旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

IRいしかわ鉄道線

2023-09-26 23:00:00 | 鉄道

改札から少し離れている4番のりばへ

令和5年9月18日月曜日。flag1 敬老の日。金沢駅に来ている。金沢周辺はICOCAが導入されて交通系ICカードが利用出来る路線なのでSuicaを使おうかと思ったが、切符の写真を撮りたいと思いなおし自動券売機で乗車券を購入する。自動改札から入場して乗車する列車の乗り場に向かうが、何だかはずれの方に停まっていた。


Ishikawa Railway


IRいしかわ鉄道 IRいしかわ鉄道線 普通 449M列車 [521系IR04編成] (金沢)

金沢以東は北陸本線時代に何度も乗っているが、JR西日本よりIRいしかわ鉄道に移管され、IRいしかわ鉄道線となったので初めて乗る路線という体裁である。車両は福井金沢間で乗ったのと同じ521系。JRの昔の車両かと思えば新型車両である。福井金沢間は2両編成だったが、この列車6両編成くらいだったと思う。送り込みも兼ねているのかも知れないが。金沢富山行普通列車に乗車。車内は転換式クロスシート。余裕で窓側の座席に腰掛ける。実に快適。


metro IRいしかわ鉄道線で金沢を出発symbol6




乗車券 金沢から 倶利伽羅経由 ▶ あいの風とやま線 500円区間
(870円)

金沢から高岡までの連絡乗車券を購入。IRいしかわ鉄道は途中の倶利伽羅までで、その先はあいの風とやま鉄道の路線となる。どうでもいいが名前が長すぎる。流山線だと流鉄の2文字である。それはさておき、運賃の内訳はIRいしかわ鉄道線金沢倶利伽羅間370円、あいの風とやま鉄道線倶利伽羅高岡間500円となる。


津幡停車中!


津幡で七尾線が分岐する

七尾線はJR西日本の路線だが、金沢へ直通運転する列車は必ずIRいしかわ鉄道線経由となる。盛岡IGRいわて銀河鉄道と花輪線を思わせる。盛岡で花輪線からの直通列車を降りると三セクの改札を出て、離れた場所のJR改札に入って乗り換えという事になり実に不便だが、金沢ではJRと三セクで改札が別々という事はなくラッチ内で乗り換えられる。


倶利伽羅停車中!

画数の多いこの駅が石川県側のIRいしかわ鉄道と富山県側のあいの風とやま鉄道との境界駅。石川県河北郡津幡町にあり、IRいしかわ鉄道の管理駅。整備新幹線が建設され並行在来線が第三セクターに移管されると、県別に別会社となる事が多い。運賃も別々となり割高感がある。熊本県と鹿児島県とに跨る区間は肥薩おれんじ鉄道の1社なのに。金沢高岡間は2社に跨って連絡乗車券が買えるけど、金沢直江津間の3社連絡乗車券の扱いはない。もともと同じ北陸本線なのに。何はともあれIRいしかわ鉄道線の乗りつぶしは終了。営業キロ17.8、所要18分。乗務員の交代もない。これよりあいの風とやま鉄道線の乗りつぶしに入る。さて福井県と石川県の県境通過は気付かなかったけど、ここは倶利伽羅トンネルを抜けるので気付く。石川県より富山県、加賀国より越中国に入る。


北陸新幹線新倶利伽羅トンネルの出入口付近 (倶利伽羅-石動)

石川県・富山県県境にはこの場所より北に北陸新幹線加越トンネルがフル規格で建設されていたそう。加賀・中国境を貫く加越トンネル。しかし経路が変更されてトンネルは建設中止となり放棄されたそう。代わりに新倶利伽羅トンネルが建設されたが、新幹線鉄道規格新線(スーパー特急)に計画変更されて石動駅の約1kmの金沢方で北陸本線と北陸新幹線(スーパー特急)の線路が繋がる予定だった。しかしスーパー特急からフル規格に再度計画が変更され、この辺りで北陸本線とスーパー特急が繋がる事はなかった。九州新幹線も筑後船小屋新八代間は在来線を走り、他はスーパー特急の予定だったが全線フル規格に変更された。


福岡停車中!

ここが筑前の福岡と間違えて来る人がいるという越中の福岡か。JR線ではなくなったから間違える人も減ったかな。現在では東京大阪から福岡までの普通乗車券を買えないだろう。


福岡駅 (富山県高岡市福岡町下蓑)


能越自動車道と交差 (福岡-西高岡)

能越自動車道は南で小矢部砺波JCTで東海北陸自動車道、北陸自動車道に接続する。北へは富山県・石川県境を越えて七尾ICに至る。登国と中国とを結ぶ。最終的には輪島市に至る計画である。


あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 普通 449M列車 [521系IR04編成] (高岡)
※金沢-倶利伽羅間はIRいしかわ鉄道線。


metro あいの風とやま鉄道線で高岡に到着symbol6

IRいしかわ鉄道線 普通 449M 金沢(15:07)→高岡(15:46) クモハ521-55 運賃870円
※倶利伽羅-高岡間はあいの風とやま鉄道線。


列車は富山へ…



富山県内の北陸本線はあいの風とやま鉄道に移管されたが、城端線、氷見線は今もJR西日本の路線である。単線非電化であり、構内には気動車が何両も見られる。城端線で一駅行った新高岡で北陸新幹線に接続する。つまりJR線だけで金沢へ行く事も可能。運賃の他に特急料金がかかるが。




改札口(ラッチ内より)

橋上駅舎となっており、城端線、氷見線の乗りつぶしに来た頃と変わっている。自動改札機があるが、交通系ICカード専用のみ。乗車券は改札掛に渡す。


改札口(ラッチ外より)


自由通路




自動券売機

出札口(みどりの窓口)もあります。券売機で乗車券の買える範囲は西がIRいしかわ鉄道線経由で北陸本線大聖寺まで、東は市振まで。高岡でも直江津までの連絡乗車券は買えない。IRいしかわ鉄道線経由で七尾線和倉温泉まで。城端線、氷見線は全線。富山接続で高山本線猪谷まで。ICOCAエリアで交通系ICカードが使えるが、大阪福井方面に跨っての利用不可。範囲は北陸本線大聖寺金沢間、IRいしかわ鉄道線金沢倶利伽羅間、あいの風とやま鉄道線倶利伽羅越中宮崎間、七尾線津幡和倉温泉間。但し七尾和倉温泉間ののと鉄道普通列車では利用不可。城端線高岡新高岡間。以上。


あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 高岡駅JR西日本 城端線 高岡駅《古城公園口》
(富山県高岡市下関町)




ホテル・アルファ-ワン高岡駅前 (富山県高岡市下関町)

今日はこちらのホテルに投宿、するのではない。




ホテル・アルファ-ワン高岡 (富山県高岡市下関町)

近所にあるこちらのホテルに投宿する。高岡にはα−1さんが二つある。駅前のホテルはレストランがなかったので、ある方のホテルを予約したのだ。無料の大浴場があるのもこちら。朝食バイキング付きの限定プランで5,600円だった。


客室の様子




客室からの眺め

落花生の小袋が無料でもらえたので、ホテルの自動販売機で金麦(160円)を買ってくる。シャワーを浴びてお相撲を見ながら金麦を飲んでいると眠くなってきた。ハッと目覚めると午後8時を回っている。さっそく夕食に出掛ける。雨が降っているそうで、フロントで傘を貸してもらう。駅からホテルに来るまでに飲食店はないか見ていたが、適当なお店は見なかった。居酒屋は何軒かあったけど。駅周辺を歩いてみる。末広町電停の側を通り、アーケードに入る。イベントをしており飲食店が出店してお酒を出している。賑やかな音楽がかかっているが、今日は疲れていてそんな気分ではない。飲み屋はいくつもあるのだが余りお金は使いたくない。途中で高級ホテルの前を通り、馴染みのチェーンのホテルに戻ってきた。では駅からホテルの間にあった居酒屋に入ろう。


お通し(350円) 生ビール中(550円)

お通しも麦酒も旨い。すぐ飲んでしまいそう。


刺身三種2貫サス昆布〆(1,100円) ご飯セット(350円)

ご飯セットでお刺身定食風に。


お刺身が旨い!


浦霞(780円)

ならば清酒を。魚に合い実に旨い。


サス昆布〆 これまで令和5年9月18日撮影

サスとはカジキマグロの事。富山の料理が食べられてよかった。お酒は富山の酒ではなく、みちのくの酒を注文した。12年前に鹽竈神社を参拝した後、立派な蔵を見て写真を撮っている。


浦霞醸造元 株式会社佐浦 (宮城県塩竈市本町) 平成23年6月1日撮影

塩竃でも津波による浸水被害があったそう。


牛たん定食ランチ(1,200円) 平成23年6月1日撮影

松島に移動し、瑞巌寺のお参りを済ませ、牛たんの利久さんに入る。


浦霞(735円) 平成23年6月1日撮影

初めて飲んだ浦霞旨かった。今日飲む浦霞も旨い。ごちそうさまでした。


日本海庄や 高岡店 (富山県高岡市下関町) これより令和5年9月18日撮影




tv ホテルに戻りBSを見てみる

吉田さん、台湾に行っていたのか。後ろの炊飯器は自助の白飯かな。


18天台灣生啤酒飲みたい…


檳榔は食べられるのか




別の店にて…


金牌台灣啤酒

このコップ欲しい。ところで啤酒100元は変わってないのに、円安で高く感じるなあ。


牡蠣旨そう…


紹興酒

紹興酒は昔横浜で飲んだっきりだな。




魚を蒸したの食べたいけど高い高い


玉泉清酒

台湾の清酒があるのか。



台北で月桂冠(日本からの輸入)を飲んだ事はあるけど、今度台湾の清酒も飲んでみようかな。


tv 後は動画を見る これまで令和5年9月18日撮影

そして日付が変わるとBSでサマンサを見てから就寝した。


sun 富山県のお天気を見る これより令和5年9月19日撮影

令和5年9月19日火曜日。高岡のホテルで起床する。ホテルの大浴場?で朝湯に入ってきた。


まだ30℃超えるんかい


天気はよさそう



以前、魚津市でテレビを見ていたら名古屋局からニュース(東海北陸)をやっており驚いたが、今の時間は県域放送だった。なお富山県の民放は3局しかない。そして総合テレビは1chではなく3chなのだが、地上波のチャンネルを変える事はなかったので気付かなかった。衛星波はいくつかの局を見ていたのだが。


客室からの眺め


和洋バイキング

朝食付きのプランを利用しているので宿泊料金に含まれる。素泊まりから変更すると前売券が1,000円、当日が1,100円となっている。料理の内容は氷見うどんや昆布巻蒲鉾など郷土料理があって嬉しい。食べ過ぎてしまう。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

美味しかった。ごちそうさまでした。



時間ギリギリまで動画を見て過ごし、快適なホテルをチェックアウトする。 (つづく)


北陸本線

2023-09-25 14:00:00 | 鉄道

福井市立郷土歴史博物館 (福井県福井市宝永)

令和5年9月18日月曜日。flag1 敬老の日。福井に来ている。養浩館庭園入園料との共通券(350円)となっていた博物館にやって来た。冷房が効いて涼しい。


撮影可能

博物館で写真を撮る事もないだろうと思っていたが、撮影可能な展示もあるので撮ってみる。





釧路の地名関連以外で「」の文字を目にする。は腕輪なのだそう。地名の釧路はアイヌ語に漢字をあてたもので腕輪の意味はない。北海道釧路郡釧路町の国道44号で北海道警察釧路方面本部のお世話になった事を思い出す。速度超過違反で。







三角縁神獣鏡は初めて見た。





先日、埼玉古墳群に行った時に博物館には入らず帰った事が悔やまれる。


九十九橋の模型

九十九橋は半石半木の奇橋だったのだそう。


大日本國橋見立相撲 番付表


東方

関脇福井掛合橋が九十九橋の事だそう。大関は岡崎矢矧橋か。


西方

大関岩國錦帯橋は順当。しかし瀬田唐橋よりも上とは。


福井城本丸模型

現在はここに県警、県庁、県議会が収まっている。


九十九橋の原寸大模型

今回、博物館に入ってみてなかなか興味深かった。


松平春嶽公像

博物館の前には春嶽公の像が。


ふるき世の その面かけを 忍ふには ふみより外に しく物そなき 慶永

松平慶永公の「春嶽」は号なのだそう。幕末を舞台にした歴史ものでは春嶽公の名に馴染みがある。



博物館を後にして、福井城本丸(県庁)を経て駅へと向かう。




県庁には黄色の郵便差出箱


国体の時に設置されたものか

ところで「国体」「国民体育大会」を来年から外来語由来の片仮名の名称に変更するのだそう。なぜ日本語表記をわざわざ冗長な片仮名の外来語名称にしたがるのか。英語名にする訳ではなく、中途半端に日本語に入れてくるのである。すでに「flag1 体育の日」は変更されてしまった。



福井城本丸を通り抜け、駅前広場に戻ってきた。「動く恐竜モニュメント」に目がいってしまうが、実物大の恐竜の足跡化石(複製)が設置してある。


鳥脚類(草食恐竜) フクイサウルスやコシサウルスの仲間


(左)アンキロサウルス類(草食恐竜) (右)獣脚類(肉食恐竜) フクイラプトルの仲間
これまで令和5年9月18日撮影

さて、駅に帰って来て昼食にしようと思うが、以前利用した駅の中の商業施設がない。新幹線に関連して閉店したそう。新幹線開業時に商業施設も開業するようだが今はない。頭の中はお蕎麦とソースカツ丼と麦酒だったのに。


ミニソースカツ丼付き(1,200円) 平成19年9月9日撮影

以前福井で食べたお蕎麦はこんな感じ。


鰊そば(500円) 令和5年9月18日撮影

立ち食いそば店が営業している。鰊そばを注文。関東とはおつゆが異なるのは承知しているが、よく利用するゆで太郎で味覚が構えているので混乱する。久しぶりの鰊は旨かったが、このおつゆなら天ぷらそばの方がよかったかもしれない。ごちそうさまでした。


今庄そば(福井駅構内) 令和5年9月18日撮影

ついでに以前の北陸本線の列車の写真を。


JR西日本 北陸本線 普通 263M列車 (今庄)
平成19年9月8日撮影


JR西日本 北陸本線 普通 342M列車 (敦賀)
平成19年9月9日撮影


JR西日本 特急〔はくたか5号〕 1005M列車 [681系] (福井)
平成26年11月25日撮影

それでは途中下車していた乗車券を自動改札機に投入して入場する。


特急〔しらさぎ53号〕 5053M列車 (福井) これより令和5年9月18日撮影

福井に到着して約2時間後の特急〔しらさぎ〕が入ってきた。2時間前に乗って来た〔しらさぎ〕は名古屋金沢行だったが、この〔しらさぎ〕は米原金沢行。かつての特急〔加越〕のよう。





特急〔しらさぎ〕に乗る訳ではなく、特急券は購入していない。普通列車でゆっくり金沢を目指す。


JR西日本 北陸本線 普通 1343M列車 [521系G17編成] (福井)

列車は2両編成で混み合っている。進行方向逆向きで通路側の座席だが腰掛ける事が出来た。


metro 北陸本線で福井を出発symbol6


車窓には開業前の北陸新幹線 (丸岡-芦原温泉)

席が空いたので進行方向窓側の席に移動。



芦原温泉には新幹線駅が出来、在来線と接続する。なお新幹線開業後の並行在来線は金沢以東同様に第三セクターに移管される。北陸本線のうち敦賀大聖寺間は、ハピラインふくいの路線となる。牛ノ谷大聖寺間で県境を越えて福井県より石川県、越前国より加賀国に入った。ハピラインふくいの路線が県境を跨ぐ事になる。大聖寺金沢間は、すでに移管されている金沢倶利伽羅間を運営するIRいしかわ鉄道のIRいしかわ鉄道線に編入される。石川県最初の駅、大聖寺を出て次の加賀温泉にも新幹線駅が出来る。


小松市内を走る (粟津-小松)


小松停車中!

小松で後から来る大阪金沢行特急〔サンダーバード19号〕を先行させる。9分も停車する。プラットフォームの向かいには金沢大阪行特急〔サンダーバード26号〕が入ってきた。


小松にも新幹線駅が出来る

来年の北陸新幹線延伸で新たに開業する新幹線駅は、小松駅(石川県小松市)、加賀温泉駅(加賀市)、芦原温泉駅(福井県あわら市)、福井駅(福井市)、越前たけふ駅(越前市)、敦賀駅(敦賀市)となる。北陸本線は上方・京都に近い米原が起点であり、金沢方への列車が下りとなるが、北陸新幹線は東京方の高崎が起点で、北陸方面への列車が下りとなる。


梯川を渡る (小松-明峰)




航空機が上空を行く (明峰)

市内には小松飛行場(KMQ RJNK)があり、この航空機はRWY24に着陸すると思われる。飛行場は航空自衛隊小松基地と民間の共用。民間は小松空港として石川県南部(金沢市など)だけでなく、福井県北部(福井市など)の空の玄関口となっている。北陸新幹線延伸で東京(羽田)線に影響が出てくるか。同路線は日本航空(JL全日本空輸(NHと合わせて10往復の便がある。LCCはない。福井県坂井市に福井空港(FKJ RJNF)があるが、滑走路は1,200mで大型機が離着陸出来ず、定期便は廃止されている。


新幹線と交差 (明峰-能美根上)



後日、9月23日よりE926形新幹線電気・軌道総合検測車「East i」による試験走行が開始された。この時はまだ電車は走っていなかったのだ。


手取川を渡る (小舞子-美川)

美川で「美川 県一の町」を思い出す。


新幹線の車両基地が見える (加賀笠間-松任)

金沢以西のここまではすでに新幹線の列車が来ている。






貨物列車が…

車両基地付近の加賀笠間松任間にはIRいしかわ鉄道移管後に西松任駅が開業予定で、すでに完成しているプラットフォームやIRいしかわ鉄道の駅名標も見掛けた。


金沢に到着

もちろん新幹線駅が設けられている。


521系の車内の様子

座席にしても自動放送にしても山陽本線の227系そっくりで、カープ関連の広告がない事で広島ではない事が判る。「(ピンポーン♪)次は宮島口、宮島口です」などと聞こえてきそうだった。


JR西日本 北陸本線 普通 1343M列車 [521系G17編成] (金沢)

北陸本線 普通 1343M 福井(13:12)→金沢(14:43) クハ520-22
◆東京都区内-金沢間の運賃7,970円


metro 北陸本線で金沢に到着symbol6




JR西日本 特急〔能登かがり火5号〕 3005M列車 (金沢)

金沢和倉温泉行特急〔能登かがり火5号〕が出発を待っている。



金沢を出ると北陸本線から移管されたIRいしかわ鉄道線を走り、津幡からJR西日本の路線、七尾線に入って和倉温泉に至る。IRいしかわ鉄道線は交流電化(60Hz)だが、七尾線は直流電化。津幡を出た所に死電区間がある。


回送で列車が入ってきた


JR西日本 特急〔サンダーバード30号〕 7030M列車 [681系] (金沢)

金沢大阪行特急〔サンダーバート30号〕。プラットフォームで列車を待つ人の多いこと。



今は大阪直通だが、新幹線が延伸開業すると敦賀乗り換えが発生する。


(右)JR西日本 特急〔しらさぎ7号〕 7M列車 (金沢)

名古屋金沢行特急〔しらさぎ7号〕が到着した。まさに特急銀座である。新幹線開業前は特急〔はくたか〕も走っていた。ところで特急〔しらさぎ〕〔サンダーバート〕〔能登かがり火〕は681系か683系なのだが、パッと見でその違いが判らない。


新幹線のりかえ口



よもや八戸のように閉鎖される事はあるまいな。


乗車券 [区]東京都区内 ➡ 金沢(7,970円)

乗車券はここまで。在来線改札で「乗車記念 使用済」の印をもらい切符は持ち帰る。


駅の外へ出てみた


JR西日本 北陸本線 金沢駅・IRいしかわ鉄道 IRいしかわ鉄道線 金沢駅《兼六園口(東口)》
(石川県金沢市木ノ新保町)

それにしても人が多い。外国人観光客の姿も見られる。


鼓門

金沢は何度か観光しているので今日は福井観光にした。門の写真だけ撮ってゆく。






いずれも令和5年9月18日撮影


名勝 養浩館庭園

2023-09-23 19:00:00 | みる

乗車券 [区]東京都区内 ➡ 金沢(7,970円)

令和5年9月18日月曜日。flag1 敬老の日。福井駅に来ている。北陸新幹線ではなく北陸本線経由金沢までの乗車券で途中下車する。


改札口と自動券売機

もちろん出札口(みどりの窓口)もある。


北陸新幹線 福井・敦賀開業まで 180日 ※令和5年9月18日現在
北陸新幹線 2024年316開業


新幹線の出札口(みどりの窓口)と自動券売機

開業前の新幹線駅を見てみる。左のシャッターが下りているところが改札口か。


通路反対側は自動券売機と改札か


えちぜん鉄道 勝山永平寺線 福井駅 (福井県福井市中央)

駅の外に出てきた。東口側には新幹線に沿ってえちぜん鉄道の駅がある。高架化工事の際、一時的に開業前の新幹線の高架にえちぜん鉄道の列車が走り、駅も設置されていたそうで面白い。京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)京都本線も高架化工事の際に開業前の新幹線の高架を走っていたのだそう。えちぜん鉄道には福井より勝山に至る勝山永平寺線と、途中の福井口より分岐し三国港へ至る三国芦原線の二路線がある。現在は第三セクターのえちぜん鉄道が運営しているが、平成15年に事業譲渡するまで京福電気鉄道の越前本線(現勝山永平寺線)と三国芦原線だった。






新幹線駅をのぞいてみる

博多に直通していないのに「博多新鳥栖方面」という表示を見た事があるが、ここはさすがに「大阪京都方面」という案内はしていない。博多方面の列車は新幹線と在来線の乗り継ぎは同一プラットフォームで速やかに出来るが、敦賀での北陸新幹線と北陸本線との乗り継ぎはプラットフォームの階層も異なり、8分程度の時間を要するようである。


新幹線は1面2線の構造






木調で和のイメージ




JR西日本 北陸本線 福井駅《東口》 (福井県福井市中央)

一乗谷の唐門をモチーフにしているそう。


JR西日本 北陸本線 福井駅《西口》 (福井県福井市中央)

東口より西口にやって来た。こちらが正面であり高架となる前は駅ビルがあった。福井上野行急行〔能登〕があったので利用した事がある。福井上野までの急行券を買い、駅ビルで8番らーめんを食べた。紅葉の関西旅行で往路は快速〔ムーンライトながら〕、復路は急行〔能登〕を使い、乗車券は東京都区内→東京都区内を購入。快速〔ムーンライトながら〕は混雑していたが、急行〔能登〕は空いていて快適だった。JR西日本の車掌さんが終着上野まで乗務していて、高崎線内からの乗客に急行券を売っていた。後に運転区間は上野金沢間に短縮され、新幹線金沢開業を待たず廃止された。


駅前広場には恐竜が!






サウタン Sautan


ラプト Rapto


ティッチー Titchy




恐竜たちに別れを告げ福井城へ…








福井藩は福井県になっていた!

明治4年の廃藩置県である。福井藩→福井県→足羽県→敦賀県と変遷するが、明治9年に嶺南(若狭国及び越前国敦賀郡)は滋賀県、嶺北(敦賀郡を除いた越前国)は石川県に編入される。明治14年に嶺南・嶺北は分離され改めて福井県が誕生している。若狭国と越前国が県域となるが、昭和になって一部が岐阜県へ編入されている。富山県が石川県に編入されていた事は知っていたが、福井県も復活した県だったのか。


福井県警察本部 (福井県福井市大手)


福井県庁 (福井県福井市大手)


結城秀康公

慶長五年(一六〇〇年)関ケ原の戦いの後、越前六十八万石の大名となった結城秀康公(徳川家康の次男)は、翌六年に北庄(後の福井)に入り、新しい城の建設と、柴田勝家にはじまる城下町の大改造に着手した。多くの民の力と汗に支えられ、およそ六年の歳月をかけて完成した城下は、都市としての福井の原形をかたちづくり、今日の福井市発展の礎となった。(碑文より)


大本營 行在所 記念碑 福井縣廳

昭和8年に陸軍特別大演習が行われた折、県庁が行在所となったそう。


福井県議会議事堂 (福井県福井市大手)







堀に守られた堅牢な県庁だった。




ホテルフクイキャッスル (福井県福井市大手)

内堀に面したこのホテルに泊まった事がある。その時に福井城本丸が県庁になっているのを知った。


福井放送局 (福井県福井市宝永)

福井放送局の前を通り養浩館庭園へ。福井市立郷土歴史博物館との共通券(350円)を買い入園する。庭園のみの入園料は220円。早朝は無料開園されている(建物への立ち入り不可)。


名勝 養浩館庭園 (福井県福井市宝永)

江戸期に作庭された藩主別邸の庭園。明治17年に松平春嶽公によって「養浩館」と名付けられる。数寄屋造りの屋敷をそなえる回遊式林泉庭園だそう。












笏谷石製の流れ蹲踞







先程から賑やかな外国語が聞こえてくる。団体さんが訪れているようだ。


靴を脱いで屋内へ


御湯殿


池の鯉


大群過ぎんか!?

鯉のエサが1パック100円で販売されており集まっていたのだ。外国からの団体さんはSouth Koreaからで、ツアーの行程でここを去る時間らしく、エサやりで残った分を居合わせた日本人観光客に譲っている。日本人も外国語で謝意を伝え、小さな国際交流にほっこりする。




座敷より池を眺める

お殿様も見たであろうこの景色。













江戸期より伝わる庭園は昭和初期まで越前松平家の休養や迎賓等の場として使われていたそう。しかし昭和20年7月19日深夜、米軍による空襲で市街地は焼かれ、養浩館庭園の建物も焼失してしまう。現在の建物は古写真などをもとに復原されたものである。








庭園を後にする




福井城 舎人門 (福井県福井市宝永)



外堀に面した門が復原されている。


いずれも令和5年9月18日撮影

内堀の中の本丸跡が県庁だが、外堀の中の福井城全体は非常に大きい。古地図を見れば堀は何重もある。それでは福井市立郷土歴史博物館へ向かう。 (つづく)

新幹線〔ひかり〕 特急〔しらさぎ〕

2023-09-22 22:00:00 | 鉄道

スジャータアイスクリームの自動販売機

令和5年9月18日月曜日。flag1 敬老の日。新幹線で出掛けてきた。プラットフォームにはスジャータアイスクリームの自動販売機が設置されている。なお、決済方法は非接触クレジットカード決済、電子マネー決済、バーコード決済で、現金は利用出来ない。なおアイスはあまり固くないという話も。


新幹線〔ひかり631号〕 631A列車 [N700系G15編成] (東京)

東京新大阪行新幹線〔ひかり631号〕を利用する。



自由席利用なので〔のぞみ〕でも〔ひかり〕でも〔こだま〕でも料金は同額だが、16両編成のうち自由席が5両ある〔ひかり〕を利用する。〔のぞみ〕の自由席は3両。今後は年末年始などのピーク時は全車指定席とし自由席の設定はなくなる。そもそも平成4年に登場した〔のぞみ〕は全車指定席だったし、混雑する時期のみ全車指定席に戻す事に異存はない。この時期以外は〔ひかり〕〔こだま〕の新幹線自由席特急料金と同額の特定特急料金で〔のぞみ〕を利用出来るのだからありがたい。


N700A SHINKANSEN series N700 Advanced

N700SのJ編成の普通車にも乗ったけど、座席が固くて好みではない。N700Aの座り心地の方が好きである。N700Sの中でもY編成の普通車指定席は座り心地は申し分なく実に快適。但し31分しか乗る事は出来なかった。乗った新幹線〔かもめ〕は長崎発17時15分、武雄温泉着17時46分。何とか新鳥栖まで延伸して、新大阪へは直通して欲しい。


SPAMむすび てりやきたまご(298円) SPAMむすび(290円) コカ・コーラ ゼロ 500ml(172円)

朝食。SPAMむすびは近所のファミリーマートで、コーラは駅売店で買って来た。


metro 新幹線〔ひかり〕で東京を出発symbol5


乗車券 [区]東京都区内 ➡ 金沢(7,970円)

乗車駅から東京都区内の入口駅まではSuicaを利用し、そこから乗車券を使用開始するが、入口駅でわざわざ下車する必要はない。新幹線乗換改札機では乗車券・新幹線自由席特急券の投入、Suicaをタッチ、扉が開いて乗車券・新幹線自由席特急券の受け取りの手順で、Suicaからは東京都区内入口駅の金町までのIC運賃が引き去られる。手順の確認に改札氏に乗車券を見せたら、他社の新幹線乗換改札を案内されてしまう。金沢しか見てなかったな。今日は北陸新幹線には乗りません。


新幹線自由席特急券 東京・品川 ➡ 名古屋(4,180円)

今回は〔のぞみ〕ではないので「特定特急券」の件は関係ない。そういえば車内チャイムが変更されている。変更するのなら元のがいいのに。ミミファソド ラソファソ ファミレミド ラドシレド♪


スジャータアイスクリーム(バニラ)(340円) ホットコーヒーレギュラーサイズ(350円)
※コーヒーとのセットで上記の総額から50円引き

東海道新幹線の車内ワゴン販売は今年10月31日をもって終了するそう。折角なので利用する。


相変わらず固い…

そこがまたいい。暫く放置して食べ始める。やっぱり旨い。ごちそうさまでした。新幹線でアイスクリームを初めて食べたのは昭和55年夏。よく食べていたカップアイスはラクトアイスだったので、濃厚なアイスクリームは初めての味だった。新幹線のワゴン販売を終了するのは東京新大阪間を担当するジェイアール東海パッセンジャーズさんだが、新大阪博多間を担当するジェイアール西日本フードサービスネットさんでは〔のぞみ〕の一部で引き続きワゴンサービスが利用出来る。


fuji 富士山(3,776m)が見えない (新富士-静岡)

関東では見えていたのに。但しまだ雪は積もっていない。


富士川を渡る

電源周波数が富士川を境に東の50Hzから西の60Hzに変わる。東海道新幹線では全線で60Hzで走らせるため、富士川以東に周波数変換変電所を設けて、東電からの50Hzを60Hzに変換している。


浜名湖 (浜松-豊橋)

〔のぞみ〕の停車駅は品川新横浜名古屋京都となるが、この〔ひかり〕の停車駅は品川新横浜小田原豊橋名古屋からの各駅である。小田原ではさっそく〔のぞみ〕の通過待ちがあったが、豊橋では通過待ち合わせはない。豊橋で下車するお客が多い。〔のぞみ〕は通過し、〔こだま〕は時間が掛かるし、便利な〔ひかり〕なのだろう。三河安城を通過する際の車内放送は無し。


新幹線〔ひかり631号〕 631A列車 [N700系G15編成] (名古屋)

名古屋で下車する。この先は終着の新大阪まで各駅停車となる。


metro 新幹線〔ひかり〕で名古屋に到着symbol5

新幹線〔ひかり631号〕 631A 東京(6:21)→名古屋(8:08) 785-1315
◆新幹線自由席特急料金4,180円


新幹線〔のぞみ5号〕 5A列車 [N700系] (名古屋)

東京博多行新幹線〔のぞみ5号〕と緩急接続。


駅前で工事をしている

何だろうと思ったが中央新幹線の工事か。品川でも工事をしていた。ところがある県では事もあろうに今も工事が始められないのだという。信じられない。


JR東海 東海道本線 名古屋駅《桜通口》 (愛知県名古屋市中村区名駅)

一旦、途中下車する。駅構内の書店で買い物をする。レストラン街の案内を見ていると食べたいものがいくつもある。しかし今日は乗り換えるだけ。また今回の旅で名古屋に戻ってくる予定はない。



駅に戻ると激しい雨が降り出した。駅の外にいる時に降らなくてよかった。途中下車していた乗車券と名古屋からの自由席特急券を自動改札機に投入して入場する。


自由席特急券 名古屋 ➡ 福井(1,100円)[新幹線乗り継ぎ割引]


特急〔しらさぎ3号〕 3M列車 [681系] (名古屋)

こちらは最後尾となる1号車。グリーン車。



先頭車両の6号車。自由席は5号車と6号車でこの箱に乗る。




681系普通車の様子


681系普通車の座席


metro 特急〔しらさぎ〕で名古屋を出発symbol6

名古屋を出ると尾張一宮に停車。新快速のようだが、新快速よりも時間が掛かっている。


木曽川を渡る (木曽川-岐阜)

木曽川が県境となっている。愛知県より岐阜県、尾張国より美濃国へ。


岐阜市内の高架線を行く

県境を越えたら県庁所在地の代表駅の岐阜駅に到着する。ちなみに県庁最寄り駅は西岐阜駅だろう。県境越えたら県庁所在地の代表駅に着くのは他には大津駅が思い当たる。岐阜を出ると大垣まで停まらないが、新快速が先行しておりあまり速度が出せないようだ。


上り線の下を潜り、大きく山側へ迂回する新垂井線に入る (南荒尾(信)-関ケ原)

大垣を出発し南荒尾信号場を過ぎると、特急列車は普通列車と異なる線路を走る。垂井関ケ原間の急勾配を避ける為、垂井駅を経由しない勾配を抑えた下り線専用の新線が昭和19年に開通した。下りの普通列車は新線上に設けられた新垂井駅に停車し、上り列車は従前の垂井駅に停車。両駅は3km余りの道のりで不便であったそう。昭和61年に新垂井駅は廃止され、普通列車は全て垂井駅経由となっている。垂井駅に停車しない下りの特急列車、貨物列車は新垂井線経由で運転されている。


金生山を望む

石灰石が採掘され、武甲山のように大きく削られている。


18きっぷの旅では見られない車窓


関ケ原古戦場を見て…


上り線の側に戻ってきた (関ケ原)


新幹線と立体交差 (関ケ原-柏原)

名古屋で降りた新幹線〔ひかり631号〕はすでに終着の新大阪に到着している。新幹線〔ひかり631号〕で米原まで行き、特急〔しらさぎ1号〕に乗り換える事も考えたが、始発から特急〔しらさぎ〕に乗ろうと名古屋乗り換えにしたのだ。岐阜県より滋賀県、美濃国より近江国に入る。


伊吹山と新幹線 (柏原-近江長岡)




列車は米原へ… (醒ケ井-米原)

到着前に座席の向きを回転してしまう。


米原停車中!

米原までの自由席は空いていたが、ここで多くのお客が乗車する。やはり新幹線からの乗り換え客が多いのだろう。6号車の先に3両を連結。米原からは9両編成で運転する。6号車を先頭に走ってきたが、進行方向を変えて1号車が先頭、9号車が最後尾となる。列車は東海道本線から北陸本線に入る。JR東海管内よりJR西日本管内へ。多くのお客を乗せて米原を出発。


右車窓だったのが左車窓に変わる (米原-坂田)




北陸本線を行く (田村-長浜)


琵琶湖が見える

長浜に停車。


姉川を渡る (長浜-虎姫)


余呉湖が見える (余呉-近江塩津)


湖西線が近づいてきた

湖西線は米原を経由せず、大阪京都方面と北陸方面を短絡する。特急〔サンダーバート〕は湖西線を通る。かつて特急〔白鳥〕や寝台特急〔日本海〕などに乗り通った。廃止前の平成13年に特急〔白鳥〕に乗った時、日没後の死電区間で車内では非常灯を残して照明が消えて薄暗くなったのを思い出す。当時、死電区間は永原近江塩津間にあった。青森大阪行特急〔白鳥〕に乗ったが、死電区間は羽越本線の間島村上間で交流(50Hz)から直流、北陸本線の梶屋敷糸魚川間で直流から交流(60Hz)、そして湖西線の近江塩津永原間で交流(60Hz)から直流に変わる。三度も車内照明が消えた。現在は湖西線は全線直流電化に改められている。


近江塩津通過中!

湖西線と合流。新深坂トンネルを抜けると、滋賀県より福井県、近江国より越前国に入る。


新疋田通過中!

上り線は登りとなりループ線があるが、下り線はただ坂を降るのみである。


敦賀停車中!

右側の車窓には北陸新幹線の車両基地や高架駅が見えるのだが、如何せん乗車率がよく進行方向左側の席から右側の写真が撮れない。来年3月16日には北陸新幹線金沢敦賀間が延伸開業する予定である。現在、大阪金沢和倉温泉間、名古屋金沢間で直通運転している特急も敦賀止まりとなり、新幹線への乗り換えが発生する。北陸新幹線は最終的には新大阪まで延伸されるそうだが、いつ出来るのか見当もつかない。北陸新幹線じゃなくていいから、とりあえず米原につなげてしまえと思う。


北陸新幹線の高架線 (敦賀-南今庄)


北陸新幹線 新北陸トンネル(19,760m)の入口が見える
※新北陸トンネルではなく深山トンネル(768m)でした。お詫びして訂正します。

一方、特急〔しらさぎ〕は敦賀を出ると直流から交流(60Hz)の死電区間を通過し、北陸トンネル(13,870m)に入る。車内放送ではトンネル内は電波が入らない旨案内している。ほくほく線時代の特急〔はくたか〕でも聞いたけど。その情報は必要なのか。


南今庄通過中!

北陸トンネルを抜ける。トンネル内が涼しかったのか、トンネルを出ると窓が曇ってしまう。


新幹線と立体交差 (南条-王子保)




武生に停車中!

平成17年、旧武生市は今立郡旧今立町と合併し越前市となっている。市内には北陸新幹線越前たけふ駅が設置される。在来線とは接続しない。


つづけて鯖江に停車中👓

鯖江には下車した事がある。駅前のホテルの朝食には鯖があった。


足羽川を渡る (越前花堂-福井)


特急〔しらさぎ3号〕 3M列車 [681系] (福井)

福井で下車する。

特急〔しらさぎ3号〕 3M 名古屋(8:50)→福井(11:00) クモハ681-502
◆自由席特急料金1,100円(新幹線乗り継ぎ割引)


metro 特急〔しらさぎ〕で福井に到着symbol6




連結部

この左側に3両が米原から増結された。通り抜け可能。






列車は金沢へ走っていった…


乗車券 [区]東京都区内 ➡ 金沢(7,970円) いずれも令和5年9月18日撮影

福井で途中下車する。 (つづく)



いわき号

2023-09-16 14:00:00 | 

JR東日本 常磐線 いわき駅 (福島県いわき市平字田町)

令和5年9月7日木曜日。いわき駅に来ている。平成元年6月24日、初めて訪れた時は駅だった。仙台上野行L特急〔ひたち〕に乗り、で下車。485系でボンネットの車両だったが目的はそれではなく、この年登場した新型車両の651系。上野行L特急〔スーパーひたち〕に乗車した。今は485系も651系もいない。


JR東日本 E657系K1編成 (いわき)

こちらはE653系ではなく、「E653系リバイバルカラー」のE657系。現在の特急〔ひたち〕及び〔ときわ〕はE657系で運転される。実に快適で申し分ない。


「塩屋崎海岸」と「塩屋埼灯台」


南北自由通路


出札口(みどりの窓口)






南口を望む


駅頭の様子




ホテルセレクトインいわき駅前 (福島県いわき市平字田町)

今日は駅前のこのホテルに泊まる。旅行サイトからの予約で1泊朝食付きで5,250円だった。


客室の様子


tv テレビでは動画が見られる


tv 衛星放送も映る


客室からの眺め

隣のビルの眺めだった。この後で六角さんの再放送があったので見るつもりだったが、四倉で飲んた麦酒のせいもあって夕方まで寝ていた。


晴山さんのお天気を見て…

夕食に出掛ける。付近には飲食店も多く困る事はない。以前利用した飲食店に入る。


晩酌セット(1,180円)

生ビールを選択。いつも飲む中ジョッキよりも大きい気がする。ここも県内のビール工場で醸造されているであろうアサヒビール。


豆苗炒め 炒豆苗 ※セットに含まれます。

青い物を炒めたのが旨い。


腸詰 ※セットに含まれます。

ピリ辛のネギがのっている。麦酒によく合う。


ワンタン 餛飩(600円)

麵か飯を食べようと思ったが、それほどお腹は空いていない。麵の中から餛飩を注文。


餛飩はこんな感じ♪

皮の食感もよく、中の餡も旨い。ちなみにワンタンメンではないので、ヌードルは入っていない。


トリスハイボール(400円)

ハイボールを追加。


中国料理 珍味楼 (福島県いわき市平白銀町)

ごちそうさまでした。




福島県の明日の天気

ホテルに戻る。そういえば台風がまた来ている。


会津


中通り


浜通り

明日は郡山を経由して帰りたかったが、台風の影響が出る前に帰ろうと思う。浜通りというか、いわき市から出る事もなく福島県を去る事になる。いわき市は相当大きいのだが。


福島市も去年、新幹線乗り換えしてから行っていない…


tv テレビで動画を楽しむ

米国人夫婦が台湾旅行中の動画を見る。


請勿逗留 注意落石

日本の道路標識の「落石おそれあり」は道路上に落ちてくる石(岩)、落ちている石(岩)の両方に注意するそうだが、「請勿逗留」は逗留する勿れと請うているのだから落石するのだろう。剣呑剣呑。勿れで思い出したが、「勿来」は「なこそ」、来る勿れという地名だが来てしまう。


常磐線からの車窓 (大津港-勿来)


太魯閣を訪れている動画


酪王ハイカフェオレ300ml(158円)

動画を見ながら郡山のコーヒー牛乳を飲む。


肉燥飯(25元)

新城駅近くのお店でお食事。



肉燥飯旨そう。


燙青菜(35元) 榨菜肉絲乾麵(45元)
これまで令和5年9月7日撮影(視聴する画面の撮影日は異なります)

こういう汁なしの麵が食べたい。そして食器に日本語が書いてある。自分が台湾の内灣車站(駅)前で入った食堂でも食器に日本語を見掛けた。


台灣啤酒 金牌 これより民國101年(2012)6月24日撮影

如意食堂で一盞。瓶は600mlだった。日本の中瓶(500ml)より多く、大瓶(633ml)より少ない。


粄條


粄條はこんな感じ♪

小麦粉から作る麵ではなく、米から作る。きしめんのように平たい。


九層塔茄子

九層塔にはクセがある。クセにはならない。


食べ終わると「おいしい」の文字が! これまで民國101年6月24日撮影

このころは菜單の文字を見ても料理がよく判らなかったが、今ならもっと肉料理を注文出来る。


請快速通行 請戴安全帽
これより令和5年9月7日撮影(視聴する画面の撮影日は異なります)

動画画面に戻る。そんなに太魯閣には落石が多いのか。










清水斷崖 ※動画 https://www.youtube.com/watch?v=joQ7el4dkos

太魯閣と清水斷崖は行きたいけど行った事がない。宮脇先生の本に出てくるのでぜひ訪れたい。


tv さらに動画を楽しむ

関西人夫婦が東北旅行中の動画を見る。


これまで令和5年9月7日撮影(視聴する画面の撮影日は異なります)
※動画 https://www.youtube.com/watch?v=9VLAW7tq1nU


うちの小さなPCの画面より大きな画面で見る方がいい。いくつか動画を見て、日付が変わったところで衛星放送でサマンサを見てから就寝する。相変わらずラリーは酷いな。


福島は曇り空 これより令和5年9月8日撮影

令和5年9月8日金曜日。いわき市平のホテルで起床する。


本日は白露

猛暑が続き、そんな気がしない。


青森県

青森にも行きたいが、最高気温が摂氏31度なのか。


秋田県

秋田も摂氏31度。残暑が厳しい。


福島県

南東北の福島の気温の方が低い。天気が悪いせいだろうが。


客室からの眺め


ホテル通路端からの眺め

平はまだ雨は降っていないようだ。


朝食バイキング

朝食付きのプランにしている。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

ごちそうさまでした。



快適なホテルをチェックアウトする。ところで外は雨が降っている。駅前のホテルなので駅に駆け込む。改札口の方に行こうとしたが、ちょっとバス乗り場の方を見てみる。すると丁度東京駅行のJRバスが出発を待っている。高速バスの〔いわき号〕で、JRバス関東新常磐交通東武バスセントラルの3社が運航している。バス案内所に出札口があり切符を購入する。都内の停留所に綾瀬駅浅草駅があるが、この便は直行で止まらないという。JRバスいわき支店東京駅日本橋口行〔いわき12号〕に乗車。さっそく切符は回収され写真を撮る間はなかった。定刻午前10時にいわき駅を出発。



市街地を走り、常磐線の北側に越える。ちょっとだけ磐越東線と並行する。乗りたかったが運転本数が少ない。常磐自動車道いわき中央ICまで来たが、直ぐには流入せずいわき好間停留所に停車。直行というのは東京都内の事らしい。IC近くのこの停留所は大きな駐車場にあり、バス案内所もある。幾人も乗客あり。自家用車でここまで来て高速バスに乗るのだろう。いわき駅は旧平市にあたるが、いわき好間停留所は旧石城郡旧好間村にあたる。いわき中央ICから流入。もともと常磐道の終点であり、後から仙台方面へ延伸されたため変わった形になっている。いわきJCTで磐越自動車道と接続。当JCT以南の常磐道と会津若松ICまでの磐越道は走った事がある。いわき湯本ICで流出。料金所を出たところにいわき湯本インター停留所がある。旧常磐市にあたる。乗客あり。駐車場もある。再び常磐道に流入する。途中、建設中のインターチェンジがある。いわき小名浜IC(仮称)。いわき勿来ICでも流出して料金所を出たところにいわき勿来インター停留所がある。乗客あり。駐車場あり。旧勿来市にあたる。再び常磐道に流入する。福島県より茨城県、陸奥国(明治元年より磐城国)より常陸国に入る。県境・国境は隧道でも橋梁でもなく切り通しだった。北茨城ICでも流出、料金所を出たところに北茨城インター停留所がある。乗客あり。駐車場あり。北茨城市は昭和31年に多賀郡磯原町、大津町、関南村、関本村、平潟町、南中郷村が合併して誕生。北茨城インター付近は旧磯原町にあたる。ここが停車する最後の停留所で、次は東京駅まで停車しない。休憩と渋滞と信号待ちを除く。


雨の茨城県を走る(中郷SA-北茨城IC)

ウトウトして目を覚ますと水戸北SIC付近。北関東自動車道に接続する友部JCTを過ぎ友部SAに入ると10分の休憩となる。


常磐自動車道 友部サービスエリア(上り線) (茨城県笠間市長兎路)

西茨城郡友部町は平成18年に岩間町と笠間市と合併し、新設された笠間市となっていた。ところで友部は大雨が降っている。傘は持っていない。急いでSAの建物へ駆け込んだ。


JRバス関東 東京~いわき線 〔いわき12号〕 (友部SA)

休憩は友部SAのみ。東京駅に向けて出発。



石岡小美玉SICで茨城空港アクセス道路に接続する。桜土浦ICを通過。土浦は土浦市だが、桜は旧新治郡旧桜村から。次の矢田部東PAは旧筑波郡旧谷田部町から。昭和60年につくば科学万博(国際科学技術博覧会)に行った頃はそういった地名だったが、昭和62年に筑波郡谷田部町・豊里町・大穂町・新治郡桜村が合併して、つくば市となった。昔の町村名がICなどの名称に残っている。今の市名を付けたつくばJCTでは首都圏中央連絡自動車道(圏央道)と接続する。小貝川を渡り常陸国より下総国に入る。守谷PA付近で常磐新線(つくばエクスプレス)と近づき、利根川を渡って茨城県より千葉県に入る。江戸川を渡ると千葉県より埼玉県、下総国より武蔵国に入る。建設中の三郷流山橋が見える。年内には開通するのかな。知らんけど。三郷TB(SIC併設)を過ぎ、三郷JCT(IC併設)を過ぎると、首都高速6号三郷線に入る。三郷JCTは東京外環自動車道にも接続している。八潮TBの先に八潮PAがある。〔みと号〕に乗っていて首都高速が渋滞している時、乗客の希望があれば八潮PAにある停留所に停車。常磐新線八潮駅から浅草駅までの切符を100円で発売して乗り換えの便宜を図る。〔いわき号〕ではこの制度はない。埼玉県より東京都に入る。


渋滞で停車する (加平出入口-八潮南出入口)

東京都に入ってついに渋滞で止まる。ひどい渋滞ではなくすぐに動き出す。小菅JCTより中央環状線に入り、堀切JCTより6号向島線に入る。


東京スカイツリー(駒形出入口-向島出入口)

上の方は雲の中で見えない。


アサヒビール本社

昨日は昼も夜もアサヒビールだった。多分福島県で醸造。美味しい麦酒をありがとう。車窓には国技館もチラッと見える。隅田川を渡り、両国JCTで7号小松川線と合流。箱崎JCTで9号深川線と接続。江戸橋JCTより都心環状線に入る。宝町出入口より流出し八重洲通りに出る。東へ八丁堀交差点まで行き、新大橋通りに入り北へ茅場町交差点へ。永代通りを西へ行き東京駅日本橋口に到着した。


JRバス関東 東京~いわき線 〔いわき12号〕 (東京駅日本橋口)

東京~いわき線 〔いわき12号〕 いわき駅(10:00)→東京駅日本橋口(13:10) H657-17414
運賃3,800円

6号三郷線で少し渋滞していたせいか、5分ほど遅れて到着。それにしても俊足である。鉄道の時刻を見てみると、いわき品川行特急〔ひたち10号〕がいわき発10時17分、東京着12時42分となっている。ちなみにバス運賃は3,800円に対し、鉄道のいわき東京間の運賃・料金の合計は6,290円。運賃だけでも3,740円なのでバスはお値打ちである。渋滞に巻き込まれなければバスもいい。駅に入ると台風の影響で特急〔成田エクスプレス〕など運休となっている。高速バスは台風の影響なく運行され東京駅に着く事が出来た。 (おわり)



台風13号による被害に遭われました方々にお見舞い申し上げます。