旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

特急〔スペーシアX〕

2023-07-31 23:55:00 | 鉄道

東武鉄道 特急〔スペーシアX 7号〕 1129列車 [N100系] (春日部)

令和5年7月25日火曜日。東武鉄道の新型特急に乗ってきた。



列車名は特急〔リバティきぬ〕特急〔リバティりょうもう〕のように路線ごとの名前は付かず、特急〔スペーシアX〕だけである。鬼怒川温泉行だから特急〔スペーシアXきぬ〕とはならない。


metro 特急〔スペーシアX〕で春日部を出発symbol6


崎陽軒 シウマイ弁当(900円) 麒麟麦酒 キリン一番搾り生ビール350ml缶(230円)

新越谷でシウマイ弁当を販売している事に気付き、さっそく買って来た。


いただきます♪

窓側の席の切符を購入していたが、隣の通路側の席にもお客さんが。失礼してお弁当を食べる。駅弁は日本の鉄道文化だからいいでしょう。ところで新型特急だからか乗車率はよい。東武特急に乗る時は当日駅で切符を買うのだが、今回は満席になりそうだったので、特急券インターネット購入を利用した。僅かに残っていた窓側の席を購入する事が出来た。特急券は受け取る事なく、「購入完了画面またはメールの提示」となるので、手元に特急券を記念に残すという事が出来ない。埼玉県より群馬県を経て栃木県へ、武蔵国より上野国を経て下野国のに入る。隣のお客は栃木で下車した。皆が鬼怒川に行くのではなく、区間利用の利用者も多い。


車窓を見て寛ぐ (北鹿沼-板荷)


特急〔きぬがわ2号〕 1082M列車 [E253系] (板荷)

鬼怒川温泉新宿行のJR特急とすれ違う。東武鉄道鬼怒川線、日光線を走り、栗橋からJR東日本東北本線に入り、所謂「湘南新宿ライン」と同じく貨物線の東北本線、山手線を走って新宿に着く。


夏の田園風景を行く (明神-下今市)


日光杉並木


下今市に到着

列車は複線電化の日光線から単線電化の鬼怒川線に入る。


大谷川を渡る (下今市-大谷向)

日光線と比べて鬼怒川線の線形はよくない。列車はゆっくりと走る。




前方展望が映し出されている


鬼怒川を渡る (大桑-新高徳)



東武ワールドスクウェアを出ると、鬼怒立岩(信)から一寸だけ複線となり鬼怒川温泉に到着した。


N100系のスタンダードシート




日立製作所という事は山口県産か

新型特急〔スペーシアX〕から下車する。新型車両の乗り心地はよかった。




metro 特急〔スペーシアX〕で鬼怒川温泉に到着symbol6




乗っていたN102-4




東武鉄道 特急〔スペーシアX 7号〕 1129列車 [N100系] (鬼怒川温泉)

先頭車両では多くの人が記念撮影を撮っている。


撮影用にこんなプレートも貸してくれる


先頭車両の窓枠が独特

1号車はコックピットラウンジ。カフェも設置されているが、1号車の旅客が優先で、他の車両の乗客は当面の間はオンライン整理券を列車運行中に発行するそう。


2号車はプレミアムシート



もう皆さん撮影を済ませて改札を出たかな。自分は改札を出る事は出来ない。乗車券には「下車前途無効」とある。今日の目的地は鬼怒川温泉ではない。



乗り換える列車まで30分余りあり、外にも出られないから撮影には最適。


折り返し浅草行のお客さんの記念撮影が始まったのか


標高 三八六米二 鬼怒川温泉駅




浅草方、6号車にはコックピットスイートとコンパートメント

5号車にはボックスシート。国鉄の急行・普通列車のボックスシートとは全く違う。



指定された車両にしか立ち入っていないので、スタンダードシート以外、車内の紹介は出来ないが、詳しくは東武鉄道のウェブサイト等でご確認ください。



次に乗る列車がやって来た。折り返し鬼怒川温泉浅草特急〔スペーシアX 8号〕はこの列車の到着を待って出発する。


東武鉄道 特急〔リバティ会津131号〕 1131列車 [500系] (鬼怒川温泉)

春日部から特急〔リバティ会津〕に乗れば鬼怒川温泉での待ち時間も乗り換えの手間もないが、今日は特急〔スペーシアX〕に乗るのが目的だったから仕方がないね。




500系は川崎車両、兵庫県産か


500系の座席


metro 特急〔リバティ会津〕で鬼怒川温泉を出発symbol6


温泉街を行く (鬼怒川温泉-鬼怒川公園)


〔スカイツリートレイン〕[634型]の車両が (新藤原)

新藤原までが東武鉄道鬼怒川線。これより野岩鉄道会津鬼怒川線へ入ってゆく。


乗車券 新越谷から 新藤原 ➡ 野岩線 840円区間(2,240円)

会津鬼怒川線に入ると車掌が検札に回ってきた。東武鉄道・野岩鉄道の連絡乗車券に「YG」の印を受ける。ところで今乗車しているのは特急列車で、乗車券しか所持していないが不正乗車ではない。特急〔リバティ会津〕鬼怒川温泉会津田島間の各駅相互間のみの乗車に限り、乗車券のみで乗車出来る。空席があれば着席可能だが、その席の特急券を持った乗客が現れたら席を移動する必要がある。立席特急券、座席未指定券のようなイメージか。特急券は買ってないけど。


会津鬼怒川線の線形はよい (川治温泉)

東武鉄道鬼怒川線ではゆっくり走っていたが、野岩鉄道会津鬼怒川線では快走する。国鉄線としては開業出来ず、第三セクターとして昭和61年に開業した比較的新しい路線である。


鬼怒川を渡る (川治温泉-川治湯元)

中国人のグループ客が川治湯元で降りてゆく。訪日観光客かと思ったが、この辺りは温泉ばかりだし、裸で温泉に入るのを嫌うような話を聞いていたので、温泉文化にも慣れた日本在住の人たちだったのかなと思う。


湯西川温泉駅と道の駅湯西川

先日、国道121号を走った時に立ち寄った。駅のプラットフォームは地中、駅舎は地上にある。


湯西川湖を渡る (湯西川温泉-中三依温泉)


男鹿川を渡る

国道に比べて鉄道は直線的である。


山間の里という感じ (中三依温泉)


こんな宿泊施設に憧れる


野岩鉄道 特急〔リバティ会津131号〕 1131列車 [500系] (上三依塩原温泉口)


metro 特急〔リバティ会津〕で上三依塩原温泉口に到着symbol6

上三依塩原温泉口駅で下車する。降りたのは自分一人だけだった。

伊勢崎線 急行 新越谷(14:11)→春日部(14:25) 東京地下鉄08-201
特急〔スペーシアX 7号〕 1129レ 春日部(14:33)→鬼怒川温泉(16:03) N102-4
◆特急料金1,710円(スタンダードシート)
特急〔リバティ会津131号〕 1131レ 鬼怒川温泉(16:38)→上三依塩原温泉口(17:15) 516-1
※乗車券のみで乗車(特例区間)
◆新越谷-上三依塩原温泉間の運賃2,240円



鬼怒川温泉行の特急〔スペーシアX〕に乗ったが、足を延ばして塩原温泉に行こうと思う。


会津高原尾瀬口方を望む

会津線に乗り入れて会津田島。只見線に乗り入れて会津若松。磐越西線に乗り入れて喜多方に通ず。


新藤原方を望む

鬼怒川線に乗り入れて下今市。日光線に乗り入れて栃木。伊勢崎線に乗り入れて春日部北千住浅草に通ず。電車は浅草から会津田島まで直通する。会津田島以北は非電化。




塩原温泉バスターミナル行のバスが待っている


出札口と改札口

無人駅となっており、切符は回収箱に入れる。


野岩鉄道 会津鬼怒川線 上三依塩原温泉口駅 (栃木県日光市上三依)




那須塩原市地域バス「ゆーバス」 塩原・上三依線 (上三依塩原温泉口駅)

地域のコミュニティバスで小さな車両が走るのかと思ったが、通常のサイズのJRバスが待っていた。JRバスの路線ではないが、JRバス関東 が運行する。大きなバスに乗客は自分一人だけと思いきや、駅前のベンチに座っていた人が乗って乗客二名となり発車。


国道400号 尾頭トンネル

長い隧道を抜けて日光市より那須塩原市に入る。





塩原・上三依線 上三依塩原温泉口駅(17:25)→塩原温泉バスターミナル(17:48) L534-97506
運賃200円


塩原温泉バスターミナル (栃木県那須塩原市塩原)

JRバス関東塩原本線の塩原温泉バスターミナル(塩原温泉駅)である。こちらへは東北本線西那須野駅から塩原本線のバスで来た事がある。上三依塩原温泉口駅からのゆーバスの方が乗車時間は短く、コミュニティバスで運賃も安い。一方の西那須野駅の方がバス、列車ともに本数が多く、東北新幹線の那須塩原駅へ行くバスも運転されている。




那須塩原市地域バス「ゆーバス」時刻表


JRバス関東塩原本線時刻表

どちらで帰るかはまた明日考える。




塩原街道

こちらは旧道。国道バイパスが少し山手を通っている。今日の宿はバイパス沿いにある。




塩原温泉 八汐荘 (栃木県那須塩原市塩原)

三度目の利用となる八汐荘さん。これまではレンタカーで来たが、今回初めてバスでやって来た。バスターミナルから程近い。上り坂だが。




客室の様子

和室10畳を独り占め。旅行サイトからの予約で朝食(弁当)付きで5,655円。


客室からの眺め






tv 今日は午後6時にはチェックイン

明るいうちに宿に入れた。


東京より小笠原の方が涼しいのか


坊やが…


tv 午後6時30分から栃木県のニュースになった


しゅと犬くんが見られない…


sun 晴山さんのお天気を見て…



温泉に入ってくる。夏の温泉はどんな感じかと思ったが実に気持ちいい。極楽極楽。


お弁当(700円) 缶ビール(350円)

このホテルに食堂はない。冷凍のお弁当を販売している。前回は回転寿司で持ち帰りしてきたけど、今回は車ではないので買い物をして来られなかった。遅い時間にシウマイ弁当を食べているので、夕食はこのお弁当で丁度いいでしょう。


湯上りに麦酒を飲みお弁当を食べる♪

美味しかった。ごちそうさまでした。


セブンティーンアイス スペシャルセレクション 濃厚いちご(200円)

食後のデザート。


動画を見て過ごす


布団を敷くのはセルフ いずれも令和5年7月25日撮影

動画が見られるのでこの宿に泊まっているのだが、直ぐに眠くなって、テレビを消して就寝する。
(つづく)

大洗散策

2023-07-29 06:00:00 | 

県道には松並木

令和5年7月18日火曜日。大洗に来ている。関東では猛暑だが、ここは海沿いだからか風が吹けばあまり暑くは感じない。木陰があれば尚更である。


めんたいパーク大洗 (茨城県東茨城郡大洗町磯浜町)

茨城県で何故辛子明太子なのかと思ったが、工場は全国にあるそう。辛子明太子は先日、福岡県から乗った船の朝食でいただいたから、今日はいいでしょう。県道沿いには海鮮料理を提供する飲食店がいくつも並ぶが、朝ご飯をしっかり食べてきたのでまだ空腹ではない。


大きな鳥居が見える


大洗磯前神社 一の鳥居 (茨城県東茨城郡大洗町磯浜町)

大洗と那珂湊との間を車で通る時に大きな神社が気になっていたが、今日はお参りしてゆく。






大洗磯前神社 随神門


茅輪くぐり

波上宮(沖縄県那覇市)、鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)でもくぐったな。




大洗磯前神社 拝殿



創建は斉衡3年(856)。御祭神は大己貴命、少彦名命の二神。大己貴命は大国主命であり、つまり大国様をお祀りしている。絵馬の兎で因幡の白兎を思い出すが、今年は癸卯、うさぎ年か。


境内から見える海が実にいい




海風にはためく…






先程は車道を登ってきたが、帰りは正面の石段を降りてゆく





大洗磯前神社のお参りを済ませた。しかしまだ終わりではない。


更に海の方へ…




大洗磯前神社 神磯の鳥居


斉衡3年、御祭神がここの岩礁に降臨されたと伝わる

神磯と称し、禁足地とされた。











素晴らしい眺め。大洗はフェリーを利用で何度も来ているけど、観光もせずここを訪れていないとは勿体ない事をしていた。それでは暑い中、駅まで歩いて戻る。




鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線 大洗駅 (茨城県東茨城郡大洗町桜道)

出札口は閉まっていたので自動券売機で乗車券を購入する。SuicaPASMOなどの交通系ICカードは利用出来ない。売店でコーラを買う。こちらはSuicaで買い物が出来る。但しチャージは出来ない。売店はいくつかの電子マネー、クレジットカードやQRコード決済にも対応している。


鹿島臨海鉄道 [8000形] (大洗)

入場して構内にいる車両を見てみる。


鹿島臨海鉄道 [6000形] (大洗)




鹿島神宮方を望む


鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線 普通 146D列車 [8000形] (大洗)

やって来たのは午前中に水戸大洗間で利用した車両。鹿島神宮まで行き、折り返してきた鹿島神宮水戸行普通列車に乗車。


metro 大洗鹿島線で大洗を出発symbol6




JR東日本 常磐線 普通 638M列車 [E531系K480編成] (水戸)

水戸で常磐線に乗り換え。水戸土浦行普通列車に乗車。


普通乗車券 大洗 ▶ 松戸(2,020円)

大洗で連絡乗車券を買っておいた。松戸は目的地より先の駅だが運賃が同じなのでこうなった。裏の黒い磁気券で自動改札機に投入出来る。大洗には自動改札はなく入鋏もしなかったけど。


JR東日本 常磐線 普通 638M列車 [E531系K480編成] (土浦)

冷房がよく効いてて快適でした。


metro 常磐線で土浦に到着symbol6


JR東日本 常磐線 普通 1190M列車 [E531系K414編成] (土浦)

常磐線普通列車は日中は土浦乗換となる。


セミクロスシートの車内




ボックス席に腰掛ける

水戸土浦間の普通列車は窓を背にしたベンチシート(ロングシート)だったが、土浦品川行ではボックス席に腰掛ける。この列車も涼しくて快適。


metro 常磐線で土浦を出発symbol6


首都圏中央連絡自動車道 (牛久-ひたち野うしく)

つくば牛久ICと牛久阿見ICとの間。


4車線化工事中


小貝川を渡り、常陸国より下総国へ (藤代-龍ケ崎市)


利根川を渡り、茨城県より千葉県へ (天王台-取手)


JR東日本 常磐線 普通 1190M列車 [E531系K414編成] (我孫子)


metro 常磐線で我孫子に到着symbol6


弥生軒 5号店 (千葉県我孫子市本町 我孫子駅構内)

我孫子といえば弥生軒さん。


唐揚げ(1ヶ)そば(470円) いずれも令和5年7月18日撮影

今日の唐揚げは大きい。端っこがちょっと塩辛いのは、汗をかいたから塩分を補給せよというやさしさかな。いつも我孫子で乗り換えて食べたくなる。ごちそうさまでした。さて我孫子成城学園前行に乗り換えると、この猛暑の中で閉め忘れの窓がある。いけませんなあ。 ピシャリ。(おわり)



大洗鹿島線 普通 146D 大洗(13:38)→水戸(13:56) 8005
常磐線 普通 638M 水戸(14:04)→土浦(15:00) クハE530-2030
常磐線 普通 1190M 土浦(15:10)→我孫子(15:41) クハE530-14
常磐線 普通 1500K 我孫子(15:55)→新松戸(16:09) クハE233-2007

◆大洗-松戸間の運賃2,020円(大洗-新松戸間の運賃と同額)
新松戸にて下車前途無効

大洗港

2023-07-25 13:00:00 | 

JR東日本 特急〔ときわ67号〕 67M列車 [E657系K17編成] (柏)

令和5年7月17日月曜日。flag1 海の日。品川勝田行特急〔ときわ67号〕に乗ると、また特急〔フレッシュひたち〕みたいなデザインの車両だった。車内は普通のE657系と変わらない。


霞ケ浦と帆引船

を出発。ダイヤが乱れている。特急の数分前に普通列車が遅れて出発したが、それで前が閊えているのだろう。なかなか速度が出せない。利根川を渡り千葉県より茨城県に入る。取手を出ると直流と交流電化との間に死電区間がある。ここも列車はゆっくり走る。空調が止まり、暫くして照明も少しの間消えた。E657系でも消える事があるのか。照明も空調も元に戻り交流電化に変わったようだ。龍ケ崎市に普通列車が停車している。ようやく先行列車を追い抜いて特急らしい走りとなった。


JR東日本 特急〔ときわ67号〕 67M列車 [E657系K17編成] (水戸)

少し遅れて水戸に到着。

特急〔ときわ67号〕 67M 柏(15:50)→水戸(16:46) クハE657-17

◆運賃1,520円 特急料金920円(チケットレス割引)




列車は終着勝田へ… これまで令和5年7月17日撮影

特急〔ときわ67号〕品川勝田行の次の特急〔ひたち19号〕品川仙台行が同じのりばから出発する。仙台に行きたいが今日は行かない。


鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線 普通 133D列車 [8000形] (水戸) これより令和5年7月18日撮影

令和5年7月18日火曜日。水戸駅に来ている。昨日は flag1 海の日だったが海を見る事もなかったので、今日は海を見てみようと思う。大洗鹿島線に乗車する。鹿島神宮経由で成田に抜けようかと思ったが、鹿島神宮での接続がよくないので、大洗に行ってみる。やって来た列車は窓を背にしたベンチシート(ロングシート)の座席。大洗で降りてしまうのでいいでしょう。どの列車がロングシートの8000形かは時刻表で確認出来る。6000形だと転換式クロスシートを備えている。


乗車券 水戸 ▶ 大洗(330円)

水戸駅の券売機で乗車券を購入した。鹿島臨海鉄道大洗鹿島線ではSuicaPASMOなどの交通系ICカードは利用出来ない。 国土交通省の資料によると「ICカードシステムは導入していない。今後導入する予定もない。」となっている。


高架線からの車窓 (東水戸-常澄)


鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線 普通 133D列車 [8000形] (大洗)


metro 大洗鹿島線で大洗に到着symbol6

大洗鹿島線 普通 133D 水戸(10:48)→大洗(11:04) 8005 運賃330円




水戸方を望む


鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線 普通 1136D列車 [8000形] (大洗)

車体広告がされた車両。


鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線 普通 133D列車 [8000形] (大洗)

水戸から乗ってきた列車は鹿島神宮へ。鹿島サッカースタジアム鹿島神宮間はJR東日本鹿島線で、一駅だけJR線に乗り入れる。


鹿島サッカースタジアム方を望む


出札口と改札口と売店

精算窓口に少し列が出来ていた。途中の無人駅からそんなに乗客はいなかったから、水戸駅やJR線からSuicaPASMOなどの交通系ICカードで来てしまった旅客なのかなと思う。


自動券売機


運賃表には山手線内も…

連絡乗車券を発売している。


駅舎内には…

暫く来ない間にいろいろ変わっている。


鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線 大洗駅 (茨城県東茨城郡大洗町桜道)



それでは海を見るべく、港の方へ行ってみる。




広い県道を横断する


大洗マリンタワー (茨城県東茨城郡大洗町港中央)




港には多数のトレーラーが


室蘭」ナンバー

プレートを見ただけで北海道に行きたくなる。他のトレーラーに「苫小牧」ナンバーがあるのを見掛ける。令和2年5月より新たな地域名表示、所謂「ご当地ナンバー」で「苫小牧」ナンバーの交付が開始された。同様に「知床」ナンバーも出来たそう。北海道も暫く行っていない。


大洗港フェリーターミナル (茨城県東茨城郡大洗町港中央)

フェリーターミナルに到着。




商船三井フェリー〔さんふらわあ ふらの〕 (大洗港)

この時間にフェリーは入ってないだろうと思ったが、昨日の flag1 海の日が休航だったようで、夕方便の〔さんふらわあ ふらの〕が停泊している。知っていて港に来た訳ではない。

総トン数 13,816トン
航海速力 24ノット
全長 199.7m
全幅 27.2m
旅客定員 590名
車両搭載数 大型トラック154台/乗用車146台


埠頭の様子







飲料メーカーのトラックとか出入りしている。







さんふらわあ ふらの〕の母港は大洗港だった。


ファンネルが通常とは異なる!


アニメとのコラボレーションイベントが開催されるそう


ターミナル内の様子



フェリーターミナルというと記帳台が並び、乗船名簿を書いて窓口へという印象だったが、ウェブサイトで大体済んでしまうのだろう。こちらのターミナルでは自動チェックイン機で手続きをするようだ。先日利用した東京九州フェリーはチェックインもなかった。




これまで令和5年7月18日撮影

以前は東日本フェリーの航路もあり、室蘭から大洗まで乗った事がある。船内のレストランには千福があった。青函航路も利用した。今は東日本フェリーは解散している。かつて東日本フェリーの青函航路に就いていた船を10年前に見掛けた事がある。


〔麗娜輪〕 (蘇澳港) 民國102年(2013)11月26日撮影

蘇澳港は臺灣省宜蘭縣蘇澳鎮にある。台湾に売却されていた。


麗娜輪 NATCHAN RERA KEELUNG 基隆
民國102年11月26日撮影

母港は基隆港となり船名も中文となったが、東日本フェリーの高速フェリー〔ナッチャンRera〕の名前が残っているのを見て感慨深かった。実は日本で〔ナッチャンRera〕を見た事も乗った事もなく、蘇澳で初めて見たのだ。ちなみに僚船の〔ナッチャンWorld〕は日本にいる。


デザインもそのままか… 民國102年11月26日撮影


さんふらわあ さっぽろ〕の模型 これより令和5年7月18日撮影



大洗苫小牧航路はよく利用した。また乗りたい。 (つづく)


東京九州フェリー〔はまゆう〕 下船

2023-07-22 09:00:00 | 

東京九州フェリー〔はまゆう〕 レストラン うらら

令和5年7月11日火曜日。東京九州フェリー〔はまゆう〕のレストランで夕食を済ませてきた。


屋外の甲板へ

もうすぐ日没を迎える。




fuji 富士山(3,776m)

洋上から富士山を見てみたかったが、雲が多いので無理だと思っていた。しかしシルエットが見えた。どこから見ても富士山だと判る。






今日の太陽が沈んでゆく…

朝から食っちゃ寝で何もしていない一日だったが。




夕日の周りに電飾のようなものが見える


雲の縁が光っていた

ちなみに屋外に出られるのは6階の甲板だけのようである。


航海中立入禁止

4階デッキは外に出られない。


硝子越しに眺める


船舶電話

テレホンカードは使えない。余談だかコンビニエンスストアでテレホンカードを買おうとすると、店員がテレホンカードを知らずに困った事がある。


貴重品などはこちらへ



コインロッカーは100円硬貨が必要で、使用後に返却される。ちなみに大浴場のロッカーも100円硬貨が使用後には戻る。




東京湾が近づくと周りの船舶が増えてきた











利用しなかったが、船内には映画、プラネタリウムの上映されるスクリーンルーム、カラオケの出来るアミューズメントルームなどがある。


19時32分 房総半島(千葉県)


三浦半島(神奈川県)


東京湾フェリー〔しらはま丸〕

久里浜港(神奈川県横須賀市)と金谷港(千葉県富津市)とを結ぶ東京湾フェリー。もう暗くて船名が読み取り辛く、「」の字が見えたような気がするので〔しらはま丸〕でしょう。チーバくんラッピングがあれば一目瞭然だが、昨年のドック入りで剥がされている。


観音埼灯台(神奈川県横須賀市)


横須賀の街の灯りが




左の暗いところは猿島

猿島沖を通り、横須賀港に入ってゆきます。








この埠頭に着きます










着岸した


21時間弱の船旅が終わった

もう一泊したいところだが、船は3時間後に折り返し出航する。


ボーディングブリッジが付けられます


新門司港へ向かう乗用車が並ぶ

大変名残惜しいが下船する。神奈川県、相模国に上陸。小樽苫小牧に着いた時は、これから北海道だというワクワクがあるが、横須賀に着いても帰るだけである。今回、全く船酔いはなく、陸に上がってもまだ船に揺られているような感覚というのはなかった。


東京九州フェリー〔はまゆう〕 (横須賀港)





東京九州フェリー〔はまゆう〕 新門司港(前日23:55)→横須賀港(20:45) 運賃12,000円
※ツーリストAを利用。運賃は期間により異なります。


横須賀FTの〔はまゆう〕の模型


東京九州フェリー 横須賀フェリーターミナル (神奈川県横須賀市新港町)





横須賀港から連絡バスは出ていない。横須賀中央駅まで歩く。日中に一度歩いて来ているから迷う事もなく、エスカレータの位置も確認しており階段を登る事もない。


京浜急行電鉄 本線 横須賀中央駅《東口》 (神奈川県横須賀市若松町)



時刻はまだ21時前。列車の本数も多い。


京浜急行電鉄 本線 快特 2076SH列車 [600形] (横須賀中央)

Suicaで入場。クロスシートがよかったが、やって来た列車の座席は窓を背にしたベンチシート(ロングシート)だった。夜で景色も見えないからいいか。


metro 快特で横須賀中央を出発symbol6
いずれも令和5年7月11日撮影

三崎口泉岳寺行快特は追浜を通過すると、横須賀市より横浜市、相模国より武蔵国に入る。金沢八景金沢文庫と続けて停車する。その昔、横浜で酔いつぶれ、金沢文庫に住んでいた友人のアパートまで連れてこられて一夜を過ごした。大変迷惑を掛けて申し訳ない。翌日は大変な二日酔いでお酒の戒めになった筈だが、その後も何度か酔いつぶれている。鎌倉期に北条氏が設けた金澤文庫より二日酔いの思い出の金沢文庫だが、ここで品川行を増結して出発。上大岡横浜京急川崎と停車し、多摩川を渡って神奈川県より東京都に入る。京急蒲田に停車。空港線に接続する。横須賀中央から乗車していた大きなスーツケースのアジア系の外国人客らが下車する。終着泉岳寺のひとつ前の品川に到着。下車する。横須賀中央から品川まで1時間弱で到達するのだ。やっぱり京急は速い。常磐線直通列車に乗り換えて帰宅した。 (おわり)



本線 快特 2076SH 横須賀中央(21:08)→品川(21:57) 606-2
常磐線 普通 1255M 品川(22:06)→松戸(22:42) モハE531-33
※東京-品川間は東海道本線。東京-日暮里間は東北本線。
常磐線 普通 2149S 松戸(22:51)→新松戸(22:58) 東京地下鉄16022

◆横須賀中央-品川間のIC運賃650円
◆品川-新松戸間のIC運賃571円

東京九州フェリー〔はまゆう〕 航海中

2023-07-20 09:00:00 | 

東京九州フェリー〔はまゆう〕 フォワードサロンからの眺め

令和5年7月11日火曜日。東京九州フェリー〔はまゆう〕で太平洋を航行中。船内には大浴場があり入浴する。露天風呂もあり、潮風を受けながらのお風呂は最高だった。さて僚船の〔それいゆ〕が昨夜、横須賀港を出港して新門司港に向かっている。途中ですれ違うはずだが、どうも見逃したようである。実に残念。船会社のサイトによると10時12分だった。屋外の甲板に出てみる。


10時55分 陸地が見える


潮岬(和歌山県東牟婁郡串本町) これまで令和5年7月11日撮影

本州最南端の地としてかねてよりその名は承知しているが、実はまだ行った事がない。今年1月には上空から見ている。空から、海から眺めるも、自分には未踏の地である。


和歌山県東牟婁郡串本町付近 令和5年1月11日撮影


ホテルかな? これより令和5年7月11日撮影


くしもと大橋




梶取埼灯台 (和歌山県東牟婁郡太地町)






はまゆう 小樽

東京九州フェリーの横須賀新門司航路に就いている〔はまゆう〕だが、所有者はグループ会社の新日本海フェリーであり、母港は小樽港となっている。なまら北海道行きたい。





紀州沖を離れると暫く陸地は見えまい。




スポーツルーム

船ではうだうだするので運動はしない。


再びフォワードサロン



たいへん静かな空間で飲食は禁止されている。文庫本を持ってきて読んでいたが、ついウトウトしてしまう。正午前にレストランの営業を知らせる船内放送が。昼食営業も1時間程度なのだが、正午から一寸間をあけてレストランに入る。


テーブル席へ

カウンター席が適度に埋まっているので、一人で申し訳ないが四人用のテーブルを使う。


サッポロラガービール(650円)

麦酒は瓶がサッポロとアサヒから選べる。ジョッキはキリン一番搾りらしい。列車食堂やフェリーの食堂などの乗り物の食堂では瓶ビールが飲みたい。赤星(サッポロラガービール)とはいい。


門司焼カレー(1,000円)

門司のサッポロビールの工場は移転したけど、サッポロビールを飲み、門司の焼カレーを注文する。


いただきます♪

門司で食べたのとはまた違うけど美味しかった。麦酒によく合う。そういえばこの船で普通のカレーを食べていない。また次回の楽しみに取っておく。


コーヒー(200円)

料理は卓上のタブレット端末から注文して、席まで運んでくれるが、コーヒーはレストラン内に設置されている豆から挽くコーヒーメーカーを利用。硬貨を投入し紙コップに入れて自分で席まで持ってくる。これも美味しい。ごちそうさまでした。さて、フォワードサロンで椅子に腰かけ本を読んでいても寝てしまうなら、寝台に潜り込んで寝た方がいいでしょう。午後4時頃まで寝ていた。


丸永製菓 あいすまんじゅう(180円) ジョージア テイスティ(150円)

起きたところで売店でアイスとコーヒーを購入。Suicaで支払うが海上で通信に時間がかかるらしく、直ぐにピピっとはいかない。


いただきます♪

九州限定のアイスか、と思って食べていたが、関東のコンビニエンスストアでも販売していた。


レストラン後方のデッキ

ここでは船上バーベキューが楽しめる。但し「完全予約・抽選制」である。以前、といっても大分前だが、新日本海フェリーのデッキでホットプレートでジンギスカンを食べた事がある。その時は予約も要らなかったが、今は知らない。メニューを見る限り、東京九州フェリーではラム肉はないが、ここでBBQで生ビールとか旨いに違いない。






レストランの様子


吹き抜けのエントランス

平成28年7月16日に新潟港から新日本海フェリー〔らいらっく〕(18,229t・定員846名 ※現在の数値)に乗船しているが、〔はまゆう〕(15,515t・定員268名)はそれよりも少し小振りなようだ。全長は〔ライラック〕が199.9m、〔はまゆう〕が222.5mと長い。巨大船(長さ200m以上の船)は備讃瀬戸航路、水島航路等における夜間航行が禁じられている。〔はまゆう〕は新門司港を出港すると豊後水道を経て太平洋に出たけど、そもそも夜間は備讃瀬戸を通過できなかったのかと思う。北海道航路より定員は少ないが、九州航路があって利用出来るのは嬉しい。








ツーリストAの寝台 ※未使用


枕灯に電源コンセント、USBコンセントもある

ひとつ上のクラス、ツーリストSは個室で鍵がかかり、テーブル、イスの他にテレビがある。お相撲が見たいのでテレビのある部屋にしようかと思った。アップグレードには6,000円かかる。衛星放送は映るだろうが、十両の途中から地上波の放送となり、衛星波は4Kだけの気がする。事前にテレビで地上波や4Kも映るのか確認出来ず、テーブル、イスがあっても寝台で寝ているだけなのでツーリストAにした。自分のよく見る旅行動画の諸氏の誰もがこの航路ではツーリストA利用だったのもある。


〔はまゆう〕の航路を見る


そろそろ伊豆大島(東京都)近海へ






伊豆半島(静岡県)


ハイボール(370円)

夕食は下船してからとも思ったが、横須賀から帰宅してから食べるとなると遅くなる。部屋をアップグレードしなかったので6,000円浮いたと考える事が出来る。朝・昼・夕と三食食べてゆこう。夕食の営業は午後6時から1時間程度だが、朝食や昼食の時よりレストランは混み合っている。カウンター席は相当埋まっている。トラックの運転士さんは船を降りてから本番なので、仕事前に食事を済ませるのかなと思う。また一人だが四人用テーブルを使う。運転のある人には申し訳ないがハイボールで一盞する。下船まで2時間一寸なのでアルコール類の販売はないのかと思ったが大丈夫だった。


オリジナルハンバーグ(900円) ライス・サラダ・スープ(300円)

航海最後の夕食だから、さよならディナーかな。


いただきます♪

このハンバークが実に旨い。付け合わせも美味しい。このレストランの食事はどれも美味しかった。新幹線から食堂車の消えた今、フェリーの美味しい食事を楽しんでゆきたい。ここだけの話、最後に新幹線列車食堂で食べたハンバーグより格段に美味しい。


コーヒー(200円)

ごちそうさまでした。


〔はまゆう〕 レストラン うらら これまで令和5年7月11日撮影

クレジット決済も出来るので使ってみたら、やはり通信に時間が掛かる。電波や天候によっては使えない事もあるそう。またレストランでは電子マネーは使えないそう。 (つづく)


新幹線〔ひかり〕 [100系V編成] (東京)
平成12年3月撮影