旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

ぐるり切符の旅 東京→彦根

2011-02-27 00:00:00 | 列車の旅

東海道本線 快速〔アクティー〕 3755M列車 [211系車両] (東京)

平成22年11月20日土曜日。紅葉の京都へ出掛けてきた。今日は普通・快速列車を乗り継ぎ、彦根まで行く。京都にはたどり着かない。京都のホテルが空いていない、空いていても恐ろしく高いので、彦根で宿泊する。今回の旅の乗車券は東京都区内発なので、金町から出発する。北千住、日暮里で乗り換え、東京へ。東京からは熱海行の快速に乗車。お弁当を持ってグリーン車を利用する事もあったが、今日はお茶だけ持って普通車で行く。東京都から神奈川県、静岡県に入って熱海に到着。

常磐線緩行 普通 968S 金町(9:48)→北千住(9:57) 6521
※東京地下鉄千代田線内は969S列車。
常磐線 快速 954H 北千住(10:03)→日暮里(10:12) クハE231-74
山手線 普通 911G 日暮里(10:14)→東京(10:25) サハE231-4639
東海道本線 快速〔アクティー〕 3755M 東京(10:33)→熱海(12:07) クハ211-2010


metro 熱海に到着symbol6


天玉そば(430円) 熱海駅・東華軒

ここでお昼ご飯。おそばのつゆは関東風。まだ東京の範疇である。


東海道本線 普通 1439M列車 [313系車両] (熱海)

東海道本線 普通 1439M 熱海(12:33)→興津(13:35) クモハ313-2605

長大な丹那隧道を抜け、静岡県内を走る。静岡県もまた長大だ。興津で下車し、浜松行に乗り換える。興津は内田百ケン(門構えに月)先生が阿房列車で訪れた地。かつて西園寺公の別荘「坐漁荘」があった。


東海道本線 興津駅 (静岡市清水区興津中町)

浜松からはロングシートではなく、転換式クロスシートとなる。長い静岡県を走り終えて愛知県へ。豊橋では乗り換え時間が僅かで、転換できない端の席に後ろ向きで座った。青春18きっぷの時期ではないが、長距離を乗り通す人は多く、はす向かいの席のおねえちゃんは米原まで乗っていた。愛知県から岐阜県、関が原を越えて滋賀県に入る。

東海道本線 普通 785M 興津(13:44)→浜松(15:13) クモハ312-2330
東海道本線 普通 5953M 浜松(15:21)→豊橋(15:57) クモハ116-56
東海道本線 新快速 5343F 豊橋(16:03)→米原(18:10) クハ312-314


東海道本線 新快速 5343F列車 [313系車両] (米原)


東海道本線 新快速 3297M列車 [223系車両] (彦根)

東海道本線 新快速 3297M 米原(18:19)→彦根(18:24) クハ222-2042

米原からは1駅なので補助席を出して座る。ようやく彦根に到着。新幹線ならすぐだが、特急券を買うより1泊した方がいい。翌日の始発の新幹線で京都に行って1泊しないという手もある。新幹線で行って1泊というつもりはない。乗車券に途中下車印をもらい出場する。


metro 彦根に到着symbol6


彦根といえば、ひこにゃん

お、ひこにゃんだ。でも彦根城には行かない。彦根では駅前のホテルで1泊するだけである。駅前というか、駅裏のホテルにチェックインする。駅から近いのはいいが、区画整理したばかりとあって駅前らしくない。まあホテルは新しいのでいい。


コンフォートホテル彦根 (滋賀県彦根市古沢町)


彦根駅の東口目の前、徒歩1分!


テレビはもちろん地上波デジタル放送!

山本さんのお天気を見て、ご飯を食べに行く。名神の彦根IC近くに餃子の王将があるので、国道8号を歩いてそちらへ。いつもは鉄道の高架下の小さな店舗を利用しているが、彦根店は客席も多い。土曜日の夕食時とあって賑わっている。カウンターに案内され、生ビール(中)(483円)、餃子(210円)、ライス(中)(157円)と、なぜか関東の店舗にはないジンギスカン(472円)を注文。


ジンギスカン(472円) 餃子の王将 彦根店

満足して店を出る。餃子の価格も関東の店舗より少し安い。もちろん会員特典の5%引も受けられる。まだ区画整理中の道を歩いてホテルのある駅前(駅裏)に戻る。家電量販店はあるが、コンビニエンスストアはない。しかしホテルで無料のコーヒーを頂戴する。自動販売機で水(110円)を購入し、部屋に戻ると、明日の京都に備えて早めに就寝した。 (つづく)


コーヒーは無料!
いずれも平成22年11月20日撮影

ふらり北陸 帰路

2011-02-20 00:00:00 | 列車の旅

北陸鉄道 石川線 野町駅 (石川県金沢市野町)

北陸鉄道石川線の野町駅に到着。僅かな区間だが、初めて北陸鉄道に乗る。駅の位置が中心部から離れているが、バスが連絡しているようだ。駅に掲げられた「野町⇔鶴来」の文字の右の余白が寂しい。昨年に廃止された区間、「加賀一の宮」の文字が入っていたのであろう。意外と大きな駅舎と思ったが、ほとんどがバスターミナルで、鉄道駅はこぢんまりと片隅にあった。券売機で新西金沢までの乗車券(140円)を買う。改札口はまだ開いてない。列車が到着し、降車が終了した後の入場となる。


metro 野町を出発symbol6


北陸鉄道 石川線 普通列車 [7000系車両] (野町)

プラットフォームが短いので先頭車両が撮れません。車内は普通のロングシートだが、何と女性乗務員(車内アテンダント)が乗っている。恐るべし北鉄。野町を出発すると都市近郊といった市内を走り、程なく新西金沢に到着した。

北陸鉄道 石川線 普通 野町(10:51)→新西金沢(10:55) 7212


metro 新西金沢に到着symbol6


北陸鉄道 石川線 普通列車 [7000系車両] (新西金沢)


列車は鶴来へと走っていった…


北陸鉄道 石川線 新西金沢駅 (石川県金沢市米泉町)

簡素な駅舎はあるが、中は無人で、切符は前出の車内アテンダントが回収している。さて、隣接している北陸本線西金沢駅に移動する。こちらはJR西日本の「みどりの窓口」もある駅。


北陸本線 西金沢駅 (石川県金沢市西金沢)

金沢行の出発まで少し時間があるが、女性の改札掛から18きっぷに入鋏印をもらい入場する。すぐにプラットフォームには向かわず、当駅を通過する列車を撮影する。


L特急〔雷鳥22号〕 7022M列車 [485系車両] (西金沢)


列車は大阪へと走っていった…


北陸本線 普通 345M列車 [475系車両] (金沢)

北陸本線 普通 345M 西金沢(11:19)→金沢(11:23) クモハ475-52

普通列車で金沢に到着。次に乗る富山行を待っていると…


521系車両が現れた! (金沢)


新快速っぽい座席!

車内をのぞくとJR西日本らしい転換式クロスシートが見える。快適な座席であるが、国鉄車両のボックスシートの方が旅情があっていい。(混雑時を除く)


北陸本線 普通 439M列車 [413系列車] (金沢)

北陸本線 普通 439M 金沢(12:01)→富山(13:08) クモハ413-6


北陸本線 普通 543M列車 [475系車両] (富山)


姫川橋梁(青海-糸魚川)

そのボックスシートで石川県から富山県、車窓に日本海を見ながら新潟県へと旅する。建設中の北陸新幹線も時折目にする。姫川に架かる国道8号姫川大橋(手前)の奥に見える波打ったような橋梁が北陸新幹線である。


レンガ造の機関庫 (糸魚川)

糸魚川での特急通過待ちの間にプラットフォームに降りてみる。こちらの機関庫は大正時代に造られたもの。北陸新幹線の駅の建設に伴い、取り壊されるとの事。


大糸線 普通 432D列車 [キハ52形車両](糸魚川)

大糸線のこちらの気動車も引退するのだそう。平成13年3月2日、大阪-青森間の特急〔白鳥〕を見に糸魚川に来た帰りに、一度だけ大糸線を利用した事がある。さて、富山からの列車に乗っていた鉄道ファンの多くは糸魚川で降りていったが、自分は空いた列車で直江津を目指す。

北陸本線 普通 543M 富山(13:22)→直江津(15:22) クモハ475-53


信越本線 直江津駅 (新潟県上越市東町)

北陸本線の終点、直江津に到着。JR西日本JR東日本との境界である。駅はJR東日本の管轄。次に乗る信越本線下り列車の出発まで時間があるので、駅前で食事にする。


お酒をいただきながら、海鮮丼で遅い昼食♪


ホテル ハイマート (新潟県上越市中央)

駅の向かい側にあるホテルのお食事処「多七」を利用する。こちらのホテルは旅館の頃から直江津駅の駅弁を販売している。20年位前、L特急〔あさま〕の車内で直江津で買った鮭の押し寿司を食べて旨かったが、今となってはこちらのお弁当か、他の駅弁屋さんのものか判らない。現在ではハイマートさんだけが駅弁を販売されているそう。


信越本線 普通 1345M列車 [115系車両] (直江津)

信越本線でも車窓の日本海を見ながらゆく。海に近い青海川停車中には押し寄せる波音さえ聞こえてくる。柏崎を出ると日本海を離れて内陸へ。今日初めての雪景色の中を列車は走る。


車窓は雪景色に! (北条-越後広田?)

信越本線 普通 1345M 直江津(16:21)→宮内(17:43) クハ115-1023


metro 上越線に乗り換えsymbol6

長岡の一つ手前、宮内で下車する。18きっぷだから重複乗車して長岡で乗り換えても構わないのだが、上越線と接続する宮内で乗り換える。少し時間があるので、改札から出場して暖かい待合室へ。数人の客が列車を待っている。再び入場してプラットフォームへ。もう外は暗くなっている。やってきた長岡発水上行の列車は混んでいた。長岡の街から帰宅する人だろう。各駅で車内の客が降りてゆく。しかし越後湯沢が近づくとスキー帰りの客が増えてきた。新幹線に乗り換える客も多いが、このまま在来線でゆく客も意外と多い。国境の長いトンネルを抜けると、新潟県から群馬県に入る。ループ線もあり、興味深いところだが、列車は暗闇を走る。湯檜曽の灯りを頼りに位置を確認する。水上で高崎行に乗り換える。このあたりもSuicaの首都圏エリア内なのが不思議な感じがする。

上越線 普通 1746M 宮内(18:01)→水上(19:51) クモハ115-1555
上越線 普通 754M 水上(19:54)→高崎(20:56) クハ115-1201


上越線 普通 754M列車 [115系車両] (高崎)


高崎線 快速 2320Y列車 [E231系車両] (高崎)
いずれも平成22年3月7日撮影

今日は西金沢からずっと国鉄車両の旅だったが、それも終りである。座席の固いE231系で居眠りしながら群馬県から埼玉県に入る。大宮と南浦和で乗り換えて千葉県の新松戸に帰ってきた。 (おわり)

高崎線 快速 2320Y 高崎(21:05)→大宮(22:24) クハE230-8042
京浜東北線 普通 2251B 大宮(22:33)→南浦和(22:45) クハE232-1016
武蔵野線 普通 2225E 南浦和(22:54)→新松戸(23:21) クハ205-55

ふらり北陸 金沢散策

2011-02-13 12:40:00 | 列車の旅

石川橋 (石川県金沢市兼六町)

金沢駅からバスに乗る。100円のバスもあるようだが、普通の路線バスに乗車。金沢市街を走り、兼六園下で下車する。北陸鉄道グループではICカード乗車券「ICa」を導入している。相互利用できるカードはなさそうで、現金で運賃(200円)を支払う。

ほくてつバス 金沢駅(9:40)→兼六園下(9:49) 35-104


兼六園 桂坂口 (石川県金沢市兼六町)

卒業旅行なのか若い人が多い。しかし今日は寒い。この人の流れに乗って兼六園に入ってしまいそうだが、今日は兼六園には入らない。


金沢城公園 (石川県金沢市丸の内)

石川橋を渡ってこちらへ。


石川門(重要文化財)

天正11年(1583)に前田利家公が入城し、明治2年までは加賀藩前田家の居城だった金沢城。維新後の城址は陸軍省が、戦後は金沢大学が利用していたが、大学が移転して跡地を国より石川県が取得して、公園として復元整備がされている。


橋爪門続櫓


河北門


内堀と五十間長屋

お城から坂を下り、香林坊へ。ここが金沢の繁華街という。香林坊を抜け、犀川に至る。


犀川大橋 (石川県金沢市片町)


橋の下の流れは犀川


にし茶屋街 (石川県金沢市野町)


風情のある街並み
いずれも平成22年3月7日撮影

犀川大橋を渡った先に、にし茶屋街がある。「にし」が平仮名なのが気になるが、ひがし茶屋街もある。いい風情で、さすがは加賀百万石の城下町である。 (つづく)