旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

のと鉄道 七尾線

2024-06-28 12:00:00 | 鉄道

帆船〔海王丸〕(2,238.40t)

令和6年6月16日日曜日。富山県射水市に来ている。


臨港道路富山新港東西線 新湊大橋(600m)

新湊大橋の主橋梁部は600mだが東西アプローチ部分を含めると全長3.6kmにも及ぶ。日本海側最大の斜張橋なのだそう。今日は富山新港港口部を富山県営渡船で西から東へ渡り、新湊大橋の歩道を歩いて東から西に戻ってきた。これより自動車で新湊大橋を渡る。地上からループで高い位置に登ってゆく。海面からの高さは47m。大型のクルーズ船は橋の下を通過出来ない。最高速度は時速50kmで自動車・自動二輪・原付は走れるが、歩行者・自転車は通行出来ず、車道の下部に設けられた歩道、または渡船を利用する事となる。立派な道路だが高速ではなく、他の高速とも接続していない。西から東へアプローチ部分を含めて走り終えた。どこかでUターンして再び橋を渡った方がこの後の行程では都合がいいのだが、新湊大橋がなかった頃のように富山新港の南側を迂回してゆく。



国道415号を氷見市方面へ。港湾地区で道路が広い。国道472号を経て国道8号富山高岡バイパスに入る。庄川に架かる高新大橋を渡り射水市より高岡市に入る。四屋ICより国道160号へ。七尾市を目指すがカーナビゲーションは新しい道を知らないのでこのまま国道を行くよう案内する。案内は無視して富山県道32号小矢部伏木港線を経て高岡北ICへ。



能越自動車道に流入し七尾方面へ向かう。暫定2車線で通行料金無料。海老坂トンネル(1,531m)を抜けて高岡市より氷見市に入る。高岡市はドラえもんの作者の藤子・F・不二雄(藤本先生)の出身地だが、氷見市は忍者ハットリくんの作者の藤子 不二雄Ⓐ(安孫子先生)の出身地である。ニンニン。氷見線の乗りつぶしで氷見を訪れた事がある。氷見線の車窓から見る富山湾は実にきれいだったが、能越道は海から離れていてあまり見えない。インターの番号は(4)高岡北(5)氷見と数字が増えているが、キロポストの数字は減ってきている。起点は石川県側になる。能越県境PAを通過して富山県より石川県、越中国より能登国に入る。これまで能登国へは加賀国から入った事しかなかったが、今回初めて越中国より入った。七尾市である。カーナビゲーションでは山中の何もないところを走り、終点の七尾ICで流出する。能越道はこの先は田鶴浜方面に延伸予定。国道159号七尾バイパスで市街地へ。七尾市役所前を通り七尾駅に到着。駅前の商業施設の立体駐車場に駐車する。




JR西日本 七尾線 七尾駅 (石川県七尾市御祓町)

今年の元日(元旦ではない)に発生した令和6年能登半島地震により七尾線も被災し不通になっていた。今年は北陸新幹線延伸開業の前後に二度金沢を訪れていたので気になっていたが、全線復旧しているので乗ってみようと思う。


出札口と改札口

出札口(みどりの窓口)は塞がれていた。


みどりの券売機プラスを設置

オペレータ応対出来る指定席券売機。以前岩国駅で二人目に並んでいたのだが、先客がオペレータと繋がるまでに十数分を擁し、ようやく先客は繋がったけど、列車の出発時刻までに自分の番は回って来なくて長距離切符が買えなかった事がある。仕方がないので近距離切符を購入して途中駅で乗車変更してもらった。列車の出発の20分前に駅に来ていて先客一人で切符が買えないとは。


のと鉄道の改札と出札口

七尾線(津幡穴水間)はJR西日本が保有。しかし特急列車は津幡和倉温泉間、普通列車は津幡七尾間のみの営業。七尾穴水間の普通列車はのと鉄道がJR西日本から線路を借りて営業している。七尾和倉温泉間はJR西日本の特急とのと鉄道の普通列車の両方が走る。今日はのと鉄道の区間(七尾穴水間)に乗ろうと思う。改札口も出札口も無人だったのでそのままプラットフォームに入る。


JR西日本 七尾線 848M列車 [521系] (七尾)

七尾金沢行普通列車を望む。のと鉄道乗り場とはプラットフォームに柵があり分けられている。


のと鉄道 七尾線 普通 9135D列車 [NT200形] (七尾)



停車中の列車の運転士より企画きっぷを購入する。のと鉄道利用で駐車場も割引になるそうで割引券も頂戴する。七尾穴水行普通9135D列車(1両編成)の車内はセミクロスシートで進行方向向きの窓側の席は埋まっていたが、とりあえず進行方向逆向き通路側の席に腰掛ける。


(企)つこうてくだしフリーきっぷ(1,000円)

土日祝日にのと鉄道全線で利用出来る。七尾穴水間の普通運賃(片道)は850円なので単純往復で元が取れる。有料なのにフリー(FREE:無料)とは如何に。


metro 七尾線で七尾を出発symbol6


車窓には七尾湾 (西岸-能登鹿島)

海側の席が空いたので移動する。



以前、七尾線の乗りつぶしで輪島から金沢まで急行〔能登路〕に乗車した。1月で雪景色の車窓だったが、沿線の家屋の黒い甍が印象的だった。ところが今日乗ってみると先の地震で被災した家屋が数多く見える。実際に被害を目の当たりにして気が沈む。


のと鉄道 七尾線 普通 9135D列車 [NT200形] (穴水)

終点の穴水に到着。下車する。

七尾線 普通 9135D 七尾(13:11)→穴水(13:56) NT204 ※参考 運賃850円
◆「つこうてくだしフリーきっぷ」(1,000円)利用




隣の駅が無くなっとる…

前回、穴水を通ったのは平成16年で、翌年に廃止予定の能登線の乗りつぶしのためだった。もう20年前か。ホテル・アルファ-ワン能登和倉さんに二泊して能登線に乗った。一日目は単純に能登線乗りつぶし。二日目は宇出津駅で下車して町内の中華料理屋で昼食をとった。店内のテレビではアテネ五輪の放送をしていた。隣の駅まで歩こうとして迷い、山中の道路を歩いて羽根駅に到着したが乗るつもりの列車には間に合わず。次の列車を二時間くらい待ったが藪蚊に喰われて参った。それから和倉温泉駅に移動したから穴水はそれ以来である。なおホテル・アルファ-ワン能登和倉さんは元日より地震のため営業休止中である。当時、レストランは夜も営業していて店頭の黒板に書いてあったフクラギを注文した。何の魚か判らないので店員のお姉さんに尋ねると「聞いてきます」と厨房の方へ聞きに行った。出世魚の鰤の若い時の名前だそう。脂ものり過ぎず美味しいお刺身だった。


出札口と改札口

ここの出札口は閉鎖したのではなく、駅舎も地震で被害を受け修繕中のため。改札を入った所で営業を再開している。但しウェブサイトによると「JR切符、日本旅行商品等の販売はできません」とあり発売される切符は限られる。


自動券売機

七尾線(のと鉄道・JR西日本)とIRいしかわ鉄道線のうち金沢倶利伽羅間までの乗車券が購入出来る。金沢までの運賃は2,130円。


のと鉄道 七尾線 穴水駅 (石川県鳳珠郡穴水町字大町)

能登線乗りつぶしの時に下車していると思うが20年前の事で記憶が定かではない。穴水駅から外に出るのはひょっとすると初めてかも知れない。


駅頭の様子




遠藤関展示室

穴水町出身の遠藤関。長らく幕内で相撲を取っていたが今年五月場所は十枚目に下がっていた。12勝3敗の成績だったが一場所で幕内復帰となるのか。七月場所の番付発表を待ちたい。

【追記7/1】 遠藤関の令和六年七月場所での番付は前頭十四枚目で再入幕です。


道の駅 あなみず (石川県鳳珠郡穴水町字大町)

鉄道駅の駐車場かと思ったが道の駅の駐車場でもあるようだ。鉄道駅と道の駅が一緒になった所だと越美北線九頭竜湖駅を思い出す。海の見えるところまで散策しようと思ったが少し距離があるので道の駅で休憩してゆく。


穴水町物産館 四季彩々 (石川県鳳珠郡穴水町字大町)

鉄道駅舎の隣の建物が道の駅かな。


ソフトクリーム(300円)


アイスコーヒー(200円)

ベンチに腰掛けて冷たいもので一休み。駅前を眺めていたら急に雨が降り出した。そして結構強い雨だ。散策に出ていたらずぶ濡れになっていただろう。道の駅にいて正解。


少し早いが入場して構内を見てみる

入場といっても改札はしてないのでそのままプラットフォームへ。


七尾線の線路が途切れている

列車入れ替えのため踏切が鳴っている。七尾線は津幡輪島間の路線だったが、穴水輪島間は平成13年に廃止されている。乗りつぶしで一泊した事のある輪島市だが、地震で大きな被害が出た映像を見ると辛い。穴水から分岐して蛸島に至る能登線もあったが平成17年に廃止となった。こちらの沿線だったところも大きな被害を受けている。地震から復興してきたらまた訪れたい。七尾市から穴水町までも被災した建物を多く見て心苦しかった。


急行〔のと恋路号〕のNT800形が保存されている


2面4線の駅だが、現在は列車の乗降は1番線のみ

七尾線が当駅以北廃止、能登線廃止では1番線だけで事足りるか。


久世酒造店 清酒 能登路 本仕込み 180ml(260円)×2本

道の駅で能登の土産を買って来た。常温で日持ちがして地元のものを。



河北郡津幡町だと能登国ではなく加賀国のお酒か。五月場所で津幡町出身の大の里関が幕内優勝しているので優勝記念で津幡のお酒もいいかな。津幡は急行〔能登路〕の停車駅だったし。


車窓からは能登湾に仕掛けられた本物の櫓を見た


のと鉄道 七尾線 普通 9604D列車 [NT200形] (穴水)



穴水七尾行普通9604D列車(1両編成)が入線する。







時間があるのでもう一度外に出る。


敬天愛人 けいてんあいじん

「天を敬い、人を愛する」
天は人も我も、同一に愛し給うゆえ 我を愛する心を以って、人を愛するなり。
大本山總持寺祖院 十七代監院 鷲見 透玄書
(説明文より)

改札の上に額がかかる。大本山總持寺祖院は石川県輪島市門前町にある寺院。曹洞宗大本山總持寺が神奈川県横浜市鶴見区にあるが明治44年に大本山が能登より移転したのだそう。関係のある学校に行っていたが宗旨が違うので何も知らなかった。


NT200形の車内

それでは乗車する。往路で乗った車両は海側1人掛+山側2人掛だったが、復路で利用する車両は2人掛+2人掛の座席。現在、浄化槽設備故障により全列車内のお手洗い利用不可との事。


NT200形の座席


ボックス席の進行方向向き海側窓側の席に腰掛ける

窓枠にはカップ酒。呑み鉄の気分だがこの後で七尾から車の運転があるので恰好だけ。お弁当も用意して車内で飲みたい。


metro 七尾線で穴水を出発symbol6




七尾湾を堪能する (能登鹿島-穴水)






海にせり出すような鹿島神社と森


家屋の黒い甍が美しい (西岸-能登鹿島)

後日、場所を確認するためストリートビューと照らし合わせると昨年より建物が減っている。穴水町も地震被害が大きい。


中能登農道橋(ツインブリッジのと)を望む

能登湾にある能登島には本土からは能登島大橋と中能登農道橋が架かる。能登島大橋は地震の翌日に通行止めは解除されたが、中能登農道橋は被害が大きく現在も通行出来ない。


穴水町より七尾市に入っている

この辺りは鹿島郡旧中島町、能登島は旧能登島町、この先の田鶴浜駅があるのが旧田鶴浜町だったが、平成16年に旧七尾市も加わり新たに七尾市が発足している。


入り組んだ湾 (能登中島-西岸)


開けた地形となった (笠師保-能登中島)


干拓地かな (田鶴浜-笠師保)


JR西日本 特急〔能登かがり火8号〕 3008M列車 [683系] (和倉温泉)

和倉温泉に到着。多くの乗客が当駅始発の特急に乗り換える。七尾-和倉温泉間ではJR西日本の特急列車、のと鉄道の普通列車が走っている。七尾線は単線だが津幡和倉温泉間は直流電化、和倉温泉穴水間は非電化となっている。のと鉄道の気動車は一駅間だけ架線下を走る。


和倉温泉金沢行特急〔能登かがり火8号〕

特急列車より普通列車が先発する。


のと鉄道 七尾線 普通 9604D列車 [NT200形] (七尾)

終着の七尾に到着。下車する。かつて七尾線七尾輪島間、能登線穴水蛸島間の広範囲に路線のあったのと鉄道。路線が短くなってから来なかったが、現在残された路線の車窓も魅力的だった。




metro 七尾線で七尾に到着symbol6

七尾線 普通 9604D 穴水(14:44)→七尾(15:30) NT211 ※参考 運賃850円
◆「つこうてくだしフリーきっぷ」利用



和倉温泉で見た特急列車がもうすぐ入るのでプラットフォームで見ていく。


JR西日本 特急〔能登かがり火8号〕 3008M列車 [683系] (七尾)

和倉温泉金沢行特急〔能登かがり火8号〕3008M列車(3両編成)。自由席あります。




特急の利用者は多い

北陸新幹線敦賀延伸開業前は大阪和倉温泉間で特急〔サンダーバード〕が運転されており、京都大阪へ乗り換えなしだった。今年3月からは特急は全て金沢までとなり、三個列車を金沢敦賀で乗り換えるようになった。東京方面は二個列車を金沢乗り換えの1回ですむ。


のと鉄道のプラットフォーム上の出札口は開いていた


七尾市 とうはくん

織豊期から江戸期の絵師で七尾出身の長谷川等伯がモデルなのだそう。




JR西日本 七尾線 七尾駅 (石川県七尾市御祓町)


駅頭の様子





駅前の商業施設の立体駐車場から出庫。3時間までは無料で料金はかからなかった。のと鉄道で頂戴した割引券は要らなかった。ちょっと道を間違ったが下調べしておいた市内のお店に向かう。




8番らーめん 七尾店 (石川県七尾市古府町)


臨時休業だった…

能登の店舗では時短営業のところもあるそうなので、ここも何か事情があるのかも知れない。8番らーめんを初めて利用したのは輪島市。雪の中ようやく開いている飲食店を見付けて暖かいラーメンを食べた時は嬉しかったし旨かった。今回は能登で、また石川県で8番らーめんを食べられないのは残念だが富山県に移動する。旧道より国道159号七尾BPに戻り能越道に七尾ICより流入する。パーキングエリアに入り休憩する。




能越自動車道 能越県境PA(下り線) (石川県七尾市大泊・富山県氷見市脇)

後日調べていて知ったが、東京方面に向かっているけど下り線だった。北陸自動車道が滋賀県米原市(まいばらし)の米原(まいはら)JCTより新潟県新潟市の新潟中央JCTへ向かう方が下り線であるように、石川県より富山県に向かう方が下り線なのかと思う。米原市と言えば国道8号線、北陸道、北陸本線が通っているのに北陸新幹線だけ通らないのは納得がいかない。距離は短く、費用も安く、建設期間も短いのになぜ作らないのかと思う。路線名は北陸・中京新幹線でいいから先に作ればいい。小浜市経由の北陸新幹線は後からいくらでもゆっくり作ればいい。高速道路は昭和に北陸道が全通し(一部区間を除く)、平成になって舞鶴若狭自動車道は全通したはずである。


富山県 Toyama Pref.


石川県 Ishikawa Pref.


富山湾を望む




ここは石川県・富山県境


県境には青線が引かれている

所謂、赤線とか青線は関係ない。青線を跨いで石川県より富山県、能登国より越中国に入る。


富山県の観光案内 Toyama Tourist Information

石川県の案内は、と思ったが、上り線のPAにあるのだろう。車を停めている石川県、能登国に戻る。


ここは石川県七尾市

能越県境PAを出発。石川県より富山県、能登国より越中国に入り本線に流入する。交通量は多く暫定2車線だが通行料金が要らないのは素晴らしい。氷見市より高岡市に入り高岡北ICで流出。国道160号などを経て国道8号富山高岡BPに入る。念のためもう一軒調べておいたお店に到着する。




国道8号沿線に立地


8番らーめん 高岡熊野店 (富山県高岡市熊野町)

高岡まで帰って来て8番らーめんに入店する。


ノンアルコールビール(341円)

今日もまたノンアルコール。


8番セット(1,023円)

野菜らーめんと8番餃子のセット。野菜らーめんの味は味噌を選択。


麵はこんな感じ♪


チャーシュー♪

前回、福井駅にある店舗で野菜らーめん(バター風味)(726円)を注文した。料理が運ばれてきてチャーシューののらないメニューと判った。バター風味も美味しかったが、今回はチャーシューののる味噌にしたのだ。野菜たっぷりのラーメンが実に旨い。


8番餃子 6個  ※セットに含まれます。

餃子も旨い。ノンアルコールではなく麦酒が飲みたい。野菜らーめん、餃子ともに好みの味である。近所に8番らーめんさんがあればなあと思う。ごちそうさまでした。



昭和42年に石川県加賀市に1号店(現在の本店)が開店。国道8号沿いだった事から8番らーめんと名付けられたそう。本店ではなく富山県の店舗だったが国道8号沿いで食べられてよかった。8番らーめんさんを出発。高岡市より射水市に入る。沿道に道の駅カモンパーク新湊がある。お手洗いを借りておくべきだった。道路は夕方で渋滞ではないが速度は低下している。射水市より富山市に入る。富山県で給油しておきたいが高岡市の方が安かった気がする。神通川に架かる中島大橋を渡る。国道8号より国道41号に入る。国道を走るつもりが富山県道56号富山環状線などを経由する。交差点では信号によくかかる。お手洗いに行きたくて辛い。富山地方鉄道上滝線と踏切で平面交差。南富山駅近くだがそれどころではない。国道41号に復帰する。いよいよ切羽詰まったので北陸道富山IC付近のセブン-イレブンに駆け込みお手洗いを借りる。大変助かりました。



セブン-イレブンから道を挟んで向かいの給油所に入る。これから価格の高いと思われる内陸県を通るので富山市で満タンにしておく。1Lが173円で13.97L入り2,417円だった。給油所を出発。富山ICを通過し国道41号を南下する。山間に入って来て高山本線と並行する。国道は高規格な猪谷楡原道路の区間に入る。このまま立派な道路ならいいが未開通区間もあり建設中の橋梁が見える。猪谷の街を通る。高山本線の猪谷駅がありJR西日本JR東海の境界駅。乗りつぶしで高山本線に乗った時、高山からJR西日本の気動車に乗り換えて富山に向かったがお手洗いの設備がなく、猪谷で長めの停車時間がとられてトイレ休憩のような感じだった。神通川改め宮川に架かる新国境橋を渡り富山県より岐阜県、越中国より飛騨国に入る。県境までは富山市で飛騨市に入った。平成16年までの旧吉城郡旧神岡町の町域。国道41号は高山本線と分かれてゆく。ここからは神岡線(猪谷奥飛騨温泉口間)に沿っていた。昭和59年に国鉄から第三セクターの神岡鉄道に移管されていた神岡線だが平成18年に廃止となった。国道は高原川沿いの人家も少ない山間を通るが突然大きな工場が現れる。飛騨古川方面へ向かう国道41号と分かれて国道471号に入る。鉱山町として栄えた旧神岡町だが、急に山間に町が現れたという印象。鉱山跡にあるのが有名なスーパーカミオカンデである。凄いのだろうがよく解っていない。宇宙線を観測するには地中深くの鉱山跡が都合がいいのだろうくらいの認識。

神岡を過ぎて辺りも暗くなった。道路も険しくなった気がする。高山市に入る。平成17年に合併する前の旧上宝村。奥飛騨温泉を通る。あゝ奥飛騨に雨がふる♪ 雨は大した事ないが霧も出る。更に国道の線形が悪くなる。平湯に到着。休憩するつもりだったが国道471号は直進するとそのまま中部縦貫自動車道国道158号安房峠道路平湯ICに入ってゆく。もうこのまま行ってしまう。料金所ではETCだが一旦停止が必要。通行料金は軽自動車等630円。線形のよい国境の安房トンネルを抜けて岐阜県より長野県、飛騨国より信濃国に入る。松本市である。何もない中ノ湯ICを過ぎて現道と合流する。上高地の入口を見て梓川に沿って線形の悪い国道を走る。交通は多く雨も激しく降っているが、安全に気を付けて走って行く。途中で衝突?事故の処理をしている現場を通る。さてまたお手洗いに行きたい。道の駅があったが暗くて入口を通り過ぎてしまう。上高地線新島々駅を過ぎる。人里に降りてきたという感じ。またもやセブン-イレブンに駆け込み事なきを得る。大変助かりました。




チーズケーキ(100円)

眠気覚ましにコーヒーやコーラを買ってばかりで頻尿になる。運転の疲れる山道を走って来たので甘いものを食べて一休み。信州のリンゴが入っていると書いてあったか。またコーヒーを飲みセブン-イレブンを出発する。安房峠道路からは勝手知ったる道。交通量も少なくスイスイ進む。松本市街地を県道で迂回して国道254号を東へ。松本市より上田市、小県郡長和町、北佐久郡立科町を経て佐久市へ。セブン-イレブンではなく道の駅で小休止。




道の駅 ヘルシーテラス佐久南 (長野県佐久市伴野) いずれも令和6年6月16日撮影

道の駅を出発。中部横断自動車道佐久南ICより流入。北陸新幹線の高架下を潜り無料区間内にある佐久北ICで流出。佐久市より小諸市に入り国道141号を経て国道18号へ。御代田町、軽井沢町と来て、碓井バイパスの入山峠を越えて長野県より群馬県、信濃国より上野国に入った時は午後11時35分。日付の変わらぬうちに関東に戻ってきた。実は富山は近いのか。日付が変わり令和6年6月17日月曜日。安中市より高崎市へ。高崎駅東口より国道354号東毛広域幹線道路が往復4車線で東に延びる。関越自動車道高崎玉村SIC付近で高崎市より佐波郡玉村町に入る。道の駅玉村宿で休憩。もうコンビニエンスストアに頼らなくても大丈夫。



道の駅を出発。利根川に架かる伊勢玉大橋を渡り玉村町より伊勢崎市に入る。国道17号上武道路を通ってもいいけど今日は時間に余裕があるので国道354号をそのまま進む。伊勢崎市より太田市、邑楽郡大泉町、邑楽町を経て館林市へ。往復4車線で交通量も少なく走りやすいが信号にかかる事が多い。東北自動車道館林ICを過ぎると往復2車線となり、交通量も激減した。つる舞う形の群馬県。嘴に当たる板倉町に入る。そして群馬県より埼玉県、上野国より武蔵国に入る。加須市であるが平成22年までの旧北埼玉郡旧北川辺町。渡良瀬川に架かる新三国橋を渡り埼玉県より茨城県、武蔵国より下総国に入る。古河市である。国道4号には現道、新4号国道とも入らず国道354号を進む。古河市より猿島郡境町に入り県道を経て道の駅さかいに到着。休憩と荷物の整理、忘れ物はないか確認する。



道の駅を出発。利根川に架かる境大橋を渡り茨城県より千葉県に入る。野田市だが平成15年までの旧東葛飾郡旧関宿町。県道などを通り野田市より流山市を経て松戸市に帰ってきた。給油所に立ち寄り満タンにする。1Lが167円で15.96L入り2,665円。やはり新潟県の価格が安かった。無事にレンタカーを返却する。走行距離は1,121kmだった。 (おわり)

万葉線 新湊港線・富山県営渡船

2024-06-24 12:00:00 | 鉄道

ホテル・アルファ-ワン高岡 (富山県高岡市下関町)

令和6年6月16日日曜日。富山県高岡市に来ている。ホテルをチェックアウトすると万葉線の路面電車の軌道に沿って終点へと向かう。



米島口停留場の先で併用軌道から専用軌道となり道路と線路が分かれる。道路単独で氷見線と新湊線(貨物線)と立体交差する。万葉線も隣でこれらと立体交差している。能町口停留場の先で再び併用軌道に戻る。米島口で見掛けた電車がこちらが信号待ちの間に先に行ってしまう。新吉久停留場付近に保存されている昔の車両が見えるが車が止められない。吉久停留場の先の高岡市より射水市に入った辺りでまた道路と線路が分かれる。庄川沿いの道路に出る。踏切を渡るが先程まで並走していた路線電車の高岡軌道線が六渡寺駅より鉄道線の新湊港線と変わったものである。電車は軌道と鉄道を直通運転する。庄川に架かる新庄川橋を渡る。射水市の名に馴染みがないが平成の大合併で平成17年に旧新湊市、旧射水郡旧小杉町、旧大門町、旧大島町及び旧下村の1市3町1村で発足している。ここは旧新湊市だったところ。高校野球で聞き覚えがある。新湊市街地を走る。東新湊駅前を通る。ここは後で訪れる。海王丸駅付近で〔ドラえもんトラム〕を見掛ける。高岡駅方面へ向かっている。今回は乗る機会はないか。残念。更に進むと終点の越ノ潟駅をチラッと見て道路は公園に突き当たる。




新湊大橋(600m)

斜張橋が架かる。下調べでは橋の袂に駐車場があったはず。そちらへ車を停める。


駐車場より越ノ潟駅へ


途中で抜かれた電車を抜いていた


富山県営渡船 越の潟発着場 (富山県射水市堀岡新明神西浜)

駅前には船着場があるが先ずは鉄道から。


万葉線 新湊港線 越ノ潟駅 (富山県射水市堀岡新明神)

時刻表は確認していないが停車中の列車に乗ってしまおう。確認していれば1本前が〔ドラえもんトラム〕と判ったのだが。高岡市は藤子・F・不二雄氏(藤本先生)の出身地。




万葉線 新湊港線 普通列車 [MLRV1000形] (越ノ潟)

オシシ仮面…いや〔獅子舞トラム〕に乗車。


MLRV1000形の車内の様子

2両編成で乗客は数人といったところ。


ICカード読取機は準備中かな

万葉線ではICOCAを導入するのだそう。その一方、交通系ICカードを止めてしまう地域もある。利用者からすれば1枚のカードで北海道から沖縄まで使えて便利なのだが。


MLRV1000形の座席


整理券

ICOCAを導入すればSuicaPASMOなどの交通系ICカードが利用出来るが今日のところは現金で。


metro 新湊港線で越ノ潟を出発symbol6




沿線の車窓 (海王丸-越ノ潟)

万葉線は高岡軌道線(高岡駅-六渡寺間)と新湊港線(六渡寺-越ノ潟間)から成るが、新湊港線は鉄道線で道路を走る併用軌道の区間はない。


海王丸停車中


降車ボタンを使う


万葉線 新湊港線 普通列車 [MLRV1000形] (東新湊)

越ノ潟より二駅、東新湊に到着。下車する。

新湊港線 普通 越ノ潟(10:37)→東新湊(10:40) MLRV1005-A 運賃200円


万葉線 新湊港線 東新湊駅 (富山県射水市八幡町) これまで令和6年6月16日撮影

東新湊で下車したのは、万葉線のうち東新湊越ノ潟間に乗っていなかったから。昨年、乗りつぶしをすべく高岡駅から乗車したものの工事のため東新湊越ノ潟間に乗る事が出来なかった。ウェブサイト等で案内はあったのだろうが何も調べないので区間運休に気付かなかった。これで新湊港線全線乗りつぶし終了。同時に万葉線全路線の乗りつぶしも終了。


前回はすぐ先でレール交換工事中 (東新湊-海王丸) 令和5年9月19日撮影


工場に直結の踏切 これより令和6年6月16日撮影

前にも書いたが鶴見線のよう。


万葉線 新湊港線 普通列車 [MLRV1000形] (中新湊-東新湊)

程なく下り越ノ潟行が到着。


metro 新湊港線で東新湊を出発symbol6




先程の列車よりお客は乗っている


まもなく海王丸

海王丸で下車する人が多かった。


車窓の新湊大橋 (海王丸-越ノ潟)

上りも下りも車内放送でガイドする男性の声が聞こえていたのだが、立川志の輔さんだった。ガッテン、ガッテン。富山県出身という事は存じ上げていたが新湊の方だったとは知らなかった。


万葉線 新湊港線 普通列車 [MLRV1000形] (越ノ潟)

終点の越ノ潟に到着。下車する。


metro 新湊港線で越ノ潟に到着symbol6

新湊港線 普通 東新湊(10:45)→越ノ潟(10:49) MLRV1006-A 運賃200円




車止め






今は1面1線だが、かつては2線あったようだ




渡船から乗り換える人あり


列車は高岡駅へ向けて出発


それでは渡船の発着場へ


渡船時刻表

朝夕は15分毎、日中は30分毎の運航。何と無料で乗船出来る。


次の便は11時07分

案内開始を待つ。昭和の雰囲気の感じられる待合室だが他の客もおられるので撮影は控える。


富山新港周辺案内図 TOYAMASHINKO Guide Map

各所の案内が日、中(簡)、露、英の四箇国語で書かれている。




富山県営渡船 〔海竜〕(44t) (越の潟)

出航の数分前に船に案内される。徒歩客の他に自転車利用の客も見掛ける。県のサイトに「自動二輪車(原動機付自転車を除く)は乗船できません。」とあるので原付までは詰めるのだろう。


船上より越の潟発着場を望む




船内の様子


船内の座席




越の潟発着場を離れる

向きを変えて船首を対岸に向ける。


対岸を望む


船上より新湊大橋を望む


日本郵船のファンネルの船が見える


富山新港内を行く


対岸の堀岡まで770メートル、所要時間約5分の船旅




まもなく接岸する


富山県営渡船 〔海竜〕(44t) (堀岡)

対岸の堀岡発着場に到着。上陸する。

富山県営渡船 〔海竜〕 越の潟(11:07)→堀岡(11:12) 無料


富山県営渡船 堀岡発着場 (富山県射水市堀岡)


発着場の前の様子






富山地方鉄道 射水線の廃線跡

万葉線新湊港線越ノ潟駅と同様に、こちらにも富山地方鉄道射水線新港東口駅があって渡船と連絡して新富山駅(富山市)とを結んでいた。しかし昭和55年に射水線は廃止。現在は富山駅前行のバス路線がある。射水線には乗れなかったが残存区間には先程乗っている。万葉線新湊港線はもともと射水線だった区間である。かつて線路は繋がっていたが富山新港建設の際に線路は分断。昭和41年に新湊(現六渡寺)-越ノ潟間は加越能鉄道(現加越能バス)に譲渡され新湊港線となった。平成14年に新湊港線と高岡軌道線は第三セクターの万葉線に譲渡され現在に至る。


風情ある街並み

この道路も越ノ潟側と繋がっていたのだろう。


現在は海に阻まれる

富山新港のある場所は放生津潟という潟湖、潟だったが、ここを掘削・浚渫して昭和43年に開港した。八郎潟(秋田県)は干拓して農地としたが、こちらは掘って港にしている。水深は深くなり、大型船も航行するので道路・鉄道は分断され、渡船利用または大きく迂回する事に。


富山県営渡船〔海竜〕が越の潟へ戻ってゆく

先程より港の奥の方に向かっているようだ。


分断されていた陸路に平成24年、新湊大橋が開通


平成25年には歩道も開通、これを歩いて戻る




海王丸パークの〔海王丸〕を望む




あいの風プロムナードと名付けられた歩道までエレベータで登る


エレベータで上昇中・・・


歩道の高さに到達

橋と隧道の違いがあるが、国道2号関門隧道を思い出す。


車道の下部に設けられた歩道を歩く

隧道と違い、外の景色が見える。東京港連絡橋(レインボーブリッジ)の歩道と違って硝子越しの眺めとなるが、冬の北陸の気候を考えると仕方がないか。吹きっさらしでは凍えてしまう。という事でこの後の写真は硝子越しですがご了承下さい。


日本郵船のファンネルの船が出航

渡船〔海竜〕が港の奥の方に向かったのは、この船の進路を塞がないためかな。




GLORIOUS JASMINE(43,823t)

後日、船名で調べると、木材チップ専用輸送船で久本汽船(岡山県備前市日生町)の所有船と判った。船籍はパナマ共和国。船の位置が判るサイトによるとGeelong, Victoria, Australiaに向かっており到着は7月5日となっている。知らんけど。


新湊大橋の下を通過する





こんな大きなものが動いているのを見るとぞくぞくする。悪い意味ではない。


港を出てゆく…


タグボートは離れる…


秀麗な〔海王丸〕もよく見える


歩道部分を渡り終えた


渡船〔海竜〕は越の潟へ戻っていた

それではエレベータで地上に降りる。


もう硝子越しではない




海上自衛隊の艦艇が停泊している

ここからでは艦名が判らない。後日、報道を調べると舞鶴地方隊のミサイル艇〔うみたか〕(200t)の一般公開が15日、16日の両日行われていた。


帆船〔海王丸〕(2,238.40t)

商船学校の練習船で兵庫県神戸市の川崎造船所(現川崎重工業)にて昭和5年2月14日に進水。平成元年に引退。平成2年より富山新港で、平成4年より今の海王丸パークにて公開されている。今日は海王丸パークは訪れないが行ってみたいところである。




この後は車で新湊大橋を渡る


黒松沙士(150円)

横浜で買っておいた沙士を飲む。ホテルで冷やしておいたがもう温くなっている。味はRoot Beerと比べてサロン…薬の風味を強く感じる。今日の午前中は万葉線、渡船、そして新湊大橋を歩いて渡る楽しい行程だった。昨年、東新湊越ノ潟間に乗車出来なかったから再訪した訳だが、鉄道だけでなく渡船や橋も楽しめてよかった。この後は新湊大橋を渡り次の目的地へと向かう。 (つづく)


高岡で一泊

2024-06-22 23:55:00 | ドライブ

セイコーマート 加須向川岸店 (埼玉県加須市向川岸町)

令和6年6月15日土曜日。セイコーマートに来ている。北海道ではなく埼玉県加須市。


玄米茶(105円・税抜) ガラナ(120円・税抜)ホットシェフ 大きなおにぎり(鮭)(220円・税抜)
消費税等(35円)

店内でご飯を炊いて作っているむすびが旨い。ガラナも外せない。



午前5時台に千葉県松戸市を出発。江戸川に架かる国道16号金野井大橋を渡り千葉県より埼玉県に入る。国道4号(新4号国道)で埼玉県より茨城県へ。国道から茨城県道268号西関宿栗橋線に入ると猿島郡五霞町役場前を通り、東北新幹線の高架を潜った先で権現堂川に架かる霞橋を渡り茨城県より埼玉県、下総国より武蔵国に入る。国道4号(現道)を経て国道125号へ。東北自動車道加須ICの先で国道より埼玉県道149号加須菖蒲線に入りセイコーマートに到着。午前6時開店なのでそれに合わせたかったが、もう午前7時に近い。むすびを食べて休憩して出発する。国道122号を経て国道125号に戻る。先日乗った秩父本線を跨線橋で越え、熊谷市で国道17号熊谷バイパスに入る。高規格なバイパス群が連なる。利根川に架かる新上武大橋を渡り埼玉県より群馬県、武蔵国より上野国に入る。ここまで順調だったが前橋市内で渋滞している。お手洗いに行きたくなったがなかなか進まない。やっとの事で道の駅に入る。


道の駅まえばし赤城 (群馬県前橋市田口町)



思ったより時間が掛かっているので高速道路を利用しようと思う。関越自動車道渋川伊香保ICより流入。関東平野が尽きて山間に入ってゆく。国境の長い関越トンネル(下り線10,926m)を抜けると群馬県より新潟県、上野国より越後国に入っていた。国道17号新三国トンネル(1,284m)経由よりはるかに楽である。大いに短絡して湯沢ICで流出。国道17号に戻る。ETC料金は1,080円(軽自動車等・休日)とお値打ちだった。南魚沼市六日町より国道253号八箇峠道路へ。野田IC-八箇IC間が開通する自動車専用道路だが上越魚沼地域振興快速道路(上沼道)を構成する一部であり、完成すれば鉄道のほくほく線のように上越市と南魚沼市を結ぶのだろう。八箇峠トンネル(2,840m)中で南魚沼市より十日町市に入り、八箇ICからは現道と合流して十日町市街地に向かう。




信濃川に架かる十日町橋を渡る

橋梁の工事をしており、片側交互通行のため橋の上で停止する。さて今日の最初の目的地までどう行くか。国道17号で長岡市街地を経由する事も考えたが、一度通った事のある柏崎市を経由する事にする。新潟県道49号小千谷十日町津南線を経て国道252号へ。山間を抜けて平地に出てきた。信越本線を跨線橋で越える。安田駅付近。国道291号との重用区間に入る。柏崎市街地へは行かず県道73号鯨波宮川線・県道393号礼拝長岡線を経て国道116号に出る。越後線西山駅付近。柏崎からの往復4車線が2車線に変わる所だが線形はよく走りやすい。寺泊の案内を見て落水交差点より県道192号久田小島谷線に入り海沿いを目指す。


日本海を望む (新潟県三島郡出雲崎町久田)

海沿いの国道402号に出て目的地を目指す。


寺泊魚の市場通りの駐車場に到着

西暦1996年に初めて海外に行った時、San Francisco, California, United Statesで日本の旅行会社の現地ツアーに参加したが、Fisherman's Wharf寺泊に例えていた。当時は寺泊をよく知らなくて海鮮を売っているのだろうくらいは判ったがその後訪れる機会はなかった。寺泊の名を知って26年後の令和4年6月23日に寺泊を訪れたが魚の市場通りのお店は午後5時を過ぎて閉まっていた。それから2年後に寺泊を再訪。お昼過ぎなのでお店は開いている。ところでFisherman's Wharfでカニのサンドイッチをスタンドで買ったが麦酒もあったので注文した。何故かBudweiserを紙袋に入れて渡されるので不思議だったが、屋外での飲酒が御法度で紙袋で隠しているそうな。知らんから店頭で飲んでいた。時は過ぎ本邦で何故か飲食店で酒類を出さなくなった頃、飲食店に入る前に表で予め麦酒などを1本飲んでいたが、ハンカチなどで缶を隠してさも清涼飲料水を飲んでいる風を装った。




ノンアルコールビール(330円)

いくつもあるうちの一軒に入る。一階のお店で買って店頭で食べられるものもあるが、二階にある食堂に腰を落ち着ける。米国と違い店頭で麦酒を飲んでも隠す必要はない。ましてや屋内の食堂なのだが車の運転があるからノンアルコールビール。これじゃない感が。新潟限定ビイル 風味爽快ニシテの文字が店内に見える。飲みたかったな。


かに丼定食(1,430円)


かにのむき身がたっぷり…

かに寿司かなと思ったが違った。普通にかにを茹でたのを剥いてくれているから楽ちんである。酢飯ではないかに丼が実に旨い。


貝ひも ※すでに食べさしです。

これもたっぷりで旨い。新潟の清酒と合わせても旨かったろう。


番屋汁

だしが出ていてまたこれも旨い。


味処 前浜 (新潟県長岡市寺泊下荒町 山六水産 黄テント2階)

ごちそうさまでした。


山六水産 (新潟県長岡市寺泊下荒町)

土曜日のお昼で賑わうが待たずに入店出来た。新潟の気温は摂氏30度はあるのだろう。6月中旬だが真夏のようである。


寺泊 お魚市場通り



寺泊は公共交通機関でも訪れられる。越後線寺泊駅からは距離がありバス利用となる。



駐車場から海に行けるが少し歩くようなので止めておく。この後は日本海沿いを走る訳だし。



寺泊魚の市場通りの駐車場を出発。国道402号はここから新潟方面の海岸の景色が絶景だったが、今日は柏崎方面へ進む。長岡市より三島郡出雲崎町に入る。寺泊も三島郡旧寺泊町で平成18年に長岡市に編入となっている。海の眺めがいいので車を停める。


国道402号 新潟方面を望む


柏崎方面を望む


佐渡は見えんか…

海沿いのドライブは続く。良寛さんの出雲崎の市街地から国道352号との重用区間となる。柏崎市に入る。この辺りは平成17年までの刈羽郡旧西山町で元内閣総理大臣田中角栄閣下の出身地。海岸沿い通っていた国道が内陸へ。刈羽郡刈羽村に入る。


国道沿いから鉄条網が見える

ゲートも見えた。この向こうが柏崎刈羽原子力発電所で柏崎市と刈羽村に跨る。新潟県は東北電力(50Hz)のエリアだが当発電所は東京電力HD(50Hz)のものであり首都圏へ送電されていたのだったが。原発をよけて内陸に迂回した国道が海の方へ向かい再び柏崎市に入る。中心部には入らず海の近くを通るが海は見えない。国道は左折するがなお直進方向の臨港道路を行く。鯨波駅付近で信越本線のガードを潜り国道8号に出る。京都方面へ向かう。柏崎市より上越市に入る。平成17年まで旧中頸城郡旧柿崎町だった辺り。燃料計は空では無いが給油しようと思う。新潟県には油田があるから安いだろう。知らんけど。北陸道柿崎IC近くの給油所に入る。1Lが161円で15.49L入り2,494円だった。やっぱり安い気がする。



給油所を出発。旧大潟町の犀潟駅前を通る。信越本線よりほくほく線が分岐する駅である。上越市街地というか直江津市街地を抜けて妙高はねうまラインと日本海ひすいラインと交差する。海沿いに出る。線路も見えるが今は北陸本線ではない。糸魚川市に入る。北陸新幹線と交差する。ところで猛烈に眠くなってきた。新潟県を出る前に休憩する。




道の駅 親不知ピアパーク (新潟県糸魚川市大字外波)




北陸道の高架下が道の駅に


海岸に降りてみた






投げ岩



砂浜ではなく砂利石だからか波の音が天婦羅を揚げているように聞こえる。








北陸道親不知ICが程近い


いつものレンタカーが借りられた

古い分、料金も安くなっている。そしてカーナビゲーションは新しい道を知らない。



道の駅を出発。天嶮親不知は現在の国道8号もなかなかの難所。線形の悪いところや隧道、洞門が続く。片側交互通行となっている区間もある。親不知海岸を抜け市振駅前を通る。新潟県最西端の駅で日本海ひすいラインとあいの風とやま鉄道線の境界駅である。境川に架かる境橋を渡り新潟県より富山県、越後国より越中国に入る。富山平野に入ってゆく。休憩したがまだ眠い。黒部川など何本もの川を渡り高岡市に入った。国道8号より富山県道24号伏木港線へ。高岡軌道線の併用軌道が県道を通る。軌道とともに広小路交差点を通過し国道156号へ。


万葉線 高岡軌道線 普通列車 [MLRV1000形] (坂下町-急患医療センター前)

高岡市内を行く路面電車。すれ違った電車を振り返ると上下の電車が交換している。高岡軌道線は一部複線となっているが、この辺りは単線区間で交換設備がある。


万葉線 高岡軌道線 普通列車 [MLRV1000形] (末広町-片原町)

片原町停留場には安全地帯がない。プラットフォームではなく路面から直接乗車する。広島電鉄本線小網町停留場を思い出す。




ホテル・アルファ-ワン高岡 (富山県高岡市下関町)

今日の宿に到着。駐車場に車を停める。少し離れた第2駐車場に停める事になるかと思っていたが、幸いホテル敷地内の駐車場に空きがあり停める事が出来た。どちらに駐車しても無料。午後7時にチェックイン。料金は朝食付きのシングル(禁煙)が6,600円。もちろんバス・トイレ付である。先日は喫煙でバス・トイレ無しの部屋に泊ったが、頻尿だと面倒である。


客室の様子

昨年も泊まった高岡のα−1さん。この客室を見ると落ち着く。


客室からの眺め


にんにく風味 大盛ナポリタン(599円)

疲れているので食事に行く元気もない。ローソンで買い出しして来た。富山県まで来て海鮮ではないがお昼に寺泊で食べたからいいでしょう。


アサヒオリオン ザ・ドラフト350ml缶(224円) Lチキ レギュラー(238円)

オリオンビールが実に旨い。チキンによく合う。沖縄県および鹿児島県奄美群島を除く全国ではアサヒビールが販売するが500mlを見掛けた事がない。沖縄で飲んだ500ml缶も販売して欲しい。


ジムビーム ハイボール 350ml缶(183円)

ホテルの歯ブラシなどのアメニティーを置く場所に豆菓子も置いてある。これに合わせてジムビームハイボールも買って来た。「This ain't Jim Beam これは、ジム・ビームじゃないぜ」と言われそうだが、このハイボールがお気に入り。


番組表

富山県の民放は三局。地上波全てで五局。ちなみに当ホテルのテレビでは衛星放送が視聴出来る。


動画を見るが… これまで令和6年6月15日撮影

テレビは見ずに動画を見るつもりだったが、何一つ見ないまま寝落ちする。ふと目が覚めると日付は変わっていた。ハイボールは温くなり気は抜けている。気の抜けたのはどうにもならないが、当ホテルでは製氷機(無料)が各階に設置されており氷を貰ってきて冷やして飲む。そして就寝する。


和洋バイキング ※参考 前売券(1,000円)当日(1,100円) これより令和6年6月16日撮影

令和6年6月16日日曜日。高岡のホテルで起床する。大浴場で朝湯に入って来て朝食。朝食付きのプランにしてある。地元の料理もある。昆布の入った蒲鉾が富山県らしい。玉子焼きにも昆布が入っている。氷見うどんではなく氷見そうめんにも昆布を入れる。和惣菜も旨い。


デザートとコーヒー

お腹一杯である。ごちそうさまでした。


動画を見る ※参照 https://www.youtube.com/@tabisuru_porco

せっかく動画の見られるホテルに泊まっているまで1本見てゆく。お茶もお湯を沸かして飲む。


客室からの眺め

天気は崩れるような話だが青空が見えている。


快適なホテルをチェックアウトする

チェックアウトは午前10時までだが、もう午前9時50分である。滞在中はほとんど寝ていた。チェックアウト時には休日恒例の籤(スロット)をして飴ちゃんを貰って出てきた。 (つづく)


嫁入り舟

2024-06-12 04:00:00 | まつり

水郷潮来あやめ園 (茨城県潮来市あやめ)

令和6年6月8日土曜日。茨城軽潮来市の水郷潮来あやめ園に来ている。










前川右岸の町並み


潮来市PRキャラクター あやめちゃん

一度見掛けた事がある。


水雲橋より前川を望む









そろそろ鹿島線上り列車がやって来る。常陸利根川(北利根川)の堤防へ移動する。


列車が来た


JR東日本 鹿島線 普通 536M列車 [E131系R11編成] (十二橋-潮来)

一時間ほど前に潮来まで乗ってきた列車が終着の鹿島神宮で折り返し上り列車となり戻ってきた。




長大な北利根川橋梁に2両の短編成では寂しい…


対岸は千葉県香取市

それではあやめ園に戻り前川沿いに陣取る。


嫁入り舟がやって来た






下流の方(前川水門)へ進んでゆく


向きを変えて戻ってきた




花嫁さんと同船しているのは仲人さんだったかな

周りの客がお婿さんは乗らないのかと言っているが、それじゃ嫁入りにならんじゃろ。


まもなく船着場に到着する


陸で花嫁を待つお婿さん










花嫁さんは新潟の人と紹介があった


場所を移して道中を見る




あやめ園の中を行く


ものすごい人だかり




おめでとうございます


人力車であやめ園を出発



久しぶりに嫁入り舟が見られてよかった。あやめ園を後にして駅へと向かう。




JR東日本 鹿島線 潮来駅 (茨城県潮来市あやめ)

潮来駅に戻ってきた。鹿島線での定期特急列車は運転されていないが、あやめまつりに合わせて土曜日・日曜日には臨時の特急〔あやめ祭り〕が運転される。鹿島神宮新宿行で全車指定席。利用したいが特急券を持っていない。当駅の出札口(みどりの窓口)は廃止され指定席券売機もなく買う事は出来ない。簡易委託駅だが今日は臨時特急が運転されるからかJRの駅員さんの姿も見える。特急券は持っていないが車内で買う事は出来ないか相談すると、普通列車で佐原まで行き特急券を購入して乗車して欲しいとの事。佐原も出札口(みどりの窓口)は廃止されているが指定席券売機は設置されている。本当は午後2時台の普通列車で鹿島神宮へ行き、ここも出札口(みどりの窓口)は廃止されているが指定席券売機は設置されており、乗車券・特急券を買って始発から特急に乗るつもりだった。しかし嫁入り舟の一番いい時だったので会場を離れられなかった。下車する予定の船橋まで鹿島神宮からでも潮来からでも料金は一緒だったので出発前に予め買っておけばよかった。Suicaを簡易改札機にタッチして入場する。


JR東日本 鹿島線 普通 538M列車 [E131系R11編成] (潮来)

鹿島神宮佐原行鹿島線普通538M列車(2両編成)に乗車する。往路で乗った編成であり、川岸から北利根川橋梁を渡っているのを見た編成である。今日はこの編成だけが佐原鹿島神宮間を行ったり来たりしているのだろう。プラットフォームにはあやめまつりから帰る人が大勢いたが、2両編成でも積み残しはなく、空席はなく座れないもののギュウギュウの満員でもない。


metro 鹿島線で潮来を出発symbol6

潮来を出ると常陸利根川(北利根川)に架かる北利根川橋梁を渡って茨城県より千葉県、常陸国より下総国に入る。ここでは県境は利根川ではない。


水田の間を真っ直ぐに伸びる道 (十二橋-潮来)

県境を越える事を悪く言うようなおかしな時期に千葉県内にある水郷佐原あやめパークを訪れた。県境は越えないが県境まで1km強の地点まで来た。十二橋駅からあやめパークまで歩いた。田圃の間を伸びる道で見通しはよく間違う事はないが、風景があまり変わらず入口まで3km以上あって草臥れた。佐原駅からバスがあるそうなのでそちらをお勧めする。水郷佐原あやめパークは入園料金があり時期により異なる。現在の料金は12月~3月の無料からあやめ祭り期間中の800円まで変動する。


あやめパークに繋がる与田浦 (香取-十二橋)

かつては香取の海という内海だったが、江戸期に行われた利根川東遷で現在の東京湾から銚子で太平洋に注ぐよう付け替えられると、香取の海に土砂が流入するようになって新田開拓された地である。


利根川を渡る


JR東日本 鹿島線 普通 538M列車 [E131系R11編成] (香取)

香取に到着。終着の佐原まで行くつもりだったが下車する。列車は香取から佐原まで成田線を走る。


metro 鹿島線で香取に到着symbol6


JR東日本 成田線 普通 2457M列車 [209系C610編成] (香取)

成田銚子行の下り列車と交換。銚子行とはすこぶる接続がいい。


JR東日本 鹿島線 普通 538M列車 [E131系R11編成] (香取)
※佐原-香取間は成田線。

佐原から特急に乗るのはやめにする。普通列車の千葉行を利用するなら佐原から乗るより手前の香取からの方がよい。30分強の待ち時間だが駅のベンチに腰掛けて過ごす。


JR東日本 特急〔あやめ祭り〕 9502M列車 [E257系NB-03編成] (香取)


乗らなかった特急が通過する…


成田国際空港(NRT RJAA)へ向かう航空機が通過する…

ハワイアン航空のHA821便かな。Daniel K. Inouye International Airport(HNL PHNL)(米国ハワイ州ホノルル)より成田へと向かう。あゝ憧れのハワイ航路♪


JR東日本 成田線 普通 458M列車 [209系C441編成] (香取)

銚子千葉行成田線普通458M列車(4両編成)に乗車する。銚子松岸間と佐倉千葉間は総武本線を走るが今日は総武本線には乗らない。クロスシート(ボックス席)に空席があり腰掛ける。


metro 成田線で香取を出発symbol6


佐原の町を流れる小野川を渡る (佐原-香取)

佐原の町は佐原市だったのだが、平成の大合併で旧佐原市、香取郡旧小見川町、旧山田町、旧栗源町の1市3町で平成18年に香取市が発足している。佐原から大勢が乗ってきて通路に立つ人もいるほど混雑する。香取乗り換えで正解。


JR東日本 成田線 普通 458M列車 [209系C441編成] (成田)

成田に到着。下車する。


metro 成田線で成田に到着symbol6

我孫子行に乗り換えるつもりだったが、すぐに成田空港行が来るという。ちょっと寄り道する。


JR東日本 特急〔成田エクスプレス36号〕 2036M列車 [E259系] (成田)
JR東日本 成田線 快速 4339F列車 [E235系F-29編成+E235系J-03編成]

上りの特急〔成田エクスプレス36号〕成田空港新宿行が通過。下りの快速が入ってきた。特急〔成田エクスプレス36号〕の行先は先程香取で見送った特急〔あやめ祭り〕と同じ新宿だが、特急〔あやめ祭り〕は鹿島線・成田線・総武本線・中央本線経由で秋葉原を通過して東京を通らず新宿へ向かうが、特急〔成田エクスプレス〕は成田線・総武本線・東海道本線(横須賀線)・山手線(貨物線)経由で東京品川渋谷に停車して新宿へ向かう。



久里浜成田空港行快速4339F列車(15両編成)に乗車する。増1号車に乗ったが貸切状態で他に乗客はいない。車掌さんは乗っているけど。


metro 成田線で成田を出発symbol6


JR東日本 成田線 快速 4339F列車 [E235系F-29編成+E235系J-03編成] (空港第2ビル)

空港第2ビルで下車する。大阪駅で見掛けた昇降ロープ式ホーム柵が設置されている。


先にロープが降りる

そして扉を閉める。


列車は終着の成田空港へ…

成田国際空港第1旅客ターミナルへは成田空港駅、第2旅客ターミナル第3旅客ターミナルへは空港第2ビル駅下車。但し第3旅客ターミナルまではちと歩く。


metro 成田線で空港第2ビルに到着symbol6

鹿島線 普通 538M 潮来(15:08)→香取(15:14) クモハE131-81
成田線 普通 458M 香取(15:49)→成田(16:27) クハ209-2009
成田線 快速 4339F 成田(16:32)→空港第2ビル(16:41) クハE234-1103
◆潮来-空港第2ビル間のIC運賃858円



Suicaで出場する。駅構内に何と人の多い事か。さて空港で食事をしていこうと思う。


牛皿麦とろ御膳(822円)

夏季限定商品だそうで注文する。他の店舗では767円なのだが、こちらの店舗では少し高い。ウェブサイトで確認すると「販売価格は一般の店舗と異なります」と注意書きがある。空港なので少しくらいは仕方がないだろう。ところでまだ酒が来とらんのじゃが。


冷酒(376円)

確認してもらいお酒が出てきた。しかし麦酒のガラスコップじゃないか。冷酒用のお猪口に替えてもらうのも面倒なのでこれで飲むが、コップにお酒をあけると一合はこれだけなのかと思う。やっぱりお猪口で少しずつ飲む方がいい。最近は冷酒を置ていない店舗もあるので置いてあるお店は宜しくお願いします。麦酒もいいのだがお腹が膨れてしまう。コップ酒になってしまったが牛皿と味わうと実に旨い。麦とろも旨い。ごちそうさまでした。




国際線到着ロビーを望む

空港に来たけど食事をして乗り換えるだけである。第2旅客ターミナルビルから空港第2ビル駅へと向かう。訪日外国人なのかJR東日本の出札口(みどりの窓口)、指定席券売機、そして京成電鉄の出札口、特急券券売機も大行列が出来ている。Suicaで京成の改札を出場する。成田空港線(成田スカイアクセス)のプラットフォームに降りると特急券券売機があり列は出来ていない。改札外の出札口が混雑していたら普通乗車券または交通系ICカードで入場して特急券はプラットフォームの券売機で買い〔スカイライナー〕に乗るという手もあるなと思う。東松戸で降りるので〔スカイライナー〕を使わないが。


京成電鉄 成田空港線 アクセス特急列車 [京急1000形] (東松戸)

特急〔あやめ祭り〕も〔スカイライナー〕も使わなかったが、俊足なアクセス特急で帰ってきた。
(おわり)


metro 成田空港線で東松戸に到着symbol6
いずれも令和6年6月8日撮影

成田空港線 アクセス特急 空港第2ビル(17:27)→東松戸(17:58) 京急1009 IC運賃953円
武蔵野線 普通 1726E 東松戸(18:10)→新松戸(18:17) クハE231-32 IC運賃178円

水郷潮来あやめまつり

2024-06-10 03:00:00 | 

JR東日本 常磐線 普通 931S列車 [東京地下鉄16000系] (我孫子)

令和6年6月8日土曜日。千葉県の我孫子駅に来ている。


metro 常磐線で我孫子に到着symbol6


弥生軒 唐揚(1ケ)そば(490円)

乗り換え前にいつものおそばを食べてゆく。


弥生軒 5号店 (千葉県我孫子市本町 我孫子駅構内 4・5番線プラットフォーム)




JR東日本 成田線 普通 843M列車 [E231系131編成] (我孫子)

我孫子成田行成田線普通843M列車(5両編成)に乗り換える。


下総松崎駅付近


国道464号北千葉道路と成田空港線 (成田-下総松崎)


成田湯川駅付近で国道及び鉄道と交差

交差すれども成田線側に駅はなし。




JR東日本 成田線 普通 843M列車 [E231系131編成] (成田)

終着の成田に到着。下車する。


metro 成田線で成田に到着symbol6


JR東日本 成田線 普通 2445M列車 [209系C610編成] (成田)

同じプラットフォームの向かいに入ってきた成田銚子行成田線普通2445M列車に乗り換える。末端の松岸銚子間は総武本線に乗り入れる。


209系のクロスシート

かつて京浜東北線・根岸線を走っていた頃と比べて大きく改造されている。もちろんいい意味で。


metro 成田線で成田を出発symbol6


乗車券 新松戸 ➡ 潮来(1,340円)

以前は鹿島線では交通系ICカードが利用出来ず紙の切符を買う必要があったが、令和2年3月14日よりSuicaエリアとなりSuicaPASMOなどの交通系ICカードが利用出来るようになった。しかし普通乗車券を利用している。


成田空港線と交差 (成田-久住)

交差すれども双方の路線に駅はなし。


並走する国道464号北千葉道路は延伸工事中

成田国際空港(NRT RJAA)へ道路も伸びる。ところで国道464号北千葉道路については東京外環自動車道(外環)から鎌ケ谷市までの区間を早く整備して欲しい。鎌ケ谷市以東の区間は自動車専用道路の区間もあり概ね快適だが、鎌ケ谷市以西の区間はバイパスは未整備でお話にならない。


着陸しようとする航空機 (久住-滑河)


滑河駅停車中

昨年は当駅で下車してうどんの自動販売機のあるお店まで行った。

当該記事 https://blog.goo.ne.jp/tabinikki2004/e/26d391362f92900c408a6f128801694c


水田が広がる (滑河-下総神崎)


首都圏中央連絡自動車道(圏央道)と交差


4車線化工事中

千葉県内での圏央道の未開通区間大栄IC-松尾横芝IC間の建設も進んでいるそう。




JR東日本 成田線 普通 2445M列車 [209系C610編成] (佐原)

佐原に到着。下車する。当駅にて乗り換え。


JR東日本 鹿島線 普通 533M列車 [E131系R11編成] (佐原)
※佐原-香取間は成田線。

佐原鹿島神宮行鹿島線普通533M列車(2両編成)に乗車する。隣の香取までは成田線を走る。


水郷を行く (十二橋-潮来)


常陸利根川(北利根川)を渡り千葉県より茨城県、下総国より常陸国に入る


JR東日本 鹿島線 普通 533M列車 [E131系R11編成] (潮来)


metro 鹿島線で潮来に到着symbol6

常磐線 普通 931S 新松戸(10:12)→我孫子(10:26) 東京地下鉄16031
成田線 普通 843M 我孫子(10:46)→成田(11:27) クハE230-65
成田線 普通 2445M 成田(11:40)→佐原(12:11) クハ209-2110
鹿島線 普通 533M 佐原(12:17)→潮来(12:28) クモハE131-81
※佐原-香取間は成田線。
◆新松戸-潮来間の運賃1,340円






列車は鹿島神宮へ


プラットフォームよりあやめ園を望む


改札内にはミニねぶた



自動改札機はない。SuicaPASMOなどの交通系ICカードは簡易改札機にタッチする。紙の切符は有人改札で渡して出場する。


改札口と出札口

出札口(みどりの窓口)はとうの昔に塞がれている。鹿島線での定期特急列車の運転もない。


JR東日本 鹿島線 潮来駅 (茨城県潮来市あやめ)

これは西側の出入口。東側にも出入口があるが今回は写真なし。


駅頭の様子

東側にはバス乗り場もあるが写真はなし。要するに今回は東側にまわっていない。それではあやめまつり開催中のあやめ園へ。




水郷潮来あやめ園 (茨城県潮来市あやめ)

入園は無料である。応援協力金を募っており、いつもタダで見せてもらっているから今回500円を出すと簡易的な団扇を頂戴した。いつもきれいなあやめを見せてもらってありがとう。



今年は密集度が低いような。まだ咲いてない花もあるかな。






紫陽花は日陰の方がいいな

むしろ天気が悪くてもいい。














場所に寄るのかこの辺はよく咲いている


























やはり晴天の紫陽花はしっくりこない…




列車の音が聞こえるので川沿いに来てみた (十二橋-潮来)


JR貨物 電気機関車EF210〔ECO-POWER桃太郎〕の牽引する貨物列車


長大な北利根川橋梁を渡る長大な貨物列車


上空を飛行する航空機


常陸利根川(北利根川)を渡る加藤洲十二橋めぐりの遊覧船

千葉県側の加藤洲水門には水位差に対応するため閘門が設けられているそう。


茨城県側の前川水門は開けられている いずれも令和6年6月8日撮影

常陸利根川の水位が上昇した時に水門は閉鎖されるのだそう。あやめ公園内は大体回ったが、今日はこの後で見たいものがある。 (つづく)