旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

東北本線・阿武隈急行線

2020-08-26 12:00:00 | 鉄道

JR東日本 東北本線 普通 440M列車 [701系F4-16編成] (仙台)

駅構内のコンビニエンスストアNewDaysでサンドイッチを購入して列車に乗る。車両は701系で、窓を背にしたベンチシート(ロングシート)で、車内で食事をするという感じではない。サンドイッチはまだ食べないでおくが、お弁当と麦酒とか買わないでよかった。


metro 東北本線で仙台を出発symbol6

名取で仙台空港線と別れ、岩沼で常磐線と別れ、槻木に到着、下車する。ここでも東北本線と別れる路線がある。


JR東日本 東北本線 普通 440M列車 [701系F4-16編成] (槻木)

東北本線 普通 440M 仙台(13:01)→槻木(13:27) クハ700-1016


metro 東北本線で槻木に到着symbol6


隣には阿武隈急行線の車両が!


阿武隈急行 阿武隈急行線 普通 7934M列車 [8100系A-5編成] (槻木)


JR東日本 東北本線 槻木駅 (宮城県柴田郡柴田町槻木新町)

ちょっと改札を出てみる。


駅頭の様子!

特別企画乗車券「週末パス」は阿武隈急行線でも利用出来る。別途乗車券を購入する事なく、同じ切符で再入場する。




8100系の車内の様子!


8100系の座席!

クロスシート(ボックスシート)の並ぶ車内。国鉄の車両ではお馴染みの座席だったが、近年は数が減って見掛ける事も少なくなっている。第三セクターの車両で見掛けるとは思わなかった。これならお弁当と麦酒を買ってきてもいい。残念ながら槻木駅にはお弁当も麦酒もなかった。仙台で買ったサンドイッチを食べるか。


metro 阿武隈急行線で槻木を出発symbol6


東北本線と別れる! (東船岡-槻木)

単線だが線形はいい。東北本線のバイパスとしての計画もあったそう。昭和43年に国鉄丸森線として非電化で丸森-槻木間が開業。昭和61年に国鉄から第三セクターの阿武隈急行となり、昭和63年に福島-丸森間が開業して全通。全線で交流電化も完成し、電車が走るようになった。槻木13時32分発の934M列車は、福島14時50分着となっている。しかし今乗っているのが丸森行となっているのが気になる。サンドイッチを食べてから、時刻表をよく見ると、富野-丸森間が網掛けになっている。地下鉄車内の照明で時刻表を見ていて気付かなかったが、不通区間がある。福島まで行けない。途中の駅で降りて引き返そう。


阿武隈急行 阿武隈急行線 普通 7934M列車 [8100系A-5編成] (角田)

阿武隈急行線 普通 7934M 槻木(13:32)→角田(13:46) AM8105 ※参考 運賃400円


metro 阿武隈急行線で角田に到着symbol6

駅名標にロケットのイラストが。何故かと思ったが、宇宙航空研究開発機構 JAXA角田宇宙センターが市内にあるのだ。角田で下車しなければ知らなかった。


阿武隈急行 阿武隈急行線 角田駅 (宮城県角田市角田字流)


駅頭の様子!

昨年の台風で阿武隈急行が不通になった事は知っていたが、被害が甚大でまだ不通区間が残っていたのだ。全線で復旧したら全線を乗り通したい。ボックスシートでお弁当を食べ、麦酒を飲みたい。福島駅なら売っているな。


阿武隈急行 阿武隈急行線 普通 7927M列車 [8100系A-9編成] (角田)


metro 阿武隈急行線で角田を出発symbol6




水田地帯を行く! (横倉-岡)

長閑な車窓。18きっぷでは乗れないので乗った事がなかったが、今まで乗らなかったのが悔やまれる。


阿武隈急行 阿武隈急行線 普通 7927M列車 [8100系A-9編成] (槻木)

阿武隈急行線 普通 7927M 角田(14:03)→槻木(14:17) AM8109 ※参考 運賃400円


metro 阿武隈急行線で槻木に到着symbol6


駅構内の様子!

阿武隈急行にも新型車両が入ったそう。でも次も国鉄の雰囲気のある車両に乗りたい。


白石・福島・上野方面

上野方面というのがいい。下り線も見ておけばよかったな。


JR東日本 東北本線 普通 584M列車 [E721系P-22編成] (槻木)

改めて福島に向かう。


E721系の座席!

これが現在のボックスシートかな。


metro 東北本線で槻木を出発symbol6


阿武隈急行線と別れる! (船岡-槻木)


列車は福島県を行く! (藤田-貝田)

貝田で宮城県より福島県に入った。


車窓には信夫山! (福島-東福島)

この山を見ると福島に来た気がする。東北本線は山裾を走るが、新幹線はトンネルで山を抜けている。


JR東日本 東北本線 普通 584M列車 [E721系P-7編成] (福島)


metro 福島で新白河行に乗り換えsymbol6


JR東日本 東北本線 普通 2150M列車 [E721系P4-7編成] (福島)

福島からも同じシート。概ね車内は空いている。のんびりと在来線の旅。18きっぷじゃないのに普通列車の旅になっている。今週はまだ18きっぷの時期ではない。


JR東日本 東北本線 普通 2150M列車 [E721系P4-7編成] (新白河)

東北本線 普通 584M 槻木(14:32)→福島(15:27) クモハE721-7
東北本線 普通 2150M 福島(15:58)→新白河(17:39) クハE720-1007


metro 東北本線で新白河に到着symbol6


黒磯へは前方に停車中の列車に乗り換えだが…

次の黒磯行まで30分以上ある。一方、新幹線は9分の接続で東京行がある。普通列車にこだわっている訳ではないので、新白河からは新幹線に乗る事にする。


新幹線プラットフォームに上がってきた!


新幹線〔なすの280号〕 280B列車 [E5系U10編成] (新白河)

郡山始発の〔なすの〕は空いている。


E5系U編成普通車の様子!


E5系U編成普通車の座席!




metro 新幹線〔なすの〕で新白河を出発symbol5


新幹線からの車窓! (那須塩原-新白河)


新幹線自由席特急券 新白河→上野(2,640円)


特別企画乗車券「週末パス」(8,880円)

新幹線の入場の印字がされてしまった。福島県より栃木県に入る。


新幹線〔なすの280号〕 280B列車 [E5系U10編成] (那須塩原)

〔なすの〕は各駅停車。東海道・山陽新幹線の〔こだま〕のように通過待ちがある。那須塩原を出てウトウトするうちに、栃木県より茨城県を経て埼玉県に入っていた。


ニューシャトル (大宮-小山)


埼京線 (上野-大宮)

荒川を渡り、埼玉県より東京都へ。


新幹線〔なすの280号〕 280B列車 [E5系U10編成] (上野)

新幹線で北海道に行ってみたいな。



新幹線〔なすの280号〕 280B 新白河(17:48)→上野(19:10) E523-10
◆新幹線自由席特急料金2,640円
◆特別企画乗車券「週末パス」8,880円



metro 新幹線〔なすの〕で上野に到着symbol5


JR東日本 東北本線 上野駅(東京都台東区上野)
いずれも令和2年7月19日撮影

無事に昨日出発した上野に帰ってきた。 (おわり)

定禅寺通・西公園・東西線

2020-08-22 15:00:00 | 鉄道

宮城県庁 (宮城県仙台市青葉区本町)


定禅寺通を歩く…


国道45号


仙台放送局 (宮城県仙台市青葉区本町)


国道45号 起点

宮城県仙台市より三陸海岸を経由して青森県青森市に至る路線である。青森県十和田市-青森市間は国道4号と重複。地震の後に一部区間を走ったが、津波被害は甚大だった。


この先の定禅寺通は…


中央分離帯に遊歩道がある!





気持ちのいい小径である。涼しくはないが、那覇を散策した時より楽かな。










せんだいメディアテーク (宮城県仙台市青葉区春日町)


定禅寺通の西端に来た!

街路樹が鬱蒼とした通りを振り返る。




定禅寺通のどんつきには西公園が!




西公園には蒸気機関車 C60 1号機が静態保存されている!







昭和17年10月、日立製作所にてC59 27号機として製造される。東海道本線・山陽本線で活躍していたが、電化に伴い東北に移る事に。しかしC59は軸重が大きすぎて、そのまま東北の線区に入れないそうで、昭和28年11月に国鉄浜松工場でC60に改造されて東北にやって来た。 東北本線・常磐線・奥羽本線で活躍していた。昭和43年10月、ヨンサントオのダイヤ改正で東北本線全線の電化が完成して引退となった。仙台市在住の小学生から国鉄への手紙がきっかけで、昭和44年より西公園に設置されている。


後方には大きな炭水車 Tender が!

Little Tank Engine のトーマス Thomas には Tender はない。






西公園より広瀬川を望む!

段丘崖になっている。三角州に街が出来た広島などと異なるので興味深い。


西公園には巨大なこけしも!

こけしを見ると東北に来た気がする。


青葉通、仙台駅方を望む!


山形方を望む!


宮城県仙台市と山形県山形市を結ぶ国道48号!

山形県天童市と山形市の間は、国道13号との重複。天童より仙台へ走った事があるが、なかなかいい県境越えコースだった。東北自動車道仙台宮城ICもこちら。


仙台市交通局 東西線 大町西公園駅 (宮城県仙台市青葉区桜ケ岡公園)

仙台市交通局には南北線の他に東西線がある。南北線乗りつぶしをした時にはまだなかった東西線。平成27年に開業している。「地下鉄 土・日・休日 一日乗車券」で入場する。






仙台市交通局 東西線 普通列車 [2000系] (大町西公園)

南北線と比べて小ぶりな車両がやって来た。


metro 東西線で大町西公園を出発symbol6

東西線は広瀬川では地上に出て橋梁で渡る。丸の内線みたいだ。


仙台市交通局 東西線 普通列車 [2000系] (川内)


metro 東西線で川内に到着symbol6

仙台に川内駅があったので降りてみる。

東西線 普通 大町西公園(11:17)→川内(11:20) 2504 ※参考 運賃210円


改札口

近くに大学のキャンパスがある。


仙台市交通局 東西線 川内駅 (宮城県仙台市青葉区川内)


川内駅 Kawauchi Sta.

鹿児島県の川内駅は「せんだいえき」と読むが、宮城県の川内駅は「かわうちえき」と読む。東北本線(新幹線)仙台駅から鹿児島本線(九州新幹線)川内駅へは、新幹線で8時間以上、運賃19,030円(新幹線特急券が別途必要)と大変な長旅だが、東西線仙台駅から川内駅までは乗り換えなしで約7分、運賃210円である。






仙台川内郵便局 (宮城県仙台市青葉区川内元支倉)

せんだいせんだい郵便局じゃなかった。


仙台市交通局 東西線 普通列車 [2000系] (川内)

薩摩川内ではなく、仙台市の川内を後にする。


metro 東西線で川内を出発symbol6

地下だけど坂を登ってる感覚が判る。東西線に仙石線を直通させる計画では、この勾配は設けられなかったはずだが、リニアモーターの車両は問題なく登ってゆく。途中でトンネルから出て橋梁を渡る。地下鉄というより山間を走る列車のようだ。


仙台市交通局 東西線 普通列車 [2000系] (八木山動物公園)

終着の八木山動物公園に到着。写真の焦点が合ってないな。

東西線 普通 川内(11:35)→八木山動物公園(11:41頃) 2108 ※参考 運賃250円


metro 東西線で八木山動物公園に到着symbol6


改札口


仙台市交通局 東西線 八木山動物公園駅
(宮城県仙台市太白区八木山本町)




この先に動物園と遊園地がある!

昭和55年に初めて仙台に来た時は遊園地に行きたかったが行けなかった。令和2年の今は別に行きたいとは思わない。行こうと思えば簡単に行く事が出来るが。


ずいぶん高台にやって来た!



東西線の西の起点に来た。今度は一気に東の終点を目指す。


駅はバスのりばと大きなパークアンドライドの駐車場になっていた!


2000系の車内の様子!

小ぶりな車両でリニアモーターカー。30年前に乗った鶴見緑地線(現長堀鶴見緑地線)を思わせる。トンネル断面を小さく出来て、勾配や曲線に強いそう。ちなみにリニアモーターカーではあるが、浮上したり、超高速で走ったりしない。


metro 東西線で八木山動物公園を出発symbol6


山間を行く! (八木山動物公園-青葉山)

トンネルを出て地上を走る区間。地下鉄の車窓とは思えない。


広瀬川を渡る! (国際センター-大町西公園)

ここでも地上に出て、広瀬川を渡る。後は地下区間で、仙台を過ぎて終点まで乗り通す。


仙台市交通局 東西線 普通列車 [2000系] (荒井)

東西線 普通 八木山動物公園(11:56)→荒井(12:22頃) 2514 ※参考 運賃370円


metro 東西線で荒井に到着symbol6

これで東西線の乗りつぶし終了。同時に仙台市交通局の全地下鉄路線に乗り終えた。


プラットフォームから地上へ!


改札階は地上1階にある!

自然光で明るい駅なのがいい。


改札口


仙台市交通局 東西線 荒井駅 (宮城県仙台市若林区荒井字沓形)




駅頭の様子!



それでは仙台駅に戻る。同じ車両で折り返すが、到着したまま停まっているのではなく、一旦奥に引っ込んで、プラットフォームの反対の乗り場に移動していた。




metro 東西線で荒井を出発symbol6


仙台市交通局 東西線 普通列車 [2000系] (仙台)

東西線 普通 荒井(12:30)→仙台(12:43) 2514 ※参考 運賃310円


metro 東西線で仙台に到着symbol6


東西線から…


東北本線に乗り換え… いずれも令和2年7月19日撮影

「地下鉄 土・日・休日 一日乗車券」から「週末パス」の旅に戻る。 (つづく)





牛たん

2020-08-13 13:00:00 | たべる

改札口と出札口

Suicaで出場する。次の列車まで、駅前を見てくる。


JR東日本 東北本線 名取駅《東口》 (宮城県名取市増田)


駅頭の様子!


橋上駅を抜けて、東口から西口へ…


JR東日本 東北本線 名取駅《西口》 (宮城県名取市増田)


駅頭の様子!


beer 仙台ビール園

駅前にビール園が。


サッポロビール 仙台工場 (宮城県名取市手倉田字八幡)

駅前にビール工場があり、ビール園が併設されているのだ。営業中か判らなかったが、屋外の客席に人の姿はなかった。営業していたとしても、今は蒸し暑くて冷房の効いた室内の方がいい。さわやかな季節は外もいいかな。


ビオトープ園が開放されているので、敷地内に入ってみた!




JR東日本 東北本線 普通 586M列車 [701系F2-506編成] (名取)

駅に戻り、特別企画乗車券「週末パス」で入場する。今回の旅行で利用するJR東日本の路線は全てエリアに含まれるので、別途運賃は発生しない。プラットフォームに降りると、向かいに福島行が入ってきた。出来れば遠慮したい701系。こちらのプラットフォームには仙台空港駅で見た快速仙台行が入ってきた。


metro 仙台空港アクセス線で名取を出発symbol6


JR東日本 東北本線 快速 3347M列車 [E721系P-505編成] (仙台)

名取を出ると次は終着の仙台。快速列車は仙台-仙台空港間では名取にしか停車しない。

東北本線 快速 3347M 名取(15:19)→仙台(15:29) クハE720-505


metro 仙台空港アクセス線で仙台に到着symbol6


JR東日本 東北本線 仙台駅《東口》 (宮城県仙台市青葉区中央)

今度は東口に出る。西口と違い、東口は昭和55年頃とは大きく異なる。


コンフォートホテル仙台東口 (宮城県仙台市宮城野区名掛丁)

東口のホテルにチェックイン。ここは9年前に泊まった事がある。


客室の様子!


baseball 今日は仙台で試合があるのか…


tv タモさんの番組を見て…

こんなご時世なので、今年度に入って新作は4本目。新しい人も見慣れない。


tv まだ見たいのう…

飲食店が早仕舞いしてしまわないか心配で、早々に夕食に出掛ける。


キリン一番搾り中瓶(605円)

ホテルを予約した時に見当をつけていたお店に入る。サッポロビールの工場を見てきたが、お店のは麒麟麦酒だった。どちらも好きなの銘柄である。


サラダはサービスkirakira2

ホテルにチェックインした時に、こちらのお店で使えるクーポンをもらっていた。宿泊者対象の特別メニューがあり、牛たんの他、たんシチューも入っている。しかし久しぶりの仙台で牛たんが食べられればいい。牛たんの枚数の関係で、通常メニューの牛たん定食を注文。クーポンは一品サービスとなった。小鉢は定食に含まれる。


牛たん定食3枚(1,782円)

たれと塩があるが、塩で注文。


牛たん3枚がカットされて6切に!

宿泊者対象メニューでは牛たんが2枚で4切だったのだ。久しぶりの仙台なので、牛たんの枚数が多い方がいい。


いただきます♪

実に旨い。麦酒によく合う。麦飯も漬物もテールスープもみんな旨い。久しぶりの牛たんに大満足。ごちそうさまでした。


牛たん炭焼 利久 東七番丁店 (宮城県仙台市宮城野区榴岡)

利久さんは9年前に松島の店舗を利用して以来。仙台駅付近の店舗を調べていて、実は松戸の駅ビルに利久さんが入っている事に気付く。牛たんは宮城県に来た時の楽しみにとっておきたいが、どうにも食べたくてたまらない時は、松戸市内で食べられる。




ロッテ爽バニラ(151円) ホテルの無料のコーヒー

セブン-イレブンでおやつを買ってくる。


baseball スポーツニュースで野球の結果を確認…

負けとるのう。


baseball 順位表を確認… これまで令和2年7月18日撮影

いけんのう。就寝する。


無料朝食 これより令和2年7月19日撮影

令和2年7月19日日曜日。仙台のホテルで起床。朝食のバイキングは手袋をして取り分けるようになっていた。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

ごちそうさまでした。


客室からの眺め!

週末の天気はどうなる事かと思っていたが、仙台に来て傘をさす事はなかった。


快適なホテルをチェックアウトする!




JR仙石線仙台駅の入口!

昭和55年に初めて仙石線を利用した時は、東北本線等の他のプラットフォームとは離れた東口に仙石線のプラットフォームがあった。平成12年に地下のプラットフォームに移ったが、元のプラットフォームはどこだったかと見回しても、再開発されていて判らない。


metro 仙石線で仙台を出発symbol6

特別企画乗車券「週末パス」で入場する。実は歩いてもいい距離だが、乗り放題なので列車に乗ってみる。


列車の車内には2WAYシート!

座席の向きをクロスシートに変えられるが、近年は窓を背にしたまま固定されているそう。そうすると、本来は7人掛の場所が6人になるから勿体ないな。


JR東日本 仙石線 普通 822S列車 [205系M8編成] (あおば通)


テレビでロボコン観たなあ… 実写だったなあ…

仙石線 普通 822S 仙台(9:59)→あおば通(10:00) クハ205-3108
※参考 運賃150円(IC運賃147円)



ちょこっとだけ仙石線に乗りあおば通駅へ。ここから西へ地下鉄東西線が伸びる計画もあったが、結局あおば通止まりのままである。徒歩で地下鉄南北線の仙台駅へ。あおば通駅から仙台駅へ戻っているようだが、仙石線のあおば通駅と南北線の仙台駅は近くて、乗り換えに便利な構造となっている。改札も隣接している。あおば通駅を出場すると、地下鉄の一日乗車券を購入して南北線仙台駅の改札から入場する。


地下鉄 土・日・休日 一日乗車券(620円)


仙台市交通局 南北線 普通列車 [1000系] (勾当台公園)



仙台から二駅で下車する。南北線の乗りつぶしは既に終了しているので、今日はもう乗らない。一日乗車券購入は未乗車の東西線の為だが、その前に市内をちょっと散策する。

南北線 普通 仙台(10:09)→勾当台公園(10:12) 1205 ※参考 運賃210円


metro 南北線で勾当台公園に到着symbol6


地上に出ると…

市街地にこの緑。流石は杜の都である。 (つづく)



仙台空港線

2020-08-11 13:00:00 | 鉄道

JR東日本 東北本線 仙台駅 (宮城県仙台市青葉区中央)

昭和55年夏、初めて仙台に来た時には新幹線は開業していなかったが、今の駅舎もデッキも完成していた。その頃の雰囲気のままである。




JR東日本 東北本線 普通 1340M列車 [SAT721系SA102編成] (仙台)

特別企画乗車券「週末パス」で再び入場。仙台近郊の未乗車の路線に乗ってゆく。週末パスが使えない路線だが、仙台空港線に乗ろうと思う。列車は仙台始発である。


metro 仙台空港アクセス線で仙台を出発symbol6

仙台から東北本線を走る。車内は少し混み合っているが、空席に腰掛ける事が出来た。各駅に停まり、名取から仙台空港線に入る。週末パスが使えるのはここまで。線路は高架となり、東北本線と別れる。杜せきのしたで車内が空いてきた。高架からの車窓を眺める。空港が近づくと地下トンネルに入り、再び地上の高架となって終着の仙台空港に到着する。


仙台空港鉄道 仙台空港線 普通 1340M列車 [SAT721系SA102編成]
(仙台空港)

あっさり仙台空港線の乗りつぶし終了。

東北本線 普通 1340M 仙台(13:11)→仙台空港(13:35) SAT720-102
※名取-仙台空港間は仙台空港鉄道仙台空港線。
◆名取-仙台空港間の運賃420円(東北本線内は特別企画乗車券「週末パス」利用)
※参考 仙台-仙台空港間の運賃660円(IC運賃661円)



metro 仙台空港アクセス線で仙台空港に到着symbol6

仙台-[東北本線]-名取-[仙台空港線]-仙台空港という系統が、仙台空港アクセス線。


仙台空港鉄道 仙台空港線 普通 1339M列車 [E721系P-505編成]
(仙台空港)

仙台空港鉄道の車両とJR東日本で相互直通運転。ワンマン運転で、名取での乗務員(運転士)の交代はない。


車止め


改札口

有人改札で週末パスを見せて、名取-仙台空港間の運賃420円を支払い出場する。


地上に降りる!


エスカレーターの側には…


津波浸水位置が!


仙台空港鉄道 仙台空港線 仙台空港駅 (宮城県名取市下増田字南原)




駅の改札階から空港出発ロビーのある2階へ連絡通路が直結!

広島空港にも空港連絡鉄道をという話があったが、結局駄目になったようで、今もバス連絡となっている。那覇にしろ仙台にしろ、市の中心部から軌道系の交通手段があるのはいい。


仙台空港 SDJ (宮城県名取市下増田字南原)

国内で国際空港というのは、東京国際空港(羽田)HND、成田国際空港 NRT、大阪国際空港(伊丹)ITM、関西国際空港 KIX と中部国際空港 NGO だけだったはず。いつから仙台がと思ったら、国際空港というのは愛称だった。




実際に津波の時の避難ビルとなった!

震災の時の仙台空港の映像がよみがえる。


国内線出発ロビー


国際線出発ロビー

ここも欠航で人影はない。


屋上の展望デッキ(無料)に出てみる!

国内線も欠航が多いのだが、沖縄旅行でお世話になったピーチさんの姿が見える。


B滑走路(3,000m)を望む!

B滑走路は昭和46年供用開始(当時1,150m)。昭和39年供用開始(当時1,150m)のA滑走路(1,200m)もある。平行ではなく、交わっている。


仙台市街地を遠望する!


東側には太平洋!


条件がよければ、松島から金華山まで見えるらしいが…


仙台空港駅を望む!


ジェイエア ERJ-190 JA251J (仙台空港)

仙台空港線は概ね高架だが、B滑走路の延長上は地下トンネルで、列車は潜ってゆく。




再び地上の高架を走る! (美田園-仙台空港)


海上保安庁 JA865A (仙台空港)

海保さんの機体がB滑走路へ向かう。


ピーチさんも出発!


海保さんB滑走路から離陸!

おつかれさまです。


Peach・Aviation MM136便 A320-200 JA810P (仙台空港)

関空行の便。






ピーチさんB滑走路から離陸!




FA-200 エアロスバル

ターミナル内に機体をまるごと展示している。


仙台と言えば七夕だが…

今年の仙台七夕まつりは中止だそう。ところで空港の飲食店・商業施設では、牛たん、笹かまぼこ、ずんだ推しが凄い。仙台駅もそんな感じだが、まだここでは牛たんは食べない。


国内線出発ロビーから振り向けば…


仙台空港駅への連絡通路が!

駅に着くと自動改札よりSuicaで入場する。仙台空港鉄道では交通系ICカード(KitacaSuicaTOICAICOCASUGOCAPASMOmanacaPiTaPaはやかけんnimoca)及びicscaが利用出来る。


仙台空港鉄道 仙台空港線 快速 3347M列車 [E721系P-505編成]
(仙台空港)

快速列車は途中、名取のみ停車して、終着の仙台に到着する。快速より1本前の普通列車に乗車する。


仙台空港駅は1面2線!


2番線の車止め


仙台空港鉄道 仙台空港線 普通 1345M列車 [E721系P-502編成]
(仙台空港)






metro 仙台空港アクセス線で仙台空港を出発symbol6


空港敷地側を走る! (美田園-仙台空港)

高架の駅から地下に潜ってゆく。


地上に出てきたところで空港を望む!


途中駅の車窓から (美田園)

ホームセンターが見える。仙台空港線は交流電化単線で、美田園が交換可能駅。


クロスシート(ボックスシート)あります!


途中駅の車窓から (杜せきのした)

ここにも大型商業施設が見える。ここも交換可能な設計だが、プラットフォームの片側にしか線路は敷設しておらず、交換は出来ない。


東北本線が見えてきた! (名取-杜せきのした)


JR東日本 東北本線 普通 1345M列車 [E721系P-502編成] (名取)

名取から東北本線に入る。名取で下車する。

仙台空港線 普通 1345M 仙台空港(14:50)→名取(15:00) クモハE721-502 IC運賃419円


metro 仙台空港アクセス線で名取に到着symbol6


駅構内のポスターは… いずれも令和2年7月18日撮影

まだ麦酒は飲まないけど、仙台空港線の起点という事で下車してみた。 (つづく)



常磐線 特急〔ひたち〕

2020-08-09 11:00:00 | 鉄道

JR東日本 東北本線 上野駅《正面玄関口》 (東京都台東区上野)

今年の3月14日、ついに常磐線が全線で復旧した。平成23年東北地方太平洋沖地震による被災の為だが、最後まで不通となってた富岡-浪江間は、かの忌まわしき事故により帰還困難区域となっていた。その一部の避難指示が解除され、9年振りに列車が走るようになった。特急列車も走る。かつて走っていた特急〔スーパーひたち〕[651系]はもうないが、後継の特急〔ひたち〕[E657系]が品川-仙台間を走る。令和2年7月18日土曜日。上野駅から旅に出る。むろん新松戸から上野に移動しているが割愛する。特急〔ひたち〕は品川始発も多いが、上野始発仙台行の列車もある。時間がちょうどいいので、今回この列車で全線復旧した常磐線を乗り通してみようと思う。常磐線沿線在住で、復旧したらすぐにでも乗りたかったが、このご時世で遅くなった。




中央改札


常磐線(特急) 柏・土浦・水戸・いわき方面

行先に仙台の文字が。お弁当を買ってプラットフォームへ。



品川発着する常磐線の列車は、上野では東京方面へ直通出来る高架ホームを使用するが、上野始発のこの列車は地平ホームを使用する。昭和55年夏、青森行のL特急〔はつかり〕[583系]を眺め、仙台行のL特急〔ひばり〕[485系]に乗った、懐かしの地平ホームである。当時の活気はないし、ブルートレインも走っていないが、40年の時を経て仙台行の特急に乗るのも感慨深い。そういえば、以前あった特急ホームの中間改札が無くなっている。





仙台まで10両編成とは長い。以前、651系で運転されていた特急〔スーパーひたち〕は、いわきで基本編成と付属編成を切り離し、4両で仙台へ行っていた。仙台から上野行を利用した時、鉄道施設の火災で岩沼で長時間停車して大幅に遅延。いわきに着いた時には連結するはずの基本編成は出発した後で、付属編成はいわきで運転打ち切りという事があった。E657系は10両編成固定なので置いていかれる心配はない。






JR東日本 特急〔ひたち3号〕 2003M列車 [E657系K13編成] (上野)

仙台方の先頭車両の10号車に乗車する。全車両指定席である。グリーン車連結。




E657系普通車の様子!

空いています。


E657系普通車の座席!


metro 特急〔ひたち〕で上野を出発symbol6


崎陽軒 シウマイ弁当(860円) 麒麟麦酒 一番搾り(242円)

上野のいつも利用する売店でお弁当と麦酒とお茶を買ってきた。お弁当の袋も有料になったのだそう。金払ってまで袋は要らない。何とか両手で持てたけど、荷物が多いと困るな。


いただきます♪

味に間違いない。麦酒によく合い旨い。鉄道の旅はこうでないと。上野を出発した列車は日暮里で東北本線と別れ、常磐線に入る。上野-日暮里間では東北本線・高崎線用とは別の常磐線用の線路を走るが、戸籍上は東北本線である。正真正銘の常磐線を特急はゆっくり走る。朝のラッシュ時でこうゆうダイヤなのか。お弁当も東京都内を走っているうちに食べ終わってしまう。ようやく江戸川を渡って、東京都から千葉県に入る。武蔵から下総に入った。


metro 特急〔ひたち〕が松戸を通過symbol6

以前の上野8時発の特急〔スーパーひたち〕は松戸停車だったのに。


metro 特急〔ひたち〕が新松戸を通過symbol6

特急の走る快速線にはプラットフォームがないので、停車したところで乗り降り出来ない。上野を出て柏に停車する。常磐線特急の千葉県内の停車駅は柏に統一されている。速達型だと上野から水戸まで停まらない。


metro 特急〔ひたち〕が我孫子を通過symbol6

プラットフォームのお蕎麦屋さんの店舗が見える。今回、特別企画乗車券「週末パス」を利用しており、乗り降り自由なので、先ず新松戸から我孫子に行って唐揚げそばを食べ、柏に戻って特急〔ひたち〕に乗車という事も出来たけど、始発の上野から乗りたかったので、朝食はシウマイ弁当になった。


特別企画乗車券「週末パス」(8,880円)


特急券 上野→仙台(2,900円)


利根川を渡り、千葉県より茨城県に入る!

取手の先で直流電化から交流電化に変わる死電区間がある。しかし最新の車両では気付かない。485系とか照明が薄暗くなったのに。小貝川を渡り、下総より常陸に入る。特急〔ひたち〕は常陸を快走する。


車窓には蓮田! (土浦-神立)

茨城県最初の停車駅土浦を出発すると蓮根畑。次は県都の水戸、今年はネモフィラを見に行けなかった勝田と停車する。勝田以北の常磐線に乗るのは震災前以来。列車は常陸多賀、日立と停車する。日立製作所の企業城下町。今乗っている車両が日立製作所の製造なら山口県人といて嬉しいが、K13編成は日立ではないらしい。磯原を出るとよく海が見える。


太平洋が見える! (大津港-勿来)

茨城県から福島県に入った。旧分国では常陸より勿来関を越えて陸奥に入った。明治になって陸奥は分割され、当地は磐城となる。陸と城で常磐線。福島県に入り、いわき市に入っている。泉、湯本、いわきと停車する。いわき駅は旧平駅。平成元年に初めて常磐線特急に乗る。仙台からボンネットのL特急〔ひたち〕[485系]に乗り平で下車して、登場したばかりのL特急〔スーパーひたち〕[651系]に乗り換えて上野に向かった。久しぶりのいわきだったが、発車メロディはシューベルトの名曲が健在で嬉しい。


ここでも太平洋が! (四ツ倉-久ノ浜)





福島県に入ってからずっといわき市。広大な市である。18きっぷで普通列車に乗っていると、いつまでもいわき市から出られない気がした。


ようやく次の町、双葉郡広野町へ!


metro 特急〔ひたち〕が広野に到着symbol6


metro 特急〔ひたち〕がJヴィレッジを通過symbol6

駅名にアルファベットが入るのは感心しないが、JR難波とか既にある。それよりを使うのは珍しい。


metro 特急〔ひたち〕が富岡に到着symbol6

以前、18きっぷで仙台へ行くのに混雑する普通列車に乗っていて、富岡で交換だか特急の通過待ちで少し停車時間があった。乗客の一人が白黒の写真を取り出して、富岡で撮ったものか他の乗客に確認していた。チラッと見ると蒸気機関車の牽く列車が写っていた。富岡と言えば、その一件を思い出す。しかし、富岡駅は津波被害に遭い、大きく様変わりしている。富岡から先が最後まで不通だった区間。


metro 特急〔ひたち〕が夜ノ森を通過symbol6


metro 特急〔ひたち〕が大野に到着symbol6

山陽本線に大野浦駅がある。所在地は広島県佐伯郡大野町(現廿日市市)で、なぜ大野駅じゃないのかと思っていたが、常磐線に大野駅があったのだ。常磐線大野駅は明治の開業で、山陽本線大野浦駅は大正の開業である。


metro 特急〔ひたち〕が双葉に到着symbol6

大野-双葉間は、もともと複線だが、単線で復旧している。元の上り線部分は非常時の避難路だそう。避難指示解除された区域は限られている。


metro 特急〔ひたち〕が浪江に到着symbol6

鉄道が復旧しても、街が元通りになった訳ではない。廃屋や更地になったところなど、車窓を見ていて気が重くなった。


metro 桃内で上り列車と交換symbol6


JR東日本 特急〔ひたち14号〕 14M列車 [E657系K12編成] (桃内)

仙台10時13分発の品川行。仙台発着の特急〔ひたち〕は3往復あり、上り列車は全て品川行だが、下り列車は現在乗車している特急〔ひたち3号〕が上野始発で、他の2本は品川始発となっている。


metro 特急〔ひたち〕が原ノ町に到着symbol6

車窓に自転車に乗った子供を見掛ける。普通の風景に安心する。


metro 特急〔ひたち〕が相馬に到着symbol6

次は終着の仙台まで停まらない。


metro 特急〔ひたち〕が駒ケ嶺を通過symbol6


火力発電所が見える! (駒ケ根-新地)

次の新地が福島県最後の駅。この辺りも津波被害に遭っている。線路は付け替えられ、駅も新しい。福島県より宮城県に入る。


付け替えた高架線を行く! (坂元-山下)




metro 特急〔ひたち〕が山下を通過symbol6

以前の駅名標には市町村名まで書いてあった。下駅と坂駅があり、宮城県亘理郡山元町なので、一文字ずつ取ったんだなと納得した。


metro 山下で上り列車と交換symbol6


線路付け替え区間もそろそろ終了! (山下-浜吉田)


metro 特急〔ひたち〕が亘理を通過symbol6

このお城(本当は郷土資料館・図書館等)を見ると、仙台が近いなと思う。


阿武隈川を渡る! (逢隈-岩沼)

磐城と陸前の国境はこの辺りか。明治以前はどちらも陸奥だが。


日暮里で別れた東北本線と再会する!




metro 特急〔ひたち〕が岩沼を通過symbol6

岩沼からは東北本線を走る。


仙台空港線の高架線が! (舘越-名取)

仙台空港には行った事がない。


広瀬川を渡る! (長町-仙台)


JR東日本 特急〔ひたち3号〕 2003M列車 [E657系K13編成] (仙台)

上野から4時間31分。常磐線経由の特急は仙台に到着した。




metro 特急〔ひたち〕で仙台に到着symbol6

特急〔ひたち3号〕 2003M 上野(8:00)→仙台(12:31) クハE657-13 特急料金2,900円

新幹線なら1時間半程度で到着するが、お急ぎでなければ在来線特急も楽しいかと思う。特急料金も新幹線〔はやぶさ〕5,100円、〔はやて〕〔やまびこ〕4,830円(いずれも通常期)に比べ、特急〔ひたち〕2,900円(通年)と安く、東京・品川からでも同額。ただし常磐線経由の営業キロの方が長いため、東京都区内-仙台市内間の運賃は、東北本線(新幹線)6,050円、常磐線経由6,380円となる。以前は常磐線経由でも東北本線経由の営業キロで計算していた。岩国-櫛ケ浜間(山陽本線経由でも岩徳線経由で計算)と同様だった。


かき揚げそば(380円)+生玉子(70円)

仙台に着いたところで昼食にする。


こばやし 立ちそば処 杜 (宮城県仙台市青葉区中央 仙台駅構内)
いずれも令和2年7月18日撮影

特急〔ひたち〕で仙台に着いたところで旅の目的は達成してしまったが、この後は仙台近郊のまだ乗った事のない路線を乗りつぶしてみようと思う。 (つづく)