旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

嫁入り舟

2024-06-12 04:00:00 | まつり

水郷潮来あやめ園 (茨城県潮来市あやめ)

令和6年6月8日土曜日。茨城軽潮来市の水郷潮来あやめ園に来ている。










前川右岸の町並み


潮来市PRキャラクター あやめちゃん

一度見掛けた事がある。


水雲橋より前川を望む









そろそろ鹿島線上り列車がやって来る。常陸利根川(北利根川)の堤防へ移動する。


列車が来た


JR東日本 鹿島線 普通 536M列車 [E131系R11編成] (十二橋-潮来)

一時間ほど前に潮来まで乗ってきた列車が終着の鹿島神宮で折り返し上り列車となり戻ってきた。




長大な北利根川橋梁に2両の短編成では寂しい…


対岸は千葉県香取市

それではあやめ園に戻り前川沿いに陣取る。


嫁入り舟がやって来た






下流の方(前川水門)へ進んでゆく


向きを変えて戻ってきた




花嫁さんと同船しているのは仲人さんだったかな

周りの客がお婿さんは乗らないのかと言っているが、それじゃ嫁入りにならんじゃろ。


まもなく船着場に到着する


陸で花嫁を待つお婿さん










花嫁さんは新潟の人と紹介があった


場所を移して道中を見る




あやめ園の中を行く


ものすごい人だかり




おめでとうございます


人力車であやめ園を出発



久しぶりに嫁入り舟が見られてよかった。あやめ園を後にして駅へと向かう。




JR東日本 鹿島線 潮来駅 (茨城県潮来市あやめ)

潮来駅に戻ってきた。鹿島線での定期特急列車は運転されていないが、あやめまつりに合わせて土曜日・日曜日には臨時の特急〔あやめ祭り〕が運転される。鹿島神宮新宿行で全車指定席。利用したいが特急券を持っていない。当駅の出札口(みどりの窓口)は廃止され指定席券売機もなく買う事は出来ない。簡易委託駅だが今日は臨時特急が運転されるからかJRの駅員さんの姿も見える。特急券は持っていないが車内で買う事は出来ないか相談すると、普通列車で佐原まで行き特急券を購入して乗車して欲しいとの事。佐原も出札口(みどりの窓口)は廃止されているが指定席券売機は設置されている。本当は午後2時台の普通列車で鹿島神宮へ行き、ここも出札口(みどりの窓口)は廃止されているが指定席券売機は設置されており、乗車券・特急券を買って始発から特急に乗るつもりだった。しかし嫁入り舟の一番いい時だったので会場を離れられなかった。下車する予定の船橋まで鹿島神宮からでも潮来からでも料金は一緒だったので出発前に予め買っておけばよかった。Suicaを簡易改札機にタッチして入場する。


JR東日本 鹿島線 普通 538M列車 [E131系R11編成] (潮来)

鹿島神宮佐原行鹿島線普通538M列車(2両編成)に乗車する。往路で乗った編成であり、川岸から北利根川橋梁を渡っているのを見た編成である。今日はこの編成だけが佐原鹿島神宮間を行ったり来たりしているのだろう。プラットフォームにはあやめまつりから帰る人が大勢いたが、2両編成でも積み残しはなく、空席はなく座れないもののギュウギュウの満員でもない。


metro 鹿島線で潮来を出発symbol6

潮来を出ると常陸利根川(北利根川)に架かる北利根川橋梁を渡って茨城県より千葉県、常陸国より下総国に入る。ここでは県境は利根川ではない。


水田の間を真っ直ぐに伸びる道 (十二橋-潮来)

県境を越える事を悪く言うようなおかしな時期に千葉県内にある水郷佐原あやめパークを訪れた。県境は越えないが県境まで1km強の地点まで来た。十二橋駅からあやめパークまで歩いた。田圃の間を伸びる道で見通しはよく間違う事はないが、風景があまり変わらず入口まで3km以上あって草臥れた。佐原駅からバスがあるそうなのでそちらをお勧めする。水郷佐原あやめパークは入園料金があり時期により異なる。現在の料金は12月~3月の無料からあやめ祭り期間中の800円まで変動する。


あやめパークに繋がる与田浦 (香取-十二橋)

かつては香取の海という内海だったが、江戸期に行われた利根川東遷で現在の東京湾から銚子で太平洋に注ぐよう付け替えられると、香取の海に土砂が流入するようになって新田開拓された地である。


利根川を渡る


JR東日本 鹿島線 普通 538M列車 [E131系R11編成] (香取)

香取に到着。終着の佐原まで行くつもりだったが下車する。列車は香取から佐原まで成田線を走る。


metro 鹿島線で香取に到着symbol6


JR東日本 成田線 普通 2457M列車 [209系C610編成] (香取)

成田銚子行の下り列車と交換。銚子行とはすこぶる接続がいい。


JR東日本 鹿島線 普通 538M列車 [E131系R11編成] (香取)
※佐原-香取間は成田線。

佐原から特急に乗るのはやめにする。普通列車の千葉行を利用するなら佐原から乗るより手前の香取からの方がよい。30分強の待ち時間だが駅のベンチに腰掛けて過ごす。


JR東日本 特急〔あやめ祭り〕 9502M列車 [E257系NB-03編成] (香取)


乗らなかった特急が通過する…


成田国際空港(NRT RJAA)へ向かう航空機が通過する…

ハワイアン航空のHA821便かな。Daniel K. Inouye International Airport(HNL PHNL)(米国ハワイ州ホノルル)より成田へと向かう。あゝ憧れのハワイ航路♪


JR東日本 成田線 普通 458M列車 [209系C441編成] (香取)

銚子千葉行成田線普通458M列車(4両編成)に乗車する。銚子松岸間と佐倉千葉間は総武本線を走るが今日は総武本線には乗らない。クロスシート(ボックス席)に空席があり腰掛ける。


metro 成田線で香取を出発symbol6


佐原の町を流れる小野川を渡る (佐原-香取)

佐原の町は佐原市だったのだが、平成の大合併で旧佐原市、香取郡旧小見川町、旧山田町、旧栗源町の1市3町で平成18年に香取市が発足している。佐原から大勢が乗ってきて通路に立つ人もいるほど混雑する。香取乗り換えで正解。


JR東日本 成田線 普通 458M列車 [209系C441編成] (成田)

成田に到着。下車する。


metro 成田線で成田に到着symbol6

我孫子行に乗り換えるつもりだったが、すぐに成田空港行が来るという。ちょっと寄り道する。


JR東日本 特急〔成田エクスプレス36号〕 2036M列車 [E259系] (成田)
JR東日本 成田線 快速 4339F列車 [E235系F-29編成+E235系J-03編成]

上りの特急〔成田エクスプレス36号〕成田空港新宿行が通過。下りの快速が入ってきた。特急〔成田エクスプレス36号〕の行先は先程香取で見送った特急〔あやめ祭り〕と同じ新宿だが、特急〔あやめ祭り〕は鹿島線・成田線・総武本線・中央本線経由で秋葉原を通過して東京を通らず新宿へ向かうが、特急〔成田エクスプレス〕は成田線・総武本線・東海道本線(横須賀線)・山手線(貨物線)経由で東京品川渋谷に停車して新宿へ向かう。



久里浜成田空港行快速4339F列車(15両編成)に乗車する。増1号車に乗ったが貸切状態で他に乗客はいない。車掌さんは乗っているけど。


metro 成田線で成田を出発symbol6


JR東日本 成田線 快速 4339F列車 [E235系F-29編成+E235系J-03編成] (空港第2ビル)

空港第2ビルで下車する。大阪駅で見掛けた昇降ロープ式ホーム柵が設置されている。


先にロープが降りる

そして扉を閉める。


列車は終着の成田空港へ…

成田国際空港第1旅客ターミナルへは成田空港駅、第2旅客ターミナル第3旅客ターミナルへは空港第2ビル駅下車。但し第3旅客ターミナルまではちと歩く。


metro 成田線で空港第2ビルに到着symbol6

鹿島線 普通 538M 潮来(15:08)→香取(15:14) クモハE131-81
成田線 普通 458M 香取(15:49)→成田(16:27) クハ209-2009
成田線 快速 4339F 成田(16:32)→空港第2ビル(16:41) クハE234-1103
◆潮来-空港第2ビル間のIC運賃858円



Suicaで出場する。駅構内に何と人の多い事か。さて空港で食事をしていこうと思う。


牛皿麦とろ御膳(822円)

夏季限定商品だそうで注文する。他の店舗では767円なのだが、こちらの店舗では少し高い。ウェブサイトで確認すると「販売価格は一般の店舗と異なります」と注意書きがある。空港なので少しくらいは仕方がないだろう。ところでまだ酒が来とらんのじゃが。


冷酒(376円)

確認してもらいお酒が出てきた。しかし麦酒のガラスコップじゃないか。冷酒用のお猪口に替えてもらうのも面倒なのでこれで飲むが、コップにお酒をあけると一合はこれだけなのかと思う。やっぱりお猪口で少しずつ飲む方がいい。最近は冷酒を置ていない店舗もあるので置いてあるお店は宜しくお願いします。麦酒もいいのだがお腹が膨れてしまう。コップ酒になってしまったが牛皿と味わうと実に旨い。麦とろも旨い。ごちそうさまでした。




国際線到着ロビーを望む

空港に来たけど食事をして乗り換えるだけである。第2旅客ターミナルビルから空港第2ビル駅へと向かう。訪日外国人なのかJR東日本の出札口(みどりの窓口)、指定席券売機、そして京成電鉄の出札口、特急券券売機も大行列が出来ている。Suicaで京成の改札を出場する。成田空港線(成田スカイアクセス)のプラットフォームに降りると特急券券売機があり列は出来ていない。改札外の出札口が混雑していたら普通乗車券または交通系ICカードで入場して特急券はプラットフォームの券売機で買い〔スカイライナー〕に乗るという手もあるなと思う。東松戸で降りるので〔スカイライナー〕を使わないが。


京成電鉄 成田空港線 アクセス特急列車 [京急1000形] (東松戸)

特急〔あやめ祭り〕も〔スカイライナー〕も使わなかったが、俊足なアクセス特急で帰ってきた。
(おわり)


metro 成田空港線で東松戸に到着symbol6
いずれも令和6年6月8日撮影

成田空港線 アクセス特急 空港第2ビル(17:27)→東松戸(17:58) 京急1009 IC運賃953円
武蔵野線 普通 1726E 東松戸(18:10)→新松戸(18:17) クハE231-32 IC運賃178円

水郷潮来あやめまつり

2024-06-10 03:00:00 | 

JR東日本 常磐線 普通 931S列車 [東京地下鉄16000系] (我孫子)

令和6年6月8日土曜日。千葉県の我孫子駅に来ている。


metro 常磐線で我孫子に到着symbol6


弥生軒 唐揚(1ケ)そば(490円)

乗り換え前にいつものおそばを食べてゆく。


弥生軒 5号店 (千葉県我孫子市本町 我孫子駅構内 4・5番線プラットフォーム)




JR東日本 成田線 普通 843M列車 [E231系131編成] (我孫子)

我孫子成田行成田線普通843M列車(5両編成)に乗り換える。


下総松崎駅付近


国道464号北千葉道路と成田空港線 (成田-下総松崎)


成田湯川駅付近で国道及び鉄道と交差

交差すれども成田線側に駅はなし。




JR東日本 成田線 普通 843M列車 [E231系131編成] (成田)

終着の成田に到着。下車する。


metro 成田線で成田に到着symbol6


JR東日本 成田線 普通 2445M列車 [209系C610編成] (成田)

同じプラットフォームの向かいに入ってきた成田銚子行成田線普通2445M列車に乗り換える。末端の松岸銚子間は総武本線に乗り入れる。


209系のクロスシート

かつて京浜東北線・根岸線を走っていた頃と比べて大きく改造されている。もちろんいい意味で。


metro 成田線で成田を出発symbol6


乗車券 新松戸 ➡ 潮来(1,340円)

以前は鹿島線では交通系ICカードが利用出来ず紙の切符を買う必要があったが、令和2年3月14日よりSuicaエリアとなりSuicaPASMOなどの交通系ICカードが利用出来るようになった。しかし普通乗車券を利用している。


成田空港線と交差 (成田-久住)

交差すれども双方の路線に駅はなし。


並走する国道464号北千葉道路は延伸工事中

成田国際空港(NRT RJAA)へ道路も伸びる。ところで国道464号北千葉道路については東京外環自動車道(外環)から鎌ケ谷市までの区間を早く整備して欲しい。鎌ケ谷市以東の区間は自動車専用道路の区間もあり概ね快適だが、鎌ケ谷市以西の区間はバイパスは未整備でお話にならない。


着陸しようとする航空機 (久住-滑河)


滑河駅停車中

昨年は当駅で下車してうどんの自動販売機のあるお店まで行った。

当該記事 https://blog.goo.ne.jp/tabinikki2004/e/26d391362f92900c408a6f128801694c


水田が広がる (滑河-下総神崎)


首都圏中央連絡自動車道(圏央道)と交差


4車線化工事中

千葉県内での圏央道の未開通区間大栄IC-松尾横芝IC間の建設も進んでいるそう。




JR東日本 成田線 普通 2445M列車 [209系C610編成] (佐原)

佐原に到着。下車する。当駅にて乗り換え。


JR東日本 鹿島線 普通 533M列車 [E131系R11編成] (佐原)
※佐原-香取間は成田線。

佐原鹿島神宮行鹿島線普通533M列車(2両編成)に乗車する。隣の香取までは成田線を走る。


水郷を行く (十二橋-潮来)


常陸利根川(北利根川)を渡り千葉県より茨城県、下総国より常陸国に入る


JR東日本 鹿島線 普通 533M列車 [E131系R11編成] (潮来)


metro 鹿島線で潮来に到着symbol6

常磐線 普通 931S 新松戸(10:12)→我孫子(10:26) 東京地下鉄16031
成田線 普通 843M 我孫子(10:46)→成田(11:27) クハE230-65
成田線 普通 2445M 成田(11:40)→佐原(12:11) クハ209-2110
鹿島線 普通 533M 佐原(12:17)→潮来(12:28) クモハE131-81
※佐原-香取間は成田線。
◆新松戸-潮来間の運賃1,340円






列車は鹿島神宮へ


プラットフォームよりあやめ園を望む


改札内にはミニねぶた



自動改札機はない。SuicaPASMOなどの交通系ICカードは簡易改札機にタッチする。紙の切符は有人改札で渡して出場する。


改札口と出札口

出札口(みどりの窓口)はとうの昔に塞がれている。鹿島線での定期特急列車の運転もない。


JR東日本 鹿島線 潮来駅 (茨城県潮来市あやめ)

これは西側の出入口。東側にも出入口があるが今回は写真なし。


駅頭の様子

東側にはバス乗り場もあるが写真はなし。要するに今回は東側にまわっていない。それではあやめまつり開催中のあやめ園へ。




水郷潮来あやめ園 (茨城県潮来市あやめ)

入園は無料である。応援協力金を募っており、いつもタダで見せてもらっているから今回500円を出すと簡易的な団扇を頂戴した。いつもきれいなあやめを見せてもらってありがとう。



今年は密集度が低いような。まだ咲いてない花もあるかな。






紫陽花は日陰の方がいいな

むしろ天気が悪くてもいい。














場所に寄るのかこの辺はよく咲いている


























やはり晴天の紫陽花はしっくりこない…




列車の音が聞こえるので川沿いに来てみた (十二橋-潮来)


JR貨物 電気機関車EF210〔ECO-POWER桃太郎〕の牽引する貨物列車


長大な北利根川橋梁を渡る長大な貨物列車


上空を飛行する航空機


常陸利根川(北利根川)を渡る加藤洲十二橋めぐりの遊覧船

千葉県側の加藤洲水門には水位差に対応するため閘門が設けられているそう。


茨城県側の前川水門は開けられている いずれも令和6年6月8日撮影

常陸利根川の水位が上昇した時に水門は閉鎖されるのだそう。あやめ公園内は大体回ったが、今日はこの後で見たいものがある。 (つづく)


普通入場券 令和6年6月6日

2024-06-06 23:55:00 | 鉄道

東武鉄道 伊勢崎線 普通列車 [10000型] (羽生)

令和6年6月6日木曜日。埼玉県の羽生駅に来ている。


metro 伊勢崎線で羽生に到着symbol6

武蔵野線 普通 1216E 新松戸(12:42)→南越谷(12:58) クハE231-13 IC運賃230円
伊勢崎線 急行 新越谷(13:11)→久喜(13:37) 東京地下鉄18205
伊勢崎線 普通 久喜(13:38)→羽生(13:57) クハ16608
◆新越谷-羽生間のIC運賃607円


伊勢崎線より分かれるこちらの路線に乗り換える


東武鉄道 伊勢崎線 羽生駅 (埼玉県羽生市南)

券売機に出札口と改札口。SuicaPASMOなどの交通系ICカードが利用出来る。


駅構内には…


ムジナもん いがまんちゃん


羽生駅《東口》


駅頭の様子


西口へ移動中、伊勢崎線上り列車が到着


秩父鉄道 秩父本線 羽生駅 (埼玉県羽生市南)

改札口と出札口と券売機。SuicaPASMOなどの交通系ICカードが利用出来る。


羽生駅《西口》


駅頭の様子



秩父本線の自動改札に乗車券を投入…出来ない改札機なのでそのまま入場する。入鋏省略。


秩父鉄道 秩父本線 普通 1533列車 [7500系] (羽生)





羽生三峰口行普通1533列車(3両編成)に乗車する。


車内の様子

もとは東京急行電鉄(現東急電鉄)の8090系。






東急のクマさんはいない…




metro 秩父本線で羽生を出発symbol6


普通入場券(170円)
普通乗車券 羽生から秩父線800円区間ゆき

羽生に来たのは年月日が「6.6.6」となる切符を買うため。普段は西暦の下二桁で年を表すが、本日に限って令和6年の「6」で表す切符が発売される。ウェブサイトによるとダッチングマシーンで硬券の普通乗車券、普通入場券、急行券に日付を入れてくれる旨の案内があったが、羽生駅では入場券のみと言われたので乗車券は券売機で購入した。


行田市にて上り列車と交換

秩父本線は先日乗った列車の荒川沿いの車窓もよかったが、関東平野の田園地帯を走る車窓もいい。熊谷でほとんどの乗客が入れ替わる。


秩父鉄道 秩父本線 普通 1533列車 [7500系] (寄居)

寄居に到着。今日は寄居で下車する。


metro 秩父本線で寄居に到着symbol6

秩父本線 普通 1533レ 羽生(14:24)→寄居(15:19) 7501 運賃800円


JR東日本八高線プラットフォーム


東武鉄道東上本線プラットフォーム

先日は眺めるだけだったが、今日は乗り換える。


寄居駅《北口》


駅頭の様子

寄居町役場がある。


秩父鉄道 秩父本線 寄居駅 (埼玉県大里郡寄居町大字寄居)

秩父鉄道、東武鉄道、JR東日本の三社の自動券売機が並ぶ。


改札口と出札口

出札口はあるが秩父鉄道の窓口で、みどりの窓口はない。指定席券売機もない。


左から倉賀野方(八高線)、羽生方(秩父本線)、池袋方(東上本線)を望む

八高線は非電化路線。秩父本線、東上本線は電化路線である。


寄居駅《南口》


駅頭の様子

こちらが表口かな。




㊧秩父本線 ㊨八高線

改札口は一箇所。自動改札機はない。入場するとそれぞれの路線へ通路が分かれている。すべての路線でSuicaPASMOなどの交通系ICカードが利用出来るが、それぞれの会社の簡易改札機でタッチする必要がある。例えば八高線を利用するなら写真右の簡易改札機にタッチする。秩父本線は階段を降りたプラットフォームにある簡易改札機にタッチする。


東上本線

東上本線はこちらの簡易改札機にタッチする。今回は乗車券を買ったのでそのままプラットフォームに向かう。入鋏省略。


東武鉄道 東上本線 普通列車 [8000型] (寄居)

秩父本線、八高線の寄居駅は途中駅だが、東上本線では終点となる。起点の池袋に向かうべく寄居小川町行普通列車に乗車する。


metro 東上本線で寄居を出発symbol6


普通乗車券 寄居から東武線920円区間ゆき

東武鉄道では「紙の切符が無くなる」ような記事を目にしたが、そんな馬鹿な事はない。切符の裏の黒い磁気券を廃止するのだそう。


磁気券の裏面

磁気券を廃止したら二次元コードで改札機を通過するようだが、沖縄都市モノレール(ゆいレール)のように二次元コードの印刷された乗車券になるのだろうか。知らんけど。


普通入場券(170円)

寄居駅でも「6.6.6」の入場券を購入した。


もちろん裏面は黒くない


荒川を渡る (鉢形-玉淀)



東上本線の末端区間は乗りつぶしで来て以来だが、なかなか緑の多い車窓である。車内には高校生くらいの乗客がポツポツ乗っていたくらいだったが、みなみ寄居から大勢が乗ってきた。それまでのローカル線の雰囲気から様変わりする。自動車工場に直結する新駅で退勤される方々だろう。


東武鉄道 東上本線 普通列車 [8000型] (小川町)

終着の小川町に到着。下車する。


metro 東上本線で小川町に到着symbol6


東武鉄道 東上本線 急行列車 [10030型] (小川町)

小川町池袋行急行列車(10両編成)に乗り換える。


metro 東上本線で小川町を出発symbol6


長閑な車窓 (高坂-東松山)

坂戸で越生線が分岐する。越生線も乗りつぶしで一度乗ったのみ。越生梅林に出掛けた。随分前だが越生駅の改札はJR東日本八高線と同じだった。みどりの窓口もあった。今ではJRと東武で駅は分けられ、JRが無人駅、東武が有人駅となっているそう。急行とはいえ小川町から各駅に停車していたが川越からは通過駅がある。同じ頃に川越新木場行川越線通勤快速1626S列車が出発するのが見える。川越線に単線区間があり大宮経由となる通勤快速より東武線の方が早い。和光市を出発すると埼玉県より東京都に入る。成増を出ると池袋まで止まらない。北池袋付近で赤羽線と並走する。埼京線と案内される線区で川越で見た通勤快速も通るが、ダイヤによると武蔵浦和にも着いていない。


東武鉄道 東上本線 急行列車 [10030型] (池袋)

終着の池袋に到着。下車する。列車は折り返し成増行になります。


metro 東上本線で池袋に到着symbol6

東上本線 普通 寄居(15:37)→小川町(15:54) クハ8184
東上本線 急行 小川町(16:05)→池袋(17:17) クハ11661
◆寄居-池袋間の運賃920円


車止め


南改札


東武鉄道 東上本線 池袋駅《西口(南)》 (東京都豊島区西池袋)

東上本線の前身、東上鉄道が大正3年5月1日に開業して今年で110周年。東武本線(伊勢崎線、日光線など)と比べて東上線(東上本線、越生線)を利用する事は少ないのだが、110周年という節目で東上本線全線に乗れてよかった。祝杯を挙げたいがもう夕方だ。お酒を飲む前に都内を離れる。



山手線 普通 1613G 池袋(17:24)→西日暮里(17:35) クハE235-24
※東京-田端間は東北本線。
千代田線 普通 1603S 西日暮里(17:47)→北松戸(18:11) 16620
※綾瀬-取手間は常磐線。
◆池袋-(千代田線経由)-北松戸間のIC運賃475円


サイゼリヤ 北松戸店 (千葉県松戸市北松戸)

池袋から山手線に乗るなり非常停止ボタンは押されるし、ラッシュで席に座る事も出来なかったが、江戸川を渡り東京都より千葉県、武蔵国より下総国に帰ってきた。


[3404]ハウスワイン デカンタ(250ml)白(200円)

葡萄酒で一盞。東上本線開業110周年、おめでとうございます。


[1406]小エビのカクテル(280円)


[2303]ペペロンチーノ(300円)


[2402]若鶏のディアボラ風(500円) いずれも令和6年6月6日撮影

ごちそうさまでした。


さわやか 富士鷹岡店

2024-06-05 23:55:00 | たべる

炭焼きレストラン さわやか 富士鷹岡店 (静岡県富士市久沢)

令和6年6月1日土曜日。静岡県富士市に来ている。


いつものレンタカーは予約が入っていて借りられず…

午前5時に千葉県松戸市を出発。国道6号、国道1号と走る予定がカーナビゲーションが規制云々言っているようなので駒形橋西詰より東京都道463号上野月島線(浅草通り)を経て上野駅前交差点から国道4号(昭和通り)に入る。日本橋を経由するつもりがそのまま昭和通りを南下して都道316号日本橋芝浦大森線に入り江戸橋を渡る。道路は地下道となり立体交差でスイスイ進んでゆく。こんな道路があるとは知らなかった。新橋一丁目より都道405号外濠環状線(外堀通り)を経て国道1号に入るつもりが通り過ぎてしまい、溜池交差点から都道412号霞ヶ関渋谷線、都道412号霞ヶ関渋谷線を経て、少しだけ国道1号を走り清正公前交差点より都道312号白金台町等々力線(目黒通り)を第三京浜道路玉川ICに向かった。大きな渋滞もなく東京都、神奈川県を通過。有料道路は第三京浜道路(軽自動車等310円)、横浜新道(同260円)、西湘バイパス(同150円・休日割引)を利用。午前9時半には富士市内に到着した。さわやか富士錦店前を通ると店頭に待っている人の姿が見える。今日は別の店舗を訪れるつもりだったが、これを見て気が焦った。


午前10時に受付番号券を発券してもらう

富士鷹岡店には列が出来ていたが六組目だった。開店とともに入店出来る。午前10時45分から案内するので10分前に戻って来てとの事。車に戻り休憩する。


静岡県道414号富士富士宮線(国道139号の旧道)沿いの店舗

新東名高速道路新富士ICから近い店舗と案内されている。背後に高速道路の高架も見える。鉄道だと身延線入山瀬駅から歩いて来れそうだが車で来た。




午前10時49分 席に案内される

お店の営業時間は午前11時から午後11時(オーダーストップ午後10時)だが、土・日・祝は午前10時45分開店との事。土曜日はランチメニューはないかなと思ったがあったので注文する。


昨年12月以来のさわやかさん♪


テーブルマットが置かれる


イラストのようにテーブルマットで油はねを防ぐ


店員さんが使う道具


coffee ブレンドコーヒー(150円) ※食事を注文しない場合は308円。

コーヒーはドリンクバーではない。美味しい。おかわりも自由。身延線で来れば麦酒も飲めたが、今日は運転があるので仕方がない。


ランチスープ ※セットに含まれます。

スープも美味しい。


パン ※セットに含まれます。

パンも美味しい。ライスまたはパンが選べる。


げんこつハンバーグランチ(1,375円)

料理が運ばれると店員さんがハンバーグをカットして断面を鉄板に押さえつけてくれる。その際の油はねにマットを使う。写真はカットされた後。ソースをかけるか聞かれるが、ちょっと塩・胡椒で食べてみたくてかけないでもらう。


岩塩と胡椒をそれぞれガリガリして…

肉のうま味が感じられて旨い。


それではオニオンソースをかけてみる

デミグラスソースも選べるがオニオンソースの方が人気だそう。ちなみに肉の量でげんこつハンバーグ(250g)、おにぎりハンバーグ(200g)となる。250gでもペロリと食べられる。


いただきます♪

やっぱりソースも旨い。つけ合わせの野菜も旨い。パンも旨い。旨くないものはない。焼き加減はよかったか確認される。もちろんよく美味しかった。コーヒーカップが空きそうになると、店員さんがサッとおかわりを注ぎに来てくれる。二杯目を飲み終わるとまたおかわりを勧めてくれる。まあ二杯でいいでしょう。さわやかさんはどこの店舗でもサービスがいいと感じるが、こちらの店舗も一段と良く感じた。米軍基地の食堂でTIPを払ったが、日本で一般的にTIPの習慣があればここは二割は出すところ。実際には出さないけど。感謝だけして支払いを済ませ、飴ちゃんを貰って店を出る。


午前11時17分 大満足でお店を出てきた

静岡県までちと遠いがまた食べに来たい。これで富士川以東にある全店舗を訪れたかといえばさにあらず。待ち時間を見ると異様に長い御殿場プレミアム・アウトレット店には行った事がない。なるべく待たず、または待ち時間の長くない店舗に行きたい。なおランチセットよりお得なげんこつおにぎりフェアは今月は6月6日より12日までとの事。



さわやかさんを出発。山梨県に向かうが、一旦富士ICまで戻り国道139号西富士道路を走る。自動車専用道路でかつては有料道路だったが平成24年に無料開放されている。富士宮市に入る。このまま自動車専用道路が続くのかと思ったが小泉若宮交差点から一般道となる。平面交差、信号機のある富士宮道路。沿道に商業施設も多い。外神ICより自動車専用道路となる。富士宮道路も平成7年に無料開放されている。登り坂で標高も上がってきた。白糸滝北口交差点で自動車専用道路は終わる。静岡第一放送で緊急警報放送の試験信号、正午のニュースを聞く。朝霧高原を走る。牧場があり牛の姿も見られる。またにほひもする。写真を撮りたいところだが路肩もなく気軽に止められない。




道の駅 朝霧高原 (静岡県富士宮市根原字宝山)

道の駅で休憩する。観光バスも停まっており大変賑わっている。小田急電鉄と日本国有鉄道→JR東海の運行していた特急〔あさぎり〕の名前は朝霧高原から採られている。運転区間は(小田急)新宿御殿場間(一時は沼津まで)で朝霧高原にはちと遠い。列車名は平成30年に特急〔ふじさん〕と改称されている。


あさぎり牛乳ソフトとな?


ソフトクリーム 牛乳ソフト(450円)

濃厚で新鮮で旨い。


富士宮市キャラクターさくやちゃん

コノハナサクヤヒメの化身の女の子で、好きな食べ物は富士宮やきそば、地酒であり意外とオトナなのだそう。有名な富士宮やきそばはまだ食べた事はない。


道の駅を出発する



道の駅から少し進むと県境。静岡県より山梨県、駿河国より甲斐国に入る。青木ヶ原樹海を国道139号は通る。南都留郡富士河口湖町より鳴沢村を経て富士河口湖町に戻る。旧河口湖町だった地区である。国道を離れる。


河口湖駅付近 (山梨県南都留郡富士河口湖町船津)

この辺は観光客が多い。駅付近には近頃有名になったコンビニエンスストアがあるが、今日は富士山の頭が見えないからか車道に出て写真を撮る手合いは見掛けない。



河口湖大橋を渡る。湖の眺めがよい。湖畔にはレンタサイクルや電動キックボードの訪日外国人らしき人々を見掛ける。河口湖越しに富士山を撮れば絶景だし安全に問題はない。まあ今日は富士山は見えないが。山梨県道719号富士河口湖芦川線若彦トンネル(2,615m)を抜けて甲府盆地へ向かう。笛吹市に入り県道36号笛吹市川三郷線を北へ。幅員は狭くないが曲線が連続する坂を下る。途中で中央新幹線の高架と交差する。一番の障碍は無くなったと思うが開業までの道のりは遠そう。県道34号白井甲州線に入り甲府方面へ。中央自動車道の高架と交差。笛吹八代SICがある。蛍見橋で笛吹川を渡る。平等川を渡り甲府市に入り国道20号を塩尻方面へ。今日は河口湖駅前付近を除き渋滞らしい渋滞はなかったが甲府市内の国道20号の流れは悪い。跨線橋で身延線と交差する。富士から甲府まで鉄道とどちらが早かったかな。中巨摩郡昭和町に入り甲府昭和ICを過ぎて中央道の高架と交差する。



ちょっとだけ甲府市を経て甲斐市に入る。平成の大合併で元の地名が判らなくなるが旧竜王町・旧北巨摩郡旧双葉町を行く。韮崎市に入り往復4車線だったバイパス群が終わり往復2車線となる。国道141号に入る。北杜市に入り須玉IC付近を通過し中央道と立体交差する。北杜市も平成の大合併で発足。インター名にあるように旧須玉町。甲府盆地は気温が高く暑かったが、標高が上がると涼しくなってゆく。曲線もある坂を登ってゆき県境に至る。山梨県より長野県、甲斐国より信濃国に入る。南佐久郡南牧村。国鉄→JRグループで最も高い場所の駅、小海線野辺山駅(1,345.67m)がある。JR線の最高地点も村内にある。



野辺山高原を過ぎると坂を下ってゆく。鉄道は国道と離れたところを走るが、よく線路を通したものだと思う。千曲川沿いを走る。この辺りに降った雨は千曲川(越後国では信濃川と呼ばれる)に流れて日本海に注ぐ。小海町に入る。小海線の路線名にもなっている小海駅の対岸を走る。佐久穂町に入る。平成17年に旧佐久町・旧八千穂村が合併して発足した町。その佐久穂町に中部横断自動車道八千穂高原ICがある。中部横断道のうち静岡県と山梨県とを結ぶ区間は全通しているが、山梨県と長野県とを結ぶ区間は長野県内の八千穂高原IC以北のみ開通している。さっそく流入する。新直轄区間で無料区間。料金所はない。暫定2車線である。SA・PAは設けられていない。佐久市に入る。SA・PAはないが佐久南ICの側に道の駅がある。流出する。




道の駅 ヘルシーテラス佐久南 (長野県佐久市伴野)

道の駅で休憩する。






佐久南ICに直結する

佐久南ICから流入する。不自然な線形で北陸新幹線の高架の下を潜る。佐久北ICで流出。この先は有料区間となるからである。上信越自動車道佐久IC前を通り長野県道9号佐久軽井沢線へ。北佐久郡御代田町に入る。町道御代田佐久線かりん通りを経て国道18号へ。軽井沢町に入る。軽井沢バイパスには入らず現道を行く。中軽井沢駅近くを通り、しなの鉄道線・北陸新幹線が近づいた辺りで国道を離れて旧中山道へ。環状交差点(ラウンドアバウト)があるので復習を兼ねて通行する。



予め道路左端により徐行する。環状交差点に入る際に一時停止は不要。合図をする必要もない。環状交差点内を通行する車両等が優先。一時停止不要だが交差点内に車両があったので停止する。交差点から出て行ったので自分が交差点に入る。時計回り。交差点を出る際に合図をする。無事に環状交差点(ラウンドアバウト)を通過した。今まで通った環状交差点は沖縄県糸満市の糸満ロータリー、大分県宇佐市の安心院支所前の交差点、新潟県新潟市西蒲区の角田浜交差点、そして長野県北佐久郡軽井沢町の六本辻交差点で四箇所目となった。


環状交差点(ラウンドアバウト)の標識
※内閣府のウェブサイトより

軽井沢駅前を経て国道18号碓氷バイパスを通る。現道の碓氷峠を越える元気はない。有料道路だった碓氷BPは平成13年に無料開放されている。沿道にバス事故の慰霊碑が見える。つづら折りの坂の途中ではなく線形も悪くない、何故こんなところでと思う。合掌。入山峠を越えて長野県より群馬県、信濃国より上野国に入る。安中市である。坂を下り現道と合流し横川駅前そしておぎのやさんの前を通る。分水嶺を越えて太平洋側に戻ってきたが、今日の行程は標高差があったので燃料もよく使っている。価格の高い長野県内での給油は避けていたが群馬県に入ったので給油しよう。レギュラー二千円で給油したら11.70L入った。1Lが171円から169円に値引きされ支払いは1,977円となった。




北陸新幹線と交差 (高崎-安中榛名)

短絡しようとして道を間違えたが、無事に高崎市に入っている。



急に暗くなってきた。北群馬郡榛東村、吉岡町を経て渋川市に入り、群馬県における目的地に到着した。3月に宿泊した場所だが温泉だけ利用出来る。



土日祝は800円。団体さんが泊っているそうで温泉は洗い場が空くのを待つくらい混雑している。それでもゆっくり湯に浸かり、露天では前橋・高崎方面の夜景を見た。ちょっと雨が降ってきた。暗いので赤城山・榛名山は見えず。いいお湯でした。湯上りに食事をする。団体さん対応でメニューが限られているという説明だったが食べたいものを注文出来た。


ソースカツ丼(850円)

運転があるから麦酒は飲めない。


いただきます♪

湯上りにソースカツ丼が旨い。宿泊で麦酒を飲んでゆっくりしたいところだがレンタカーの返却は今日の午後11時30分となっている。ごちそうさまでした。レストランにも団体さんの姿が見られるが高校生くらいの男女が多いか。何かの大会があるのか合宿なのか。


渋川天然温泉 花湯スカイテルメリゾート (群馬県渋川市半田)
いずれも令和6年6月1日撮影



温泉を出発。国道17号を東京方面へ。雨が強くなり運転が辛い。利根川に架かる新上武大橋を渡り群馬県より埼玉県、上野国より武蔵国に入る。激しかった雨も埼玉県を南下するうちに止んでしまう。路面も濡れておらず走りやすい。国道17号の素晴らしいバイパス群も鴻巣市で途切れる。桶川市まで開通している国道17号上尾道路と早く接続して欲しい。レンタカー返却時刻が迫ってきた。埼玉県道35号川口上尾線(産業道路)を経て国道16号に入る。高速を使うか。



東北自動車道岩槻ICより流入。浦和TBを通過して川口JCTより東京外環自動車道に入る。三郷南ICで流出。高速道路は速い。ETCで軽自動車等の料金は960円だった。



江戸川に架かる上葛飾橋を渡り埼玉県より千葉県、武蔵国より下総国に入る。給油所にてレギュラー満タンにする。14.89L入り、1Lが168円で2,502円だった。無事にレンタカーを返却する。走行距離は607km。18時間借りて料金は6,298円だった。

秩父本線・西武秩父線

2024-05-31 23:55:00 | 鉄道

JR東日本 高崎線 普通 1863E列車 [E231系K-04編成] (熊谷)

令和6年5月27日月曜日。埼玉県の熊谷駅に来ている。


JR東日本 高崎線 熊谷駅 (埼玉県熊谷市筑波)

在来線の改札口。上越新幹線は外から直接入れる新幹線改札口はなく、在来線改札口と中間改札である新幹線のりかえ口の2回の改札を通過する必要がある。


出札口(みどりの窓口)


秩父鉄道 秩父本線 熊谷駅 (埼玉県熊谷市桜木町)

こちらは秩父本線の改札口と出札口。自動改札機ではPASMOSuicaなどの交通系ICカードが利用出来る。秩父鉄道には硬券の切符もあり魅力的だが、まだ下車する駅を決めかねているのでSuicaを使う事にする。硬券は買わなかったが出札口で千円をチャージしてもらう。乗車する列車の出発までに少し時間があり付近を彷徨う。


秩父鉄道 7500系 (熊谷)

三峰口方に列車が出てゆく。時刻表に出てないので回送列車でしょう。


羽生方を望む

熊谷羽生行普通106列車が出てゆく。


JR東日本 高崎線 熊谷駅《北口(正面口)》 (埼玉県熊谷市筑波)
秩父鉄道 秩父本線 熊谷駅 (埼玉県熊谷市桜木町)

高崎線・上越新幹線・秩父本線の駅。かつては東武鉄道熊谷線(熊谷妻沼間)もあった。利根川を渡り群馬県の小泉線西小泉駅に至る予定だったが、線路は繋がる事なく昭和58年に廃止された。


駅頭の様子




秩父鉄道 秩父本線 熊谷駅《南口》 (埼玉県熊谷市桜木町)
JR東日本 高崎線 熊谷駅 (埼玉県熊谷市筑波)

そろそろ出発時刻。秩父本線の改札をSuicaで入場してプラットフォームに降りると列車が入ってくるところだった。


秩父鉄道 秩父本線 普通 1521列車 [5000系] (熊谷)

羽生影森行普通1521列車(3両編成)に乗車する。車内は窓を背にしたベンチシート(ロングシート)。元は東京都交通局6000系で三田線を走っていたのだそう。


広瀬川原車両基地付近

電気機関車デキ200形と12系客車が見える。


これまで令和6年5月27日

蒸気機関車C58 363号機の牽引するSL〔パレオエクスプレス〕で使われる客車である。


秩父鉄道 秩父本線 SL〔パレオエクスプレス〕 5001列車 [C58 363号機牽引](御花畑)
これより令和4年11月14日撮影

埼玉県民の日に見掛けたSL〔パレオエクスプレス〕。




埼玉県民の日」のヘッドマーク


12系客車 これまで令和4年11月14日撮影


埼玉県マスコット「コバトン」

今回の写真に戻る。


武川停車中 これより令和6年5月27日

武川駅の手前で三ヶ尻線が近づいてきた。宿泊していたホテルの近くにあるセメント工場、三ヶ尻駅へ線路が続いているそう。三ヶ尻線は貨物線で旅客列車は走らない。高崎線熊谷貨物ターミナル駅までの路線だったが、三ヶ尻熊谷貨物ターミナル間は令和2年に廃止されている。


石灰石を運ぶ貨車

秩父方面から秩父本線を走ってきて武川より三ヶ尻線に入るのだろう。貨物列車が頻繁に走るためか秩父本線の保線は良好で電車に乗っていても揺れが少ないように感じる。さて沿線に大きな商業施設が見えてふかや花園駅に到着。商業施設を利用すると思われる客が下車する。平成30年開業の新駅。


関越自動車道と交差 (ふかや花園-小前田)


のりかえ 東上線 池袋方面 八高線 八王子方面 八高線 高崎方面

八高線が近づき寄居に到着。東上本線も乗り入れる鉄道の要衝である。


奥に八高線プラットフォームを望む


東上本線プラットフォームを望む

東武鉄道東上本線は大正3年の開業から110周年なのだそう。テレビ番組でも紹介されていたので久しぶりに乗ってみようかと思っていた。しかし秩父本線の車窓はここからが魅力的である。天候も崩れるようにはないので秩父まで行ってみよう。Suicaなので乗車変更の必要はない。


荒川を望む (波久礼-樋口)


国道140号と並走する

昨年12月に山梨県甲府市より埼玉県熊谷市まで走ったが、この辺りを通った頃は日没後だった。


長瀞停車中

観光客らしき客が当駅で下車してゆく。


荒川を渡る (上長瀞-親鼻)


セメント工場が見える (和銅黒谷-大野原)

ここが貨物駅の武州原谷駅かな。


秩父太平洋セメント

小野田セメントと秩父セメントが合併して秩父小野田セメントになったところまでは知っているが、その後に日本セメントと合併して今は太平洋セメントとなっているのだそう。


秩父鉄道 秩父本線 普通 1521列車 [5000系] (大野原)

大野原で上り列車と交換待ち。



車内に戻り出発を待っていると、やって来た上り列車は貨物列車だった。取り損ねた。


秩父鉄道 秩父本線 普通 1521列車 [5000系] (秩父)

秩父に到着。下車する。


metro 秩父本線で秩父に到着symbol6

秩父本線 普通 1521レ 熊谷(10:54)→秩父(12:01) 5201 運賃880円


プラットフォームより武甲山(1,304m)を望む


列車は影森へ…




出札口と改札口

簡易改札機が設置されている。


秩父鉄道 秩父本線 秩父駅 (埼玉県秩父市宮側町)


駅頭の様子

雨は降っていないので秩父の街を少し歩いて行く。




秩父神社 (埼玉県秩父市番場町)


神社から道が伸びる


小池煙草店 (埼玉県秩父市番場町)

登録有形文化財。昭和初期の店舗兼用住宅。今はたばこ屋さんではないようだ。


安田屋 (埼玉県秩父市番場町)

登録有形文化財。昭和5年頃の建築。大正5年創業のお肉屋さん。


カフェ・パリー (埼玉県秩父市番場町)

登録有形文化財。昭和2年の建築・創業の秩父パリー食堂。



レトロな建物の残る一角。平日でも観光客の姿は見られるが、訪日観光客らしき人は西洋人の一組を見掛けただけ。日本人がほとんどのようである。


秩父鉄道 秩父本線 御花畑駅 (埼玉県秩父市東町)

秩父本線から西武秩父線に乗り換えようとしているが、秩父駅と西武秩父駅は少し離れている。今日は街を散策しているのでいいのだが、単純に乗り換えるなら西武秩父駅へは御花畑駅下車が近い。




市役所付近から武甲山(1,304m)を望む


秩父駅から西武秩父駅に到着




出札口と改札口

池袋行の特急が出たばかりで次は一時間後。飯能行の普通列車を利用する。時間的には秩父で昼食なのだが、朝食を沢山食べてまだお腹が空かない。飲み物でも買ってくる。


西武鉄道 西武秩父線 西武秩父駅 (埼玉県秩父市野坂町)




秩父市イメージキャラクター ポテくまくん

ポテくまくんがかかりつけ医なのではなく、電柱の広告の○○医院の事だと思われる。



西武秩父駅の改札をSuicaで入場する。


西武鉄道 西武秩父線 普通列車 [4000系] (西武秩父)

西武秩父飯能行普通列車(4両編成)に乗車する。


4000系の様子

セミクロスシートの車内。


国鉄では当たり前だったボックス席が令和の時代にも…

特急ラビューもいいが、こんな列車もいい。


サントリー ほろよい〈台湾ライチ〉350ml(162円)

ほろよいで寛ぐ。


西武鉄道 特急〔ちちぶ13号〕 [001系(ラビュー)] (西武秩父)

特急が到着。そして普通列車が出発する。


metro 西武秩父線で西武秩父を出発symbol6


長閑な車窓 (横瀬-西武秩父)


横瀬駅の側にもセメント工場

UBE三菱セメントの工場で、宇部興産(現UBE)と三菱マテリアルが出資する会社。


列車は横瀬川沿いの山間に入ってゆく (芦ケ久保-横瀬)

芦ケ久保を出ると長大な正丸トンネル(4,811m)に入る。西武秩父線は単線で、トンネル内には信号場が設けられている。この列車は交換で停車する事なく通過する。


トンネルを抜けて正丸駅に停車中


高麗川沿いを走る (吾野-西吾野)

正丸トンネルを抜けて川の流れの向きが変わったはず。どちらも荒川水系だが。


吾野駅に停車中

吾野西武秩父間が西武秩父線であり、池袋吾野間が池袋線である。池袋線の全通は昭和4年だが、西武秩父線の開業は昭和44年である。


西武鉄道 特急〔ちちぶ15号〕 [001系(ラビュー)] (東吾野)

特急列車と交換する。


武蔵丘車両基地付近


山間を出て視界が開けてきた (東飯能-高麗)

ローカル線の雰囲気だったが、乗客も増えて都市近郊の路線といった感じ。


八高線のプラットフォームを望む (東飯能)

この区間の八高線は電化。高麗川で川越線に直通する八王子川越間の列車が運転されている。


西武鉄道 池袋線 普通列車 [4000系] (飯能)

終着の飯能に到着。下車する。


metro 池袋線で飯能に到着symbol6

乗り換えの間に駅のお手洗いを借りる。4000系にはお手洗いはあるが乗り換える列車にはない。


西武鉄道 池袋線 急行列車 [20000系] (飯能)


ライオンズ愛にあふれる列車


車内はロングシートだがデザインがいい






metro 池袋線で飯能を出発symbol6

飯能池袋行急行列車に乗車。所沢までは各駅に停車する。昨夜は航空自衛隊熊谷基地近くのホテルに宿泊したが、池袋線は稲荷山公園駅から左右が入間基地という場所を走る。入間飛行場(RJTJ)であり2,000mの滑走路1本を有する。西所沢では狭山線が接続する。西武球場前に行くのに乗り換えた事がある。所沢を出ると池袋までにひばりケ丘石神井公園しか止まらない。埼玉県より東京都に入る。武蔵野線乗り換えで利用する秋津も通過する。西武鉄道は新宿線も池袋線もあまり馴染みがない。お馴染みは秋津西所沢西武球場前間くらいか。所沢から僅か24分で池袋に到着した。


西武鉄道 池袋線 急行列車 [20000系] (池袋)

西武秩父線 普通 西武秩父(12:50)→飯能(13:37) 4011
※飯能-吾野間は池袋線
池袋線 急行 飯能(13:44)→池袋(14:33) 20904
◆西武秩父-池袋間のIC運賃796円

池袋線改札内でお手洗いを借りればよかったが出場してしまった。東武百貨店のお手洗いを借りる。西武百貨店で借りるべきだったかな。今日は東上本線も利用しなかったし。東武の改札前を通り西口へ。何度か利用している飲食店へ入り昼食。


オリオンビール(400円)

今日は沖縄そばではないがオリオンビールを飲む。実に旨い。デザインが1月以降製造分より順次切り替えとなるがこれは旧デザイン。


注文の料理が出来上がる

なんとも旨そう。


四川排骨刀削面 紅焼スペアリブ刀削麺(1,050円)

汁なしの麵を食べるつもりだったが汁ありを頼んでいた。まあいいか。辛さは選べるが、1が全く辛くないそうで、2にしてもらった。


排骨(スペアリブ)はこんな感じ♪


麵はこんな感じ♪

見るからに旨そうだったが、食べてみるとやっぱり旨い。辛さは2では大して辛くない。もう少し辛くしても大丈夫だった。辛くないので汁を飲み干しそうな勢いだったが、油も多そうなので少し残す。ごちそうさまでした。


老婆餅(360円)

中華菓子も買って帰宅した。 (おわり)