旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

東京九州フェリー〔はまゆう〕・秋

2023-10-18 20:00:00 | 

四国・高知県を望む

令和5年10月6日金曜日。土佐沖を航行中の東京九州フェリー〔はまゆう〕の船内で起床する。




モーニングセット(700円)

レストランで朝食。軽めに済ます。


パン・サラダ


ボイルエッグ・コーヒー

パッとメニューを見て、コーヒーが付いているのはモーニングセットだけだった。他のメニューでもセルフのコーヒー(200円)を購入出来るが紙コップである。コーヒーカップで飲みたかったのでモーニングセットにした。船上での一杯は格別。ごちそうさまでした。


バーベキューガーデン

今日は天気はよいのだが波浪が強いそうで、6階の屋外の甲板は閉鎖された。唯一屋外に出られるのはレストランの奥、バーベキューガーデンを抜けた後方デッキ。




はまゆう 小樽

東京九州フェリーの横須賀・新門司航路に就いている〔はまゆう〕だが、新日本海フェリー所有の船舶であり、母港は北海道の小樽となっている。さて昨夜、横須賀港を出港し新門司港へ向かっている〔それいゆ〕とすれ違うというので、吹きさらしとなる甲板に出てきた。確かに風は強く、時折波飛沫がかかる。口の周りを舐めてみると塩辛い。屋根のあるバーベキューガーデンの方へ行き、〔それいゆ〕が来るのを待つ。


〔それいゆ〕現る!

船は右側通行だから左舷に見えるものと思っていたが、右舷に見えるという。


東京九州フェリー〔それいゆ〕









東京九州フェリーでは〔はまゆう〕にしか乗っていないので、今度は〔それいゆ〕にも乗ってみたい。大浴場に入ってくる。露天風呂では海風を感じられるが、今日はなかなかの強風だった。もう何もする事がないので寝台に横たわる。今日は体調が悪いのか、海が荒れているのか、少し船酔いしているようだ。横になっているのが一番である。


紀伊半島を望む

ハッキリと陸地が見える。但し強風で屋外に出られず(バーベキューガーデン後方を除く)、左舷側の風景は硝子越しの写真になる。


和歌山県東牟婁郡串本町付近

白い橋梁はくしもと大橋。


潮岬灯台 (和歌山県東牟婁郡串本町潮岬)

左の白い塔が灯台。右の白い塔は潮岬観光タワー。




フォワードサロンからの前方展望

体調はよくないが食事が出来ない程ではない。レストランへ向かい昼食。


サッポロラガービール(650円)


横須賀海軍カレー(1,200円)

普通のカレーとの違いは、一緒に牛乳とサラダが供されるのが定義なのだそう。知らんけど。


いただきます♪

辛い訳ではなく普通のカレーといった印象。船上で食べるのは格別である。麦酒にカレーが旨い。夜食メニューだと単品の東京九州オリジナルビーフカレー(700円)、朝食メニューだとサラダとスープの付いた朝カレーセット(800円)で千円未満で食べられる。昼食・夕食は1,200円の横須賀海軍カレーとなる。牛乳が付いているので食後のコーヒーの代わりとする。ごちそうさまでした。


fuji 富士山(3,776m)

食後も寝台で横になる。何もする事がなくて寝台でゴロゴロするのと、調子が悪くて寝台に寝ているのでは大違いである。腹式呼吸でやり過ごす。陸地が近くなったのか揺れは気にならなくなる。外を見ると富士山が見えた。10月5日に初冠雪だったそうだがよく判らない。


伊豆半島も見えてきた


静岡県賀茂郡南伊豆町付近


利島

伊豆国のうち本土側は静岡県、伊豆諸島は東京都に属する。利島は東京都利島村。〇〇郡といった郡は東京都島嶼部にはない。利島は「としま」と読む。東京都豊島区ではない。


新島

新島は東京都新島村。


神津島

神津島は東京都神津島村。




日も暮れてきた…


6階 大浴場



男女とも大浴場、露天風呂、サウナ、シャワールームがある。サウナ、シャワールームは利用しなかったが、露天風呂は実によかった。


スクリーンルーム 星空



プラネタリウムや映画の上映が行われる。


エントランスホール


再び外へ


伊豆諸島がこんなに近くに…


神津島


式根島かな

その背後は三宅島か。自信はないけど。式根島は東京都新島村。三宅島は三宅村。


新島


鵜渡根島

鵜渡根島は無人島で東京都新島村に属する。


利島


伊豆大島

伊豆大島は東京都大島町。日本各地に大島があるが、自分にとって単に大島と言えば周防大島(屋代島)(山口県大島郡周防大島町)である。広島の人もそうだろう。


日も落ちて…

伊豆まで来ると波静か。もう体調は大丈夫である。レストランに入る。


ハイボール(370円)

お酒は軽めに。


はかた一番どりチキン南蛮定食(1,500円)


おいしそう♪

チキン南蛮がハイボールによく合い旨い。やっぱり体調がよくないと船旅は楽しめない。


coffee 食後にコーヒー(200円)symbol6

コーヒーはセルフで機械から買ってくる。ごちそうさまでした。朝・昼・晩と食べられてよかった。東京湾に入ってゆくところを屋外の甲板から見たいが、一部を除いて閉鎖中である。到着まで寝台で過ごす。もう横須賀港に入ってきた。営業を終了したレストラン、バーべーキューガーデンを通り抜けて後方デッキへ。


まもなく着岸


東京九州フェリー 横須賀フェリーターミナル (神奈川県横須賀市新港町)






着岸した


レストラン

それでは下船する。


東京九州フェリー〔はまゆう〕 (横須賀港) いずれも令和5年10月6日撮影

東京九州フェリー〔はまゆう〕 新門司港(前日23:55)→横須賀港(20:45) 運賃12,000円
※ツーリストAを利用。運賃は期間により異なります。

神奈川県、相模国の横須賀港に上陸する。横須賀フェリーターミナルより京浜急行電鉄本線横須賀中央まで歩き、電車で帰った。 (おわり)