本)

串本で18分間停車。今の座席を失う事になるが下車する。

紀勢本線 普通 2330M 新宮(11:44)→串本(12:46) クモハ227-1024

※特別企画乗車券「秋の乗り放題パス」利用




出札口と改札口

出札口は塞がれている。自動改札機はなく簡易改札機が設置されている。


JR西日本 紀勢本線 串本駅 (和歌山県東牟婁郡串本町串本)


本州最南端の串本駅


駅頭の様子

めはり寿司でも買えるお店がないかと思ったが、駅前をパッと見て見当たらない。新宮駅前にはあったのだが。国道沿いのファミリーマートへ行き、おむすびとコーラを買ってくる。



本州最南端の地、潮岬への最寄り駅。東京九州フェリーの船上より眺めただけの潮岬だが、もちろん行ってみたい。しかし駅から岬へのバスのダイヤを見て、普通列車に乗って明るいうちに和歌山に至るという事を優先し、今回は潮岬には行かない事にした。駅に戻り再入場する。先程まで座っていた席は埋まっていたが、大柄な西洋人男性の隣の狭い席が空いていたので腰掛ける。串本を出発。




潮岬のある陸繋島を望む (串本-紀伊有田)

串本までは山側を背にした席だったので海が見えたが、今度は海側を背にした席となった。海沿いの区間もあるが景色は諦める。代わりに紀勢自動車道の工事をしているのが見える。暇なので自動音声から駅名の漢字を想像する。日本語「たこ」…蛸?、英語「Tako」…Taco?、中国語「tián zǐ」…田子か、といった感じ。「すさみ」は難読なので周参見だと知っている。「bái bīn」…白浜に到着。


車内は閑散とした

本来は特急に乗る予定のお客さんがほとんどだったようで、満員の車両がガラガラになった。訪日外国人のツアーの皆さんを含めて普通列車の旅、お疲れさまでした。


白浜始発の特急〔くろしお24号〕より先に出発

2両編成のうち先頭車両には自分を含めて5人しか乗っていない。先程までの大盛況と比べて寂しくなった。特急〔くろしお22号〕の運転取り止めがなければ、まったりした車内だったのだろう。列車はひっそりとしたまま終着の紀伊田辺に到着した。


JR西日本 紀勢本線 普通 2330M列車 [227系SS02編成] (紀伊田辺)


JR西日本 紀勢本線 普通 2358M列車 [227系SS07編成] (紀伊田辺)

紀伊田辺御坊行普通列車に乗り換えます。


亀山方を望む

次の列車も空いている。和歌山の227系はロングシートなのだそう。紀伊田辺を出発。


南部で後続の特急を先行させるため8分間停車

駅には南高梅の大きな看板が。南高梅発祥の地、また名前の由来ともなった南部高校が到着前の車窓に見えた。梅酒は美味しい。なお「南部」は「みなべ」と読む。念のため。


JR西日本 紀勢本線 普通 2358M列車 [227系SS07編成] (南部)
JR西日本 特急〔くろしお24号〕 2074M列車 [289系J01編成]

白浜で出発を待っていた特急〔くろしお24号〕が追いついた。



新宮紀伊田辺行普通列車で一緒になっていた皆さんが乗車しているはずである。特急〔くろしお22号〕に乗車するはずのお客には特急〔くろしお24号〕の席は確保してあるのでご安心ください、という案内だった。普通列車の車内に戻る。


車載型IC改札機(入場用)・整理券発行機


車載型IC改札機(出場用)

この区間では駅に自動改札機・簡易改札機があり、車載型は使われていないようだが、実物を見られてよかった。


海沿いを走る (岩代-切目)


JR西日本 紀勢本線 普通 2358M列車 [227系SS07編成] (御坊) これまで令和5年10月20日撮影

終着の御坊に到着する。列車種別の「普通」の前に自転車のイラストが表示されている。JR西日本の紀勢本線ではサイクルトレインとして自転車を持ち込める区間・列車があり、実際に持ち込まれている様子も見た。転換式クロスシートよりロングシートの方が自転車を持ち込みやすいように思える。なお特に自転車を固定るようなものはない。


自行車架 民國104年(2015)7月27日撮影

以前、台湾で列車に乗ったら自転車を固定するところが設けられていた。


臺灣鐵路管理局 宜蘭線 區間快 4018次列車 [EMU800型] (瑞芳)
民國104年7月27日撮影


JR西日本 紀勢本線 普通 374M列車 [225系HF419編成] (御坊) これより令和5年10月20日撮影

御坊和歌山行普通列車に乗り換える。ゴールが見えてきた。


座席は転換式クロスシート


紀州鉄道 紀州鉄道線 普通列車 [KR205] (御坊)

御坊からは紀州鉄道線が分岐する。西御坊までの2.7kmの路線である。


これまで令和5年10月20日撮影

紀州鉄道線では交通系ICカードは利用出来ない。乗り換え用の簡易改札機が並ぶ様子は、常磐線と湊線の勝田駅を思わせる。ところで紀州鉄道の本社は東京都中央区にあり、不動産が主な事業なのだそう。紀州鉄道線は今日初めて見掛けたが、紀州鉄道グループのホテルは利用した事がある。


客室より野島埼灯台を望む 令和2年10月27日撮影


朝食バイキング 令和2年10月27日撮影

アジの開きを焼いて食べる。


房総白浜ウミサトホテル (千葉県南房総市白浜町白浜) 令和2年10月27日撮影

南紀ではなく南房総の白浜のホテルが紀州鉄道だった。房総半島より紀伊半島の話に戻る。御坊から転換式クロスシートで車窓は楽しみやすくなったが、快適で眠くなってきた。


和歌山市の南隣、海南市まできても車窓には海 (加茂郷-冷水浦)
これより令和5年10月20日撮影

居眠りして車窓を見逃してもったいない。この辺りは紀伊水道か。今度は和歌山から新宮方面にも乗ってみるか。この先は海を離れる。学校帰りの生徒さんが大勢乗って来て列車は混雑してきた。すっかり都市近郊である。列車は終着の和歌山に到着する。


JR西日本 紀勢本線 普通 374M列車 [225系HF419編成] (和歌山)

平成2年か3年頃、初めて伊勢神宮にお参りする時に紀勢本線亀山多気間に乗車。和歌山和歌山市間もその後に乗車している。今日、多気和歌山間に乗車する事で紀勢本線全線の乗りつぶしが終わった。初めて乗ってから全線乗り終えるのに30年以上かかってしまった。


metro 紀勢本線で和歌山に到着symbol6

紀勢本線 普通 2330M 串本(13:04)→紀伊田辺(14:21) クモハ227-1024
紀勢本線 普通 2358M 紀伊田辺(14:35)→御坊(15:16) クモハ227-1029
紀勢本線 普通 374M 御坊(15:33)→和歌山(16:36) クモハ225-5019

※特別企画乗車券「秋の乗り放題パス」利用

改札に向かう途中、エスカレーターに皆さん右に寄って乗っているのを見て関西に来たなと思う。


JR西日本 紀勢本線 和歌山駅《中央口》 (和歌山県和歌山市美園町)


駅頭の様子



紀勢本線を乗り終えて、今日の宿は和歌山市内にしたいところだが、大阪府内の宿を予約している。阪和線で移動する。


JR西日本 阪和線 紀州路快速 4594H列車 [223系HE423編成] (和歌山)


特急が先に出発する


JR西日本 特急〔くろしお26号〕 76M列車 [287系] (和歌山)

新宮新大阪行特急〔くろしお26号〕。新宮から和歌山まで3時間19分かかっている。一方、自分の乗った普通列車乗り継ぎでは4時間52分かかった。


1~6号車はパンダくろしお車両[HC604編成]で運転


metro 紀州路快速で和歌山を出発symbol6

和歌山天王寺行紀州路快速で出発。阪和線の列車も生徒さんで混雑している。行先は大阪環状線となっているが、和歌山から阪和線を走り、天王寺から関西本線に入る。新今宮今宮間で大阪環状線に渡り、外回りで大阪京橋を経由して一周回って二度目の天王寺で終点となっている。行先を大阪環状線とする訳である。快速運転につき大阪環状線内の今宮芦原橋野田の各駅は通過となる。


紀ノ川を渡る (六十谷-紀伊中ノ島)


紀伊に停車

今日は紀伊長島にはじまり紀伊中ノ島まで、旧国名の紀伊を冠した駅をいくつも通って来たけど、この駅は紀伊。昭和34年に和歌山市と合併するまでは海草郡紀伊村だった。今日の旅で最後の紀伊国の駅である。


阪和自動車道と京奈和自動車道が見える (山中渓-紀伊) これまで令和5年10月20日撮影

和歌山JCT付近。阪和道松原ICより南紀田辺ICに至る高速道路。知らぬ間に海南湯浅道路阪和道に編入されていた。一方の京奈和道は京都市より奈良市を経て和歌山市に至る。数か所が部分開通しており、和歌山JCTからは橿原高田ICまで繋がっている。さて列車はトンネルを抜けてゆくので、そのどれかが府県境かと思ったけど、和歌山と大阪の分水嶺を越えた先、地上区間で渡る川が府県境となっていた。和歌山県より大阪府、紀伊国より和泉国に入る。京都府・滋賀県の府県境もトンネルではなく山科盆地にあった。列車は薄暗くなった山間の山中渓に停車。


JR西日本 阪和線 山中渓駅 (大阪府阪南市山中渓)
平成16年4月4日撮影

ここは桜を見に訪れた事がある。さて紀州路快速といえど各駅に停車してきた列車は関西空港線の分岐する日根野に到着。ここで関西空港発の関空快速と連結して大阪方面へと進む。


JR西日本 阪和線 紀州路快速 4194M列車 [223系HE423編成] (熊取)
※日根野-和歌山間は紀州路快速4594H列車。 令和5年10月20日撮影

熊取から先は快速運転となるが下車する。本日の行程はここまで。 (つづく)


metro 紀州路快速で熊取に到着symbol6  令和5年10月20日撮影

阪和線 紀州路快速4594H 和歌山(16:57)→熊取(17:35) クハ222-2507
※日根野-天王寺間は関空快速4194Mに併結。京橋-天王寺間は普通4194列車。

※特別企画乗車券「秋の乗り放題パス」利用


特急〔南紀〕

2023-10-27 20:00:00 | 鉄道

客室からの眺め

令和5年10月20日金曜日。旅行二日目の中日。津のホテルで起床する。


tv 名古屋から東海地方のニュース

山口局を見ていて広島局から中国地方のニュースをやっている感じか。


天気は悪くなるのか…


よく見ると伊勢湾が見える


無料朝食バイキング

朝ご飯をいただく。味噌汁の色が東海な感じがする。昨日、サイゼリヤで聞こえてきた地元の人の言葉は上方アクセントだった。東海地方であり近畿地方というところか。


coffee 食後にコーヒーsymbol6とデザート

伊勢抹茶プリン。美味しかった。ごちそうさまでした。


ホテルエコノ津駅前 (三重県津市栄町)

部屋も広く感じて快適だった。今日は時間ギリギリではなく午前9時よりも前にチェックアウト。




JR東海 紀勢本線 津駅近畿日本鉄道 名古屋線 津駅伊勢鉄道 伊勢線 津駅《東口》
(三重県津市羽所町)

昨日は特別企画乗車券「秋の乗り放題パス」で旅してきたが(伊勢線を除く)、今日はこの切符では利用出来ない特急でを出発する。乗車券と特急券は昨日のうちに出札口で購入してある。二枚を重ねて自動改札に投入すると乗車券を認識せずに弾かれた。乗車券一枚だけ自動改札に投入して入場する。小田急電鉄小田原駅でも二枚投入で扉が閉まった。新幹線のように複数枚入れたくなる。


亀山方・河原田方を望む

東口改札を抜けたところにある2番線プラットフォーム。名古屋方面からの下り特急・快速列車が発着する。一部の下り普通列車は4番線を発着。1・2番線プラットフォームに限るが、階段の昇り降りはない。昨今の橋上駅より余程いい。


和歌山市方を望む

非電化なのが紀勢本線。右隣の電化路線は近鉄の名古屋線。


近畿日本鉄道 名古屋線 急行列車 [1233系] (津)

伊勢中川近鉄名古屋行急行列車。料金不要であり運賃のみで利用出来る。近鉄名古屋間の運賃は1,210円。ちなみに快速〔みえ〕だと名古屋間の運賃は1,290円。快速〔みえ〕は特別企画乗車券「快速みえ得ダネ4回数券」があり、名古屋市内間4枚綴りで3,160円(1枚当たり790円)とお安く利用出来る。


複線の名古屋線を走る近鉄電車の方が運転本数は多い


近畿日本鉄道 特急〔アーバンライナー〕 107列車 [21000系] (津)

特急料金はかかるが快適な近鉄特急も本数が多い。


これから乗るJR特急が入ってきた


JR東海 特急〔南紀1号〕 3001D列車 [HC85系D105編成] (津)


本日は4両編成で運転 これまで令和5年10月20日撮影

特急〔南紀〕の車両は今年7月1日に新型車両HC85系に変更となった。6月まではキハ85系で運転されていた。キハ85系の特急〔南紀〕には一度だけ乗った事がある。


JR東海 特急〔(ワイドビュー)南紀2号〕 3002D列車 [キハ85系] (津)
これより令和元年5月13日撮影





この日は5両編成で1号車の1両が自由席。


JR東海 特急〔(ワイドビュー)南紀2号〕3002D列車[キハ85系](名古屋)

この時は名古屋間で1時間の乗車。今日ようやく以南で特急〔南紀〕に乗る。以南で思い出したが、駅前に「〇〇〇モール津南」行のバス乗り場があったが、「津南」を「つなん」と読み、いやいや「つみなみ」だなと気付く。行った事のない新潟県中魚沼郡津南町の方の読みが出るのはファミリーマート「新潟県津南の天然水」の影響か。


特定特急券 津 ➡ 名古屋(630円) ※新幹線乗り継ぎ割引
これまで令和元年5月13日撮影

そういえば来春、新幹線乗り継ぎ割引が廃止となる。JR九州がお止めになった時に、いずれ他もそうなるのではと思っていたが全国でなくなるとは。新幹線(広島新大阪)・特急〔白鳥〕(新大阪青森)・急行〔はまなす〕(青森札幌)では特急券と急行券が乗り継ぎ割引で半額になった。もうこの経路を鉄道で行く事もあるまい。


四日市市にて 令和元年8月13日撮影


JR東海 特急〔(ワイドビュー)南紀81号〕 8001D列車 [キハ85系] (四日市) 令和元年8月13日撮影

グリーン車も連結した5両編成。今の特急〔南紀〕にはグリーン車はない。この日は駅で見掛けただけで乗っていない。さて、今日は名古屋紀伊勝浦行特急〔南紀1号〕の普通車自由席に乗車する。


クモハ 85-207 これより令和5年10月20日撮影

クモハ」といった名前を見れば電車のよう。新型車両が走るにあたり、伊勢線・紀勢本線を電化した訳ではない。実際に架線は張られていない。ディーゼルエンジンで発電した電力と蓄電池にためた電力で走るハイブリッド車両である。これで非電化路線に入れる。


HC85系普通車の様子

HC85系は特急〔南紀〕の他、高山本線を走る特急〔ひだ〕でも使われている。〔ひだ〕にはグリーン車があるそう。こちらは普通車のみだが快適そうである。新車の匂いもする。


metro 特急〔南紀〕で津を出発symbol6




雲出川を渡る (高茶屋-六軒)

床下からエンジン音は聞こえるが、電気モーター駆動で電車特急のように平野を快走する。


まもなく松阪

松阪駅も駅と同様に近鉄とラッチ内で繋がっている。他には伊勢市駅もそうである。


山田線東松阪付近 (松阪-徳和)

近鉄の山田線は伊勢市宇治山田方面へ分かれてゆく。



またお伊勢参りで利用する事でしょう。


櫛田川を渡る (徳和-多気)


多気に停車中

参宮線の0キロポストが見える。松阪方面からきて参宮線で伊勢市鳥羽方面に行った事はあるけど、多気から先の紀勢本線に行った事はない。初めて列車に乗る区間。乗りつぶしである。JR東海で最後まで乗った事のない路線である。車などでも多気郡多気町より尾鷲熊野市方面には行った事がない。全く初めての土地である。


参宮線が分かれてゆく…

またお伊勢参りで利用する事でしょう。




三瀬谷に停車中

この後、渓谷を渡ったり車窓は素晴らしいのだが、硝子に反射して車内が写りこんでしまう。


紀勢自動車道と交差 (伊勢柏崎-大内山)

高速道路は鉄道のようにぐるりと和歌山まで繋がってはいない。列車は線形のよくない山間を走る。かつてここを寝台特急〔紀伊〕が走っていたと思うと感慨深い。早朝や夜間の通過だったようだが。駅名に伊勢が付いているのでまだ伊勢国なのだろう。自動放送で沿線の紹介がある。荷坂峠が国境であり、列車はトンネルで抜けるそう。


国境の荷坂トンネルに入る (梅ケ谷-紀伊長島)


トンネルを抜ける

伊勢国より紀伊国に入った。紀伊国紀州きのくにと言えば和歌山県が思い浮かぶが、 紀伊国の東部は三重県に属する。


海が見える


JR東海 特急〔南紀1号〕 3001D列車 [HC85系D107編成] (紀伊長島)


紀伊長島に停車中

紀伊が付いているので紀伊国に入った事を実感する。交換で6分停車。先頭車両まで見てくる。


HYBRID






JR東海 特急〔南紀1号〕 3001D列車 [HC85系D105編成] (紀伊長島)

こちらが紀伊勝浦方の先頭車両で4号車。4号車と3号車の2両がD105編成。名古屋方の2号車と1号車の2両がD107編成。普段は2両編成で走っていると思うと寂しい。特急〔スーパーおき〕も2両だったか。いい加減「スーパー」付けるのやめませんか。


JR東海 紀勢本線 紀伊長島駅 (三重県北牟婁郡紀北町東長島)


和歌山市方を望む


亀山方を望む




海岸の景色を楽しむ (紀伊長島-三野瀬)


銚子川を渡る (相賀-尾鷲)


尾鷲に停車中


中川を渡る (尾鷲-大曽根浦)

尾鷲は久しぶりの街という気がする。




尾鷲湾を望む

志摩の英虞湾がリアス式海岸だったが、尾鷲湾もリアス式なのか。




大曽根浦付近


車内のモニターで状況を表示

ディーゼルエンジンで発電された電力に加え、バッテリーからの電力でアシスト中。


三里木付近


トンネルと海辺の町を繰り返す車窓 (賀田-二木島)




新鹿の家並み (二木島-新鹿)


新鹿を通過中

三木里新鹿間が紀勢本線で最後に開通した区間。昭和34年に全通した。


海水浴場が見える(新鹿-波田須)



リアス式海岸はここまでだそう。


乗車券 津 ➡ 新宮(3,080円)

切符は前日に買っておいた。新宮間は営業キロで164.7kmである。東海道本線でいうと東京興津間ぐらいある。出札口で特急券と同時購入したが一葉券にはならなかった。


自由席特急券 津 ➡ 新宮(2,200円)

A特急料金が適用される。運賃と料金でいいお値段となる。名古屋で当日に新幹線と乗り継ぐと特急〔南紀〕の特急料金が割引となるが(伊勢鉄道分を除く)、来春には新幹線乗り継ぎ割引は廃止されてしまう。列車は熊野市に到着。停車駅の間隔が開いているので特別急行列車という感じがする。中には快速みたいに停車駅の多い特急もある。


井戸川を渡る(熊野市-有井)

熊野市を出発。熊野市に宿泊する事も考えたが、宿泊料金や列車のダイヤを勘案してに宿泊する事にした。とにかく明るい時間に紀勢本線を通り抜けたい。車窓はリアス式ではなくなり、すっかり穏やかな地形となった。


尾呂志川を渡る (阿田和-紀伊井田)




尾呂志川河口


国道42号と県道の分岐 (紀伊井田-鵜殿)


工場が見える (鵜殿-新宮)

三重県最後の駅の鵜殿を通過する。南牟婁郡鵜殿村という日本一小さな村があったが、平成18年に紀宝町と合併している。


熊野川、下流側を望む


上流側を望む

熊野川を渡り、三重県より和歌山県に入る。


川を渡るとトンネルへ

地図で見るとお城の下を通っている。


JR西日本 特急〔南紀1号〕 3001D列車 [HC85系D105編成] (新宮)

特急〔南紀1号〕 3001D 津(9:01)→新宮(11:34) クモハ85-207

◆運賃3,080円 自由席特急料金2,200円

列車は新宮に到着。下車する。紀勢本線のうち、亀山新宮間はJR東海管内、そして新宮和歌山市間はJR西日本管内となっている。特急〔南紀1号〕はJR西日本管内に乗り入れる。新幹線の新大阪同様に乗務員の交代が行われる。



紀勢本線の多気新宮間は未だ乗車していない区間だったが、今日乗って来た事により東海旅客鉄道(JR東海)の全路線に乗り終えた。次にJR東海の路線を乗りつぶしする時は中央新幹線となるはず。これでJR各社のうち全線に乗り終えたのはJR北海道JR東日本JR東海の3社となった。


改札口

新宮駅はJR西日本の管轄。切符に無効印を頼むと「乗車記念 使用済」と押印された。


改札口と出札口

出札口は塞がれている。自動改札はないが簡易改札機が設置。新宮以西の紀勢本線(JR西日本管内)はICOCAエリアとなり交通系ICカードが利用出来る。


運転取り止めのご案内 いずれも令和5年10月20日撮影

非常に重要な情報が掲出されていたが、この時は気付かなかった。 (つづく)


国営ひたち海浜公園 コキア

2023-10-25 22:00:00 | 

JR東日本 特急〔ときわ59号〕 59M列車 [E657系K14編成] (勝田)

令和5年10月24日火曜日。茨城県に出掛けてきた。


metro 特急〔ときわ〕で勝田に到着symbol6




茨城交通 直行臨時バス (海浜公園西口)

勝田駅より直行バスで国営ひたち海浜公園西口に到着する。

茨城交通 直行臨時バス 勝田駅(13:00)→海浜公園西口(13:18頃) ※参考 運賃400円


勝田駅〜海浜公園1日フリーきっぷ(国営ひたち海浜公園 季節料金期間入園券付き)(930円)

臨時バス運行期間は勝田駅前のバス乗り場で販売。ひたちなか市からの補助により枚数限定で400円割引となっている。ありがとうございます。(通常1,330円→930円


国営ひたち海浜公園 《西口・翼のゲート》 (茨城県ひたちなか市馬渡字大沼)※管理センターの所在地

大人の入園料金は450円だが、春のネモフィラ・秋のコキアの見頃時期は参加料として250円が加わる。料金は450円+250円=700円となる。バス代と入園券付きで930円となったのでお得である。





切符の入園券部分をもぎってもらい入場。







素晴らしい秋晴れ。あまり紅葉はしていない。


みはらしの丘が見えてきた



菜の花とネモフィラを見ていた場所が、そばの花とコキアに変わっている。




そばと古民家がいい


コスモスも鮮やか




みはらしの丘を登ってゆく




この赤いもこもこしたのがコキア



コキアとは和名をほうき草というそう。春のネモフィラは何度も見に来ているが、コキアを見に来たのは初めて。これは一見の価値あり。だが写真の方がきれいに見える気がする。













コキアだけでなく、コスモスも咲いているのがいい。









ひたちなか市内で一番標高の高い「みはらしの丘」の頂上に到着。今度は降りながら鑑賞する。




















みはらしの丘

ヤッサ饅頭…何でもありません。




まるころコキアソフト ミックス(450円)

春はネモフィラブルーソフトがあったが、秋はまるころコキアソフト。


いただきます♪




平日だからかも知れないが、ネモフィラの時ほどの行列にはなっていない

「現金だけで買えなかった」と話している人がいた。時代よのう。


突然、お宅訪問




里の家

東茨城郡常澄村(現水戸市)にあった民家の部材を一部移築して再現されたそう。


次のお宅は…








旧土肥家住宅(主屋)


薪が足りんなあ…


隣の家のはギッシリ


隣の家の中は…


梁が立派






旧土肥家住宅(隠居屋)

稲敷郡新利根村(現稲敷市)にあった旧土肥家の二棟。主屋は西暦1600年代半ば頃の建築と推定される。東日本では最も古い民家のひとつだそう。隠居屋からは宝永3年(1706)の墨書が発見され建築年代が明らかになったそう。もう一軒古民家があったが見逃してしまう。


座敷をのぞく


茅葺き




再びそばの花、コスモス、コキアを見る













ネモフィラはそれだけで魅了されたが、コキアはどうだろうと思っていた。コスモスもある事で変化があって春とは違った味わいがあった。










三原市の…




みはらしの丘を後にする…




大草原



海浜口にやって来た。キャラクターの名前は確認したはずだが覚えていない。


砂丘ガーデン

海浜公園なのだから海を見てゆこう。


シーサイドトレイン




観光バスが公園にやってくる

さあ、海も見たし帰るとする。海浜口が近いが、勝田駅へのバスは西口を発着する。


グリーン工房

海浜公園は広大で、何度も来ているのにこの建物は初めて見る。


大草原に戻ってきた


みはらしの丘のコキアが見える


たまごの森フラワーガーデン



春にはチューリップが見事だったが、今の時季は何も植わっていない。


西口に帰ってきた

広大な公園内を彷徨うだけでいい運動になる。秋の公園もよかった。復路も直行バスで駅に戻る。

茨城交通 直行臨時バス 海浜公園西口(15:37)→勝田駅(15:52頃) ※参考 運賃400円


JR東日本 常磐線 勝田駅ひたちなか海浜鉄道 湊線 勝田駅《東口》
(茨城県ひたちなか市勝田中央)

上りの特急〔ときわ〕は出たばかり。次の特急〔ひたち〕は水戸を出ると上野まで止まらない。その次の特急〔ときわ〕を待つのも時間があるので、普通列車を水戸で乗り換えて帰る事にする。出札口(みどりの窓口)で列に並ぶ。「ジパング倶楽部」割引きっぷは窓口で買わなければいけないようだ。みどりの窓口の閉鎖が相次ぎ、利用しにくくなったろうなと思う。特急〔ひたち〕と普通列車グリーン車を利用して湘南方面にお帰りのようだが、品川乗り換えとしている。座れない可能性があるから上野乗り換えにすればいいのにと思う。岩手県に行かれるお客さん。やはり上野乗り換えで新幹線利用される。最速だが遠回りに思える。自分の番となる。水戸からの普通列車用グリーン券を購入。これくらい指定席券売機で発券して欲しい。Suicaグリーン券に誘導しているのか。勝田は出札口二つあるうち一つの窓口だけが開けられていたが、指定席券売機は多数あるのがいい。ネモフィラで混雑する時は指定席券売機にも長蛇の列が。乗車券で入場する。高萩水戸行普通列車に乗車する。グリーン車はない。


JR東日本 常磐線 普通 426M列車 [E531系] (水戸)

水戸上野行普通列車に乗り換え。グリーン車連結。売店(NewDays)で買い物をして乗車する。


E531系のグリーン車の様子


大学いもみたいなドーナツ(150円) ホットコーヒー(レギュラー)(110円)


いずれも令和5年10月24日撮影

快適でウトウトする。死電区間を通過する時は起きていたが、ハッと気づくと我孫子停車中。慌てて下車する。もちろん弥生軒さんの唐揚げそば(490円)を食べるためである。

秋の乗り放題パス 一日目

2023-10-23 20:00:00 | 鉄道

JR東日本 常磐線 普通 1146M列車 [E531系K423編成] (上野)
※東京-日暮里間は東北本線。東京-品川間は東海道本線。

令和5年10月19日木曜日。列車で出掛けてきた。松戸から乗ったのは勝田品川行普通列車で401系の塗装(赤電)をイメージした帯色に変更された車両。江戸川を渡り千葉県より東京都下総国より武蔵国に入る。上野で下車する。


崎陽軒 シウマイ弁当(950円) 麒麟麦酒 キリン一番搾り生ビール350ml缶(238円)
サントリーフーズ 緑茶 伊右衛門600mlペット(160円)

上野で乗り換えの間にお弁当と麦酒とお茶を買って来た。非常停止ボタンが押され常磐線が遅れていたため、売店で買う時間があるか心配だったが大丈夫だった。乗り換えた列車も別の駅で非常停止ボタンが押され遅れている。幸先が悪い。ところでシウマイ弁当だが、10月1日より900円から950円に価格改定されている。千円を超える日も近づいてきたのか。


経木の折に入ったお弁当


醤油と辛子をかけてみた♪

相変わらず美味しい。麦酒は横浜工場で醸造したか判らないがシウマイによく合う。ちなみにお弁当は横浜工場ではなく東京工場で調整。手に取るとほのかに暖かかった。ごちそうさまでした。


JR東日本 東海道本線 普通 1851E列車 [E233系] (横浜)

六郷川橋梁を渡り東京都より神奈川県に入る。籠原熱海行普通列車に乗車中。横浜で後続の東京伊豆急下田行・修善寺行の特急〔踊り子3号〕を先行される。この停車中にプラットフォーム売店で横浜工場で調整したシウマイ弁当を買ってみてもよかった。そもそも横浜駅の駅弁である。横浜戸塚間にある清水谷戸隧道抜けて武蔵国より相模国に入る。神奈川県横浜市保土ケ谷区と戸塚区の間で、市内に国境がある。


早川を渡る (小田原-早川)


車窓には相模湾 (早川-根府川)




千歳川を渡る (湯河原-熱海)

千歳川が県境かつ国境。神奈川県より静岡県相模国より伊豆国に入る。


JR東日本 東海道本線 普通 1851E列車 [E233系] (熱海)

終着の熱海で下車する。


metro 東海道本線で熱海に到着symbol6


次に乗る列車が入ってきた…


JR東海 東海道本線 普通 1444M列車 [313系S5編成] (熱海)

折り返しの熱海沼津行普通1451M列車に乗車する。


313系8000番台の車内の様子


313系8000番台の座席

かつては中央本線快速〔セントラルライナー〕で走っていた車両。転換式クロスシートで快適。


fuji 富士山(3,776m)が見える (函南-三島)

車窓を楽しむのに申し分ない。二駅で下車するのがもったいない。三島で下車する。


JR東海 東海道本線 普通 779M列車 [313系S2編成] (三島)

乗り換える三島静岡行普通列車も313系8000番台だった。素晴らしい。三島を出ると伊豆国より駿河国に入る。


fuji 富士山(3,776m)を望む (原-東田子の浦)


fuji 冠雪しているのが判る (東田子の浦-吉原)


吉原に停車


岳南電車岳南鉄道線は乗り換え


沼川を渡る (吉原-富士)


大きく見えるfuji 富士山(3,776m)も見納め (富士-富士川)


富士川を渡る


metro 興津で乗り換えsymbol6


JR東海 東海道本線 普通 780M列車 [211系LL12編成] (興津)

折り返し興津浜松行普通781M列車になる。



座席は窓を背にしたベンチシート(ロングシート)。松戸からクロスシートばかりに乗っていたのに残念。見るものもなくウトウトする。島田を出て大井川を渡り、駿河国より遠江国に入ったのも気付かず、目を覚ますと金谷に停車中だった。静岡県島田市も市内に国境がある。掛川で下車する。


JR東海 東海道本線 普通 965M列車 [313系Y1編成] (掛川)

掛川豊橋行普通列車に乗り換える。今度の座席は転換式クロスシート。今日は東海道本線でロングシートに座ったのは1本のみで、他には常磐緩行線で乗った東京地下鉄車両のもう1本だけである。


313系Y1編成の車内の様子


313系Y1編成の座席

313系8000番台より簡素だが、充分である。


特別企画乗車券「秋の乗り放題パス」(7,850円)

今回はこちらの切符で旅行している。18きっぷのようにJR全線の普通列車・快速列車が利用出来る。大きく違う点は利用人数は一人で、旅行日も連続する三日間となる。自動改札が利用可。


普通列車用グリーン券 松戸 ➡ 熱海(1,000円)

グリーン車は別料金だが、上野までのラッシュの回避と、東海道本線でお弁当を食べるのに丁度良かった。グリーン車用のお手洗いもある。


車窓には浜名湖 (弁天島-新居町)

新所原を出ると静岡県より愛知県遠江国より三河国に入る。終着の豊橋で下車。


metro 豊橋で乗り換えsymbol6


JR東海 東海道本線 新快速 2333F列車 [313系Y34編成] (豊橋)

西小坂井辺りの踏切で安全確認をしていて列車が止まっている。15時30分まで名古屋鉄道へ振替輸送を実施している。もうすぐ振替輸送も終わる事から運転再開も近いと思われる。ダイヤ通りだと乗り継げなかった豊橋大垣行新快速列車に乗り運転再開を待つ。19分遅れで豊橋を出発。ここが現場の踏切かなと思われる箇所を通過しても列車はあまり速くは走らない。幸田共和に臨時停車するそう。後続の快速の停車駅に合わせている。愛妻を通過して境川を渡り、三河国より尾張国に入る。列車は35分程度遅れて名古屋に到着。下車する。


JR東海 東海道本線 新快速 2333F列車 [313系Y34編成] (名古屋)

大垣行だったはずが岐阜行に変わっている。ダイヤ乱れで行先変更はよくある。金山からの乗客の女性から「岐阜行ですよね?」と問われ、「大垣行です」と答えて妙な感じだったが、金山出発時には行先が変更されていたのか。そんなん知らんし。東海道本線の遅れで当初利用予定の列車には間に合わなかった。一旦出場する。

常磐線 普通 808S 新松戸(8:55)→松戸(9:02) 東京地下鉄16006
常磐線 普通 1146M 松戸(9:09)→上野(9:28) サロE530-23
※東京-日暮里間は東北本線。
東海道本線 普通 1851E 上野(9:48)→熱海(11:40) サロE232-3009
※東京-大宮間は東北本線。
東海道本線 普通 1451M 熱海(11:49)→三島(12:01) クモハ313-8005
東海道本線 普通 779M 三島(12:08)→興津(12:55) クモハ313-8002
東海道本線 普通 781M 興津(13:04)→掛川(14:07) クモハ211-5042
東海道本線 普通 965M 掛川(14:18)→豊橋(15:21) クハ312-7
東海道本線 新快速 2333F 豊橋(15:20)→名古屋(16:13) クハ312-304

◆特別企画乗車券「秋の乗り放題パス」7,850円
◆松戸-熱海間のグリーン料金1,000円


JR東海 東海道本線 名古屋駅《太閤通口》 (愛知県名古屋市中村区名駅)







ここの駅が出来てもあそこで工事が始まらない事には。まことにご不便な県●事である。




各地に特急が出発する

金沢行は来年春までか。


特急ではなく快速で三重県に向かう

快速なので特別企画乗車券「秋の乗り放題パス」が利用出来る。但し一部区間で社線を経由するので別途運賃が必要。


JR東海 関西本線 快速〔みえ19号〕 2919D列車 [キハ75形] (名古屋)





名古屋伊勢市行快速〔みえ19号〕。当初の予定の一時間後の列車となり、夕方の時間帯で混雑するやも知れぬと思い指定席にしてみた。


キハ75形の車内の様子

転換式クロスシートの車内。名古屋からは関西本線のうち電化区間を走るが、途中からの伊勢線、紀勢本線、参宮線は非電化区間を走るので、電車ではなく気動車である。4両編成のうち1両が指定席車両。自由席3両もあれば座れたようだ。まあいいでしょう。出発前に車掌の検札を受ける。


指定席券 名古屋 ➡ 津(530円)

指定席券売機で指定席券を購入しておいた。


特別企画乗車券「秋の乗り放題パス」(7,850円)

名古屋で自動改札からの再出場時に、途中下車同様の小さな穴が穿たれた。これから乗車する名古屋間のうち、名古屋河原田間の関西本線はJR線でこの切符が通用する。


乗車券 河原田 ➡ 津(520円)

河原田間の伊勢線は伊勢鉄道の路線。昭和62年までは国鉄の路線だったがJR東海には継承されなかった。JRの一部の特別企画乗車券は伊勢線では通用しない。車掌より伊勢線の乗車券を購入する。名古屋の指定席券売機で伊勢線のみの乗車券購入を試みたが、JR線経由の河原田-(関西本線)-亀山-(紀勢本線)-の候補は出るけど、伊勢線のみの候補は見付けられなかった。


metro 快速〔みえ〕で名古屋を出発symbol6

自由席は混雑しているのだろうが、指定席には空席がある。はっきりと「指定席」の表示があるのに車掌が来るまで空席に座っている指定席券を所持しない客はどうかと思う。車掌に「桑名で空いてくるから」と言われながら自由席車両に移動していった。首都圏の普通列車グリーン車でもグリーン券を所持しないと思われる短距離の客を今日だけでも何人も見掛けた。名古屋を出ると次の停車駅は桑名だが、関西本線には単線区間もあり交換のため運転停車もある。弥富を通過すると木曽川を渡り愛知県より三重県尾張国より伊勢国に入る。長島を通過すると長良川、揖斐川と続けて渡ってゆく。桑名に到着。名古屋から22分と短時間だが指定席から下車する客は多く車内は空いてきた。日没して車窓は暗い。ウトウトしているうちに四日市に停車し、河原田を通過して、関西本線より伊勢線に入っていた。鈴鹿を出発し、紀勢本線が近づきに到着。下車する。


JR東海 紀勢本線 快速〔みえ19号〕 2919D列車 [キハ75形] (津)
※名古屋-河原田間は関西本線。河原田-津間は伊勢線。多気-伊勢市間は参宮線。

関西本線 快速〔みえ19号〕 2919D 名古屋(17:37)→津(18:32) キハ75-4 指定席料金530円
※河原田-津間は伊勢線。

※JR線は特別企画乗車券「秋の乗り放題パス」利用
◆河原田-津間の運賃520円


metro 快速〔みえ〕で津に到着symbol6

日本一短い駅名。漢字「」、仮名文字「」ともに一文字だが、ローマ字「Tsu」は三文字となる。山陽本線由宇駅の「」の方が短い。




改札口と出札口

みどりの窓口の他に指定席券売機もある。改札内では近畿日本鉄道と繋がっており、東口と駅ビルの改札がJR東海、西口の改札を近鉄が行う。東口にはJRとは別に近鉄の出札口があり、近鉄特急の切符などが購入出来る。当駅でのJR線ではTOICAエリア外だが、近鉄線はPiTaPaエリアでICOCAも発売している。JRと近鉄共用なので自動改札は交通系ICカードで通過出来るが、エリア外となるJR線、伊勢鉄道に乗ると面倒な事になる。


JR東海 紀勢本線 津駅・近畿日本鉄道 名古屋線 津駅・伊勢鉄道 伊勢線 津駅《東口》
(三重県津市羽所町)

一日目の行程はここまで。駅前のホテルに向かう。




ホテルエコノ津駅前 (三重県津市栄町)

こちらのホテル、令和元年に二連泊している。今日は一泊する。




客室の様子

旅行サイトからの予約で料金は5,500円。




客室からの眺め


tv 津から三重県のニュース

しゅと犬くんみたく、みえ犬くんはいないのかな。ちなみに三重県では愛知県の民放が1chで総合は3chとなる。このホテルでは総合は津局と名古屋局が映る。


sun 晴山さんの…平日なのに違う人が…

夕食に出掛ける。


フレッシュワイン デカンタ(250ml)白(200円)


蒸し鶏の香味ソース(280円)

葡萄酒で一盞。蒸し鶏は安くて旨い。葡萄酒によく合う。


野菜ときのこのピザ(400円) スープ入り塩味ボンゴレ(500円)


通年食べたいあさりメニュー♪

でも販売する時季が限られる。


この野菜ペーストがいい♪

アンチョビのピザも復活して欲しい。ごちそうさまでした。



サイゼリヤは駅ビルの二階にある。一階に降りてきた。ベルマートキヨスクを利用する。東海キヨスクでは店頭で電子マネーにチャージは出来ないので、近鉄の券売機でSuicaにチャージしてから入店する。JR東海の駅では使えなくてキヨスクでは使えるという交通系ICカード。


ブルーシール バニラ(340円)

アイスを買ってホテルに戻る。コーヒーはホテルのウェルカムコーヒーサービスのもの。


BLUE SEAL OKINAWAN ICE CREAM


いただきます♪ いずれも令和5年10月19日撮影

那覇空港OKA ROAH)で食べて以来のバニラ。美味しい。近所で沖縄フェアをやっていても黒糖アイスで、久しぶりに食べるバニラアイスは旨い。沖縄に行きたい。さて、ホテルのテレビでは動画サイトは見られないが、衛星放送は映る。但し不調にて一部チャンネルが映らない。BS松竹東急は映るのでサムを見てから寝ようと思ったが、眠くて日付の変わる前に就寝した。 (つづく)