旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

湊線

2024-04-30 16:00:00 | 鉄道

たまごの森フラワーガーデン 蛋蛋森林花園 Tamago no Mori Flower Garden
チューリップ 鬱金香 Tulips


令和6年4月25日木曜日。茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園に来ている。ネモフィラやチューリップを見て、そろそろ帰ろうと思う。ネモフィラシャトルバスの出る海浜口に向かう。










観覧車が見える


遊園地のあるプレジャーガーデンエリア


大観覧車「ブルーアイズ」


草原エリアの大草原を横断する

海浜公園は広大で乗るつもりだったバスの出発時刻までに海浜口に着かない。次のバスに乗る事にして砂丘エリアに立ち寄る。


ネモフィラで大賑わいのみはらしの丘と違いひっそりとしている




海を望む





砂が靴の中に入ると嫌なので大砂丘には足を踏み入れない。バスの時間もあり海浜口へと向かう。


グラスハウス 玻璃館 Glass House




無事に海浜口に到着


マスコットキャラクター 海くん 花ちゃん 吉祥物人偶 小海 小花
Mascot Characters Kai-kun Hana-chan


それでは海浜公園を後にする。


国営ひたち海浜公園 海浜口・風のゲート (茨城県ひたちなか市阿字ケ浦町)
國營常陸海濱公園 海濱口・風之門 (日本國茨城縣常陸那珂市阿字浦町)
HITACHI SEASIDE PARK Kaihin Guchi Kaze no Gate Hitachinaka, Ibaraki, Japan




ネモフィラシャトルバス

ネモフィラの開花に合わせて運行されるバスで運賃は無料。通年運行されている訳ではない。


公園の敷地を出てゆく…


進行方向右の座席に座ったので海側ではない

程なく阿字ヶ浦駅に到着。

ネモフィラシャトルバス 海浜公園海浜口(14:56)→阿字ヶ浦(15:05) 運賃無料




ひたちなか海浜鉄道 湊線 阿字ヶ浦駅 (茨城県ひたちなか市阿字ケ浦町)

ちなみに公園の名称は国営ひたち海浜公園。平成3年に那珂湊市に開園している。鉄道会社の名称はひたちなか海浜鉄道ひたちの後になかが入る。平成20年に茨城交通湊線を移管して開業。ひたちなか市は平成6年に那珂湊市と勝田市が合併して発足している。




運行終了となった車両が構内に留置されている


キハ222+キハ2005



線路はここで途切れているが、海浜公園まで線路を延伸する計画が認可されている。公園西口に至る予定だが昨今の物価上昇もあり、先行して南口までの1.4kmから整備するのだそう。報道によると西暦2030年春の開業を目指す。開通すればバスに乗り換える事なく海浜公園に行けるようになる。


ひたちなか海浜鉄道 湊線 普通 133列車 [キハ11形] (阿字ヶ浦)

勝田阿字ヶ浦行普通133列車が2両編成で到着。折り返し勝田行となる。


勝田 KATSUTA ↔ 阿字ヶ浦 AJIGAURA キハ11-6

結局どこ行きなのかというサボ。「小郡→糸崎→広島」に比べればわかりやすい。


ひたちなか海浜鉄道 湊線 普通 136列車 [キハ11形] (阿字ヶ浦)

2両編成だが後ろの車両には乗車出来ず、先頭の勝田方の車両に案内される。


車止め



柵があって前から写真が撮れない。


勝田 KATSUTA ↔ 阿字ヶ浦 AJIGAURA (広告)


キハ11-5

もとはJR東海の車両。キハ11形は東海交通事業の車両とともにひたちなか海浜鉄道へ譲渡されている。紀勢本線・参宮線で乗ったのを思い出す。


吊革にはほしいもが!

車内はセミクロスシート。混雑していたけどベンチシート部分に腰掛けて出発。ほしいも…吊革につかまる事はなかった。令和3年開業の美乃浜学園に到着すると大勢の児童・生徒さんが乗ってきた。駅名にもなった学校があり私立のような印象の名称だが、市立の小中一貫校なのだそう。田舎の方にある小中学校とは違う。2両編成のうち1両を空にしていたのは同校のスクールバス的な位置づけなのかと思う。


太平洋を望む (平磯-美乃浜学園)



海浜鉄道というがあまり車窓に海は見えない。


海の近い踏切はここではなかった… これまで令和6年4月25日撮影

眺めの良いのは殿山平磯間にある沢メキ踏切だった。


沢メキ踏切より海を望む (殿山-平磯) 令和4年4月25日撮影

二年前の写真。


ひたちなか海浜鉄道 湊線 普通 136列車 [キハ11形] (那珂湊)
これより令和6年4月25日撮影

列車は那珂湊に到着。下車する。利用している1日フリー乗車券は Free(無料)ではないが、今日一日は湊線乗り降り自由である。


metro 湊線で那珂湊に到着symbol6

湊線 普通 136レ 阿字ヶ浦(15:15)→那珂湊(15:28) キハ11-5
◆国営ひたち海浜公園入園券付き1日フリー乗車券利用


改札口と出札口

湊線ではSuicaPASMOなどの交通系ICカードは利用出来ない。一方、那珂湊駅と勝田駅の1番線湊線乗り場の出札口ではクレジットカード(タッチ決済可)、電子マネー(楽天Edy,nanaco,WAONほか)、コード決済(PayPay,auPAY,d払いほか)が利用出来るそう。


時刻表を確認


ひたちなか海浜鉄道 湊線 那珂湊駅 (茨城県ひたちなか市釈迦町)


駅頭の様子




那珂湊魚市場 (茨城県ひたちなか市湊本町)

駅から歩いて魚市場に到着する。







魚市場と言ってもこの辺りはせりをしているところではなく、海産物を販売するお店や飲食店がある。遅くなったが昼食にしようと飲食店を見てみるのだがどこも終わりのようだ。まだ午後3時44分なのだが。海浜公園で歩き疲れて、駅からも10分強歩いて来て何も食べられないのでは面白くない。那珂湊おさかな市場などの店舗の並ぶ一帯から道を隔てた側に飲食店が見える。ちょっと高そうなのかどうかわからない。店頭に列が出来ていたので並び、メニューを見てみる。ものすごく高価という訳ではない。お店の方が順番に案内しているからまだ営業しているのだろう。後から年配の御夫婦が来られて自分にまだ大丈夫かと尋ねる。お店の方に聞いた訳ではないが順番に案内されているから大丈夫そうと答える。やはり市場の飲食店が終わりのようでこちらのお店に来られたようだ。車を見ると大宮ナンバーである。自分の番が来て案内される。テーブルではなく座敷の席である。


瓶ビール(630円)

座敷で座布団に座り料理を待ちつつ麦酒を一盞。よきよき。海浜公園でよく歩いたので喉が渇いており余計に旨い。市場の方より落ち着いた席でよかったのではないか。


まぐろ・いくら・しらす丼(1,880円)

料理が運ばれてきた。


ご飯は酢飯と普通のご飯から選べる

普通のご飯を選んだ。


まぐろ♪

麦酒によく合う。


いくら♪

実に旨い。茨城県は関係なさそうだが。


しらす♪

ちりめんじゃこにしか馴染みがないが、釜揚げしらすいい。茨城県繋がりだが、水戸黄門の越後のちりめん問屋の隠居と聞いても、ちりめんじゃこしか思い浮かばなかった。


みそ汁は貝汁♪

海沿いの町に来て海鮮が食べられて満足である。ごちそうさまでした。


地魚安處宴 久楽 (茨城県ひたちなか市湊本町)

駐車場に停まっているのは大宮ナンバーと越谷ナンバーだった。恐るべし埼玉県。




茨城県道6号 水戸那珂湊線
ここは ひたちなか市 湊本町

駅まで歩いて戻る。駅に着くと丁度列車が入ってきた。「国営ひたち海浜公園入園券付き1日フリー乗車券」の入園券をもぎられた残りの部分の切符を改札で見せて入場する。


ひたちなか海浜鉄道 湊線 普通 142列車 [キハ11形] (那珂湊)

阿字ヶ浦勝田行普通142列車で1両編成。先程阿字ヶ浦から乗った136列車と同じ車両である。


(手前より)キハ205 (奥)ミキ300-103

キハ205は水島臨海鉄道から譲渡された車両。昭和40年製造で、国鉄→JR西日本→水島臨海鉄道→茨城交通→ひたちなか海浜鉄道と受け継がれているそう。ミキ300-103は三木鉄道より譲渡された。国鉄三木線を移管した第三セクターの三木鉄道だが平成20年に廃止されている。さて湊線は単線非電化である。那珂湊で下り列車と交換。勝田行に乗車する。クロスシート(ボックスシート)の進行方向と反対向き、通路側に空席があり腰掛ける。


metro 湊線で那珂湊を出発symbol6


田植え前の田圃 (中根-高田の鉄橋)


ひたちなか海浜鉄道 湊線 普通 142列車 [キハ11形] (勝田)


metro 湊線で勝田に到着symbol6

湊線 普通 142レ 那珂湊(16:50)→勝田(17:05) キハ11-5
◆国営ひたち海浜公園入園券付き1日フリー乗車券利用

終着の勝田に到着。湊線の中間改札、常磐線の有人改札の二箇所で「国営ひたち海浜公園入園券付き1日フリー乗車券」の入園券をもぎられた残りの部分の切符を見せて出場する。17時21分発の仙台品川行特急〔ひたち22号〕は水戸を出発すると上野まで止まらない。その前の17時13分発の原ノ町水戸行普通678M列車を利用する。Suicaで自動改札より入場する。水戸行は勝田で5両編成の後ろに5両編成を増結するため6分間停車する。ガラガラの増結したばかりの箱に乗って勝田を出発。


那珂川を渡る (水戸-勝田)


JR東日本 常磐線 普通 678M列車 [E531系K476編成] (水戸)

一駅で終着の水戸に到着。下車する。


metro 常磐線で水戸に到着symbol6

常磐線 普通 678M 勝田(17:13)→水戸(17:21) クハE531-1026 IC運賃189円




JR東日本 常磐線 水戸駅《北口》 (茨城県水戸市宮町)

さて午後6時までに都市銀行で通帳を使ってATMを利用したい。水戸支店があるので歩いて行くと駅から片道1km以上あった。また1km以上歩いて駅まで帰って来ると駅ビル1階にその都市銀行のATMがある事に気付いた。駅ビルで用は事足りたのだ。それなら17時53分発の特急〔ときわ78号〕に乗れたのに。次の特急〔ひたち24号〕は水戸を出発すると上野まで止まらない。


乗車券・特急券 水戸 ➡ 柏(2,540円) 内訳:乗1,520・特1,020

18時38分発の水戸品川行普通1242M列車のグリーン車でゆっくり帰る事も考えたが、着が20時20分でSuicaグリーン料金は1,000円。一方、勝田品川行特急〔ときわ80号〕の普通車は着が19時45分で特急料金は1,020円。座席も特急の普通車の方が快適である。復路も特急を利用する事にした。特急の発車まで少し時間がある。水戸にはと同じ家電量販店がある。水戸で買い物を済ませる。水戸に宿泊する時によく使うファミリーマートでも買い物をしてから入場する。


JR東日本 特急〔ときわ80号〕 80M列車 [E657系K12編成] (水戸)


metro 特急〔ときわ〕で水戸を出発symbol6


明治 エッセル スーパーカップ レモンのレアチーズ 200ml(173円) アイスコーヒーS(120円)

特急〔ときわ〕では車内販売がないので予めアイスとコーヒーを買っておいた。往路と違い復路の特急車内は混雑していない。ウトウトするうちに小貝川を渡り常陸国より下総国に入っていた。取手を通過し利根川を渡って茨城県より千葉県に入る。


52分で柏に到着する


JR東日本 特急〔ときわ80号〕 80M列車 [E657系K12編成] (柏)

無事に千葉県に帰ってきた。 (おわり)

特急〔ときわ80号〕 80M 水戸(18:53)→柏(19:45) モハE656-12
◆運賃1,520円 特急料金1,020円

国営ひたち海浜公園 チューリップ

2024-04-28 01:00:00 | 

ネモフィラブルーソフト ミックス(450円)
撮影日:令和6年4月25日 Date Taken: April 25th, 2024

令和6年4月25日木曜日。茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園に来ている。ネモフィラは見頃である。咲いているのはネモフィラばかりではない。






ナノハナ 油菜花 Oilseed rape




ハナモモ




旧土肥家住宅(隠居屋 主屋) 老厝 舊土肥家住宅 Traditional Village Houses










ネモフィラ 粉蝶花 Nemophila

初めてこの景色を見た人が感嘆の声を上げている。自分も何度見ても絶景だと思う。ここ数年は外国人客は日本在住の方が多いようだったが、今年は訪日観光客らしき方も多く見掛ける。










みはらしの丘 見晴之丘 Miharashi no Oka Hill

三原市の丘ではない。竹原でも尾道でもない。



それではネモフィラの咲くみはらしの丘を後にする。


木陰を選んで移動する

天気はよく気温も上がってた。






西池 West Lake


ヤマツツジ Rhododendron kaempferi Planch.


たまごの森フラワーガーデン 蛋蛋森林花園 Tamago no Mori Flower Garden
チューリップ 鬱金香 Tulips


チューリップも見頃である。ご覧下さい。

























































海浜公園のネモフィラはきれいだが、チューリップもきれいで見応えがある。併せてご覧あれ。


国営ひたち海浜公園 西口・翼のゲート (茨城県ひたちなか市長砂) いずれも令和6年4月25日撮影
國營常陸海濱公園 西口・翼之門 (日本國茨城縣常陸那珂市長砂)
HITACHI SEASIDE PARK West Entrance / Tsubasa no Gate Hitachinaka, Ibaraki, Japan

それでは帰路に就こう。西口からは勝田駅行のバスが出ているが、湊線の切符があるので阿字ヶ浦駅行のネモフィラシャトルバスの出る海浜口へと向かう。 (つづく)


国営ひたち海浜公園 ネモフィラ

2024-04-27 02:00:00 | 

JR東日本 常磐線 我孫子駅《南口》 (千葉県我孫子市本町)

令和6年4月25日木曜日。千葉県我孫子市に来ている。暫く来ない間に駅の出札口(みどりの窓口)が無くなっている。指定席券売機で切符を購入。ここはSuicaで入場する。




唐揚(1ケ)そば(490円)

我孫子と言えば唐揚げそば。相変わらず旨い。


弥生軒 5号店 (千葉県我孫子市本町 我孫子駅構内)

ごちそうさまでした。


metro 常磐線で我孫子を出発symbol6


柏では東武鉄道野田線に接続

我孫子からへ移動。隣には野田線の列車が見える。


JR東日本 常磐線 快速 934H列車 [E231系117編成] (柏)


metro 常磐線で柏に到着symbol6

常磐線 快速 934H 我孫子(9:35)→柏(9:39) クハE230-78 IC運賃167円


JR東日本 常磐線 柏駅《南口》 (千葉県柏市柏)

Suicaで出場。我孫子で購入した切符を投入して改めて入場する。




JR東日本 特急〔ときわ55号〕 55M列車 [E657系K2編成] (柏)

以前は我孫子に停車する特急もあったが今はない。から利用する。特急〔フレッシュひたち〕ではなく、品川勝田行特急〔ときわ55号〕10両編成に乗車。


特急 ときわ 55号 指定席 次は土 浦


metro 特急〔ときわ〕で柏を出発symbol6


よわない檸檬堂(151円)

特急〔ひたち〕には車内販売があるそうだが特急〔ときわ〕では行われない。予め売店で飲み物を買っておいた。お酒ではない。


利根川を渡り千葉県より茨城県に入る (天王台-取手)


小貝川を渡り下総国より常陸国に入る (藤代-龍ケ崎市)

今日は晴れると思って出掛けてきたが茨城県は曇っている。


晴れてきた (神立-高浜)


恋瀬川を渡る


那珂川を渡る (水戸-勝田)


乗車券・特急券 柏 ➡ 勝田(2,710円) 内訳:乗1,690・特1,020

車内は混雑していたが空席があってよかった。ちなみに特急〔ひたち〕〔ときわ〕は全車指定席である。自由席はないが特急料金は少し安く設定されている。同じ区間で普通列車用グリーン車を利用すると、通常料金1,260円・Suicaグリーン料金1,000円となり、紙の切符だと特急券の方が安い。


JR東日本 特急〔ときわ55号〕 55M列車 [E657系K2編成] (勝田)



終着の勝田に到着。下車する。


metro 特急〔ときわ〕で勝田に到着symbol6

特急〔ときわ55号〕 55M 柏(9:51)→勝田(10:53) モハE656-102
◆運賃1,690円 特急料金1,020円



これより海浜公園に向かう。最近はバスを利用していたので久しぶりに鉄道で行ってみる。


国営ひたち海浜公園入園券付き1日フリー乗車券(1,200円)

JRの改札内にひたちなか海浜鉄道湊線の中間改札があり切符を販売している。港線が1日乗り降り自由となり、海浜公園の入場券もセットとなる切符を購入。有料なのにフリー Free(無料)とは如何に。英文には Free の単語はなく、One-day Ticket とある。それはさておき、この切符はひたちなか市の補助で元々のお値段より400円安くなっている。ありがとうございます。海浜公園の入園料金(季節料金を含む)は800円、勝田阿字ヶ浦間の運賃(往復)は1,140円なので740円もお得。券面には「1,400円券」とあるけど1,200円だった。なお湊線ではSuicaPASMOなどの交通系ICカードは利用出来ない。


ひたちなか海浜鉄道 湊線 普通 122列車 [キハ37100形] (勝田)

列車が1両で到着。折り返し勝田阿字ヶ浦行普通列車になる。



乗車する。座席は窓を背にしたベンチシート(ロングシート)のみ。問題なく座れる。通路に立つ人もいるがきちんと詰めれば皆座れるだろうというくらいの混雑。


metro 湊線で勝田を出発symbol6


東水戸道路と交差 (中根-高田の鉄橋)

高速道路は混雑していない。東水戸道路を東へ行けばひたちなかICで常陸那珂有料道路に接続し、ひたち海浜公園IC、常陸那珂港ICへ至る。今日は平日だからか渋滞していない。西へ行けば水戸南ICで北関東自動車道と接続し、茨城町JCTで東関東自動車道、友部JCTで常磐自動車道と接続する。


ひたちなか海浜鉄道 湊線 普通 123列車 [キハ37100形] (阿字ヶ浦)

終着の阿字ヶ浦に到着。下車する。

湊線 普通 123レ 勝田(11:17)→阿字ヶ浦(11:45) キハ37100-03
◆国営ひたち海浜公園入園券付き1日フリー乗車券(1,200円)利用




ネモフィラシャトルバス (阿字ヶ浦)

ここはまだ海浜公園ではない。無料のシャトルバスに乗り換える。




車窓に阿字ヶ浦海水浴場を望む



10分弱で海浜公園に到着。


帰りのバスの時間を確認

ネモフィラシャトルバス 阿字ヶ浦(11:48)→海浜公園海浜口(11:57) 運賃無料

それでは切符の入園券部分をもぎってもらい入園する。


国営ひたち海浜公園 (茨城県ひたちなか市阿字ケ浦町)
國營常陸海濱公園 (日本國茨城縣常陸那珂市阿字浦町)
HITACHI SEASIDE PARK Hitachinaka, Ibaraki, Japan




海浜口から太平洋を望む


シーサイドトレイン

園内にはシーサイドトレインという乗り物が走っている。有料。歩いて移動する。


大草原


ネモフィラが見えてきた


常陸那珂有料道路に架かるはまかぜ橋を渡る

ネモフィラの咲くみはらしの丘に到着。満開のネモフィラをご覧下さい。


ネモフィラ 粉蝶花 Nemophila 撮影日:令和6年4月25日 Date Taken: April 25th, 2024





















みはらしの丘に登って降りてきた。


ネモフィラブルーソフト ミックス(450円)

アイスを食べて一休み。


売店には長蛇の列… いずれも令和6年4月25日撮影

まだまだ園内の花々を楽しんでゆく。 (つづく)

IRいしかわ鉄道線

2024-04-17 08:00:00 | 鉄道

JR西日本 新幹線〔つるぎ26号〕 26E列車 [W7系W1編成] (金沢)

令和6年4月1日月曜日。石川県金沢市に来ている。3月16日に開業したばかりの北陸新幹線金沢敦賀間に乗って金沢に到着した。在来線特急は好きだけれど、新幹線の車内は静粛であり揺れも少なく実に快適である。そして速い。敦賀新大阪間の延伸に長い年月が掛かるなら、北陸・中京新幹線として敦賀米原間を先行して整備すればと思うが、北陸新幹線の新大阪までの開業も見てみたい。


JR西日本 北陸新幹線 金沢駅IRいしかわ鉄道 IRいしかわ鉄道線 金沢駅《金沢港口(西口)》
(石川県金沢市木ノ新保町)

切符に「乗車記念 使用済」の印を貰い記念に持ち帰る。出場して西口を見てみる。


JR西日本 北陸新幹線 金沢駅・IRいしかわ鉄道 IRいしかわ鉄道線 金沢駅《兼六園口(東口)》
(石川県金沢市木ノ新保町) 

東口も見てみる。


鼓門

門の写真を撮って金沢観光終了みたいになっているが、時間があれば行ってみたいところもあるし、海鮮も食べて行きたい。しかし今日も時間がない。福井に戻る。




IRいしかわ鉄道線に乗車する

自動改札機があるが有人改札で押印してもらい入場する。


乗車券 金沢から 大聖寺経由ハピラインふくい線 680円区間
(1,660円)

出札口で発駅・着駅の駅名の入った乗車券があれば買いたかったが、窓口には大行列が出来ておりすぐに買えそうにはなかった。通学定期券を買い求める学生さんのようである。首都圏のJR駅の出札口(みどりの窓口)は大量に閉鎖され、残っている窓口には長蛇の列が出来ている。自分の頃は国鉄の方から学校に来て発券していた。それはともかく窓口で切符を買うの諦めて、自動券売機で福井までの連絡乗車券を購入した。金額式だが仕方がない。大聖寺経由とあり、金沢大聖寺間がIRいしかわ鉄道、大聖寺福井間がハピラインふくい管内となる。運賃の内訳はIRいしかわ鉄道が980円、ハピラインふくいが680円と判る。


新幹線はもう乗ったので、在来線で福井へと向かう


プラットフォームに上がる

特急利用者でごった返していた金沢駅ではない。人の流れが変わってしまった。


金沢 かなざわ Kanazawa

上から張り付けられている駅名標。


IRいしかわ鉄道 IRいしかわ鉄道線 普通 1244M列車 [521系IR12編成] (金沢)
※福井-大聖寺間はハピラインふくいハピラインふくい線。


車両がJR西日本よりIRいしかわ鉄道に譲渡されている


クモハ 521-26




metro IRいしかわ鉄道線で金沢を出発symbol6

駅名標にJRのマークが入っているが、在来線はもうJRの駅ではないはず。金沢福井行普通列車で出発。車内は混雑していたが通路側に空席を見付けて腰掛ける。窓側の席が空いたらすかさず移動。


新幹線の車両基地の側を通る (西松任-松任)

丁度、新幹線車両が出場している。




西松任駅に到着する



新幹線車両基地の白山総合車両所の側にある。北陸本線時代にはなかった駅で、3月16日のIRいしかわ鉄道移管と同時に開業した新駅。


新幹線は山側へ、在来線は海側へ (美川-加賀笠間)

列車は旧松任市より旧石川郡旧美川町へ。平成17年、1市2町5村が合併してともに白山市となっている。もう美川県一の町はないのか。




手取川を渡る (小舞子-美川)

きれいな川があるから美川町かと思ったが、能郡と石郡から一文字ずつ取ったのだとか。


また新幹線と接近 (明峰-能美根上)

新幹線停車駅、小松が程近い。


大聖寺に停車

石川県最後の駅。この駅までがIRいしかわ鉄道管内である。金沢倶利伽羅間には昨年乗車しているから、大聖寺倶利伽羅間のIRいしかわ鉄道線全線に乗った事になる。乗りつぶし終了。駅の裏は工場になっている。この先はハピラインふくい線に入ってゆく。



次の牛ノ谷までの間に県境があり、石川県より福井県、加賀国より越前国に入る。


牛ノ谷に停車

福井県最初の駅。この駅からハピラインふくいの駅である。




九頭竜川を渡る (福井-森田)

側には旧国道8号だった福井県道30号福井丸岡線の九頭竜橋が架かり、その上流には県道268号福井森田丸岡線の新九頭竜橋と橋脚を共用する北陸新幹線九頭竜川橋梁が見える。






ハピラインふくい ハピラインふくい線 普通 1244M列車 [521系IR12編成] (福井)
※大聖寺-金沢間はIRいしかわ鉄道IRいしかわ鉄道線。

終着の福井に到着。下車する。これにてハピラインふくい全線の乗りつぶしを終了。


metro ハピラインふくい線で福井に到着symbol6

IRいしかわ鉄道線 普通 1244M 金沢(16:15)→福井(17:37) クモハ521-26 運賃1,660円
※福井-大聖寺間はハピラインふくい線。

切符に「乗車記念 使用済」の押印を受け出場。記念に持ち帰る。




在来線側にあったJR西日本の自動券売機は使用停止


新幹線側の改札口・出札口(みどりの窓口)






自由通路




福井県×プラレール×JR西日本のコラボとな…


プラレールのジオラマ




大量のW7系が

E7系という事はあるまいな。






越前和紙で作られた花なのだそう

本物の花かと見紛う。


木製恐竜骨格標本 フクイラプトル・キタダニエンシス

日本の恐竜と言えばフタバスズキリュウしか知らなかったが、福井県で数多くの恐竜の化石が発掘されているのだ。昭和9年には樺太でニッポノサウルスが発見されたとか知らなかった。福井県では昭和57年に勝山市北谷町で中生代白亜紀前期のワニ化石を発見。フクイラプトルもここで発見された。


JR西日本 北陸新幹線 福井駅・ハピラインふくい ハピラインふくい線 福井駅《一乗谷口(東口)》
(福井県福井市中央)

東口に出てみた。


えちぜん鉄道 勝山永平寺線 福井駅 (福井県福井市中央)


ベンチにも恐竜が


8番らーめん くるふ福井駅店 (福井県福井市中央・くるふ福井駅内)

駅の商業施設にある飲食店に入店。


ノンアルコールビール(341円)

北陸新幹線、IRいしかわ鉄道線、ハピラインふくい線の乗りつぶしを祝って祝杯を挙げたいところだが、この後で運転するのでノンアルコールビール。また福井でお酒が飲めない。


野菜らーめん(バター風味)(726円)

久しぶりの8番らーめん。平成27年12月31日に北陸新幹線の乗りつぶしで新幹線〔はくたか〕に乗り金沢に来て、8番らーめん金沢駅店で野菜らーめん(醤油)を食べて以来である。


麵はこんな感じ♪

バター風味は初めて食べるが旨い。ところでチャーシューはないのかなと思った。メニューを見ると「バター風味にはチャーシューの代わりにバター(風味)がのっています」とある。チャーシューがないのは知らなかった。しかし旨い。


スープまで飲んでしまった… これまで令和6年4月1日撮影

美味しかった。ごちそうさまでした。ところで平成27年3月14日に長野金沢間が延伸開業した北陸新幹線に大晦日になってようやく東京金沢間を乗車。その後は金沢新大阪間で特急〔サンダーバード〕、新大阪広島間で新幹線〔みずほ〕に乗った。


新幹線〔はくたか551号〕 551E列車 [E7系F17編成] (金沢)
これより平成27年12月31日撮影


新幹線自由席特急券 東京 ➡ 金沢(6,260円)


特急〔サンダーバード18号〕 4018M列車 [683系] (新大阪)


自由席特急券 金沢 ➡ 新大阪(1,190円・新幹線乗り継ぎ割引)

今はなき新幹線乗り継ぎ割引。


metro 新大阪で新幹線に乗り換えsymbol5


新幹線〔みずほ617号〕 6617A列車 [N700系R6編成] (新大阪)


新幹線自由席特急券/特定特急券 新大阪 ➡ 広島(4,090円)
これまで平成27年12月31日撮影

それでは福井の写真に戻る。


ハピラインふくい ハピラインふくい線 福井駅・JR西日本 北陸新幹線 福井駅《福井城址口(西口)》
(福井県福井市中央) これより令和6年4月1日撮影




福井鉄道 福武線 普通列車 [えちぜん鉄道L形・ki-bo] (福井駅)

後で調べると福武線・三国芦原線相互直通運転の為のえちぜん鉄道の車両だった。


福井駅西口地下駐車場 (福井県福井市中央)

県道の地下にある駐車場を利用した。12時29分入庫、18時24分出庫で駐車料金は1,300円だった。


福井県道11号福井停車場線(中央大通り)

夕暮れの福井の町を出発。市内で二千円だけ給油する。11.24L入った。レギュラー1Lが178円か。日も暮れてきた。福井市より吉田郡永平寺町に入り松岡ICより中部縦貫自動車道に流入する。交通量は多い。しかし大野ICあたりから交通量は激減した。終点の九頭竜ICで流出。道の駅で小休止する。




道の駅九頭竜 (福井県大野市朝日)

お手洗いを借りてから出発する。九頭竜湖沿いの国道158号の坂道を登ってゆく。ちょっと車を停めて空を見ると付近に街の灯りもなく星がきれいだ。油坂峠出入口より自動車専用道路の油坂峠道路に入る。中部縦貫道を構成する道路で平成17年に無料開放されている。九頭竜ICと油坂峠出入口の間は令和8年春の開通予定である。県境の隧道、越美通洞を抜けて福井県より岐阜県、越前国より美濃国に入る。白鳥ICからは東海北陸自動車道に入る。カーナビゲーションの設定のためひるがの高原SAに入ると高岡駅行の高速バスが休憩しているのを見掛けた。郡上市・高山市の境で美濃国より飛騨国に入る。有料の東海北陸道と重用区間だった中部縦貫道も飛騨清見ICから無料の単独区間となる。高山ICで流出。間違えて国道41号高山国府バイパスに入る。自動車専用道路で長いトンネルがあって引き返せない。自動車専用道路が終わりセブン-イレブンに車を停める。

白鳥ICー飛騨清見IC 軽自動車等 ETC料金1,050円




セブン-イレブン 高山国府バイパス店 (岐阜県高山市国府町名張字上桶)
これまで令和6年4月1日撮影

眠気覚ましにコカ・コーラとジャスミン茶を買ってゆく。トイレが近くなるが仕方がない。高山市内でも二千円だけ給油する。11.11L入った。レギュラー1Lが180円。福井市内より高いがここまで運んでくる事を考えると仕方がないか。お手洗いを借りてから出発する。県道を経由して国道158号を松本方面に向かう。平湯ICより安房峠道路に入る。料金所ではETCも一旦停止する。長大な安房トンネルを抜けて岐阜県より長野県、飛騨国より信濃国に入る。中ノ湯ICを過ぎると国道158号現道と合流する。この先は中部縦貫道を構成する道路は開通していない。

平湯IC-中ノ湯IC 軽自動車等 ETC料金630円



恐らく今回の行程で最も線形の悪い区間。夜間となるので国道1号経由にしようと思ったが距離が短いので結局復路も通る。慎重に坂を下ってゆく。新島々駅付近まで来ると走りやすくなる。後ろから速い車がやって来た。鬱陶しいので先に行かせたいが、車間距離が近くて止まるに止まれない。暗くて退避するのによさそうな場所も判らない。長野県道48号松本環状高家線に入る新村交差点で左折してようやく離れた。国道254号を佐久市方面へ向かう。国道19号・国道20号で篠ノ井線・中央本線沿いに行く事も考えたが、線形の悪いところもあったし東京都内を走るのは面倒である。日付が変わり令和6年4月2日火曜日。眠気覚ましに飲んでいたものに利尿作用がありトイレに行きたくなる。道の駅は見当たらない。軽犯罪法に触れる事まで考えたがセブン-イレブンがあり駆け込む。




セブン-イレブン 丸子和子店 (長野県上田市東内) これより令和6年4月2日撮影

あまりに急いでいたので財布を持参していなかった。ポケットのnanacoの残高も少なかったので缶コーヒーだけ買い、財布を取ってきてチャージしてからホットドッグを買った。夜食を食べて休憩する。本当に助かりました。ここから5、6km先に道の駅があったようだがもういい。国道152号との重用区間があって国道254号単独区間を経て国道142号との重用区間に入る。中部横断自動車道佐久南ICより流入する。群馬県まで高速道路で抜けるつもりだったが、上信越自動車道佐久IC-碓井軽井沢ICで通行止とある。後で調べるとトンネルリニューアル工事の為だそう。無料区間である佐久北ICで流出。以前、宿泊したHOTEL AZの前を通り、上信越道佐久ICの前を通り、県道9号佐久軽井沢線に入る。1日…旧中山道である。



佐久市より北佐久郡御代田町に入ると旧街道とも県道とも分かれ御代田駅付近を通るかりん道路を経由して国道18号に入る。軽井沢町に入ると現道ではなく軽井沢バイパス・碓氷バイパスを通る。長野県より群馬県、信濃国より上野国に入ると曲線の連続する坂道を下ってゆく。横川駅付近で現道と合流。峠の釜めしの荻野屋さんのドライブインがあるが深夜で閉まっている。横川からは走りやすい道路。高崎市で国道17号に入る。このまま現道を行ってもいいが上武道路を通りたいので県道を経て国道354号に入る。関越自動車道高崎玉村SIC近くにある道の駅に入り休憩。




道の駅 玉村宿 (群馬県佐波郡玉村町大字上新田)

道の駅を出発。関東平野に出れば帰ってきたようなもの。国道354号、国道17号上武道路を通り、利根川に架かる新上武大橋を渡り群馬県より埼玉県、上野国より武蔵国に入る。深谷バイパス・熊谷バイパスときて国道125号行田バイパスに入る。国道122号との重用区間を経て国道4号(現道)に入るも、県道へ入り権現堂川を渡り埼玉県より茨城県、武蔵国より下総国に入る。猿島郡五霞町役場前を通り国道4号(新4号国道)へ。茨城県より埼玉県に入り、県道を経て江戸川に架かる関宿橋を渡ると埼玉県より千葉県へ。利根川に架かる境大橋を渡ると千葉県より茨城県へ。道の駅で休憩する。




道の駅さかい (茨城県猿島郡境町)

国頭村のアンテナショップがあり、またルートビアを買っていきたいところだが早朝なので営業時間外である。町内にあるセイコーマートへ行くもこちらも開店前である。境町まで来たのに何も買えずに後にする。利根川を渡り茨城県より千葉県に帰り、松戸市内で給油してレンタカーを返却した。レギュラーが1Lで169円。満タンにして22.88L入り3,867円となった。走行距離は1,079km。2月に敦賀から国道1号経由で帰って来た時より交通量は少なくて走りやすく、距離も短くて早く帰る事が出来た。 (おわり)


今回の乗りつぶしで使用した乗車券類

新幹線〔つるぎ〕

2024-04-15 12:00:00 | 鉄道

JR西日本 新幹線〔つるぎ26号〕 26E列車 [W7系W1編成] (敦賀)

令和6年4月1日月曜日。敦賀駅に来ている。北陸本線、小浜線、ハピラインふくい線、そして北陸新幹線の駅である。これより新幹線に乗車する。高崎金沢間はすでに乗車済み。今日は3月16日に延伸開業した金沢敦賀間に乗車する。


何とトップナンバーのW1編成!

W7系に乗るのは初めて。金沢敦賀間に乗るのも初めて。それでW1編成に乗れるとは素晴らしい。西九州新幹線も初めて乗った列車がN700S・Y1編成だった。


WEST JAPAN RAILWAY COMPANY


つるぎ26 富山 停…

敦賀富山行新幹線〔つるぎ26号〕12両編成。各駅に停車する。


W723-101


W7系W編成普通車の様子


W7系W編成普通車の座席


3人掛+2人掛の車内

先頭車両の1号車に乗車。新幹線〔つるぎ〕は12両編成のうち、自由席は1号車・2号車の2両(一部自由席4両の列車あり)。新幹線〔かがやき〕は全車指定席で、新幹線〔はくたか〕は1~4号車が自由席(一部自由席5両の列車あり)だが、日によって自由席3両となる列車がある。


奇数号車にお手洗いの設備があるのは東海道・山陽新幹線と同じ



ちなみにグランクラスは偶数号車だがお手洗いはあるそう。


ブルボン 濃厚チョコブラウニー リッチミルク(110円・税抜)
セブンカフェ アイスコーヒーR(112円・税抜) 消費税等(17円)

新幹線〔つるぎ〕では車内販売はない。予め駅の売店(セブン-イレブン)で買っておいた。新幹線〔かがやき〕〔はくたか〕の一部の列車では東京金沢間で車内販売があるそう。


車内誌

JR西日本JR東日本の車内誌が一冊ずつ。JR北海道JR東日本の車内誌が一冊ずつあった寝台特急〔北斗星〕を思い出す。


乗車券・新幹線自由席特急券 敦賀 ➡ 金沢(4,950円)
内訳:乗2,310・特2,640

敦賀金沢間は営業キロが125.1km。東海道新幹線で同じくらいのキロ数を探すと東京三島間の営業キロが120.7km。ともに本州3社の幹線なので運賃は2,310円と同額だが、東京三島間の新幹線自由席特急料金/特定特急料金1,760円と差額は880円となる。東京三島間の新幹線特急料金は100kmを越えているけど、100kmまでの東京小田原間と同額にしている区間だから比較対象としてはどうか。熱海掛川間が営業キロ124.7kmで新幹線自由席特急料金は2,530円。差額は110円だから北陸新幹線が特別高いという訳ではない。しかし東京まで行くとなると。まあ今日は考えまい。


駅と列車で二重の硝子越しですが、車内から海が見える!


metro 新幹線〔つるぎ〕で敦賀を出発symbol5




敦賀市街地を見て (越前たけふ-敦賀)


国道8号敦賀バイパスと立体交差

タモさんの番組によると北陸自動車道などの道路が通っており、その上を新幹線を通さなければならないので高架が高くなったような話だった。




深山トンネル(768m)に入る

このトンネルを見て新北陸トンネルだと思っていたが、新幹線が延伸開業して動画が上がるようになり、新北陸トンネルに入る前に短いトンネルが1本あるのを確認。実際に乗ってみると「深山」というトンネル名も確認出来る。


新北陸トンネル(19,760m)に入る

こっちが新北陸トンネルだった。旧北陸本線(現ハピラインふくい線)北陸トンネルではau以外の携帯電話は利用出来なかったそうだが、北陸新幹線では新北陸トンネルを含めてすべての携帯電話が利用出来るのだそう。


新北陸トンネルではなく脇本トンネル(1,450m)を抜ける

昭和63年、L特急〔はつかり〕で青函トンネルを抜けて初めて北海道の景色を見て感動したが、青函トンネルと思ったのは第1湯の里トンネル(1,167m)だと後で知った。青函トンネルと第1湯の里トンネルの間はシェルターで覆われていて次のトンネルに入った事に気付かなかった。北陸新幹線でも新北陸トンネルと脇本トンネルはシェルターで覆われて繋がっている。新北…脇本トンネルを抜けると旧北陸本線(現ハピラインふくい線)と交差したのだが、写真の焦点が合っておらず撮影失敗。




metro 新幹線〔つるぎ〕で祝!越前たけふsymbol5 (福井県越前市大屋町)

敦賀を出て最初の駅、越前たけふに到着。在来線に接続しない新幹線単独駅。2面4線で中間の2本が通過線である。近くには国道8号福井バイパスと北陸自動車道が通り武生ICもある。駅に隣接して道の駅越前たけふもある。越前たけふを出発する。


沿線には菜の花畑か (福井-越前たけふ)


福井市街地が見えてきた


足羽川を渡る


metro 新幹線〔つるぎ〕で祝!福井symbol5 (福井県福井市中央)

先程はハピラインふくい線の普通列車で福井敦賀間は51分かかったが、新幹線〔つるぎ〕は21分で福井に戻ってきた。次の新幹線〔かがやき〕は越前たけふ通過で17分で到着する。


扉からプラットフォームを見てみる

福井は在来線接続駅。1面2線で通過線はない。並行在来線のハピラインふくいハピラインふくい線、越美北線(越前花堂福井間はハピラインふくい線)、えちぜん鉄道勝山永平寺線、三国芦原線(福井福井口間は勝山永平寺線)と接続。西口には福井鉄道福武線福井駅停留場がある。


旧北陸本線のハピラインふくい線福井駅は2面5線


福井城は確認出来ず (芦原温泉-福井)


三国芦原線が分かれてゆく


ハピラインふくい線が分かれてゆく


九頭竜川を渡る

北陸新幹線九頭竜川橋梁と福井県道268号福井森田丸岡線新九頭竜橋は橋脚を一体化して整備されている。車で走ったが隣が線路なのだろうと思うくらい。



列車からも走っている車は見えず、一体感は判らなかった。




ハピラインふくい線が近づく


metro 新幹線〔つるぎ〕で祝!芦原温泉symbol5 (福井県あわら市自由ヶ丘)

ハピラインふくい線接続駅。敦賀から越前たけふ福井ときて芦原温泉が福井県最後の新幹線駅である。2面2線。停車中に富山敦賀行新幹線〔つるぎ27号〕が通過する。対向列車が隣の線路を通過していったので車内にいて衝撃がある。乗車中の〔つるぎ〕は各駅に停車するが、駅を通過する〔つるぎ〕もある。列車名は〔のぞみ〕〔ひかり〕〔こだま〕のように停車駅のパターンではなく、運転区間が富山敦賀間の列車に〔つるぎ〕と付けられているようだ。まあ〔つるぎ〕と言えば寝台特急〔つるぎ〕(大阪新潟間)の方が思い浮かぶ。新幹線〔つるぎ〕が新大阪に着くのはいつの日か。


次は加賀温泉

芦原温泉を出ると二駅続いて駅名に温泉が付く。福井県より石川県、越前国より加賀国に入る。


加賀市街地(大聖寺付近) (加賀温泉-芦原温泉)


並行在来線は大聖寺以東はIRいしかわ鉄道線となる


IRいしかわ鉄道 IRいしかわ鉄道線 普通 340M列車 [521系]
(大聖寺-加賀温泉)

金沢福井行普通列車。ようやく新幹線から在来線を走る列車を目にした。特急街道と言われた北陸本線も三セクに移管されて寂しくなった。


metro 新幹線〔つるぎ〕で祝!加賀温泉symbol5 (石川県加賀市作見町)

IRいしかわ鉄道線接続駅。2面4線で中間の2線は通過線。なお加賀温泉という温泉地があるのではなく、片山津温泉山代温泉山中温泉といった加賀温泉郷の各温泉地への玄関口となっている。


加賀平野をゆく (小松-加賀温泉)


metro 新幹線〔つるぎ〕で祝!小松symbol5 (石川県小松市八日市町)

IRいしかわ鉄道線接続駅。2面2線。市内には小松飛行場(KMQ RJNK)があり航空自衛隊と民間の共用。当駅からバス連絡がある。石川県の空の玄関口なのは間違いないが、福井空港(FKJ RJNF)の滑走路が1,200mと短くて定期路線はなく、小松飛行場が福井県の空の玄関口でもある。


田圃に水が張られる (金沢-小松)


手取川を渡る


山側の車窓には…


白山の山々か


車両基地の側を通る

金沢の西にある車両基地まで延伸開業前にも線路は伸びていた。






金沢市街地が見えてきた


犀川を渡る


赤レンガが見える

大和紡績の工場跡が金沢市民芸術村という施設になっているそう。


まもなく到着

金沢が終着ではないので早めに降りる支度をする。荷物はないけど。


JR西日本 新幹線〔つるぎ26号〕 26E列車 [W7系W1編成] (金沢)

右が乗ってきた車両。左は金沢敦賀行新幹線〔つるぎ31号〕と思われる。

新幹線〔つるぎ26号〕 26E 敦賀(14:41)→金沢(15:39) W723-101
◆運賃2,310円 新幹線自由席特急料金2,640円


metro 新幹線〔つるぎ〕で金沢に到着symbol5

これにて北陸新幹線の乗りつぶし終了。全国すべての新幹線に乗った事になる。




列車は終着の富山へ向け出発










新幹線プラットフォームを後にする


のりかえ口 Transfer Gate 七尾線 Nanao Line IRいしかわ鉄道 IR Ishikawa Railway

八戸のように新幹線延伸で乗り換え改札が閉鎖される事はなかった。


新幹線改札口付近


新幹線 福井・敦賀方面 Shinkansen for Fukui, Tsuruga

長崎駅では乗り換えがあっても「西九州新幹線 新鳥栖・博多方面」Nishi-Kyūsyū-Shinkansen for Shin-Tosu, Hakata」と案内されていた。ここも「(敦賀乗り換え)京都・大阪・米原・名古屋方面」「 (Transfer at Tsuruga Station)for Kyōto, Ōsaka, Maibara, Nagoya」と書き添えてもいいかも知れん。


新幹線 富山・東京方面 Shinkansen for Toyama, Tōkyō


IRいしかわ鉄道のりば(福井・小松 津幡・七尾・和倉温泉 高岡・富山方面)
IR Ishikawa Railway
(for Fukui, Komatsu Tsubata, Nanao, Wakuraonsen Takaoka, Toyama)


北陸本線が廃止され第三セクターに移管されたIRいしかわ鉄道線と接続。同線を経由して七尾線も乗り入れる。特急〔サンダーバード〕〔しらさぎ〕が来なくなってひっそりとした印象だが、金沢七尾和倉温泉間で運転する特急〔能登かがり火〕はこちらを発着するので、特急がすべてなくなった訳ではない。東口側で北陸鉄道浅野川線北鉄金沢駅に接続する。


JR西日本 北陸新幹線 金沢駅・IRいしかわ鉄道 IRいしかわ鉄道線 金沢駅《金沢港口(西口)》
(石川県金沢市木ノ新保町) いずれも令和6年4月1日撮影

西口に出てみた。 (つづく)