たまごの森フラワーガーデン 蛋蛋森林花園 Tamago no Mori Flower Garden
チューリップ 鬱金香 Tulips
令和6年4月25日木曜日。茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園に来ている。ネモフィラやチューリップを見て、そろそろ帰ろうと思う。ネモフィラシャトルバスの出る海浜口に向かう。
観覧車が見える
遊園地のあるプレジャーガーデンエリア
大観覧車「ブルーアイズ」
草原エリアの大草原を横断する
海浜公園は広大で乗るつもりだったバスの出発時刻までに海浜口に着かない。次のバスに乗る事にして砂丘エリアに立ち寄る。
ネモフィラで大賑わいのみはらしの丘と違いひっそりとしている
海を望む
砂が靴の中に入ると嫌なので大砂丘には足を踏み入れない。バスの時間もあり海浜口へと向かう。
グラスハウス 玻璃館 Glass House
無事に海浜口に到着
マスコットキャラクター 海くん 花ちゃん 吉祥物人偶 小海 小花
Mascot Characters Kai-kun Hana-chan
それでは海浜公園を後にする。
国営ひたち海浜公園 海浜口・風のゲート (茨城県ひたちなか市阿字ケ浦町)
國營常陸海濱公園 海濱口・風之門 (日本國茨城縣常陸那珂市阿字浦町)
HITACHI SEASIDE PARK Kaihin Guchi Kaze no Gate Hitachinaka, Ibaraki, Japan
ネモフィラシャトルバス
ネモフィラの開花に合わせて運行されるバスで運賃は無料。通年運行されている訳ではない。
公園の敷地を出てゆく…
進行方向右の座席に座ったので海側ではない
程なく阿字ヶ浦駅に到着。
ネモフィラシャトルバス 海浜公園海浜口(14:56)→阿字ヶ浦(15:05) 運賃無料
ひたちなか海浜鉄道 湊線 阿字ヶ浦駅 (茨城県ひたちなか市阿字ケ浦町)
ちなみに公園の名称は国営ひたち海浜公園。平成3年に那珂湊市に開園している。鉄道会社の名称はひたちなか海浜鉄道。ひたちの後になかが入る。平成20年に茨城交通湊線を移管して開業。ひたちなか市は平成6年に那珂湊市と勝田市が合併して発足している。
運行終了となった車両が構内に留置されている
キハ222+キハ2005
線路はここで途切れているが、海浜公園まで線路を延伸する計画が認可されている。公園西口に至る予定だが昨今の物価上昇もあり、先行して南口までの1.4kmから整備するのだそう。報道によると西暦2030年春の開業を目指す。開通すればバスに乗り換える事なく海浜公園に行けるようになる。
ひたちなか海浜鉄道 湊線 普通 133列車 [キハ11形] (阿字ヶ浦)
勝田発阿字ヶ浦行普通133列車が2両編成で到着。折り返し勝田行となる。
勝田 KATSUTA ↔ 阿字ヶ浦 AJIGAURA キハ11-6
結局どこ行きなのかというサボ。「小郡→糸崎→広島」に比べればわかりやすい。
ひたちなか海浜鉄道 湊線 普通 136列車 [キハ11形] (阿字ヶ浦)
2両編成だが後ろの車両には乗車出来ず、先頭の勝田方の車両に案内される。
車止め
柵があって前から写真が撮れない。
勝田 KATSUTA ↔ 阿字ヶ浦 AJIGAURA (広告)
キハ11-5
もとはJR東海の車両。キハ11形は東海交通事業の車両とともにひたちなか海浜鉄道へ譲渡されている。紀勢本線・参宮線で乗ったのを思い出す。
吊革にはほしいもが!
車内はセミクロスシート。混雑していたけどベンチシート部分に腰掛けて出発。ほしいも…吊革につかまる事はなかった。令和3年開業の美乃浜学園に到着すると大勢の児童・生徒さんが乗ってきた。駅名にもなった学校があり私立のような印象の名称だが、市立の小中一貫校なのだそう。田舎の方にある小中学校とは違う。2両編成のうち1両を空にしていたのは同校のスクールバス的な位置づけなのかと思う。
太平洋を望む (平磯-美乃浜学園)
海浜鉄道というがあまり車窓に海は見えない。
海の近い踏切はここではなかった… これまで令和6年4月25日撮影
眺めの良いのは殿山-平磯間にある沢メキ踏切だった。
沢メキ踏切より海を望む (殿山-平磯) 令和4年4月25日撮影
二年前の写真。
ひたちなか海浜鉄道 湊線 普通 136列車 [キハ11形] (那珂湊)
これより令和6年4月25日撮影
列車は那珂湊に到着。下車する。利用している1日フリー乗車券は Free(無料)ではないが、今日一日は湊線乗り降り自由である。
湊線で那珂湊に到着
湊線 普通 136レ 阿字ヶ浦(15:15)→那珂湊(15:28) キハ11-5
◆国営ひたち海浜公園入園券付き1日フリー乗車券利用
改札口と出札口
湊線ではSuica・PASMOなどの交通系ICカードは利用出来ない。一方、那珂湊駅と勝田駅の1番線湊線乗り場の出札口ではクレジットカード(タッチ決済可)、電子マネー(楽天Edy,nanaco,WAONほか)、コード決済(PayPay,auPAY,d払いほか)が利用出来るそう。
時刻表を確認
ひたちなか海浜鉄道 湊線 那珂湊駅 (茨城県ひたちなか市釈迦町)
駅頭の様子
那珂湊魚市場 (茨城県ひたちなか市湊本町)
駅から歩いて魚市場に到着する。
魚市場と言ってもこの辺りはせりをしているところではなく、海産物を販売するお店や飲食店がある。遅くなったが昼食にしようと飲食店を見てみるのだがどこも終わりのようだ。まだ午後3時44分なのだが。海浜公園で歩き疲れて、駅からも10分強歩いて来て何も食べられないのでは面白くない。那珂湊おさかな市場などの店舗の並ぶ一帯から道を隔てた側に飲食店が見える。ちょっと高そうなのかどうかわからない。店頭に列が出来ていたので並び、メニューを見てみる。ものすごく高価という訳ではない。お店の方が順番に案内しているからまだ営業しているのだろう。後から年配の御夫婦が来られて自分にまだ大丈夫かと尋ねる。お店の方に聞いた訳ではないが順番に案内されているから大丈夫そうと答える。やはり市場の飲食店が終わりのようでこちらのお店に来られたようだ。車を見ると大宮ナンバーである。自分の番が来て案内される。テーブルではなく座敷の席である。
瓶ビール(630円)
座敷で座布団に座り料理を待ちつつ麦酒を一盞。よきよき。海浜公園でよく歩いたので喉が渇いており余計に旨い。市場の方より落ち着いた席でよかったのではないか。
まぐろ・いくら・しらす丼(1,880円)
料理が運ばれてきた。
ご飯は酢飯と普通のご飯から選べる
普通のご飯を選んだ。
まぐろ♪
麦酒によく合う。
いくら♪
実に旨い。茨城県は関係なさそうだが。
しらす♪
ちりめんじゃこにしか馴染みがないが、釜揚げしらすいい。茨城県繋がりだが、水戸黄門の越後のちりめん問屋の隠居と聞いても、ちりめんじゃこしか思い浮かばなかった。
みそ汁は貝汁♪
海沿いの町に来て海鮮が食べられて満足である。ごちそうさまでした。
地魚安處宴 久楽 (茨城県ひたちなか市湊本町)
駐車場に停まっているのは大宮ナンバーと越谷ナンバーだった。恐るべし埼玉県。
茨城県道6号 水戸那珂湊線
ここは ひたちなか市 湊本町
駅まで歩いて戻る。駅に着くと丁度列車が入ってきた。「国営ひたち海浜公園入園券付き1日フリー乗車券」の入園券をもぎられた残りの部分の切符を改札で見せて入場する。
ひたちなか海浜鉄道 湊線 普通 142列車 [キハ11形] (那珂湊)
阿字ヶ浦発勝田行普通142列車で1両編成。先程阿字ヶ浦から乗った136列車と同じ車両である。
(手前より)キハ205 (奥)ミキ300-103
キハ205は水島臨海鉄道から譲渡された車両。昭和40年製造で、国鉄→JR西日本→水島臨海鉄道→茨城交通→ひたちなか海浜鉄道と受け継がれているそう。ミキ300-103は三木鉄道より譲渡された。国鉄三木線を移管した第三セクターの三木鉄道だが平成20年に廃止されている。さて湊線は単線非電化である。那珂湊で下り列車と交換。勝田行に乗車する。クロスシート(ボックスシート)の進行方向と反対向き、通路側に空席があり腰掛ける。
湊線で那珂湊を出発
田植え前の田圃 (中根-高田の鉄橋)
ひたちなか海浜鉄道 湊線 普通 142列車 [キハ11形] (勝田)
湊線で勝田に到着
湊線 普通 142レ 那珂湊(16:50)→勝田(17:05) キハ11-5
◆国営ひたち海浜公園入園券付き1日フリー乗車券利用
終着の勝田に到着。湊線の中間改札、常磐線の有人改札の二箇所で「国営ひたち海浜公園入園券付き1日フリー乗車券」の入園券をもぎられた残りの部分の切符を見せて出場する。17時21分発の仙台発品川行特急〔ひたち22号〕は水戸を出発すると上野まで止まらない。その前の17時13分発の原ノ町発水戸行普通678M列車を利用する。Suicaで自動改札より入場する。水戸行は勝田で5両編成の後ろに5両編成を増結するため6分間停車する。ガラガラの増結したばかりの箱に乗って勝田を出発。
那珂川を渡る (水戸-勝田)
JR東日本 常磐線 普通 678M列車 [E531系K476編成] (水戸)
一駅で終着の水戸に到着。下車する。
常磐線で水戸に到着
常磐線 普通 678M 勝田(17:13)→水戸(17:21) クハE531-1026 IC運賃189円
JR東日本 常磐線 水戸駅《北口》 (茨城県水戸市宮町)
さて午後6時までに都市銀行で通帳を使ってATMを利用したい。水戸支店があるので歩いて行くと駅から片道1km以上あった。また1km以上歩いて駅まで帰って来ると駅ビル1階にその都市銀行のATMがある事に気付いた。駅ビルで用は事足りたのだ。それなら17時53分発の特急〔ときわ78号〕に乗れたのに。次の特急〔ひたち24号〕は水戸を出発すると上野まで止まらない。
乗車券・特急券 水戸 ➡ 柏(2,540円) 内訳:乗1,520・特1,020
18時38分発の水戸発品川行普通1242M列車のグリーン車でゆっくり帰る事も考えたが、柏着が20時20分でSuicaグリーン料金は1,000円。一方、勝田発品川行特急〔ときわ80号〕の普通車は柏着が19時45分で特急料金は1,020円。座席も特急の普通車の方が快適である。復路も特急を利用する事にした。特急の発車まで少し時間がある。水戸には柏と同じ家電量販店がある。水戸で買い物を済ませる。水戸に宿泊する時によく使うファミリーマートでも買い物をしてから入場する。
JR東日本 特急〔ときわ80号〕 80M列車 [E657系K12編成] (水戸)
特急〔ときわ〕で水戸を出発
明治 エッセル スーパーカップ レモンのレアチーズ 200ml(173円) アイスコーヒーS(120円)
特急〔ときわ〕では車内販売がないので予めアイスとコーヒーを買っておいた。往路と違い復路の特急車内は混雑していない。ウトウトするうちに小貝川を渡り常陸国より下総国に入っていた。取手を通過し利根川を渡って茨城県より千葉県に入る。
52分で柏に到着する
JR東日本 特急〔ときわ80号〕 80M列車 [E657系K12編成] (柏)
無事に千葉県に帰ってきた。 (おわり)
特急〔ときわ80号〕 80M 水戸(18:53)→柏(19:45) モハE656-12
◆運賃1,520円 特急料金1,020円