旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

偕楽園

2023-02-25 08:00:00 | 

JR東日本 特急〔ときわ61号〕 61M列車 [E657系K5編成] (柏)

令和5年2月23日木曜日。flag1 天皇誕生日。おめでとうございます。


metro 特急〔ときわ〕で柏を出発symbol6

特急〔ときわ〕で茨城県に出掛けてきた。


乗車券 柏 ➡ 偕楽園(1,520円)

これまで偕楽園駅(臨時駅)には営業キロが設定されておらず、東京方面からは一駅先の水戸駅までの切符を買う必要があったが、今年から営業キロが設定されて、偕楽園駅までの切符が買えるようになった。但し新松戸駅の指定席券売機では偕楽園駅が候補になく、出札口にて購入した。


炙り焼銀鮭幕の内弁当(530円) サッポロ黒ラベル350ml(245円)

時間があれば柏の高島屋さんの地下に入っている崎陽軒さんでシウマイ弁当を買ってゆくところだが、時間がなくて駅売店のNewDaysさんでお弁当と麦酒を買って乗車する。


筑波山を見て… (高浜)


まもなく偕楽園に到着 (赤塚-偕楽園)


JR東日本 特急〔ときわ61号〕 61M列車 [E657系K5編成] (偕楽園)

千葉県より茨城県、下総国より常陸国に入り、偕楽園駅で下車する。県境は利根川だが、常総国境は小貝川であり茨城県内にある。


metro 特急〔ときわ〕で偕楽園に到着symbol6

特急〔ときわ61号〕 61M 柏(12:50)→偕楽園(13:42) クハE657-5

◆運賃1,520円 特急料金920円(チケットレス割引)


偕楽園駅時刻表

偕楽園駅は梅の見頃の時期に合わせて開設される臨時駅で、通年は利用出来ない。今年は2月11日から3月26日までの土曜・休日の開設。開設日でも日中の下り列車のみが停車し、朝晩や全ての上り列車は通過する。そもそも上り線にプラットフォームはない。


乗車券 柏 ➡ 偕楽園(1,520円)

乗車券は記念に持ち帰る。無効印の意匠はあの三人。


JR東日本 常磐線 偕楽園駅 (茨城県水戸市常磐町字神崎下)





以前は入場無料だったが、偕楽園本園へは入園料が要るようになった。料金は大人300円。支払いにはクレジットカード、電子マネー等も利用出来る。Suicaで切符を購入する。


当日は再入場可能


偕楽園 本園 (茨城県水戸市常磐町)
























好文亭表門


一の木戸


風が語りかけます






好文亭中門


園内には御老公御一行が!


御老公との記念撮影の列が伸びる






千波湖を見下ろす




JR東日本 特急〔ひたち16号〕 16M列車 [E657系K12編成] (赤塚-偕楽園)

いわき発品川行特別急行列車。特急〔フレッシュひたち〕[E653系]と見間違う。これと別の色の特急〔フレッシュひたち〕のような列車が走っているのを見掛けて臨時列車なのかと思ったが、定期の特急列車の時刻で走っていたので不思議に思っていた。これは特急〔フレッシュひたち〕のE653系ではなくて、特急〔ひたち〕〔ときわ〕のE657系に特急〔フレッシュひたち〕リバイバルカラーを施した車両だった。






JR東日本 常磐線 普通 575M列車 [E531系] (赤塚-偕楽園)




JR東日本 常磐線 普通 570M列車 [E531系] (赤塚-偕楽園)



勝田発土浦行普通列車。グリーン車を連結しない5両編成。


JR東日本 特急〔ときわ63号〕 63M列車 [E657系K25編成] (赤塚-偕楽園)



品川発勝田行。自分の乗った一時間後の特急がやって来た。








好文亭







2月23日現在、まだ満開には少し早い。祝日で偕楽園駅に列車が停車するのでやってきたようなもの。満開は3月になってからか。今日は温かく青空になったのでよかった。ところで園内で女性客が梅ヶ枝餅を食べたいと話している。流石に水戸では売ってないか。




好文亭


千波湖




アヒルちゃんではない


JR東日本 特急〔ひたち18号〕 18M列車 [E657系K14編成] (偕楽園)

いわき発品川行特別急行列車。上りは全列車通過。




JR東日本 常磐線 普通 583M列車 [E531系K472編成] (偕楽園)



土浦発勝田行普通列車。下り列車は停車する。


JR東日本 常磐線 普通 398M列車 [E531系K408編成] (偕楽園)



勝田発上野行普通列車。グリーン車を連結した10両編成。


JR東日本 特急〔ときわ65号〕 65M列車 [E657系K9編成] (偕楽園)

品川発勝田行特別急行列車。





偕楽園駅に到着して2時間が過ぎた。そろそろ偕楽園を立とう。


これまで令和5年2月23日撮影

簡易改札機にSuicaをタッチして入場。以前は水戸までの乗車券で偕楽園で下車していた訳だが、切符が回収されて精算済証明書が渡された。この証明書で偕楽園水戸間が乗車出来たのだが、営業キロが設定された以上、同区間は普通に運賃を支払って乗らねばならない。


精算済証明書 平成31年3月10日撮影

昨年は証明書を貰うのではなく、水戸までの乗車券は回収されず、まるで途中下車のようだった。


JR東日本 常磐線 普通 1173M列車 [E531系K426編成] (偕楽園)
これより令和5年2月23日撮影

品川発水戸行普通列車。グリーン車を連結した10両編成。


metro 常磐線で偕楽園を出発symbol6


JR東日本 常磐線 普通 1173M列車 [E531系K426編成] (水戸)


metro 常磐線で水戸に到着symbol6

常磐線 普通 1173M 偕楽園(15:55)→水戸(15:58) クハE531-26 IC運賃147円

偕楽園を出て程なく終着の水戸に到着。上りプラットフォームのない偕楽園から土浦上野方面に向かう乗客は、折り返し水戸発上野行となるこの列車に引き続き乗車出来るという事だった。偕楽園から水戸に普通列車で来て、水戸で出場せずに東京上野方面に折り返す場合、偕楽園-山手線内(東京上野方面)間の乗車券でよい。水戸から特急利用の場合は水戸からの特急券が必要。今日は水戸で出場するからこれらの例とはならない。


JR東日本 団体臨時列車〔なごみ〕 [E655系] (水戸)

プラットフォームを挟んで向かいにはE655系が出発を待っていた。



特別車両を連結してお召列車として運転される事のある編成。今日はお召列車ではない。天皇誕生日に貴重な列車を見る事が出来た。

甲州ほうとう小作 豚肉ほうとう

2023-02-18 20:00:00 | たべる

JR東日本 特急〔かいじ11号〕 3111M列車 [E353系S104編成] (立川)

令和5年2月12日日曜日。山梨県に出掛けてきた。金曜日には都心でも降雪があり、雪景色が見られればと土曜日に出掛けるつもりだったが、日曜日になってしまった。土曜日は気温が上がったが雪はどうか。武蔵野線と中央本線を乗り継いで、立川から特急を利用する。


metro 特急〔かいじ〕で立川を出発symbol6


多摩川を渡る (立川-日野)

新宿発9時30分の特急〔かいじ11号〕は立川を出ると八王子に停車。


沿線には雪が残る (高尾-相模湖)

高尾を過ぎると雪は見られるけど大した事はない。大事無ければそれに越した事はない。道路が通行止めになったり、列車が運転見合わせになっても困る。東京都より神奈川県、武蔵国より相模国を経て、神奈川県より山梨県、相模国より甲斐国に入る。特急〔かいじ11号〕は新宿大月間で特急〔富士回遊11号〕を併結している。特急〔かいじ〕は甲府行で、特急〔富士回遊〕は河口湖行である。外国語の車内放送(英・中・朝)が繰り返し流れる。日本語では車掌の肉声で、大月甲府行と河口湖行とが分割されるから乗り間違いに注意を促す放送があったけど、それを外国語の自動音声で流しているのだろう。外国語の放送はくどいほど何度も繰り返される。これまで余程多くの外国人観光客が誤乗しているものと思われる。「謝謝您的合作」は聞き取れる。


桂川を渡る (鳥沢-猿橋)

列車は大月に到着。上り列車を待つ観光客らしき西洋人の一団が見られる。富士山観光の訪日外国人も戻りつつあるようだ。特急〔かいじ〕は分割した特急〔富士回遊〕を残して先に出発する。


Suica企画乗車券「のんびりホリデーSuicaパス」(2,670円)
これまで令和5年2月12日撮影

今日はSuica企画乗車券「のんびりホリデーSuicaパス」を利用している。昨年利用した特別企画乗車券「休日おでかけパス」(2,720円)のエリアから東北新幹線、上越新幹線及び久留里線を除いた範囲で利用出来、発売額も少し安くなっている。紙の「休日おでかけパス」と違い「のんびりホリデーSuicaパス」は手持ちのSuicaに書き込まれる。きれいに印字されていないのでカードが変形している事が判明する。前にも券売機に投入するとカードが変形してしまった事があり、定期券の券面が見えないのでカードは新しいものに交換してもらった。その後は極力非接触でチャージして使っていたのに水の泡である。なお、「のんびりホリデーSuicaパス」で中央本線で行けるのは西は大月まで。この先は乗り越しとなる。なお特急券はチケットレスなのでお見せする事は出来ない。


特別企画乗車券「休日おでかけパス」(2,720円) 令和4年12月4日撮影


特急〔かいじ〕単独で大月を出発 (大月-初狩) これより令和5年2月12日撮影


中央自動車道大月JCT付近


雪景色の見られるのは大月市内くらいか (初狩-笹子)



笹子川の谷に中央自動車道、国道20号甲州街道、中央本線が併走する様がいい。




明治36年開業の笹子隧道を抜けて甲府盆地へ (勝沼ぶどう郷-塩山)

盆地を見下ろす車窓もいい。雪は殆どない。



列車は塩山山梨市石和温泉と停車してゆく。


まもなく甲府到着 (酒折-甲府)


JR東日本 特急〔あずさ18号〕 18M列車 [E353系S119編成] (甲府)

終点甲府で特急〔かいじ〕を下車して先頭車両の写真を撮ろうとしていたら、名古屋方より上りの特急〔あずさ〕が丁度入ってきた。


JR東日本 特急〔かいじ11号〕 3111M列車 [E353系S104編成] (甲府)


metro 特急〔かいじ〕で甲府に到着symbol6

Suicaで自動改札より出場。「のんびりホリデーSuicaパス」の利用区間からはみ出す乗り越し区間については、IC運賃をSuicaの残高より差し引かれる。

特急〔かいじ11号〕 3111M 立川(9:58)→甲府(11:14) モハE352-4

◆立川-甲府間の特急料金920円(チケットレス割引)
◆Suica企画乗車券「のんびりホリデーSuicaパス」2,670円
◆大月-甲府間のIC運賃858円


甲府駅の北口に出る

雪道を歩く事も考えていたが、足元はちっとも悪くない。


甲府放送局 (山梨県甲府市丸の内)

ここも駅前の一等地に。


七賢 甘酸辛苦渋(420円)

駅前の飲食店に入り冷やで一盞。ちなみに冷やだと通じなかった。


豚肉ほうとう(1,500円)

甲府でほうとうを食べる。




ほうとうの麵はこんな感じ♪

久しぶりのほうとうが旨い。味噌のほうとう汁が実に旨い。お酒によく合う。雪景色を見て、ほうとうを食べるつもりで山梨県にやって来たが、雪はなくとも旨いものは旨い。南瓜、馬鈴薯、里芋とお腹にたまる。美味しかった。ごちそうさまでした。


甲州ほうとう 小作 甲府北口駅前店 (山梨県甲府市北口)

甲府駅南口にある甲府駅前店(山梨県甲府市丸の内)は何度か利用した事があるが、甲府北口駅前店は初めて利用した。こちらも駅に近くて列車の旅の途中に立ち寄るのもよい。竜王玉川店(山梨県甲斐市玉川)を利用した事がある。中央自動車道甲府昭和IC近くのホテルに宿泊していて、お酒が飲みたいので歩いて行ったが、寒い中を片道40分くらい歩いた。今日はちっとも歩いていない。石和温泉にも小作さんの店舗があって、そちらに行ってみようかとも思ったが、雪道だと困るのでやっばり駅近くに店舗のある甲府まで特急券を買って来たが、雪の心配は無用だった。




丸政そば 甲府北口店 (山梨県甲府市北口) これまで令和5年2月12日撮影

道路の向かいに丸政さんの店舗を見掛ける。丸政さんと言うと小淵沢の駅弁のお店。こちらはそば・うどんのお店だが、お弁当は甲府駅構内で購入出来る。以前、小淵沢駅のプラットフォームにあった店舗で天玉そばを食べ、小海線で世界初の営業運転を行うハイブリッド車両キハE200形に乗った。また別の機会に小淵沢甲州とりもつべんとうを買い、特急〔しなの〕の車中で食べた。どちらも美味しかった。なお、甲州とりもつべんとうの販売は終了したようである。


JR東日本 小海線 普通〔八ケ岳高原列車3号〕
8253D列車 [キハE200形] (小淵沢)
平成19年9月2日撮影


丸政 甲州とりもつべんとう(880円) 平成23年11月25日撮影


内容はこんな感じ♪ 平成23年11月25日撮影


JR東日本 中央本線 甲府駅《北口》 (山梨県甲府市丸の内) これより令和5年2月12日撮影

帰りの列車まで少し時間があるので駅近辺を散策しつつ南口に回る。


舞鶴跨線橋より駅構内を望む


甲府市藤村記念館(旧睦沢学校校舎) (山梨県甲府市北口)


甲府城 山手門 (山梨県甲府市北口)


山手渡櫓門










東京方を望む

跨線橋を渡り線路の南側に向かう。線路が城内を横切っている。




舞鶴城公園 (山梨県甲府市丸の内)

本丸の方は以前訪れたし、列車の時間もあるので割愛する。




特急〔ふじかわ〕を見て…


JR東日本 中央本線 甲府駅《南口》 (山梨県甲府市丸の内)

南口に到着。高速バスも発着する。


駅等の様子





Suicaで自動改札より入場する。


身延線のプラットフォームにやって来た

現在、身延線で交通系ICカードが利用出来るのは、TOICAエリアである富士西富士宮間のみ。甲府発着で利用する事も、中央本線などのSuicaエリアと跨って利用する事も出来ない。


JR東海 特急〔ふじかわ8号〕 4008M列車 [373系編成F14編成] (甲府)

甲府静岡行の特別急行列車。今日は乗らない。


metro 特急〔ふじかわ〕で甲府を出発せず…


JR東日本 特急〔かいじ24号〕 3124M列車 [E353系S104編成] (甲府)

甲府新宿行の特別急行列車。復路も往路と同じS104編成。自分がほうとうを食べるために運転されたと考える事も出来る。


metro 特急〔かいじ〕で甲府を出発symbol6


身延線が分かれる (酒折-甲府) これまで令和5年2月12日撮影

身延線は単線電化。特急でも静岡まで結構時間が掛かる。JR東日本管轄の甲府では発売していない特別企画乗車券「休日乗り放題きっぷ」(2,720円)をJR東海管轄の南甲府で購入して、身延線・東海道本線・御殿場線経由で帰っても面白かったが、今日はそのまま中央本線を戻る。列車は石和温泉山梨市塩山と停車してゆく。


特別企画乗車券「休日乗り放題きっぷ」(2,720円) 令和4年10月30日撮影


盆地から登り勾配に差し掛かる (勝沼ぶどう郷-塩山) これより令和5年2月12日撮影


JR東日本 特急〔かいじ19号〕 3119M列車 [E353系] (勝沼ぶどう郷-塩山)

下りの特急とすれ違う。


新笹子トンネルを抜け、また雪の残る区間へ (初狩-笹子)


山影には多く残る


大月に到着

プラットフォームの向かいには普通列車が停まっている。ボックスシートもあり、各駅停車の旅もいいが今日は往復で特急を利用する。


桂川を渡る (鳥沢-猿橋)

お酒も飲んでおり温かい車内でウトウトする。列車は山梨県より神奈川県を経て東京都、甲斐国より相模国を経て武蔵国に入っていた。八王子を出発する。


豊田の車両基地 (豊田-八王子)


多摩川を渡る (立川-日野)


JR東日本 特急〔かいじ24号〕 3124M列車 [E353系S104編成] (立川)

立川で下車する。次の停車駅は終着の新宿立川で降りたのは武蔵野線に乗り換える為ではなく、特急の乗車区間を100kmまでに抑えて特急料金も抑えようという魂胆である。新宿まで乗るより560円安くなる。特急〔踊り子〕に乗る際、東京熱海間ではなく、品川熱海間を利用するのと同様。


metro 立川で特急より中央特快に乗り換えsymbol6


JR東日本 中央本線 中央特快 1336T列車 [E233系T20編成] (東京)


metro 中央特快で東京に到着symbol6

特急〔かいじ24号〕 3124M 甲府(12:32)→立川(13:42) クハE353-4
中央本線 中央特快 1336T 立川(13:50)→東京(14:28) モハE233-20

◆甲府-立川間の特急料金920円(チケットレス割引)
◆甲府-大月間のIC運賃858円
※Suica企画乗車券「のんびりホリデーSuicaパス」利用

中央特快で特急〔かいじ〕の終着新宿を過ぎて、中央本線の起点東京に到着した。特急で新宿まで行き快速に乗り換えた場合、6分早く東京に到着するが、新宿ではプラットフォームが異なる。立川では同一プラットフォームで乗り換え。但し座席は窓を背にしたベンチシート(ロングシート)で快適さが違う。座れない可能性もあり、八王子乗換の方が空席は多そう。東京に着いた中央特快は2分で折り返し、写真を撮る頃には青梅特快青梅行として出発するところだった。Suicaで自動改札より出場。甲府から「のんびりホリデーSuicaパス」の利用区間に入る大月までのIC運賃がSuicaの残高より差し引かれる。それでは東京駅の駅舎を見てゆこう。


JR東日本 東海道本線 東京駅《丸の内中央口》 (東京都千代田区丸の内)

山梨県甲府市丸の内より東京都千代田区丸の内に到着した。


烏山線・宇都宮線

2023-02-11 08:00:00 | 鉄道

JR東日本 烏山線 普通 333M列車 [EV-E301系 (ACCUM) ] (宇都宮)
※宇都宮-宝積寺間は東北本線。

令和5年2月5日日曜日。栃木県に出掛けてきた。塩原温泉か鬼怒川温泉に行こうかと思ったが、旅行サイトを見て栃木県内の別の温泉で2食付きの割安な宿があり予約した。駅から歩いて行けるようなので今回は鉄道の旅である。武蔵野線、伊勢崎線、(東武)日光線、東北本線を乗り継いで宇都宮にやって来た。次は烏山行の電車に乗り換える。


metro 烏山線で宇都宮を出発symbol6
※宇都宮-宝積寺間は東北本線。


鬼怒川を渡る (岡本-宝積寺)

宇都宮から東北本線を走っていた電車は宝積寺から烏山線に入る。烏山線はSuicaエリアではない。交通系ICカードは利用出来ない。予め乗車券を購入してある。


乗車券 栗橋 ➡ 大金(1,340円)

東北本線は複線電化だが、烏山線は単線非電化。普通なら気動車(ディーゼルカー)の走る路線であり、以前はもちろんそうだった。しかし今は電車が走っている。電化した訳ではない。電車に蓄電池があるのだ。架線のある東北本線では集電して走っていたが、宝積寺に到着するとパンタグラフを下げて蓄電池で走行する。昨年乗ったJR九州YC1系気動車はディーゼルエンジンで発電した電力を蓄電池に充電し、その電力で走行する。電車の力強い走りをするがディーゼルエンジン音が響く。しかし今乗っているEV-E301系は外部からの電力で充電し、ディーゼルエンジンはないから普通の電車同様に静かである。但し蓄電池の容量から長距離には向かないようだ。


高原山?を望む (宝積寺-下野花岡)



交通系ICカードの使えない烏山線だが、やはりSuica利用の乗客が。下車する時になって運転士さんが「入場情報を消して云々」と説明されるので出発が遅れる。単線だから交換する列車も遅れるなと思ったが、単純にこの列車が終点の烏山で折り返すダイヤだった。東京近郊では「SuicaPASMO使えません」とどれだけ案内を掲示しても放送しても意に介さずという乗客は見掛けるので、JR西日本の関西本線亀山-加茂間のように車載型IC改札機を導入されてはいかがかと思う。


JR東日本 烏山線 普通 333M列車 [EV-E301系 (ACCUM) ] (大金)

大金駅で下車する。Suicaで来てしまった乗客は先程の一人以外は見掛けず。この先の事は知らん。


metro 烏山線で大金に到着symbol6

武蔵野線 普通 1146E 新松戸(12:32)→南越谷(12:49) クハE230-81
伊勢崎線 急行 1161S 新越谷(13:01)→南栗橋(13:31) 東急2243
※東武動物公園-南栗橋間は日光線。
日光線 普通 445N 南栗橋(13:32)→栗橋(13:35) 24441
東北本線 普通 2534Y 栗橋(13:40)→宇都宮(14:31) クハE231-6004
烏山線 普通 333M 宇都宮(14:34)→大金(15:08) EV-E301-3
※宇都宮-宝積寺間は東北本線。



◆新松戸-南越谷間のIC運賃220円
◆新越谷-栗橋間のIC運賃471円
◆栗橋-大金間の運賃1,340円




JR東日本 烏山線 大金駅 (栃木県那須烏山市大金)

金銭的に縁起のいい駅名。JR北海道の函館本線銭函駅も好き。




時刻表を確認

9時52分の次は2時間後の出発。明日は絶対に9時52分に乗らねばなるまい。


宿まで徒歩15分…

那須烏山市南那須庁舎の前を通る。元は栃木県那須郡南那須町で、平成17年に烏山町と合併して那須烏山市になっている。さて、前方の道が通行止めで回り道の案内が出ている。車両だけで徒歩は行けないかなと思ったが、案内に従い迂回する。宿まで15分では着かなさそう。


田んぼの向こうに今日の宿が見える

宿近くのセブン-イレブンでアンパンと水2Lを買ってゆく。






大金温泉グランドホテル (栃木県那須烏山市岩子)

宿に着いてチェックインする。お勘定は明朝か。


和室6畳

塩原で10畳間に泊ったので狭く感じるが、一人なので十分でしょう。


テレビは地上波のみ

動画サイトも見られない。お茶セットがあるので買ってきた水でお湯を沸かしてお茶を淹れる。昼食を食べてないのでアンパンを食べる。


客室からの眺め

落ち着いたところで温泉に入る。古代の海水だそうで茶色である。ちょっと口に入ると塩味がした。ぬるめとあつめの浴槽があり、露天風呂へは一旦服を着て移動する必要がある。面倒だなと思ったが入ってみる。開放感があっていいが、ここもぬるめ。もう一度屋内の大浴場に戻り、温まり直す。いいお湯だったが、建物内は一部を除き暖房はないので、湯冷めせぬよう客室に戻る。午後5時半を過ぎて夕食会場へ。


夕食

1泊2食付きで6,000円のプランだったので簡単なものかなと思っていたが、思いのほか品数が多い。温かい料理が多いのも嬉しい。ビール(中瓶)(750円)を付けたけど、1泊2食に60分飲み放題も付いて7,000円のプランもあった。飲み放題のお客さんはどんどん飲んでいる。飲み放題とは250円差となったが、飲み過ぎないよう麦酒1本にしたからこれでよし。お刺身で一盞する。旨い。


写真を撮る前に食べてしまった…






これまで令和5年2月5日撮影

豪華料理という訳ではないが、値段を考えるとよかったのではないか。お客さんが多いとバイキングなのだろうが、今日は少ないので個別に席に料理が用意されている。温かい料理はスタッフの方が運んできてくれるのもよかった。ごちそうさまでした。それにしても食事の時間は早い。客室に戻り午後7時半かなと思ったら、まだ6時半だった。テレビをつけているけど、ウトウトして何も入って来ない。午後11時頃、コーラを買いに部屋を出る。「非常口」の灯りを除いて真っ暗である。エレベータ前の照明は点いているけど、真っ暗で寒い館内を歩いて自動販売機まで行ってきた。通路に暖房は要らないけど照明は最小限点けて欲しい。薄明りの中、扉の部屋番号を確認して部屋に戻った。コーラを飲み、水を飲み、灯りを消して就寝した。


午前6時17分、夜明け前 これより令和5年2月6日撮影

令和5年2月6日月曜日。那須烏山市(旧南那須町)のホテルで起床する。実は客室に目覚まし時計がなく、モーニングコールもないというので困っていた。台湾で泊まったホテルに時計がなかったので目覚ましを持ち歩くようになったが、近年は日本から出る事もなく、時計も故障した事もあって持ち歩かなくなっていた。寝坊していつまでも朝食に現れないようならフロントから連絡してもらうという事になったが、テレビにオンタイマーの機能があったので、午前6時にテレビが点くようにして起きる事が出来た。夜中に目が覚めるのでいつまでも寝ている事はあるまいが、二度寝の心配はあった。無事に朝食の前に朝湯に入る事が出来た。寒いので露天には入らず大浴場で温まる。


朝食

朝食も着席してから温かい料理が出る。バイキングではなく給仕してもらい高級な気分になる。


湯豆腐も温まる

建物全体に暖房は入れてないけど、食事会場やロビーには石油ストーブが置かれている。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

会場にコーヒーが見当たらないのでお茶を飲んでいたら、近くの席のご婦人がコーヒーのお代わりを頼んでいた。スタッフに声を掛けて自分も一杯貰う。スジャータも持って来てくれたのでそれを使う。ごちそうさまでした。美味しかった。


乗車券 大金 ➡ 宇都宮(510円)

大金駅に出札口や券売機はないので、予め切符は買ってある。午前9時52分の列車に間に合うよう宿を出なければ。出札口があった頃、「大金 ➡ 宝積寺」が縁起のいい切符と紹介されていた。


巨大な吹き抜け空間

但し暖房なし。大浴場へはここを通るが寒かった。


ピアノ♪

チェックアウトの時にお勘定。1泊2食付きのプランで6,000円。麦酒が750円。入湯税が150円。しめて6,900円。後から気付いたのだが旅行サイトからの予約で、○天ポイント(100ポイント)を使っているのだが反映されていない。まあいいか。いや、よくない。





後から100円引かれてない問題が判明したが、6,000円で2食付きはよかった。建物全体に暖房が入ってないのは他の宿泊施設でもあったが、暖かくなってから利用した方がいいかなと思う。




JR東日本 烏山線 大金駅 (栃木県那須烏山市大金)

無事に列車の出発までに到着。


駅等の様子




駅舎内は待合室とお手洗いのみ

出札口、改札口どころか、自動券売機、簡易改札機、乗車駅証明書発行機も何もない。


所謂構内踏切を渡り向かいのプラットフォームへ

交換がない時は駅舎側のプラットフォームに入って欲しい。


プラットフォーム側より駅舎を望む


烏山線各駅には七福神、大金駅は大黒天


烏山方を望む

終点烏山からは常野線という国鉄→JRバス路線があって水郡線常陸大子駅と結んでいた。陸と下州)で常野線か。今は廃止されている。区間便は別会社が運行。


宝積寺方を望む


JR東日本 烏山線 普通 330M列車 [EV-E301系 (ACCUM) ] (大金)

電車が静かに入ってきた。架線がないので不思議な感じがする。


キハでもクハでもクモハでもなくEV


metro 烏山線で大金を出発symbol6


工事をしていたのはここか (鴻野山-大金)


蛇行する荒川


泊まっていた宿が見える


山の見える景色がいい (新井田-鴻野山)

下野花岡に停車。岩徳線の周防花岡を思い出す。宝積寺に到着する。蓄電池で走っていた電車はパンタを上げ、架線より集電して東北本線を走る。


JR東日本 烏山線 普通 330M列車 [EV-E301系 (ACCUM) ] (宇都宮)
※宇都宮-宝積寺間は東北本線。


metro 烏山線で宇都宮に到着symbol6
※宇都宮-宝積寺間は東北本線。

烏山線 普通 330M 大金(9:52)→宇都宮(10:26) EV-E301-3 運賃510円
※宇都宮-宝積寺間は東北本線。




構内より東口駅頭を望む

烏山線はSuicaエリアではないが、東京近郊区間である。100kmを超えても東京近郊区間内の駅相互発着の普通乗車券では途中下車出来ない。宇都宮で下車したかったのでここまでの切符にしている。入場記録がない乗車券では自動改札の扉が閉まるかも知れない。大金乗車時に車内で取った整理券もあるので、清算で混雑する有人改札の後ろを通り抜け、整理券と乗車券を渡して出場した。


青森 盛岡方を望む


東京方を望む


新しい東西自由通路が出来ている




使用開始されてないこのエスカレータは…


ライトラインのりば LIGHTLINE TRAM LRT


宇都宮ライトレール 宇都宮芳賀ライトレール線 宇都宮駅東口停留場
(栃木県宇都宮市宮みらい)


まだ開業しておらず、線路を跨いで仮通路が設けられている

線路内に立ち入っているのではないので念のため。




車止め





昨年、試運転中に脱線したのはこのあたりかな。


芳賀・高根沢工業団地方を望む

この辺りは自動車は進入出来ないのか。歩行者は階段を上がって跨線橋を渡らねばならず、不便になっている気もする。横断歩道じゃ駄目なのか。


JR東日本 東北本線 宇都宮駅《東口》 (栃木県宇都宮市川向町)



駅の西側へも延伸する計画があるが、駅そのものが立ち塞がる。どうやって西側へ線路を伸ばすかと言うと、宇都宮駅東口停留場より勾配を登り、高架で在来線の上を跨ぎ、新幹線の高架の下を潜って西側へ抜けるのだそう。荒神陸橋か。


線路が道路上に敷かれたところまで行ってみる


センターポールの架線柱ですっきりした景観


路面電車専用信号機

宇都宮市にこれまで路面電車が走った事はなく、全く新しい路線となる。


新しい商業施設やホテル


運転頻度はピーク時は6分間隔、オフピーク時は10分間隔 これまで令和5年2月6日撮影

常磐線・水戸線で走っている水戸支社のE531系が見える。東北本線黒磯新白河間で走っている車両だろうか。それはさておき、宇都宮ライトレールの開業時期は今年8月となる見込み。宇都宮芳賀ライトレール線宇都宮駅東口芳賀・高根沢工業団地間の14.6km。終点の芳賀・高根沢工業団地停留場は宇都宮市の東隣、芳賀郡芳賀町にある。




国道4号から望むライトレールの車両基地 (栃木県宇都宮市下平出町) 令和4年12月23日撮影


令和4年12月23日撮影

開業したら乗りたい。


JRバス関東 水都西線 (JR宇都宮駅) これより令和5年2月6日撮影

東西自由通路を通って西口へ。東北本線の宇都宮駅から東武宇都宮駅へ移動する。一昨年、JR駅から東武駅へは関東自動車のバスを利用したが、JRバスもあり利用してみる。


田川に架かる宮の橋を渡る

路面電車は宇都宮駅の西側にも延伸する計画。東武宇都宮駅付近の更に西まで整備区間となっている。今はバスで移動する。Suicaで乗車する。交通系ICカードが利用出来る。

水都西線 JR宇都宮駅(11:06)→東武駅前(11:13) L538-01517 運賃170円


東武宇都宮百貨店 (栃木県宇都宮市宮園町)

関東自動車のバスで終点の宇都宮東武まで乗車すると西口に到着したが、JRバスで終点の東武駅前まで乗車すると、大通りにある停留所での降車となった。少し場所が異なる。それでは百貨店に入る。買い物をする訳ではない。


東武鉄道 宇都宮線 東武宇都宮駅 (栃木県宇都宮市宮園町)

3階に上がり百貨店内を抜けると鉄道駅が。



日中は30分間隔の運転。11時20分発が出たばかりで28分待ち。


東武鉄道 宇都宮線 普通 436N列車 [20000系] (東武宇都宮)


metro 宇都宮線で東武宇都宮を出発symbol6


思川を渡る (野州大塚-壬生)



新栃木より宇都宮線より日光線に入る。隣からディーゼルエンジンの音が聞こえてくる。


東武鉄道 DE10 1109号機 (新栃木)

北海道で寝台特急〔北斗星〕を牽引していた風の機関車が。実際はDD51の重連が牽引していたから、この機関車が北海道で牽引していたのではない。



日光線下今市東武日光間、鬼怒川線下今市鬼怒川温泉間で運転される〔SL大樹〕〔DL大樹〕の車両。空いていた車内も栃木から乗客が増えてきた。ちなみに栃木県の県庁は都賀郡栃木町(今の栃木市)にあったが、明治17年に河内郡宇都宮町(今の宇都宮市)に移転となった。栃木県より群馬県、下野国より上野国に入る。ちょっとだけ上州を走り、群馬県より埼玉県、上野国より武蔵国に入る。埼玉県に入って最初の駅、柳生駅の近くに三県境となる場所がある。埼玉県・群馬県・栃木県が接する。武蔵国・上野国・下野国の国境でもある。行ってみたいが今日は行かない。利根川を渡り栗橋を過ぎ、南栗橋に到着。当駅始発中央林間行の急行列車に乗り換える。東武動物公園より伊勢崎線に入る。新越谷で下車して昼食を済ませてから帰宅する。宇都宮から宇都宮線・日光線・伊勢崎線経由で時間は掛かるが、運賃は安く済んだ。ここで言う宇都宮線及び日光線は東武鉄道の路線であり、特に愛称なぞは知った事ではない。

宇都宮線 普通 436N 東武宇都宮(11:50)→南栗橋(13:14) 22438
※南栗橋-新栃木間は日光線。
日光線 急行 1365S 南栗橋(13:18)→新越谷(13:53) 東京地下鉄18503
※新越谷-東武動物公園間は伊勢崎線。
武蔵野線 普通 1417E 南越谷(14:46)→新松戸(15:03) クハE231-2

◆東武宇都宮-新越谷間のIC運賃1,079円
◆南越谷-新松戸間のIC運賃220円

蓬莱橋

2023-02-01 15:00:00 | ドライブ

客室からの眺め

令和5年1月26日木曜日。菊川市のホテルで起床する。


無料朝食

無料の朝食だが、和食のおかずの種類が多くて充実している。ソーセージやスクランブルエッグまでは取らなかった。味噌汁のところに七味があるなと思ったら豚汁だった。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

美味しかった。ごちそうさまでした。コーヒーには牛乳を入れるんだった。


客室から東名高速が見えるが…



あまり車が走っている風でもない。新東名の利用が多いのか、新名神の立往生が影響しているのか。昨日の行程は風が強いものの天気は良く、箱根峠も積雪や凍結はなくて順調だった。ニュースでは新名神の立往生を伝えているが、名神、名阪がどうなっているのかわからない。東海と関西との間は大変になっているものと思われる。


ホテル玄 菊川 (静岡県菊川市加茂)

ちょっと空調の室外機?の音が気になった。高速道路の音は聞こえなかった。朝食は充実しており快適だった。チェックアウトする。


菊川市のホテルを出発する



菊川駅の前を通る。駅近くのホテルに泊まった事があるけど、大井川鐵道に乗りに来た時の利用。東に向かう前に菊川市の隣の掛川市を訪れる。東海道本線に沿っている。隧道を抜けて掛川市に入ると新幹線と立体交差。高架と違い盛土の区間で、走ってくる新幹線車両が見える様子が迫力ある。


JR東海 東海道本線 掛川駅《北口》 (静岡県掛川市南)

掛川駅近くのホテルに泊まったのは天竜浜名湖鉄道に乗りに来た時。昭和8年建築の木造駅舎は耐震工事のために解体。元の駅舎に使われていた和釘や木材が再利用されて平成26年に復元。


掛川城 (静岡県掛川市掛川)

天守閣は普請中か。嘉永7年(1854)に発生した安政東海地震により天守は倒壊。長らく再建されなかったが、平成6年に木造で再建されている。駅舎といい、木造にこだわりを感じる。





掛川をあとにする。国道1号掛川BPに西郷ICより流入する。自動車専用道路ではない。有料道路だったが平成17年に無料開放されている。計画は4車線だが暫定2車線。交通量は多く、流れはあまりよくない。掛川BPはそのまま日坂BPに繋がる。道の駅掛川がある。案内板に「小夜の中山」「夜泣石」の文字が見える。東海道を歩いた時を思い出す。日坂宿の手前は相当な峠道だった。バイパス道路となっても地形の険しいのが判る。日坂BPは島田金谷BPに繋がり、小夜の中山トンネルを抜ける。隣には現道のトンネルが並行する。トンネルを抜けて掛川市より島田市に入る。榛原郡旧金谷町だったが平成17年に旧島田市と合併して島田市となっている。坂を下ると菊川ICで、昨日利用した金谷御前崎連絡道路はここに繋がる予定で工事中である。東海道の間の宿菊川はこの近く。東海道の菊川宿は島田市(旧金谷町)にあり、東海道本線菊川駅は菊川市にあり離れている。明治22年開業の堀之内駅が昭和31年に菊川駅に改称。小笠郡旧堀之内町は合併して菊川町、後に菊川市となる。ともに菊川が流れる。新大井川橋で大井川を渡る。遠江国より駿河国に入る。旧金谷町と旧島田市は合併しているので島田市のままである。橋を含めて4車線化工事が進められている。向谷ICで流出し、旧国道の大井川橋の手前で大井川の土手の道に出る。チラッと東海道島田宿の方を見る。現在は橋のおかげで川留めはない。東海道本線をアンダーパス。目的地の駐車場を確認したが、反対車線側なので通り過ぎる。土手の道でなかなか方向転換するところがない。後続車も気になる。数分走って何とか向きを変える。目的地駐車場に車を停める。駐車料金は無料。


蓬莱橋 (静岡県島田市南町地先)

大井川に架かる木造橋。旧東海道ではない。一度訪れてみたかったが、今回は車なので来やすい。タモさんの番組で紹介されたのも来るきっかけとなった。



タモさんは料金箱にお金を入れていたが、この時間は傍らの建物で渡橋料金(100円)を支払う。


蓬萊橋

草冠は四画なのだがPCでは無理か。文中では「蓬莱橋」を使う。


明治拾貳年架橋

江戸期には幕府は架橋も渡船も認めなかった。明治になると橋が架けられるようになる。



全長897.4m。「世界一長い木造歩道橋」として世界の記録を紹介する本に認定されている。番組では麦酒会社の名称を言っていたが、いつから企業名を言ってもよくなったのか。自分は言っても構わない。スタウトはギネスが好きである。


下流を望む(本流ではない)

河川敷の広大さに比べて水量が少ないが、上流には多数ダムが建設されている。


ど真ん中


下流を望む


島田大橋の向こうには…


fuji 富士山(3,776m)


上流を望む




島田市街地を望む


製紙工場が見える



橋を渡り終えて駿河国より遠江国に入る。


島台と言う展望台には木製の枠が


枠なし





河原に降りようと思ったが落ち葉などで足元が悪いのでやめる。




駿河側へ戻る


梅が咲き始めたか


山に巨大な「」の文字が

ここかな。









蓬莱橋を渡り遠江国より駿河国に入る。ちなみに渡橋料金(100円)は往復と確認している。




下から眺める









せっかく蓬莱橋を紹介したが、令和5年2月1日より2月25日まで、木製上部工の架け替え工事に伴い通行止めとなる。おいでの方は島田市のウェブサイト等で確認されたし。




飛行機が旋回する

静岡空港に着陸する航空機か。時刻表を見ると福岡発静岡行FL144便がある。



蓬莱橋をあとにする。


静岡県道381号 島田金谷線 大井川橋

昭和3年竣工の大井川橋。国道1号の橋梁だったが、バイパスの新大井川橋の方が国道1号となり、大井川橋は国道指定を解除されて県道になっている。東海道を歩いた時に大井川を渡ったのはこの橋、の歩道部分。大井川橋を渡り、もう一度駿河国より遠江国に入る。




大井川鐵道 大井川本線 新金谷駅 (静岡県島田市金谷東)

大井川を挟んで東海道島田宿と金谷宿があったが、東海道本線には島田駅と金谷駅がある。金谷駅から大井川本線に乗り換えて一駅、新金谷駅がある。蒸気機関車の走る路線。



大井川本線は、令和4年台風第15号(タラス)の接近により被災し、現在も家山-千頭間で運転見合わせ、バス代行輸送となっている。全線復旧の目途は立っていないそうだが、一日も早く復旧して賑わいが戻る事を願う。


側線には客車


左の箱の色はアニーとクララベル これまで令和5年1月26日撮影




大井川鐵道 大井川本線 急行〔かわね路1号〕 101列車 (新金谷)
これより平成30年7月23日撮影




オハ35 435の車内の様子


大井川鐵道 大井川本線 急行〔かわね路1号〕 101列車 (千頭)
これまで平成30年7月23日撮影


大井川鐵道 大井川本線 特急〔きかんしゃジェームス12号〕 7002列車 (抜里-川根温泉笹間渡)
これより令和元年8月31日撮影




大井川鐵道 大井川本線 特急〔きかんしゃトーマス14号〕 7004列車 (抜里-川根温泉笹間渡)


Series 24 までのデザインに限るな… これまで令和元年8月31日撮影

また大井川鐵道に乗りに来よう。新金谷をあとにする。国道1号島田金谷BPの大代ICより流入する。近くに新東名高速島田金谷ICもあり、お急ぎの方はそちらへ。再び新大井川橋を渡り遠江国より駿河国へ。島田金谷BPより藤枝BPに進む。以前は有料道路だったが、平成17年に無料開放されている。この道路は自動車専用道路。暫定2車線が続き流れはよくなかったが、4車線区間となると急に流れがスムースになった。藤枝BPから岡部BPに進む。ここからまた自動車専用道路ではない。交差点、信号機もある。岡部BPより静清BPに進む。一部、自動車専用道路の区間あり。立体化工事区間があり交差点、信号機がある。高架道路の建設が進む。静岡・清水市街地を抜ける。静清BPより富士由比BPに進む。まだ暫定2車線の区間があるが、バイパス道路が連続していて快適である。新富士川橋は有料だったが無料開放されている。道の駅に入り小休止。


道の駅 富士 (静岡県富士市五貫島) これより令和5年1月26日撮影


fuji 富士山(3,776m)

もちろん道の駅富士から富士山は見える。


37-76ナンバー

道の駅富士に駐車している車の中に自動車登録番号「37-76」の車両を発見。富士山ナンバーではない。静岡県内のナンバーではあった。



道の駅で昼食でもよかったが、気になっていたお店に行ってみる。新幹線に併行する富士由比BPの高架を走る。あまり出口がなくて行き過ぎた感じの富士東ICで流出する。国道139号に入るつもりが、「静岡」の文字を見て誤って再び富士東ICから国道1号富士由比BPに流入してしまう。またも新幹線との併行区間を走り、行ったり来たりで国道139号沿いのお店に到着した。


券売機

店内に入る。他にお客さんはいない。食べたいものは決まっているが、どれを押せばいいのかわからない。店員さんの手を煩わす。


花巻そば(320円) トッピング 桜えびかき揚げ(500円) 炊き込みご飯(120円)



店員さんに「海苔入れますか?」と聞かれてお願いした。券売機のボタンに「かけ・花巻」とあって何の事かわからなかったが、後日調べると、海苔を散らしたものを花巻そばと言うそうだ。知らなかった。


かき揚げはあつあつ♪

かき揚げはすぐにほぐれてゆく。あまり海老を感じない。桜えびは食べたかったので注文したが、他のメニューと比べると高い。まずは美味しかった。ごちそうさまでした。


スマル亭 東富士店 (静岡県富士市荒田島字代官町)



昼食を済ませて出発。国道139号を東でなく西へ。さわやかさんのハンバーグの美味しさに気付かせてくれた富士錦店前を通る。国道は右に折れて東名高速富士ICに向かうが、もちろん高速に向かわずに直進する。途中で左折して新幹線新富士駅の側を通り、国道1号富士由比BPに戻る。また新幹線と併行する区間を走る。富士東ICからは沼津BPとなる。ほとんどが地上で信号機あり。上石田ICで国道246号が分岐する。神奈川県へ御殿場経由で行くか、箱根峠経由で行くか。思案のしどころだが、御殿場から東は通った事があるので、今日はそのまま国道1号を行く。沼津BPから三島BPに進む。駿河国より伊豆国に入る。南二日町ICで4車線から2車線となる。藤枝BPの途中から三島BPの途中まで、70km以上4車線以上のバイパスが続いた。暫く行くと道路は箱根越えの山道となった。交通量は減り、登り坂のほとんどに登坂車線があってスムースに進む。箱根峠を越えて静岡県より神奈川県、伊豆国より相模国に入る。箱根新道の方が早いが、バイパスに入らず道の駅で小休止。




道の駅箱根峠 (神奈川県足柄下郡箱根町箱根)


芦ノ湖を望む


箱根 芦ノ湖遊覧船が行く





道の駅を出発。ここから箱根新道に行く事も出来るが、芦ノ湖へ坂を下ってゆく。駅伝の往路ゴール、復路スタート地点のある箱根町港、箱根関所、元箱根港と進む。箱根海賊船が停泊している。観光客も多い。湖畔を離れて登り坂となる。「国道1号最高地点874m」を通過。県境、国境の箱根峠より高いのか。箱根の山は天下の嶮である。箱根新道も曲線があったが、こちらの国道の方が古く、曲線が連続して坂を下ってゆく。こんな急勾配を駅伝選手は登り降りするのかと思う。


箱根登山鉄道の踏切で平面交差 (宮ノ下-小涌谷)

鉄道もスイッチバックがあるとはいえ、こんな急勾配をよく登り降りできるものだと思う。経路変更で通れなくなった函嶺洞門を見て、箱根湯本駅前を過ぎると山越えも終了だ。西湘BPに繋がる小田原箱根道路と言うバイパスがあるのだが、誤って現道を進んでしまう。駅伝コースはもういい。箱根口ICより西湘BPに入る。実に快適な自動車専用道路である。東京まで続いていたらと思うが、大磯東ICで自動車専用道路は終わる。一般道の国道134号となるが往復4車線あり悪くない。茅ヶ崎海岸ICより新湘南BPが利用出来るが、県道を経由して国道1号の現道に戻る。往復2車線で茅ケ崎市街地は渋滞している。有料でもバイパスを使うべきだったか。新湘南BPと合流する。通行料金を払えばもっと早く来れたが、まあいいでしょう。渋滞地点として聞き覚えのある戸塚区原宿の交差点はアンダーパスで立体交差となっていた。横浜新道に入ると車の流れはスムースとなる。相模国より武蔵国に入る。保土ケ谷から第三京浜に入り、多摩川を渡り神奈川県より東京都に入る。玉川ICで流出。さて都心へはどう行くか。カーナビゲーションは目黒通りを案内する。片側3車線の区間もあるが、車線の幅が異様に狭い。歩道寄りの車線には駐車車両がいるので走らない。どこを走っているかわからないが、都立大学駅、目黒駅と鉄道で場所を把握する。清正公前交差点よりまた国道1号に戻る。正面にライトアップされた東京タワーが見える。都心まで戻ってきた。首都高速を使わなくても何とかなったが、車線が狭かったのはいただけない。日本橋まで国道1号で向かうつもりだった。


JR東日本 東海道本線 東京駅《丸の内口》 (東京都千代田区丸の内)

右折する交差点を間違えて行幸通りに入る。国道1号に戻り、日本橋を通過して国道6号(国道4号ほか重複多数)を走る。ライトアップされた東京スカイツリーが見える。都内に入り都心に向かう時は渋滞がなかったが、都心から松戸へは渋滞が発生している。燃料警告灯が点滅している。目安のキロ数が表示されるが、急に減ったり増えたりする。50kmは走れるはずである。江戸川を渡り東京都より千葉県、武蔵国より下総国に入った。ガス欠する事なく給油してレンタカーを返却出来た。運転から解放され、かつやで麦酒を飲み食事をして帰宅した。 (おわり)

走行距離:634km
 給油量:36.36L レギュラーガソリン(単価158円)
  代金 :5,745円