旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

日本海ひすいライン

2023-10-10 10:10:10 | 鉄道

えちごトキめき鉄道 日本海ひすいライン 普通 1639D列車 [ET122形K6編成]
(泊) ※泊-市振間はあいの風とやま鉄道線。

令和5年9月19日火曜日。あいの風とやま鉄道のあいの風とやま鉄道線駅から列車に乗り、境川を渡り富山県より新潟県、越中国から越後国に入って市振駅に到着したところである。あいの風とやま鉄道管内よりえちごトキめき鉄道管内に列車は入ってゆく。乗務員交代も何もなく単なる途中駅である。下車はしないので駅で撮影した写真を再掲しておく。


北陸自動車道と立体交差 (市振-親不知)

並走しているのは国道8号。親不知・子不知はここの少し西側にある。北陸自動車道は新潟中央JCT(新潟県新潟市)より米原JCT(滋賀県米原市)に至る路線。国道8号は新潟県新潟市より京都府京都市に至る路線である。滋賀県栗東市より京都府京都市までは国道1号と重複している。


北陸道は海上を走る




手前は国道8号


親不知に停車


これまで令和5年9月19日撮影

親不知駅から親不知・子不知までは結構離れている。




国道8号と海上の北陸自動車道を望む 令和4年6月23日撮影

昨年、車で親不知を訪れた時の写真。


令和4年6月23日撮影


親不知・子不知 大懐 (新潟県糸魚川市市振) 令和4年6月23日撮影

明治に道路が開通するまでは旅人は断崖下の海岸線を歩いていた。北陸道の難所である。




日本海を望む (親不知-青海) これより令和5年9月19日撮影



海はきれいだがトンネルの多い区間でもある。


北陸新幹線と立体交差 (青海-糸魚川)


姫川を渡る


糸魚川に停車

大阪青森を結んでいた特急〔白鳥〕の運転最終日。糸魚川に見に来た。その後、大糸線経由で帰った。糸魚川は新幹線停車駅でもある。ここからは1両編成の車内にも乗客が増えてきた。




海川を渡る (えちご押上ひすい海岸-梶屋敷)

北陸本線は全線電化していた。第三セクターに移管されても電化区間である。それなのに現在乗っている列車は気動車(ディーゼルカー)である。非電化ではないのに。その訳はこの先にある。


死電区間を行く



昨日、敦賀を出発して北陸トンネルに入る前に直流電化と交流電化(60Hz)との死電区間があった。そこから北陸本線、IRいしかわ鉄道線、あいの風とやま鉄道線、日本海ひすいラインと交流電化が続いていたが、えちご押上ひすい海岸梶屋敷間に交流電化(60Hz)と直流電化の死電区間が存在する。北陸本線の頃は交直流電車が走り、どちらの電源にも対応していた。貨物列車は今も交直流電気機関車が牽引している。第三セクターに移管されても電化方式に変化はない。交直流電車を走らせるところだが諸般の事情により、基本的に電源方式に関係ない気動車を走らせる事になった。死電区間を通過しても車内灯も消えないし、空調も止まらない。また気動車とした事で死電区間付近には設置出来なかった駅を開業させる事が出来たのだそう。


浦本に到着

屋根の黒い瓦を見て越後に来たなと思う。雪が融けやすいのだろう。


米原起点より332km

キロポストは北陸本線時代からのもの。


駅舎の屋根瓦も黒い!

浦本を出ると長いトンネルの続く区間となる。


筒石に停車 これまで令和5年9月19日撮影

長大な頚城トンネル(11,353m)の中に設けられているのが筒石駅。トンネル内の駅でも明るい地下鉄駅とは異なり薄暗い。筒石は北陸本線時代に下車した事がある。


JR西日本 北陸本線 普通 552M列車 [413系] (筒石)
これより平成26年8月30日撮影


上下線でずらした位置にあるプラットフォーム


つついし Tsutsuishi


JR西日本 北陸本線 筒石駅 (新潟県糸魚川市大字仙納字大谷)


普通入場券 筒石駅(140円) これまで平成26年8月30日撮影




有間川に停車 令和5年9月19日撮影

この駅で北陸本線の列車を眺めたな。


特急〔はくたか12号〕 1012M列車 [681系] (有間川)
これより平成26年8月30日撮影


特急〔はくたか15号〕 1015M列車 [681系] (有間川)


特急〔北越6号〕 1056M列車 [485系] (有間川)


JR西日本 北陸本線 普通 556M列車 [455系] (有間川)
これまで平成26年8月30日撮影


日本海も見納め これより令和5年9月19日撮影

現在の車窓に戻る。


谷浜に停車

谷浜北越急行ほくほく線経由で直江津に来て、北陸本線に乗り換えて最初の駅だった。JR西日本の駅名標に不思議な感じがしたものだ。新幹線が金沢まで開業し、北陸本線が第三セクターに移管され、18きっぷが使えなくなって久しく乗ってなかった。今回は米原から北陸本線、旧北陸本線を旅して直江津まで来たが楽しかった。また乗ってみようと思う。


ET122形車内の様子


ET122形の座席


㊨ えちごトキめき鉄道 日本海ひすいライン 普通 1639D列車 [ET122形K6編成] (直江津)

これにて日本海ひすいラインの乗りつぶし終了。信越本線から移管された妙高はねうまラインという路線もあるので、えちごトキめき鉄道全線の乗りつぶしは終わっていない。


metro 日本海ひすいラインで直江津に到着symbol6

あいの風とやま鉄道線 普通 545M 高岡(12:24)→泊(13:36)クハ520-24
日本海ひすいライン 普通 1639D 泊(13:49)→直江津(15:03) ET122-6
※泊-市振間はあいの風とやま鉄道線。

◆高岡-市振間の運賃1,590円 市振-直江津間の運賃1,310円







あいの風とやま鉄道とえちごトキめき鉄道の乗車券を有人改札に渡して出場した。 (つづく)


乗車券 高岡 ▶ 市振(1,590円)


乗車券 駅名式特別補充券 市振 ➡ 直江津(1,310円)