旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

閑蔵線

2019-10-31 18:00:00 | 

大井川鐵道 井川線 井川駅 (静岡県静岡市葵区井川)

井川線の終着駅に降り立った。


改札を出る時に、こんなカードをもらった!


鉄カード?

ダムカードみたいなものか。ダムカードも持ってないけど。


駅頭の様子!

お蕎麦を出すような軽食堂があったようだが、営業していない。ベンチではお弁当持参の人達が食事をとっている。駅から階段を下りて、その辺を見てくる。








お蕎麦を出すお店を発見!

まだ昼食はとらず、自動販売機でサイダー(140円)を買って飲む。





山深いのう。


駅に戻ってきた!


出札口と待合室


改札口


出入口

改札が始まったので、入場しよう。


千頭方を望む!


駅舎を望む!


大井川鐵道 井川線 普通 204列車 (井川)

乗って来た列車で折り返す。







同じ車内には中国語を話す男女の乗客が。井川線も国際的な観光地なのだろうか。窓枠の注意書きに英文・中文も必要な訳である。どちらからの観光客か判らないが、大井川鐵道と台湾の阿里山森林鐵路が姉妹鉄道になっている事を思い出す。


metro 井川線で井川を出発symbol6



開け放たれた窓から、涼しい風が入って来て心地いい。這裡的空氣 很新鮮 這裡的感覺 很特別♪という歌詞が思い浮かぶ。復路も車掌さんは案内放送をされている。往路と同じ車窓を逆の順に見て、次の駅で下車する。扉は手で開ける。


大井川鐵道 井川線 普通 204列車 (閑蔵)

旧型客車と違い、扉はロックされていたので、ノブの下のロックを外して、扉を開けて降りる。同じ車両から降りる人はいないようなので、扉を閉じる。ロックが気になったが、車外からもロック出来るようなので締めておいた。


大井川鐵道 井川線 閑蔵駅 (静岡県静岡市葵区井川)



井川線 普通 204レ 井川(12:33)→閑蔵(12:51) スロフ317

千頭行が出てゆく。次の列車まで2時間以上ある。


井川方を望む!

こんな山間の小駅で2時間以上過ごす訳ではなく、駅前から路線バスが出ているので乗り換えるのだ。同じように井川線の列車から降りてきた人たちが歩いている。ついて行けばバス乗り場に至るだろう。




大鉄アドバンス 路線バス 閑蔵線 バス番号54 (閑蔵駅前)

バス停の近くには、やはりお蕎麦などを食べさせるお店がある。バスが出発する時には、お店で食事をした訳ではないのに、お店の方が手を振って見送ってくれる。バスは出発すると大井川を渡り、静岡市葵区より榛原郡川根本町に入る。井川線は曲がりくねった大井川に沿ったルートを走るが、バスはトンネルを抜けて直線的なルートを走る。4分で接阻峡温泉に到着。バスより9分前に閑蔵を出発した井川線の列車はまだ接岨峡温泉に到着していない。


湖上入口停留所付近

奥大井湖上駅が見えるというので、シャッターを切るが、ちょっと遅かった。この辺りに展望台があるそうで、またゆっくり訪れてみたい。


長島ダム停留所付近

目の前が井川線の駅。




井川線アプトいちしろ-長島ダム間の急勾配を望む!

列車に乗っているより、外から見た方がより勾配を感じる。とても鉄道の坂には見えない。セノハチの比ではない。


奥泉駅前停留所付近

縄文時代の遺跡があるらしく、縄文時代の人々の像が設置されている。さて、バスは大井川に沿った県道を走っている。上流から下流に向かっているはずだが、川の流れを見ると、バスは上流に向かって走っている。大井川が蛇行しているのだ。県道は川の流れと関係なく南北に走っており、不思議な感じを受ける。




大井川鐵道 大井川本線 千頭駅 (静岡県榛原郡川根本町千頭)

閑蔵線 バス番号54 閑蔵駅前(13:00)→千頭駅前(13:30)

井川線の列車で1時間半掛かるところを、バスは30分で到着した。往路・復路ともに井川線に乗ってもいいけど、「大井川周遊きっぷ」はバスにも使えるので、大いに時間短縮出来た。




出発を待つジェームス James!

急いで千頭に戻ってきたのは、ジェームス Jamesを見るため。撮影場所を求めて、駅から少し離れた場所へ移動する。


Here's James!


大井川鐵道 大井川本線 特急〔きかんしゃジェームス12号〕 7002列車
(崎平-千頭)
Ōigawa Railway, Ōigawa Main Line, Train No. 7002, Kawanehonchō, Japan

ちなみに今年のジェームス Jamesの運転は本日9月1日まで。撮影後、乗客に手を振る。


千頭駅ではトーマス Thomasが煙を上げている!

トーマス Thomasは今年は12月1日まで運転。


冷やしうどん(470円)+きつね(100円)

昨年も利用した駅の立ち食いそば・うどん店で昼食。冷たいうどんに肉をトッピングしたかったが、すでに売り切れ。きつねをのせてみた。


サッポロビール 静岡麦酒(300円)

売店で麦酒も買ってきた。売店はトーマスなどのキャラクターの商品を買い求める人たちで混雑していた。そしてそば・うどん店ではトーマスうどんを販売。子供用で量は少な目というが、値段は千円近い。食後に持ち帰るトーマスのデザインの丼込みの価格設定のようだ。


出発を待つトーマス Thomas!


幕で顔が隠されている!

何らかの事情があるのでしょうか。沿線すべてに幕が張られる訳でもない。先程の撮影場所に移動する。


トーマス Thomasもやって来た!


大井川鐵道 大井川本線 特急〔きかんしゃトーマス14号〕 7004列車
(崎平-千頭)
Ōigawa Railway, Ōigawa Main Line, Train No. 7004, Kawanehonchō, Japan

トーマス Thomasの乗客にも手を振る。客車はアニーとクララベル Annie and Clarabelの2両だけでなく、もっと長い編成となっている。トーマス Thomasの乗客に手を振って駅に向かっていると…


バスのバーティー Bertieも道路を走ってきた!

見ているだけで楽しい。


大井川鐵道 井川線 普通 204列車 (千頭)

井川から閑蔵まで乗った井川線の列車が、ようやく千頭にやってきた。バスが速いのか、列車が遅いのか。今度は列車とバスを組み合わせて途中駅で降りてみたい。


金谷行で千頭を後にする…


パーシー Percy とヒロ Hiroだけが残る構内!

祭の後のような感じ。


大井川鐵道 大井川本線 普通 12列車 [21000系] (千頭)


車窓の茶畑を見て… (福用-大和田)


大井川鐵道 大井川本線 金谷駅 (静岡県島田市金谷新町)

2日間、大井川鐵道を大いに楽しんだ。金谷を後にする。

大井川本線 普通 12レ 千頭(14:35)→金谷(15:47) 21001
◆企画乗車券「大井川周遊きっぷ」[有効期間2日間](4,400円)






JR東海 東海道本線 普通 446M列車 [313系] (島田)

金谷から乗った上り列車は、大井川本線からの乗り換え客で大混雑。静岡から新幹線を利用する人もいるだろう。空席なぞないが、疲れていてとても立ったままではおられない。大井川を渡り、次の島田で下車する。

東海道本線 普通 446M 金谷(15:51)→島田(15:55) クハ312-2315


metro 島田で乗り換えsymbol6


JR東海 東海道本線 普通 448M列車 [211系] (島田)

島田で降りたのは訳がある。島田折り返しで始発となる上り列車が、9分の乗り換え時間で出発する。立ちっぱなしでもいいから、少しでも先を急ぎたいのなら別だが、9分待っても座っていきたい。


車内の様子!

始発列車なのでガラガラ。静岡を経由するのでいつまでもガラガラではないが、特に混雑もしない。時刻表を見れば始発列車の存在は判るのだが、検索だと気付かないのか。


車窓には駿河湾! (由比-興津)

東海道本線 普通 448M 島田(16:04)→沼津(17:35) クハ210-5042


metro 東海道本線で沼津に到着symbol6


JR東海 東海道本線 沼津駅 (静岡県沼津市大手町)


駅頭の様子!



久しぶりに沼津駅の外に出た。出ただけだが。お弁当と麦酒とお茶、それと次の列車で使う切符を買って改札を入る。




次の列車は東北本線直通宇都宮行!


東海道本線 普通 332M列車 [E231系] (沼津)

グリーン券を窓口で買ってきたのだ。Suicaのグリーン券はエリア外のため利用出来ない。プラットフォームにその券売機もない。


E231系のグリーン車の様子!

沼津発着の普通列車グリーン車の列車の本数は少ないが、わざわざこの列車に合わせたのか、思いの外乗客がいる。




桃中軒 富嶽あしたか牛すき弁当(1,060円)
JA静岡経済連 ぬまっちゃ(150円) サッポロビール 静岡麦酒(247円)

特殊弁当ではなく、普通弁当(幕の内)が食べたかったのだが、牛すき弁当とお寿司のお弁当が一個ずつ残るのみだった。桃中軒さんの幕の内はまたの機会に。


中身はこんな感じ♪

肉の質もよく、麦酒に合うが、冷たい牛肉のお弁当なのは残念である。発熱式だといいかも知れない。それよりも鯵のお寿司のお弁当にすればよかったのでは。


metro 東海道本線で沼津を出発symbol6


車窓も暮れてきた! (函南-三島)


丹那トンネルを抜ける! (熱海-函南)

熱海からグリーン車の乗務員さんが乗ってきて検札をする。品川で乗り換える旨を伝える。外も暗くなってきたし、麦酒も飲んだので、ウトウトする。品川ではちゃんと起きていて、常磐線直通列車に乗り換える。

東海道本線 普通 332M 沼津(18:05)→品川(20:18) サロE230-1076
※熱海-宇都宮間は普通1642E列車。


車窓には東京タワー! (浜松町附近)


JR東日本 常磐線 普通 1253M列車 [E531系] (松戸)


metro 常磐線で松戸に到着symbol6
いずれも令和元年9月1日撮影

1泊2日の静岡旅行から無事に戻ってきた。 (おわり)

常磐線 普通 1253M 品川(20:24)→松戸(21:01) サロE530-23
※東京-品川間は東海道本線。東京-日暮里間は東北本線。
常磐線 普通 2011K 松戸(21:08)→新松戸(21:14) クハE233-2018
◆特別企画乗車券「青春18きっぷ」(1回分)2,370円
※参考 菊川-新松戸間の運賃4,430円
◆沼津-松戸間の普通列車グリーン料金780円

※令和元年10月1日の消費税率引き上げに伴い、価格は改定されています。

台風・豪雨被害に遭われました方々に
心より御見舞い申し上げます。


井川線

2019-10-17 16:00:00 | 鉄道

朝食洋食バイキング

令和元年9月1日日曜日。菊川のホテルで起床する。1階のレストランで朝食。和食のおかずが多いので嬉しい。納豆に生卵もある。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

ごちそうさまでした。


ビジネスホテルたちばな (静岡県菊川市堀之内)

快適なホテルをチェックアウトする。また大井川鐵道に乗りに来たら利用したい。




東京方を望む!

駅に向かうと、ハイカーのような人たちが大勢が駅から出てくる。今日は菊川駅を出発点にJR東海のウォーキングイベント「さわやかウォーキング」が行われている。健康的なイベントをよそに、18きっぷで改札を入場して、今日も鉄道の旅である。


JR東海 東海道本線 普通 428M列車 [211系LL11編成] (菊川)


metro 東海道本線で菊川を出発symbol6


列車は茶畑の中を走る! (金谷-菊川)


JR東海 東海道本線 普通 428M列車 [313系T10編成] (金谷)

先頭の方は211系だったが、後ろの方は313系だった。一駅で下車する。


metro 東海道本線で金谷に到着symbol6

東海道本線 普通 428M 菊川(8:42)→金谷(8:50) クモハ312-2319

JR東海と大井川鐵道の連絡通路を利用する。随分と混み合っている。どうも大井川鐵道の切符を買う人が列を作っているものと思われる。昨日より2日間有効の切符を所持しているので、列から離れて乗り換え改札に行くと、はたしてそうだった。




大井川鐵道 大井川本線 普通 5列車 [21000系] (金谷)

切符を買っている人もこの列車に乗るだろう。出発が遅れるのではと心配するが、大丈夫らしい。通路に立つ人もいるくらい混み合って金谷を出発、次の新金谷の手前で蒸気機関車が見える。そして、かなり新金谷で下車していった。この列車は〔きかんしゃジェームス号〕に接続するから、そのお客さんと思われる。空いてきた列車は、昨日も通った線路を千頭に向かう。


車窓には大井川! (神尾-福用)


第一大井川橋梁を渡る! (抜里-川根温泉笹間渡)

昨日はここの河原でSLを撮影した。


第二大井川橋梁を渡る! (青部-崎平)


第三大井川橋梁を渡る! (崎平-千頭)


第四大井川橋梁を渡る!


ここまで令和元年9月1日撮影

昨年はここの河原でSLを撮影した。


大井川鐵道 大井川本線 特急〔きかんしゃジェームス号〕 7001列車
(崎平-千頭) 平成30年7月22日撮影
Ōigawa Railway, Ōigawa Main Line, Train No. 7001, Kawanehonchō, Japan


大井川鐵道 大井川本線 特急〔きかんしゃトーマス号〕 7004列車
(崎平-千頭) 平成30年7月23日撮影
Ōigawa Railway, Ōigawa Main Line, Train No. 7004, Kawanehonchō, Japan




大井川鐵道 大井川本線 普通 5列車 [21000系] (千頭)
ここから令和元年9月1日撮影


metro 大井川本線で千頭に到着symbol6

大井川本線 普通 5レ 金谷(9:01)→千頭(10:14) 21002




千頭駅にはパーシー Percy とヒロ Hiroが待っていた!

実際のところ、こちらの機関車は静態なので、いつまでも待っているのだが。これからジェームス Jamesとトーマス Thomasが新金谷から走って来て、4両が顔を揃える。


トップハム・ハット卿 Fat Controller(UK) Sir Topham Hatt(US)

混乱と遅れは生じていないようだ。


千頭駅を会場にトーマスフェアが行われている!

昨年は初めて千頭まで来たので、トーマスフェアに行ってみたが、今日は行かない。右側のプラットフォームに進む。


大井川鐵道 井川線 普通 203列車 (千頭)



今日は大井川鐵道のもう一つの路線、井川線に乗りに来たのだ。まだ乗った事はなく、乗りつぶしである。井川線は開業60周年だそう。おめでとうございます。


隣にはちっちゃなトーマス Thomasが!


井川線の機関車は最後尾(千頭方)に連結してある!

千頭から終点の井川方へ向かう列車は推進運転する。機関車が牽くのではなく、後ろから押してゆくのだ。先頭となる制御客車には運転室が設けられている。ちなみに千頭の先は非電化なので、ディーゼル機関車である。




座席はボックスシート(クロスシート)!

国鉄の客車を思わせる。



ただし、井川線の車両は小さいので、2人掛+1人掛となっている。


客車は冷房無し、窓全開!

ちなみに窓枠のところには薄いもの(スマートフォン等)を置かないように注意書きがある。隙間に入ったらほぼ取れないそうだ。英文、中文でも書いてある。


metro 井川線で千頭を出発symbol6




いざ井川線へ! (千頭-川根両国)


井川線も大井川に沿って走る!

井川線も軌間は狭軌(1,067mm)で、大井川本線と同じなのだが、車両限界が小さい。窓は開け放されているし、速度も遅いので、トロッコ列車にでも乗っている気分になる。開放的で非日常な乗り物で、ちょっと気分が高揚する。ただし、列車は曲線を通る時のキーキーという大きな音がずっと聞こえてくるのだった。


川根両国駅に停車中!


サルスベリ?

千頭を出発した時には空席も多かったが、奥泉で満席くらいの混雑となった。奥泉からは寸又峡へのバス便がある。


寸又川橋梁を渡る! (沢間-土本)


大井川に寸又川が合流!


反対側の車窓には寸又川に横沢川が合流!

三川の合流地点にある橋梁だそう。道中、車掌さんが放送で案内してくれる。




土本駅に停車中!


泉大橋が見える! (奥泉-アプトいちしろ)


大井川を渡る!




アプトいちしろ駅に停車中!

大井川に架かる吊橋。山あいのこの駅には日本唯一のものがある。


ラックレール 歯軌条!

井川線はアプトいちしろの先に90‰の急勾配があって、最後尾のディーゼル機関車の後ろに、補機の電気機関車を連結する。従ってアプトいちしろの先は電化区間である。そして、この電気機関車はアプト式機関車である。アプト式というのはラック式鉄道・歯軌条鉄道の種類の一つで、かつて国鉄信越本線横川-軽井沢間で採用されていた方式である。昭和38年に信越本線で廃止された日本のアプト式が、平成2年の井川線の線路付け替えで復活した。


補機の機関車が接近!


アプト式電気機関車ED901[ED90形]


ディーゼル機関車の後ろに連結!


機関車の歯車と、ラックレールが噛み合う!

急勾配で車輪が空転しまうところを、ラックレールと歯車で上り下りしようという事である。初めてのラック式鉄道、アプト式にワクワクする。




アプト式電気機関車+ディーゼル機関車の推進で出発!
(アプトいちしろ-長島ダム)

長島ダム建設に伴い、線路が付け替えられた区間で新しい。トンネルには中部地方整備局の文字が見える。長島ダム建設で急勾配が出来る事になり、アプト式が導入されたのだそう。


急勾配を走行中!

もともと井川線はゆっくり進むが、ここもゆっくり坂を上ってゆく。歯車がガリガリした感じかと思ったが、アプト式機関車は最後尾で、客車にいてはよく判らない。鉄道としては急勾配を登っていると思うが、ケーブルカーと比べるとそうでもない。比叡山とか凄かった。


機関車が押し上げる!

信越本線のアプト式には乗った事はないが、粘着式だったヨコカルのEF63を思い出す。


長島ダムが見える!




長島ダムに到着!

電化区間はここまで。


補機のアプト式電気機関車もここまで!


ありがとう!


千頭行の列車が入ってきた!


大井川鐵道 井川線 普通 402列車 (長島ダム)


アプト式電気機関車を連結!

先程の機関車が休む間もなく、千頭行のディーゼル機関車の前に連結される。今度は下り坂の側で踏ん張って下ってゆく。


千頭行と交換して、長島ダムを出発!




長島ダムのダム湖が見える! (長島ダム-ひらんだ)

ダム湖の名前は接岨湖という。




湖面にはカヤック?

陸にいる人たちが井川線の列車を見て手を振ってくれる。


列車は井川線で注目の駅へ!(ひらんだ-奥大井湖上)




奥大井湖上駅に停車中!



接岨湖の半島になっている場所にある奥大井湖上駅。





ここで降りる人は多い。列車で来たのか、車で来たのか、駅に人が多い。列車から降りて、少し高い位置から駅を眺めるとよさそうだが、乗りつぶしの旅なので降りない。


付け替え前の旧線の橋梁が見える!


奥大井湖上駅を出発!

橋梁の線路の側を人が歩いていて驚く。歩道も設けられているのだ。奥大井湖上駅を挟む橋梁はレインボーブリッジと名付けられている。首都高速やゆりかもめが通る東京港連絡橋(愛称レインボーブリッジ)より、こちらの開業の方が早い。




吊橋 (接岨峡温泉-尾盛)


プラットフォームには狸が! (尾盛)

この狸は造りものだが、途中駅で犬が寝ているのかなと思ったら鹿だったりして、山深い所に来ているのだと実感する。


尾盛を出発!


関の沢橋梁を渡る! (尾盛-閑蔵)

現役の鉄道では日本一高い橋梁。川底から70m余りあるのだそう。ちなみに高千穂線の高千穂橋梁は廃線となって列車は走らないけど、川底から105mある。


奥泉ダム (閑蔵-井川)


山が幾重にも重なる、山の十二単


井川ダム



そもそも井川線は大井川ダム、井川ダムといったダム建設のための路線で、昭和29年に全通。中部電力の専用鉄道だったが、昭和34年より大井川鉄道(現大井川鐵道)が列車を走らせている。ダムを望んで少しで終点の井川に到着した。


大井川鐵道 井川線 普通 203列車 (井川)


metro 井川線で井川に到着symbol6

井川線の乗りつぶし終了。これで大井川鐵道全線完乗。

井川線 普通 203レ 千頭(10:19)→井川(12:06)スロフ317








堂平へ向かう貨物線が分岐している!

現在は休止扱いだそう。




静岡市井川 南アルプス表登山口 標高六八六米

金谷(島田市)から3時間5分。千頭(榛原郡川根本町)から1時間47分掛けてやって来た井川は、政令指定都市の静岡市だった。 (つづく)





菊川へ

2019-10-10 16:00:00 | 鉄道

崎陽軒 シウマイ弁当(860円) 麒麟麦酒 一番搾り(242円)

令和元年8月31日土曜日。18きっぷの残り2回分を使って静岡県に出掛けてくる。大宮から出発する。お弁当屋さんに入るが、欲しいのがなくて他のお弁当に手を伸ばすが、その時にお目当てのお弁当が入ってきた。そう。シウマイ弁当である。まだ温かいお弁当を手にしたレジのお姉さんから、今すぐ食べたら絶対美味しいとのお墨付きをもらい、普通列車グリーン車に乗り込み、蓋を取る。


いただきます♪

温かいのはご飯で、おかずは常温なのだが、やっぱりご飯が温かいのはいい。台湾の便當を思い出す。暖かいご飯の湿気を経木のお弁当箱を吸ってくれる。ご飯が冷めてもまた旨いのが日本のお弁当である。麦酒によく合う。荒川を渡る前に埼玉県内で食べてしまう。ごちそうさまでした。


JR東日本 東海道本線 普通 1531E列車 [E233系] (小田原)


metro 小田原で快速〔アクティー〕に乗り換えsymbol6


JR東日本 東海道本線 快速〔アクティー〕 3521E列車 [E231系] (小田原)

大宮から熱海行の快速〔アクティー〕に乗ってもよかったが、お弁当を食べるのに少しでも空いてそうな列車に乗ったのだ。案の定、快速は混雑しているが、2階建の1階に空席があった。


JR東海 東海道本線 普通 1441M列車 [211系LL15編成] (熱海)

熱海からは普通車のベンチシート(ロングシート)が続く。


JR東海 東海道本線 普通 5763M列車 [313系T13編成] (興津)


metro 東海道本線で興津を出発symbol6


JR東海 東海道本線 普通 5763M列車 [313系T13編成] (金谷)

大井川を渡り、駿河より遠江に入り、金谷で下車する。


metro 東海道本線で金谷に到着symbol6

東北本線 普通 1531E 大宮(7:30)→小田原(9:21) サロE232-3012
※東京-小田原間は東海道本線。
東海道本線 快速〔アクティー〕 3521E 小田原(9:30)→熱海(9:53) サロE231-1019
東海道本線 普通 1441M 熱海(9:59)→興津(10:58) クハ210-5038
東海道本線 普通 5763M 興津(11:04)→金谷(11:52) クハ312-2322
◆大宮-熱海間の普通列車グリーン料金780円


JR東海 東海道本線 金谷駅 (静岡県島田市金谷新町)

1年振りに金谷にやって来た。


大井川鐵道 大井川本線 金谷駅 (静岡県島田市金谷新町)

そして、1年振りに大井川鐵道に乗る。




企画乗車券「大井川周遊きっぷ」[有効期間2日間](4,400円)
※令和元年10月1日の消費税率引き上げに伴い、価格は改定されています。

大井川鐵道全線で乗り降り自由な切符を購入。鉄道だけでなく、路線バスも利用出来るそう。2日間有効の他に3日間有効のものもある。大井川本線(金谷-千頭間)のみ、2日間有効の「大井川本線フリーきっぷ」もあり、昨年はそちらを利用したが、今回は千頭の先、井川線に乗って来ようと思う。しかし今日は行かない。


コモパン カレーパン(140円)

金谷駅ではお弁当も売っているが、朝にシウマイ弁当を食べたばかりなので、お昼はカレーパンを買って、車内で軽く済ませる。


大井川鐵道 大井川本線 普通 8列車 [16000系] (金谷)

元は近畿日本鉄道の特急車両が入ってきた。


大井川鐵道 大井川本線 普通 9列車 [16000系] (金谷)

折り返し、下りの普通列車千頭行となる。


16000系の車内の様子!



現役の近鉄特急と比べると、やはり草臥れている感じ。しかし、ゆったりした席で大きな窓から車窓を楽しめるのはいい。


metro 大井川本線で金谷を出発symbol6

今日はそんなに列車に乗るつもりはない。切符が2日間有効だったので、少し乗って折り返してこようと思う。どこの駅で降りるか。大井川を渡り、暫く行って塩郷で下車する。


大井川鐵道 大井川本線 普通 9列車 [16000系] (塩郷)


列車は千頭へ出て行った…

大井川本線 普通 9レ 金谷(12:19)→塩郷(13:03) 16103


金谷方を望む!


大井川鐵道 大井川本線 塩郷駅
(静岡県榛原郡川根本町下泉)




駅近くの大井川には吊橋が架かる!




久野脇橋(塩郷の吊橋)



昭和7年竣工の久野脇橋。吊橋は当時から架け替えられているだろうが、観光のために昨今架けられた橋ではないようだ。ちょっと渡ってみたかったが、駅に引き返す。


大井川鐵道 大井川本線 普通 10列車 [21000系] (塩郷)

さっきは元近鉄の車両だったが、今度は元南海電気鉄道の車両がやって来た。


metro 大井川本線で塩郷を出発symbol6


大井川鐵道 大井川本線 普通 10列車 [21000系] (川根温泉笹間渡)

再び大井川を渡る手前の川根温泉笹間渡で下車する。


metro 大井川本線で川根温泉笹間渡に到着symbol6

大井川本線 普通 10レ 塩郷(13:13)→川根温泉笹間渡(13:21) 21001


プラットフォームより駅舎を望む!


駅舎内の様子!

出札口と改札口の他に小荷物の窓口もあったようだが、現在は無人駅である。






大井川鐵道 大井川本線 川根温泉笹間渡駅 (静岡県島田市川根町笹間渡)



昭和5年開業の川根温泉笹間渡駅。昭和の木造駅舎である。川根温泉笹間渡(かわねおんせんささまど)とは長い駅名だが、平成15年に改称するまでは笹間渡駅だった。



ここで列車を降りたのはお目当ての列車を撮影するため。少し時間があるので、近くの道の駅の前のベンチに腰掛け、麦茶を飲んで過ごす。道の駅は温泉施設なので、風呂上がりに麦茶を飲んで涼んでいるかのようだが、お風呂には入らない。それにしても温泉目的の車がひっきりなしにやってくる。暫くして、大井川の河川敷に移動。温泉施設の放送が聞こえてきて、列車の接近を知らせてくれるのでありがたい。


蒸気機関車がやって来た!


Here's James!


大井川鐵道 大井川本線 特急〔きかんしゃジェームス12号〕 7002列車
(抜里-川根温泉笹間渡)
Ōigawa Railway, Ōigawa Main Line, Train No. 7002, Shimada, Japan

大井川の下流側から撮影しているが、架線柱やらケーブルが入ってスッキリしない。河原は広々しているのでいい。あちこちで親子連れも撮影している。子供さんは喜ぶだろう。






上流側から橋梁を望む!


大井川鐵道 大井川本線 臨時急行 [7200系] (抜里-川根温泉笹間渡)

十和田観光電鉄の廃止となった鉄道からの譲渡車両だが、元は東京急行電鉄の車両である。こちら側で撮影すれば、架線柱やケーブルが列車に写り込まないが、下り列車の先頭の機関車の顔が撮れない。再び河川敷に戻る。


トーマス Thomasもやって来た!

正面から顔を撮らないと何の事もない。特にこの機関車たちは。


大井川鐵道 大井川本線 特急〔きかんしゃトーマス14号〕 7004列車
(抜里-川根温泉笹間渡)
Ōigawa Railway, Ōigawa Main Line, Train No. 7004, Shimada, Japan







道の駅に駐車場もあるし、車で来るには便利な場所である。




大井川第一橋梁を後にして駅に戻る…


スロープで直接プラットフォームに入れるが、駅舎の方にまわる…


古そうな寒暖計…


大井川鐵道 大井川本線 普通 12列車 [16000系] (川根温泉笹間渡)


metro 大井川本線で川根温泉笹間渡を出発symbol6

金谷から塩郷まで乗った列車が終点の千頭で折り返して来た列車だった。車内は混雑しているが、座席に荷物を置いている客が何人もいる。一体どういう了見か。そこは空気を読んでサッと荷物をよけてくれる人もいるので、まだ捨てたものではない。

大井川本線 普通 12レ 川根温泉笹間渡(15:09)→金谷(15:47) 16103



大井川鐵道に乗るのは今日はここまで。JRの切符(18きっぷ)を持っているので、出場して駅の外には出ず、連絡通路を通って東海道本線のプラットフォームに向かう。


JR東海 東海道本線 普通 799M列車 [211系LL3編成] (金谷)


metro 東海道本線で金谷を出発symbol6

金谷を出ると、すぐに長い牧の原トンネルに入る。トンネルを抜けると、お茶畑を見ながら坂を下ってゆく。金谷の次の駅、菊川で下車する。


JR東海 東海道本線 普通 799M列車 [211系LL3編成] (菊川)


metro 東海道本線で菊川に到着symbol6

東海道本線 普通 799M 金谷(15:53)→菊川(16:00) モハ210-5013
◆特別企画乗車券「青春18きっぷ」(1回分)2,370円
※参考 大宮-菊川間の運賃4,430円



JR東海 東海道本線 菊川駅 (静岡県菊川市堀之内)

菊川にも1年振りにやって来た。今日の宿は菊川に取ってある。




ビジネスホテルたちばな (静岡県菊川市堀之内)

昨年も利用したホテル。よかったので、また利用する。


客室の様子!


客室からの眺め!


beer アサヒスーパードライ(485円)

ホテルで夕食が取れればいいのだが、直前に旅行サイトから予約した際、夕食付のプランはなかったので、ちょっと出掛けてくる。昨年利用したところは閉店していたので、別のファミリーレストランに入る。


ほうれん草ベーコン(215円)


若鶏のグリル ガーリックソース(755円)

ガーリックソースは、すかいらーくの頃から好きな味。


ライス(193円)


ガスト 静岡菊川町店 (静岡県菊川市半済)

ガストは朝食の利用が多いが、他の時間は久しぶり。ごちそうさまでした。




sun 関口さんのお天気を見て…


tv 静岡局のニュース!


sun 静岡県内のお天気をチェック…

今日は天気雨のような弱い雨が降った時間もあったが、明日は大丈夫そう。


スティックどら チーズクリーム&練乳クリーム(149円)

セブン‐イレブンでお菓子とコーヒーを買ってきた。


coffee セブンカフェ ホットコーヒーL(150円)


baseball 野球の結果をチェック!

この頃はまだ野球の結果を見る楽しみがあったな。


sun 國本さんのお天気を見て… いずれも令和元年8月31日撮影

東京では出川さんの番組の放送があるのだが、静岡県では同時放送されていない。今日はタモさんの番組もない。特に見たいものもないので、明日に備えて早めに就寝した。 (つづく)

大相撲九月場所千秋楽 其之三

2019-10-01 18:00:00 | ノンジャンル

海上自衛隊の音楽隊の演奏♪

表彰式次第

表彰式に先立ちまして、国歌君が代斉唱であります。独唱より斉唱の方が一体感があっていいと思う。


賜杯拝戴式




優勝旗授与式


内閣総理大臣賞授与式




今場所は閣下自らの授与ではない。外国の大統領閣下もいらっしゃらない。


優勝力士インタビュー

インタビューが終わると席を立つ人が多いが、表彰式はまだまだ続く。


モンゴル国総理大臣賞授与式


チェコ国友好杯授与式


アラブ首長国連邦友好杯授与式

副賞はガソリン1年分。


メキシコ合衆国友好楯授与式

副賞はコロナビール1年分。


ブルガリア共和国優勝杯授与式


日仏友好杯授与式

副賞はマカロン。


タイ日友好杯授与式

タイ王国大使館からの副賞はシンハービール。


中日友好景泰藍杯授与式


ハンガリー国友好杯授与式


NHK金杯授与式

すでに午後6時15分。テレビの放送は終わっている。


東京都知事賞授与式


福島県知事賞授与式

米俵がいい。


優勝額(毎日新聞社)授与式

実際の優勝額は1月場所初日にお披露目される。


東京新聞東京中日スポーツ賞授与式


大分県椎茸農協賞授与式


乾しいたけがギッシリkirakira2


宮崎県知事賞授与式

副賞は宮崎牛1頭分ほか。


奈良県知事賞


野見宿禰をかたどったトロフィー


大関賞授与式

副賞はワンカップ大関1年分。外資系企業の賞はなく、「ヒョーショージョー」をやってくれる人がいなくて残念。各国の表彰も駐日大使館の書記官などの方々がされるので、日本語は流暢である。さて、優勝力士の表彰はここまでだが、御嶽海関は三賞も受賞しているので、引き続き表彰式に残る。


殊勲・敢闘・技能各賞授与式

まずは殊勲賞、関脇御嶽海関。


殊勲賞朝乃山関


敢闘賞隠岐の海関


敢闘賞剣翔関

技能賞の該当者はなし。




出世力士手打式



今場所の出世力士は一人。今後の活躍を期待します。会場の皆で三本締めをします。


神送りの儀式

土俵に迎えた神様をお送りする儀式。行司さんが胴上げされます。

千穐万歳



これで9月場所は終わってしまった。


2階のイス席も、最前列は土俵が近い!


肘掛けやテーブルもある!

座り心地もいい。


栓抜もある!

ここで瓶ビールを飲みたい。



大使館の方々は、この辺で観戦されていたのか。



1週間後の29日、この土俵で元横綱稀勢の里の荒磯親方の断髪式が行われた。


表に出ると、優勝パレードの出発を待つ人垣が!




音楽隊の演奏が聞こえてきて、御嶽海関登場♪

旗手は碧山関。








御嶽海関、優勝おめでとう!



パレードが出発して、国技館を後にする。やっぱり大相撲観戦は楽しい。特に千秋楽はいい。時々観戦に訪れたいものである。


JR東日本 総武本線 両国駅 (東京都墨田区横網)

昭和4年竣工、房総方面へのターミナル駅にふさわしい堂々たる駅舎。昭和47年に総武本線東京-錦糸町間が開業し、現在は中央・総武緩行線の列車のみが停車する(臨時列車を除く)。駅舎の大部分は商業施設となっている。


いずれも令和元年9月22日撮影

行きは西船橋経由で来たが、帰りは上野経由で帰った。 (おわり)