旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

再び九州 長崎へ

2021-03-31 07:00:00 | ドライブ

客室の様子!

令和3年1月24日日曜日。再び九州に出掛けてきた。12月に九州を一周したけど、長崎県には行っていない。長崎県のどこに行くか決めてないけど九州を目指す。関門トンネルを抜けて山口県より福岡県へ。長門より豊前へ。北九州都市高速のどこかで豊前より筑前に入る。都市高速より国道200号に入り筑豊へ。バイパスで走りやすい。国道201号八木山バイパスとの交差点。福岡市へは国道201号だが、国道200号を直進する。今日は福岡市に行かない。冷水道路の冷水トンネルを抜ける。有料道路だと記憶していたが、八木山バイパス同様に無料開放されていた。トンネルで筑豊を抜ける。国境のトンネルかと思ったが、まだ筑前である。付近の筑豊本線に筑前山家駅があり、国道200号も朝倉郡筑前町を通る。国道終点で国道3号に入る。鳥栖方面へ。福岡県より佐賀県へ。筑前より肥前。長崎自動車道鳥栖IC付近を通過し国道3号から分かれ、カーナビケーションに言われるがまま走る。鹿児島本線鳥栖駅近くの今日の宿に到着。車を停めてチェックインして、急いで客室へ。


客室には最中

急いでいたが、無料のコーヒーは貰ってきた。部屋に用意されていたお菓子と味わう。


隠岐の海関に大栄翔関

急いでいたのはお相撲を見るため。一月場所の千秋楽である。注目の取組は突き出しで大栄翔の勝ち。13勝2敗で大栄翔関の初優勝が決定した。


これより三役kirakira2




おめでとう、大栄翔関kirakira2


埼玉県出身力士の幕内優勝は初めてだそう


ホテル近くの商業施設へ!

佐賀県ではないが、隣接する福岡県では何とか宣言が出ている。鳥栖市の位置からして影響があるのではと早めに夕食に出掛けてきた。お店に入って店員さんにアルコールについて尋ねると特に変わりはないそう。杞憂だったか。しかし店員さんが再び席に来て、アルコールは7時までと告げられる。6時半に出掛けてきてよかった。


beer キリン一番搾り ジョッキ(400円)

麦酒でドライブの疲れを癒す。


キャベツとアンチョビのソテー(200円)

麦酒を飲んでいたら7時が近づいてきた。麦酒を飲み終えてないが追加注文する。


グラスワイン白(100円)

他の料理は来ていないが、葡萄酒と追加の伝票が先となる。


ペペロンチーノ(300円)

キャベツとアンチョビのソテーを投入しても美味しい。


プチフォッカ(150円)

他の料理も運ばれてくる。


若鶏のディアボラ風(500円)

九州でも安定の美味しさ。旅先で何か食べたいものがあれば別だが、特になければ値段も味も分かっているサイゼリヤでいい。ごちそうさまでした。


サイゼリヤ フレスポ鳥栖店 (佐賀県鳥栖市本鳥栖町)



サイゼリヤは北はみちのく仙台から、南は九州鳥栖まで利用している。九州の店舗を利用するのは初めてか。鳥栖駅に立ち寄り、売店のファミリーマートでアイスを買ってゆく。


でっかいバニラモナカ(130円) これまで令和3年1月24日撮影

ホテルのコーヒーをもう一杯貰い、アイスを食べて就寝する。


客室からの眺め! これより令和3年1月25日撮影

令和3年1月25日月曜日。鳥栖のホテルで目覚める。窓からは隣の集合住宅が見えるだけ。


ホテルの別の窓からは鳥栖駅、サッカー場が見える!

試合のある時はこのホテルもサッカー観戦のお客さんで賑わうのだろう。


朝食バイキング

素泊まりも出来るが、朝食付きのプランにしてある。和惣菜の種類が多いので嬉しい。美味しい。


coffee 食後にコーヒーとデザートも…

ごちそうさまでした。


JR九州 特急〔かもめ4号〕 2004M列車 [885系] (鳥栖)

駅を見ると〔かもめ〕が入ってきた。12月に乗ったばかりだが、今回は鉄道には乗らないし駅のかしわうどんも食べない。以前、かしわうどんにごぼう天の入ったのを食べたが実に旨かった。


プラザホテル鳥栖 (佐賀県鳥栖市本鳥栖町)



快適なホテルをチェックアウトする。なお料金は旅行サイトの朝食付きのプランで4,890円だった。駐車料金は要らない。鳥栖駅を見て出発。国道34号を長崎方面に向かう。長崎本線をアンダーパスで潜る。九州新幹線の高架も潜る。前方を馬運車が走っている。佐賀にも競馬場があったなと思っていたら、すぐに競馬場があって曲がって行った。佐賀競馬場は鳥栖にあったのか。吉野ヶ里遺跡の近くを通る。30年位前に行った事があるが、国道34号を走るのはそれ以来である。ここは吉野ヶ里町となっている。町の名前が違うなと思ったら、平成18年に神崎郡旧三田川町・旧東脊振村が合併して発足したそう。長崎本線に吉野ヶ里公園駅があるが、平成5年に三田川駅より改称されている。鳥栖と佐賀という大きな街を結ぶ国道なのに往復2車線だったが、佐賀市の辺りから往復4車線となる。佐賀駅の北側を通るバイパスになって景色は一変する。肥前山口駅付近を過ぎ往復2車線となる。長崎自動車道武雄北方IC付近を通過、そして佐世保線武雄温泉駅付近を通過する。建設中の新幹線の高架線が国道と交差する。


九州新幹線(西九州ルート) (武雄温泉-嬉野温泉)

博多駅(福岡県福岡市博多区)と長崎駅(長崎県長崎市)を結ぶ路線で、博多-新鳥栖間は営業中の九州新幹線を走り、新鳥栖から新幹線が建設されるのだろうと思っていたが、新鳥栖-武雄温泉間は在来線(長崎本線・佐世保線)を利用するのだそう。武雄温泉-長崎間のみ新幹線を建設し、令和4年秋に開業予定となっている。新幹線と在来線では軌間が異なり、そのままでは直通運転が出来ない。以前、九州新幹線が新八代-鹿児島中央間で先行開業していた時、博多-新八代間(在来線)は特急〔リレーつばめ〕、新八代-鹿児島中央間は新幹線〔つばめ〕が走り、新八代で同一プラットフォームでの乗り換えが行われていたが、同じ事を武雄温泉でするのだそう。新幹線の標準軌(1435mm)と在来線の狭軌(1067mm)のどちらも走行出来る軌間可変電車(フリーゲージトレイン)を開発していたが、西九州ルートへの導入は断念された。国道34号が左に分かれてゆき、直進する国道35号に入って行く。佐世保線に沿って佐世保へ向かう。立体交差する橋梁がレンガ造りでいい感じ。道の駅で休憩する。


道の駅 山内 黒髪の里 (佐賀県武雄市山内町大字三間坂甲)



道の駅を出発。有田焼の有田町を通る。松浦鉄道に乗りに来なければと思う。佐世保が近くなり、ラジオでAFNを聞いてみるが、まだ受信状態は良くない。特に峠でも川でもない場所で佐賀県より長崎県に入る。九州一周の途中で立ち寄らなかった長崎県にようやくやってきた。佐世保市街地を走る。佐世保線を国鉄色の気動車が走っており眼が行くが、それどころではない。国道35号は往復4車線となったが、坂や曲線で走りづらい。広島県呉市の休山トンネルがなかった頃に通った呉越峠を思い出す。往復4車線だが車線の幅が狭い気がする。交通量が多いので4車線なのだろうが、大型車がいると緊張する。坂が終わり佐世保駅付近を走る。佐世保線乗りつぶしで佐世保駅に来ているが、駅舎から遠くに行っていない。高架駅は工事中だった。今回初めて車で走って大きな都市だと感じる。国道35号終点を過ぎ、国道204号に入る。平地は終わり、また坂となる。港町である。高速道路のサインが出ているが入らなかった。西九州自動車道の無料区間である。前回、東九州自動車道、南九州自動車道の開通区間を走っておいて西九州自動車道を走らないのは失敗したが、今入ってもすぐに終点である。佐世保市より北松浦郡佐々町に入る。長崎自動車の武雄JCTから西九州自動車道に入り、佐世保市を抜けた高速道路も佐々ICで終点。佐々IC-松浦IC間は事業中である。佐々町より佐世保市にまた入る。地図で見ると佐々町が周りを佐世保市に囲まれている。峠道で佐世保市より平戸市に入る。市内に入ったが目指す目的地はまだ先。道の駅で休憩する。


道の駅 昆虫の里たびら (長崎県平戸市田平町深月免)
これまで令和3年1月25日撮影



道の駅は北松浦郡旧田平町に位置する。国鉄松浦線平戸口駅は日本最西端の駅だったが、第三セクターの松浦鉄道西九州線となってから、たびら平戸口駅に改称された。そこで田平町の名を知ったので、改称の効果はあったと言える。平成17年に平戸市・北松浦郡田平町・生月町・大島村が合併して、新たに平戸市となっている。平成15年に沖縄都市モノレール線(ゆいレール)が開業して、日本最西端の駅は那覇空港駅となった。今もたびら平戸口駅が2本のレールの上を走る鉄道の日本最西端の駅ではある。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 那覇空港駅
(沖縄県那覇市字鏡水) 令和2年7月2日撮影


日本最西端の駅 ゆいレール 那覇空港駅
E 127°39′8″ N 26°12′23″

令和2年7月2日撮影





道の駅を出発。旧田平町内の国道204号を行く。国道383号の分岐で左折する。平戸瀬戸に架かる平戸大橋を渡る。九州本土より平戸島に入る。橋の近くに公園があり、車を停める。


平戸大橋を渡って平戸島へ! これより令和3年1月25日撮影


国道383号 平戸大橋 (長崎県平戸市)



初め平戸を訪れるが、この橋もきれいである。


平戸公園駐車場 (長崎県平戸市岩の上町)



平戸大橋の写真を撮ると、平戸市街地に向かわず、国道383号を走り続ける。大きな島である。島の先まで行く訳ではない。目的地に着いたが、駐車場所に困る。ウロウロして国道に面した港に駐車場があり車を停める。


穏やかな漁港




鄭成功門

唐様の門が建つ。


旧道の街並みがいい感じ



鄭成功門から真っ直ぐゆくと神社の鳥居が見える。石段を上がると神社の隣に鄭成功紀念館があるのだ。


鄭成功紀念館 (長崎県平戸市川内町)


母の田川マツと福松(鄭成功の幼名)の像



紀念館を見学してきた。他に見学者はなかった。年配の男性が係の方で、鄭成功について知っているのか尋ねられたので、まあある程度はと。台南も訪れているが、生まれた平戸に記念館があるので来てみたと伝えた。陳舜臣先生の小説のイメージでいるので、史実と異なる事もあるだろう。中で纏められた映像を見せていただき、お礼を言って退出した。


これまで令和3年1月25日撮影



鄭成功については、他のきちんとした資料を見ていただきたい。ここに記念館があるのは、鄭成功が明国人の父鄭芝龍と日本人の母田川マツとの間に寛永元年(1624)に平戸で生まれたから。母が平戸の人という事は知っていたが、平戸の城下町のある方ではなく、静かな浜の生まれとは知らなかった。7歳で父のいる明国泉州に渡り、名を森と改める。南明永暦16年(1662)に台湾台南で没している。


安平古堡 (臺南市安平區國勝路) これより民國107年(2018)11月25日撮影




民族英雄 鄭成功 これまで民國107年11月25日撮影




鄭成功畫像 (赤崁樓)
民國95年(2006)11月27日撮影




鄭成功紀念公園 (長崎県平戸市川内町)
これより令和3年1月25日撮影

平戸の城下に向かう途中で鄭成功紀念公園に立ち寄る。




東アジアの英雄 国姓爺 鄭成功





嘉永5年(1852)に平戸の藩学を司った葉山鎧軒撰文により建てられた紀念碑だそう。



肥前國平戸嶋千里濱云々…
明延平郡王鄭将軍成功云々…


戰捷記念碑


千里ヶ浜海水浴場

四百年も昔に鄭芝龍の船が入ったであろう浜を後にする。


平戸港にやってきた!


平戸城が見える!


天主堂も…

港に来るまでに細い旧道走ったが、魅力的な街並みだった。本来なら平戸の城下を観光するべきだろうが、到着が遅かった。宿は鳥栖ではなく佐世保辺りなら都合がよかったが、昨日は早く宿に入ってお相撲を見ようとしたので仕方がない。ちょっと遅いお昼ご飯を食べて行く。港の駐車場は最初の2時間まで無料でありがたい。港近くの食堂に入る。


平戸ちゃんぽん(750円)

食べたかったちゃんぽんを注文。


いただきます♪

これは旨い。平戸と長崎とで味は違うのだが、平戸のちゃんぽん旨い。麵も具もスープもいい。ごちそうさまでした。


もりとう食堂 (長崎県平戸市崎方町)

港の前の食堂の佇まいからして美味しそう。




平戸市観光案内所 (長崎県平戸市崎方町)

今度はゆっくり平戸を訪れよう。平戸大橋を渡り九州本土に戻る。国道204号を唐津方面へ。松浦鉄道の線路が見える。そちらも乗りたい。松浦市に入ると巨大な発電所が現れる。もう少し先の西九州自動車道松浦ICから流入する。福岡方面が開通しており、松浦IC-佐々IC間未開通は前述の通り。暫定往復2車線で通行無料である。無料はいいが、前を速度の遅い車が走っている。制限速度を下回っている。悪天候でも何でもないのに。長崎県松浦市より佐賀県伊万里市に入る。このまま福岡まで高速が繋がっていたらいいが、開通しているのは山代久原ICまで。再び国道204号に戻る。一般道だが流れはよい。伊万里市街地で国道202号に入り、福岡方面へ。街外れの伊万里東府招ICから西九州自動車道に流入。ここも暫定往復2車線だが通行無料。交通量は松浦から伊万里への区間より多い。



唐津市に入り二丈鹿家ICからは西九州自動車道ではなく、国道202号のバイパスに入る。自動車専用道路ではない。佐賀県唐津市より福岡県糸島市に入る。肥前より筑前へ。佐賀県も長崎県も肥前だった。長崎県は本土以外に壱岐と対馬の二国がある。バイパスを走っていると途中まで信号もなかったが、道路沿いに普通に飲食店が現れる。平地に降りると交差点に信号機、ガソリンスタンドやコンビニエンスストアもあり、やはり自動車専用道路ではない。ようやく西九州自動車道となる区間。前原TBをETCで通過。周船寺ICまでの料金が徴収される。ここは往復4車線の高速道路である。福岡西TBもETCで通過。周船寺ICからの料金と福岡都市高速の料金が徴収される。西九州自動車道起点の福重JCT。都市高速の環状線に接続する。



前回野芥から外回りを走ったので、今回は内回りを走る。月隈JCTから太宰府ICに行けるが、福岡ICに行くべく環状線をまだ行く。近くに福岡空港がある。千鳥橋JCTより1号香椎線へ。前回の反省を踏まえて、貝塚JCTより4号粕屋線へ。福岡ICまで行かず粕屋で降りて国道201号を八木山BP経由で飯塚市へ、国道200号もバイパス経由で北九州市へ。北九州都市高速を通り、筑前より豊前に入り、門司から関門トンネルで福岡県北九州市より山口県下関市に入る。豊前より長門へ。日も暮れた国道2号を大阪方面へ。埴生ICから高速を利用する事が多いが、そのまま国道を行く。宇部市から山口市の辺りで長門から周防に入る。自動車専用道路の国道2号小郡道路を行く。さすがに長時間の運転で草臥れた。山口南ICから山陽自動車道に流入し、富海PAでようやく休憩する。玖珂ICで流出し、岩国市内で給油してから帰宅した。

特急〔WEST EXPRESS 銀河〕

2021-03-26 10:00:00 | 鉄道

JR西日本 山陽本線 小瀬川橋梁 (大竹-和木)

令和3年1月12日火曜日。小瀬川の河川敷にやってきた。こちらは山口県玖珂郡和木町。対岸は広島県大竹市。県境であり、周防と安芸の国境を流れる川である。列車を見ようとやってきたが、お目当ての列車が来るまで少し時間がある。鳥を見て過ごす。






JR西日本 山陽本線 普通 1543M列車 [227系] (大竹-和木)

普通列車がやってきた。


JR貨物 EF210形電気機関車 310号機 (大竹-和木)

桃太郎がやってきた。


JR西日本 山陽本線 普通 1554M列車 [227系] (大竹-和木)

普通列車がやってきた。


JR西日本 山陽本線 普通 513M列車 [227系] (大竹-和木)

227系しか来ない。


小瀬川橋りょう 設計 日本国有鉄道広島鉄道管理局

橋梁のプレートを見る。「梁」の字が仮名書きされているのは当用漢字にないからだろうが、甚だ不体裁である。しゅん功(竣功?)明治30年とあるのは山陽鉄道開通時の初代の橋梁の事か。山陽鉄道の国有化は明治39年である。明治期に国鉄広島局はないので設計しようがないが、今の橋梁はいつ架かったのだろうか。


JR西日本 特急〔WEST EXPRESS 銀河〕 9071M列車 [117系] (大竹-和木)

お目当ての列車がやってきた。大阪発下関行の下り列車である。




これまで令和3年1月12日撮影

新快速で走っていた117系が多彩に改造されている。是非とも大阪から乗ってみたい。みどりの窓口で特急券を発売する話だったが、当面は旅行会社の旅行商品として販売されるそう。




JR西日本 特急〔WEST EXPRESS 銀河〕 9072M列車 [117系] (神代-大畠)
これより令和3年1月14日撮影

令和3年1月14日木曜日。下関発大阪行の上り列車を見てきた。



12月から東海道本線・山陽本線を昼行で走っているけど、3月になると倉敷から伯備線・山陰本線を走る夜行列車になる。


国道437号 大島大橋 (山口県大島郡周防大島町・柳井市)

列車の写真は大島大橋の歩道から撮影していた。これが橋の全景。手前が大島(屋代島)、対岸が本土である。


防予フェリー 〔おれんじじゅぴたー〕(695t)

大島大橋の架かる大畠瀬戸を航行するフェリー。柳井港(山口県柳井市)と三津浜港(愛媛県松山市)とを結ぶ。


トクヤマ海陸輸送 〔がんばろう,日本〕(1,830t)

貨物船が大畠瀬戸を通過。


がんばろう,日本
Ganbaro, Nippon


スローガンが書かれているのかと思ったら、これが船名だった。平成23年東北地方太平洋沖地震の発生した年に進水した。震災からはや10年。



ぐるり九州 九州より本州へ

2021-03-23 18:00:00 | ドライブ

客室からの眺め!

令和2年12月29日火曜日。若松のホテルで起床。窓から見える川向こうは八幡西区。


ホテル内の別の窓から朝日を拝む!


朝食バイキング

朝食は無料。素泊まりの設定がないともいえる。別料金でも大体朝食は付ける。無料朝食には流石にお刺身はなかったが概ね満足。美味しくいただいた。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

ごちそうさまでした。


HOTEL AZ 北九州若松店 (福岡県北九州市若松区二島)



快適なホテルをチェックアウト。会計はチェックイン時に済んでるが、宿泊料金は5,150円だった。これには宿泊税が含まれる。福岡県で宿泊すると200円(福岡市は宿泊料金2万円以上だと500円)が上乗せされる。福岡市で宿泊税が要る記憶はあったが、北九州市も対象という事を忘れていた。駐車場から車を出す。若松市街地へ。途中、片側二車線のうち左車線に車が停まっているので何かと思えば、お肉屋さんに列が出来ていた。お正月の買い出しだろうか。洞海湾を挟んで対岸は戸畑区という若松駅にやって来た。乗りつぶしで訪れて以来である。


若松駅の駐車場に到着!



駐車場は元々広い構内の一部で、たくさんの線路があったのだろう。


JR九州 筑豊本線 若松駅 (福岡県北九州市若松区白山)

明治24年開業の若松駅。福島県にも明治32年に若松駅が開業しているが、大正6年に会津若松駅に改称されている。若松市も福岡県と福島県にあったが、昭和30年に福島県若松市が合併により会津若松市に、昭和38年に福岡県若松市は合併で北九州市となった。政令指定都市となり、旧若松市は若松区となる。


駅頭の様子!





筑豊本線若松-桂川間はSUGOCA福岡・佐賀・大分・熊本エリア。交通系ICカードが出来る。自動改札をSuicaで入場する。このエリアは関門トンネルを抜けて本州の下関まで利用出来る。しかしJR西日本ICOCAエリアとは繋がっていない。


筑豊本線 0キロポスト


車止め


列車が入っている!


819 DENCHA DUAL ENERGY CHARGE TRAIN

筑豊本線のうち若松-折尾間と桂川-原田間は非電化区間。普通なら気動車(ディーゼルカー)が走るところだが電車が入っている。蓄電池で非電化区間を走るのだ。気動車を電車と言う向きには説明は割愛する。


クハBEC818 303


BEC819系の車内の様子!


BEC819系の座席!


JR九州 筑豊本線 普通 6643M列車 [BEC819系Z303編成] (若松)


モニターでは電車の仕組みを紹介!

これを見るとクハに蓄電池があるそう。


扉にはキャラクター犬“くろちゃん”


metro 筑豊本線で若松を出発symbol6


複線だが架線はない! (若松-藤ノ木)

電車の加速。ディーゼルエンジンで発電機を回して発電し、その電力で電気モーターを回して動くハイブリット気動車には、小海線[キハE200形]と東北本線・仙石線(「仙石東北ライン」と案内)[HB-E210系]に乗った事があるが、こちらはディーゼルエンジンがないので音は静かである。二島に到着。泊まったホテルの最寄り駅だが、ホテルで見掛けたお客さんも乗ってきた。川を渡り若松区から八幡西区に入る。だんだん乗客が増えてきて終着の折尾に到着。


JR九州 筑豊本線 普通 6643M列車 [BEC819系Z303編成] (折尾)


metro 筑豊本線で折尾に到着symbol6

筑豊本線 普通 6643M 若松(9:47)→折尾(10:02) クハBEC818-303 運賃280円


パンタを上げて充電中!

先日、烏山線・東北本線で非電化区間では蓄電池、電化区間では架線から集電して走るEV-E301系に乗ってきたばかり。烏山線の終点烏山駅(非電化区間)では充電設備があり、停車中に充電していたが、筑豊本線では若松駅(非電化区間)に同様の設備はない。電化区間の架線からの充電で充分なのでしょう。ちなみにBEC819系は香椎線でも走っており、非電化の香椎線の香椎駅に架線を張り充電しているそう。BEC819系は60Hz交流用だが、東北本線・烏山線を走るEV-E301系は直流用。他に奥羽本線・男鹿線には50Hz交流用のEV-E801系も走っている。


JR九州 筑豊本線 普通 6529H列車 [817系V114編成] (折尾)

プラットフォームの向かいには普通の電車。


原田方を望む!


若松方を望む!


架線は折尾を出てすぐに終わる…


⑥のりば BEC819系Z303編成 ⑦のりば 817系V114編成


真新しい駅構内!

ピカピカの駅だが、まだ入れない場所があって仮設通路を通る。




③④⑤のりばが鹿児島本線となる予定!


旧筑豊本線プラットフォーム

写真奥が原田方だった。線路は切り替えられている。


新しい高架駅で塞がれた元の若松方

明治24年開業の九州鉄道(現鹿児島本線)と筑豊興業鉄道(現筑豊本線)の折尾駅は約1km離れた場所にあったそう。明治28年に今の場所に移転し、地上が筑豊鉄道(筑豊興業鉄道より改称)、高架が九州鉄道という日本初の鉄道の立体交差駅が出来た。今はその役目を終えて高架駅となり、折尾駅の西側のトンネルで立体交差するようになった。なお筑豊鉄道は明治30年に九州鉄道に合併された。その九州鉄道は明治40年に国有化。昭和24年発足の日本国有鉄道を経て、昭和62年からは分割民営化でJR九州の路線となっている。




堀川運河

駅の外に出てきた。運河沿いがなかなかいい雰囲気。



折尾には西日本鉄道北九州本線熊西-折尾間が廃止される前に乗りに訪れているが、当時の停留場がどこにあったか見当がつかない。建物は解体されたそう。北九州の西鉄電車は廃止された後も黒崎駅前-熊西間は西鉄が保有していたが、平成27年に乗り入れていた筑豊電気鉄道に譲渡されて西鉄の路線ではなくなった。かつて北九州線は門司まで線路は伸びていて、昭和50年代に門司区か小倉北区で路面電車を見掛けた事がある。


JR九州 鹿児島本線 折尾駅《東口》 (福岡県北九州市八幡西区堀川町)

大正5年竣工の実に瀟洒な駅舎があったのだが、今回の工事に伴い取り壊された。仕方がないのだろうが、実に惜しいと思う。




「ありがとう折尾駅舎」 また逢う日まで

以前、北九州空港でメーテルを見掛けた。小倉駅では車掌さん見掛けた。当たり前?、JR九州の車掌さんではなく銀河鉄道の車掌さんである。


JR九州 鹿児島本線 折尾駅《鷹見口》

鹿児島本線・筑豊本線の本線上の駅と少し離れた位置に鷹見口がある。本線は立体交差しているが、両路線を接続する為に短絡線が敷かれている。国鉄時代には寝台特急〔あかつき〕などが鹿児島本線から筑豊本線に入るのに通っていた。筑豊本線経由の寝台特急は廃止されたけど、短絡線にはそれまでなかったプラットフォームがJR九州になって設けられた。他のプラットフォームとは連絡通路で繋がっておらず、例えば東口で一旦出場して、駅の表の道を歩いて鷹見口で再入場して乗り換えとなる。JTB時刻表には「約150メートル離れています」の注意書がある。


改札口と出札口




令和3年1月2日、新駅舎オープン!

年が明けたら新駅舎に。ただし鷹見口は短絡線の高架への切り替えまで今のまま。短絡線を高架線にして鹿児島本線の側に移し、鷹見口を閉鎖したら完成なのかなと思う。






キティちゃんのバスが停まっているkirakira2

それより北九州市営バスがある事を知らなかった。西鉄だけかと思っていた。


北九州市交通局 ハローキティ キャラクターバス1号車(ファミリーVER.)


分かれる線路の間にあるのが千葉駅を想わせる…


令和3年1月2日オープンの新駅舎が!

旧駅舎の外観を再現したそう。




JR九州 鹿児島本線 折尾駅《北口》


改札口


JR九州 筑豊本線 普通 6644M列車 [BEC819系Z303編成] (折尾)

若松から来た列車で引き返す。


車端部にはお手洗いではなく機械室


ただいま、架線からのエネルギーを充電中!


クモハBEC819-303 HITACHI 平成31年

日立製作所という事は山口県産か。


metro 筑豊本線で折尾を出発symbol6


江川を渡って八幡西区より若松区へ! (二島-本城)

泊まっていたホテルが見える。


JR九州 筑豊本線 普通 6644M列車 [BEC819系Z303編成] (若松)


metro 筑豊本線で若松に到着symbol6

筑豊本線 普通 6644M 折尾(10:25)→若松(10:40) クモハBEC819-303 運賃280円


パンタを下げている!


1面2線の構内!


出札口と改札口

無人駅ではないが、出札口は午前6時半から8時間半のわずか2時間の営業。


東筑軒 若松駅うどん店 (福岡県北九州市若松区白山)

うどん屋さんは午前7時から午後6時(L.O 午後5時40分)までの営業。折尾駅の東筑軒で、かしわめしのお弁当もあるし、かしわうどんもある。ちょっと食べたいが、まだ空腹ではない。


駅の側にはファミリーマート

JR西日本だとセブン‐イレブンだな。


駅の側に広大な敷地!


静態保存の蒸気機関車が!


9600形蒸気機関車 19633号機

大正6年製造。旧若松機関区跡にて展示されている。


あまりにも保存状態が悪すぎる…

今まで見たSLの中で一番状態が酷いかも知れぬ。




見ていて辛い…


若松駅操車場跡

筑豊本線は筑豊炭田の石炭輸送の為に筑豊興業鉄道が敷設。若松が石炭の積出港だった。


かつての石炭の集積地に平成31年製造の蓄電池電車


JR九州 筑豊本線 普通 6647M列車 [BEC819系Z303編成] (若松)

次の列車は直方行。非電化区間と折尾の先の電化区間に跨って走る。


床下には蓄電池がギッシリ!



鉄道の旅から自動車の旅に戻る。若松駅の駐車場は交通系ICカードが利用出来る。Suicaで料金を支払い出庫する。若松駅からすぐに若戸大橋へ。洞海湾を渡って、若松区より戸畑区へ。以前渡った時は有料道路だったが知らぬ間に無料開放。写真を撮るべく戸畑の埠頭へ。


国道199号 若戸大橋 (福岡県北九州市戸畑区・若松区)





色がいい。金門橋っぽい。スケールが違うが。さて門司へ向かう。都市高速があるが、高架下の国道199号で行く。気にしていなかったが境川を渡り、戸畑区より小倉北区に入る。境川が国境で、筑前より豊前に入る。九州十箇国目ではなく、最初の一箇国目に戻る。ぐるり九州一周。高架の高速が終わり、小倉駅の北側を行く。小倉北区より門司区に入る。門司にはかつてサッポロビールの工場があったが、国道を走っていて判らない。往復4車線の道路が往復2車線となる。対岸の下関の見える海峡沿いの道を走る。門司港駅の手前で国道199号が国道198号となる。門司港駅前で右折。先日の門司港は閑散としていたが、今日は焼きカレーのお店に行列が見える。国道を離れてトロッコ列車の線路沿いなどを迷走する。ちょっとトイレ休憩にしたい。先日、いい駐車場を見つけた。ノーフォーク広場の駐車場に停める。無料である。せっかくなので関門橋の方に行ってみる。


関門自動車道 関門橋 (山口県下関市・福岡県北九州市門司区)







大きな船が海峡を通過しているのに、小舟が最峡部に留まっているのが気になる。駐車場に戻り出発する。もう九州でやり残した事はないか。関門橋を見てきたが、九州から本州へは関門トンネルを利用する。ETCは使えず、料金所ブースで一旦停止して現金で支払う。通行料金160円をキッカリ釣銭の必要ないよう渡す。領収書を貰い、料金係さんにありがとう。普通の事だったが、ETCになって懐かしい気がする。駅の改札口も自動改札になってそんな感じか。関門海峡を関門トンネルで抜け、福岡県より山口県に入る。豊前より長門へ。志布志市で給油してから燃料タンクが減って来たので、下関で給油する。自分も昼食にするか。九州でやり残した事があった。福岡のうどんを食べていない。もう一度トンネルを抜けるか。いや、下関市内に福岡のうどんチェーンのお店があったはず。こうゆう時はカーナビゲーションのものである。新下関駅近くのお店に到着する。昼時で混雑している。入口で名前を書いて待つ。一人なので程なくして席に案内される。


かしわごぼ天(660円) かしわおにぎり 2個(200円)

肉ごぼ天のうどんもいいけど、かしわうどんにしてみた。8月にここのチェーンの飯塚市の店舗に行った時、ごぼ天がなくて丸天にしたから、今日はどうしてもごぼ天が食べたかった。


一味をかけ、とろろ昆布を投入♪

実に旨い。麦酒に…運転があるので飲めない。かしわにごぼ天もいい。かしわおにぎりも旨い。福岡のうどんのチェーンをいくつか行ったけど、ここが一番好みに合う。メニューのぼた餅が気になるので、お土産に買って帰った。甘すぎず美味しいぼた餅だった。ごちそうさまでした。


資さんうどん 新下関店 (山口県下関市伊倉新町)



山口県にも店舗があるのはありがたい。岩国からだとここが最寄り店となるが、県内と言っても下関は遠い。ほぼ九州に行くくらいある。今日は若戸大橋、関門橋と来たが(渡ってないが)、もう一つ橋を訪れる。下関市内だが下関市街地からは遠い。旧豊浦郡旧豊北町であり平成17年に下関市に合併している。響灘沿いに国道191号を北上し、目的地に到着した。


山口県道276号角島神田線 角島大橋 (山口県下関市豊北町)








いずれも令和2年12月29日撮影

曇って来たけど、この海の青さ。橋を往復してから帰った。 (おわり)



ぐるり九州 鹿児島より若松へ

2021-03-17 07:00:00 | ドライブ

朝食は和洋ビュッフェ形式

令和2年12月28日月曜日。鹿児島のホテルで起床する。朝食会場は昨夜と同じ。なんと朝からお刺身が付いている。お醤油は二種類あるうち甘口を使う。生卵には辛口を使う。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

ごちそうさまでした。


客室からの眺め!

昨夜の雨は上がり、すっかりいい天気になっている。


チサン イン 鹿児島谷山 (鹿児島県鹿児島市南栄)



料理の美味しいホテルをチェックアウトする。会計はチェックイン時に済んでいるが、一泊二食付で7,750円からGo To トラベル事業で2,712円が引かれ、旅行サイトのポイント100円分も充当して、支払いは4,938円だった。なお、Go To トラベル事業は12月28日より一時停止となる。自走式の立体駐車場から出庫する。今回のホテル選びでは駐車料金無料が最優先。ホテル名に谷山とあるけど、指宿枕崎線の谷山駅、市電の谷山停留場とは少し離れている。鹿児島市の中心地とは距離がある。車線数の多い県道を北上する。鹿児島の街を走ってみて大きな街という印象を受ける。国道54号の緑井を行く風情がある。国道225号への合流で少し渋滞する。道なりに走っていて国道から離れてしまうが、桜島フェリーの港に行きたいのでこれでいい。港の辺りで写真を撮りたい。駐車場が1時間まで無料とあるので、ありがたく停めさせてもらう。


港の県営駐車場に車を停めて散策する!




桜島(1,117m)

昨日は見られなかったから、今日になってようやく桜島を目にする。前回見たのは平成27年7月に台湾に向かう飛行機の窓からだった。日豊本線の車窓から見たのが九州新幹線開業後の平成16年11月。港からじっくり見たのは平成15年11月か。その時はフェリーで桜島に渡ったが、今回は見るだけ。なお、桜島は大正3年の大噴火で大隅半島と地続きとなった。昨日は東九州自動車道を走る目的があったが、佐多岬からの帰りで桜島まで走って来てフェリーに乗るのもいい。


奄美海運 〔フェリーきかい〕(2,551t) (鹿児島本港北埠頭)

鹿児島と喜界島、奄美大島、徳之島、沖永良部島を結ぶフェリー。昭和63年に東京で喜界島出身の方にお世話になったが、それまで喜界島の存在は知らなかった。その後、リヤカーの時の映像で島の様子を目にするとは。



沖縄に入ったが、奄美はまだ行った事がない。飛行機で行くのがお手軽だろうが、フェリーで桜島を見て、錦江湾から出てみたい。




鹿児島放送局 (鹿児島県鹿児島市本港新町)


放送局の…


その先に伸びる道…


直進する道路は国道58号!


鹿児島市内区間の終点より起点を望む!


起点より0.7km

僅か700mの国道ではなく、ここ鹿児島県鹿児島市より沖縄県那覇市に至る国道58号の鹿児島市内にある区間である。それでは実際に車で走行するべく駐車場に戻る。


豊産業ビル (鹿児島県鹿児島市泉町)

歴史ありそうな建物が。大正期の建築のようである。


鹿児島市役所本庁舎 (鹿児島県鹿児島市山下町)

昭和12年竣工の市役所。そういえば鹿児島市を観光した事がない。列車に乗るのが目的だったり、佐多岬に行く時の宿泊地(今回もそう)だったりする。


鹿児島港桜島フェリーターミナル (鹿児島県鹿児島市本港新町)

ここは桜島フェリーのターミナル。鹿児島郡桜島町が運営していたが、平成16年に桜島町は鹿児島市に合併し、現在は鹿児島市が運営している。運賃は桜島側で支払う。自動車は有料道路の料金所のようなブースで支払う。明石海峡のフェリーも料金所ブースがあった。明石海峡大橋開通前に利用した事がある。ではフェリーターミナル向かいの駐車場から国道58号に向かう。


それでは車で国道58号を走行!

赤信号で停車中に撮影。国道58号は鹿児島市では朝日通りの名称がある。


途中で市電の軌道を渡る!

以前、近くの山形屋ではテナントでラーメンを食べ、かるかんを買った。猫まっしぐらではない。スポンジ状の上品なお菓子だった。


国道 58 ROUTE


0キロポスト

もう起点に到着した。キロポストには「← 850km → 鹿児島市 種子島 奄美大島 那覇市」ともある。無論それぞれが陸続きではない。海上区間があり走行出来ない。山口県だと国道437号が愛媛県松山市より山口県大島郡周防大島町、柳井市を経由して岩国市に至るが、県境は海上区間で走行出来ない(フェリー航路はある)。それに比べて何と壮大な海上区間であるか。


R58 起点 Origin 0km

これで沖縄県区間と鹿児島県区間のうち九州本土部分は走行した。残るは種子島および奄美大島だが、走りに行くべきか。さて、本来は付近に駐車場を探してに駐車してからじっくり撮影するところだが、いい塩梅に赤信号で停止したので車窓の写真で済ませる。


起点となる西郷隆盛銅像前交差点


西郷隆盛銅像











西郷さんの前で交差するのは国道10号。左折して少しで国道10号の終点である照国神社前交差点。そこは同時に国道3号、国道225号の終点でもある。福岡県北九州市小倉北区で別れた国道3号と国道10号が九州の西と東をそれぞれ南下し、ここ鹿児島県鹿児島市で再会するのだ。国道10号から国道3号に入り、カーナビゲーションの案内に従い川沿いの狭い道に入る。近道なんだろうけど、青信号の時間が短くて、大通りより余計に時間が掛かっていないか。何とか鹿児島中央駅前まで来たけど、どこに停めればいいか判らない。その辺をウロウロして駅の商業施設の駐車場に入る。場内は混雑していないが、屋上に停める。


駐車場からの眺め!

鹿児島中央駅構内がよく見える。


新幹線プラットフォームも見える!

東京から東海道・山陽・九州新幹線と伸びた線路が、ここ鹿児島中央で終わる。東京から直通列車はないけど。東京から北の東北新幹線に線路は繋がっていない。


九州新幹線のりば

九州新幹線から山陽新幹線に直通して新大阪まで1本の列車で行く事が出来る。山口県まで新幹線で帰ればすぐだろう。しかし車を自走して帰らなければならない。


在来線のりば これまで令和2年12月28日撮影


JR九州 新幹線〔つばめ6号〕 [800系] (鹿児島中央)
平成16年11月22日撮影


平成16年11月22日撮影

九州新幹線の鹿児島中央駅は一度しか利用した事がない。新八代-鹿児島中央間が部分開通した平成16年に下り列車でやって来た。帰りは肥薩線経由で新八代に戻った。


JR九州 L特急〔つばめ5号〕 5M列車 [787系] (西鹿児島)
平成15年11月25日撮影

前年には在来線の特急の〔つばめ〕で訪れている。駅名は西鹿児島だった。


寝台特急〔なは〕 32列車 [EF65牽引・24系客車] (新大阪)
平成15年11月26日撮影

そして寝台特急〔なは〕で新大阪へ。今は同じ駅を新幹線〔みずほ〕〔さくら〕が結んでいる。


新幹線〔さくら554号〕 554A列車 [N700系S11編成] (鹿児島中央)
これより令和2年12月28日撮影

駅の土産物店でかるかん饅頭など買ってゆく。かるかんで餡子を包んだお饅頭。二千円以上買ったので駐車料金無料となり駐車場に戻る。新大阪-鹿児島中央間で直通運転するN700系S編成(JR西日本)・R編成(JR九州)は普通車指定席の座席がいいので新大阪-広島間では好んで利用するが、九州で利用したのは熊本-新八代間の自由席のみ。広島から鹿児島中央まで新幹線で来てみたい。




JR九州 鹿児島本線 鹿児島中央駅 (鹿児島県鹿児島市中央町)



列車の見える駐車場を出て鹿児島を後にする。路面電車の走る道路の中央部の軌道は緑化されている。草が生えているより石畳の方が風情があって好みなのだが。電車通りで右折する。広島は運転本数が多いので気を遣うが、ここは問題なく右折する。トンネルを抜けて鹿児島ICへ。九州自動車道で帰るのが最速だが、直進して南九州自動車道鹿児島西ICへ向かう。九州自動車道は門司ICより八代ICまでは国道3号に沿っているが、八代ICからは内陸の人吉IC、えびのJCTを経由して鹿児島ICに至る。海側の国道3号に沿って八代-鹿児島間を結ぶのが南九州自動車道。ただし全通していない。東九州自動車道同様、なるべく南九州自動車道も走ってみようと思う。ここも暫定2車線。松元TBを通過。料金が表示されるが関係ないはず。今日まで西日本高速の九州の高速道路が乗り放題となるドライブパス利用中である。美山TBでも料金が表示されるが関係ないはず。せっかく乗り放題だがこの先の市来ICからは無料区間である。新幹線せんだい駅(川内駅)のある薩摩川内市へ。市内の薩摩川内水引ICで南九州自動車道は一旦途切れる。国道3号へ。



肥薩おれんじ鉄道線が見える。新幹線開業時に鹿児島本線八代-川内間がJR九州より第三セクターの肥薩おれんじ鉄道に移管された路線。急行〔かいもん〕、L特急〔有明〕、L特急〔つばめ〕、寝台特急〔なは〕で通ったが、移管後はまだ乗った事がない。国道が海沿いに出た。駐車スペースがあったので車を停める。


東シナ海を望む! (鹿児島県薩摩川内市西方町)






沖合に見えるのは甑島か!



青い海、青い空。都井岬、佐多岬を訪れた昨日もこんな天気ならよかったが仕方がない。


並走する国道3号と肥薩おれんじ鉄道線!

列車の車窓からも海が望める。三セクになってもまた乗ってみたい。出発して薩摩川内市より阿久根市に入る。道の駅があったのでトイレ休憩。


道の駅 阿久根 (鹿児島県阿久根市大川)



南九州自動車道が全通していれば便利だが、国道3号を走って東シナ海を見る事もなかったと思う。阿久根市街地に入ると南九州自動車道の緑のサインが見えるので、国道を離れ県道を内陸へ。阿久根ICより流入する。もう八代まで開通しているのかと思ったが、出水ICから先は未開通だった。国道328号を経て国道3号に戻る。出水には一万羽を超える鶴が飛来し越冬するそう。山口県の八代(周南市)にもツルが飛来するが数は少ない。鹿児島県出水市より熊本県水俣市に入る。薩摩から肥後へ。九州六箇国目。道の駅があったのでトイレ休憩。




道の駅 みなまた (熊本県水俣市月浦)


くまモンのパネルがお出迎え!



熊本県に入ったなという気がする。しかし県内で立ち寄ったのはここだけとなる。水俣市街地を走り、水俣ICより南九州自動車道に流入する。この先は全国の高速道路網に繋がっている。北は青森県まで繋がっている。この区間も通行料金は無料で交通量は多い。鹿児島から二箇所の未開通区間があったが、早く全線開通して欲しい。日奈久ICを過ぎると交通量は減る。この先は有料区間。日奈久TBを通過。八代JCTで九州自動車道に入る。これで南九州自動車道の開通区間は全て走ったと思う。えびのJCT、人吉IC経由の九州自動車道よりも時間は余計に掛ったが、車では初めて通る土地で興味深かった。

今回通らなかった人吉をはじめ球磨川水系では令和2年7月豪雨で甚大な被害が出ている。
心より御見舞い申し上げます。



往復4車線で最高速度は法定速度の九州の大幹線。走りやすいが交通量は多いし、なかなか気を遣う。PAを一箇所しか見掛けなかった南九州自動車道と違い、SA・PAが数多く設置されている。道の駅を見るとすぐ休憩していたが、今度は逆に休まない。熊本市も通過してゆく。



熊本県玉名郡南関町より福岡県大牟田市に入る。肥後から筑後へ。九州七箇国目。広川SAとか昔来た事がある。でも休まない。久留米ICを過ぎ、往復6車線となる。福岡県小郡市より佐賀県鳥栖市に入る。筑後から肥前へ。九州八箇国目。九州の高速道路が十字に交わる鳥栖JCT。北へ行けば福岡市・北九州市・本州方面。東へ行けば別府市・大分市方面。西へ行けば佐賀市・長崎市方面。今日は佐賀県で泊まろうか。Go To トラベル事業が一時停止となるので何も予約はしていない。鳥栖JCTより長崎自動車道に入る。金立SAに入り休憩。


長崎自動車道 金立サービスエリア(下り線) (佐賀県佐賀市金立町大字金立)



佐賀市まで来たものの九州乗り放題のドライブパスの期間は今日までだし、やはり北九州市まで戻っておこうと思う。九州を一周するつもりで長崎県には行かないのは心残りである。さて、長崎自動車道を引き返し、九州自動車道に戻るのが最速だが、ちょっと別の道を通ろうと思う。佐賀大和ICで流出。通行料金が表示されるが関係ないはず。佐賀県の県庁所在地佐賀市と福岡県の県庁所在地福岡市は隣接している。国道263号で抜けられる。福岡方面に進む。いい感じの山間に入って行く。県境まで思ったより距離がある。佐賀大和ICがあるのは旧佐賀郡旧大和町、その北は神崎郡旧三瀬村と合併で佐賀市となった町村が連なる。三瀬トンネル有料道路の料金所で停止する。ETCは利用出来ない。佐賀県道路公社の管轄でドライブパスも関係ない。通行料金320円を支払う。すぐに三瀬トンネルに入る。トンネルで県境を越える。佐賀県佐賀市より福岡県福岡市早良区へ。肥前より筑前へ。九州九箇国目。これで九州の全州を訪れた。長崎県には行かなくて心残り。熊本県と佐賀県はトイレ休憩だけなのも残念。福岡県側はループ橋もあって標高を下ってゆく。福岡市も長閑なところがあるなと思っていたが、すぐに家屋が多くなり、交通量の多い都市部で渋滞するようになった。福岡都市高速があるので利用しよう。環状線野芥ランプより流入する。料金所で料金が表示されるが、福岡北九州高速道路公社の管轄でドライブパスは関係ない。630円の請求がくるでしょう。ここの地下を地下鉄が走っていて、8月に訪れた七隈線橋本駅も近くにある。少し福岡市の地理が判った気がする。



海沿いに出てシーサイドももち辺りを通る。福岡ドームも見える。お相撲で行った福岡国際センターの側も通る。カーナビケーションは福岡ICに案内するが、古賀ICに行けなかったかと香椎方面に向かうが、高速道路は終わり国道3号に降りる。九州自動車道に接続しているのは福岡ICと太宰府ICの二箇所だったか。夕方だが、車線も多いし問題ないだろうと思ったが、渋滞して動かなくなった。時折、パトカーなどの緊急車両が通ってゆく。事故渋滞だった。後で聞いたラジオの交通情報によると反対の下り線で事故があり、車線を規制しているそう。上り線に事故はないのだが、それでも渋滞である。すっかり暗くなった。ようやく古賀ICから九州自動車道に流入する。素直に福岡ICから入ればよかった。八幡ICで流出する。料金が表示されているが関係ないはず。北九州都市高速に接続しているが、福岡北九州高速道路公社の管轄でドライブパスは関係ないので入らない。国道200号は渋滞しているが事故渋滞じゃなければいい。少し行くと渋滞は解消した。国道を離れて夜の八幡西区の道を走る。もうカーナビゲーションに従うのみである。国道199号に入る。若松区に入り、金立SAから電話予約していたホテルに到着した。


HOTEL AZ 北九州若松店 (福岡県北九州市若松区二島)

安心院のホテルがよかったので、貰っておいた一覧を見て若松のホテルを予約しておいた。ホテルの駐車場は無料。近くに大型商業施設があるので食事には困らない。ホテルに隣接する区画の料理店に入店。


キリンラガービール(中瓶)(550円)

今日も運転で草臥れたので余計に麦酒が旨い。奥の方にボトルキープらしき麦焼酎の瓶が見えるけど、今日は焼酎は飲まず麦酒だけにしておく。


鶏肉とカシューナッツ炒め定食(980円)

定食にはラーメンが付く。台湾ラーメンにしてみた。千円以下でこの品数。鶏肉とカシューナッツ炒めは、落花生の入った宮保雞丁ほど辛くない。ラーメンもご飯も普通の大きさで満腹。美味しかった。ごちそうさまでした。


台湾料理 錦城 二島店 (福岡県北九州市若松区二島)



九州最後の夜となるホテルに戻り就寝した。 (つづく)

ぐるり九州 佐多岬

2021-03-10 13:00:00 | ドライブ

佐多岬観光案内所 (鹿児島県肝属郡南大隅町佐多馬籠)

案内所に売店とお手洗いもある。それでは徒歩で展望台へ出発。


トンネルが口を開ける!


トンネルを抜ける…

ここを歩いた記憶がないが、歩いたのだろう。






展望台へのスロープ


佐多岬展望台

この展望台はまだ新しい。




展望台からの眺め!

雨は降っていないが、もの凄い防風である。持っている傘を飛ばされないよう、足で屋上の床に踏みつけて写真を撮る。


開聞岳(鹿児島県指宿市)

見事な円錐形。薩摩富士の異名に相応しい。


竹島と硫黄島(鹿児島県鹿児島郡三島村)


佐多岬


佐多岬灯台 (鹿児島県肝属郡南大隅町佐多馬籠)

灯台は九州本土ではなく、島にあったのか。




沖合には薄っすらと屋久島(鹿児島県熊毛郡屋久島町)




こちらは種子島

北から鹿児島県西之表市、熊毛郡中種子町、南種子町の三市町がある。国道58号が通るので走りたいが、ここも行くならレンタカーか。南種子町には種子島宇宙センターがある。曇ってはいたが島々がよく見えた。





前回、前々回とも、この撮影した場所まで来ていないな。


本土最南端 佐多岬
welcome to cape SATA
Japan mainland's southernmost point


ここで言う本土は北海道・本州・四国・九州の四島だが、本土に沖縄本島を含める事もある。一応、沖縄本島最南端の荒崎 (沖縄県糸満市字束里)を喜屋武岬から眺めている。




本土最南端 佐多岬 霧島錦江湾国立公園
The southernmost point of mainland Japan
satamisaki
Kirishima-Kinkowan National Park



コスモライン 〔プリンセスわかさ〕(1,864t)

鹿児島に向かう〔プリンセスわかさ〕。鹿児島港(南埠頭)と種子島・西之表港とを結ぶ。下りが鹿児島発8時40分、西之表着12時10分。上りは西之表発14時00分、鹿児島着17時30分。この他に鹿児島から種子島経由で屋久島を往復するフェリー〔はいびすかす〕、鹿児島の他に指宿発着もある高速船〔トッピー〕〔ロケット〕が運航されている。


草花を見ながら駐車場に戻るsymbol6










駐車場と展望台との間は高低差のある運動になる道のり…






本土最南端 佐多岬 令和2年12月27日

駐車場近くにも展望台がある。



平成元年9月2日に初めて佐多岬を訪れたが、その時見たのはこの角度の風景だった。灯台が島にある事は知らなかった。



今日行った展望台は岬の先の方で、灯台に近い、


砦のように見える!


岩崎與八郎翁顕彰碑

いわさきグループがここまで走って来た道路を昭和30年代に整備。岬にはレストハウスもあった。平成元年9月1日夜、門司港から急行〔かいもん〕のB寝台に乗り、2日朝に終着の西鹿児島(現鹿児島中央)に到着。西鹿児島駅発着の鹿児島交通の定期観光バスに乗り、フェリーで桜島に渡り観光してから佐多岬にやって来た。バスガイドさんの研修も兼ねていたようで、本来のガイドさんの他に新人ガイドさんも数名乗っていた。ここで昼食時間で、レストハウスで黒潮定食だったか、お刺身の定食を食べた。しかし、レストハウスは取り壊されて今はない。


佐多岬から望む島々


パッションフルーツジュース(350円)

歩いて来たので、売店でジュースを買って一休み。マンゴージュースにしようと思っていたが、国鉄分割民営化した頃にJR九州が出していた缶ジュースで飲んだ気のするパッションフルーツジュースにする。南国な感じがして美味しい。国鉄の頃に高崎鉄道管理局が上越新幹線大清水トンネルの湧水を販売していたが、今もJR東日本の駅では子会社が水はもちろん他の飲料も販売している。売店の人に30年前と変わった事を話すが、安房白浜駅の時と同じく浦島太郎状態である。こちらの記憶も曖昧だが。




灯台があるのは大輪島だった!







佐多岬にはまた訪れるだろう。そういえば、宗谷岬(北海道稚内市)、納沙布岬(北海道根室市)も久しく訪れていない。離島を含めた最北端(北海道蘂取郡蘂取村)・最東端(東京都小笠原村)・最南端(東京都小笠原村)には行けそうにもないが、最西端(沖縄県八重山郡与那国町)には普通に行く事が出来る。まだ行った事はない。さて、カーナビゲーションで鹿児島市のホテルを目的地にしようと思うが、最寄りのホテルのリストを見ると種子島のホテルが表示されている。鹿児島市より種子島・西之表市の方が近いのである。目的地設定は途中でするとして鹿児島市を目指す。雨も降りだした。来た道を戻る。南大隅町役場のある根占に到着。大隅半島の根占港と薩摩半島の山川港(鹿児島県指宿市)との間にはフェリーなんきゅうの航路があり、以前は南海郵船が運航していたと思うが、平成元年には定期観光バスで渡り、その後も自家用車で渡った事がある。しかし今日は乗らない。最終便も出てしまったようである。観光バスは池田湖観光して鹿児島に戻る丸一日かかる長大なコースだったが、途中までののコースにしていて、山川港でバスを降りて、鹿児島交通の路線バス(観光バスの運賃に含まれていたと記憶)で山川駅に向かい指宿枕崎線で西鹿児島に戻った。自家用車の時は池田湖を訪れたが、イッシーの姿は残念ながら見る事は出来なかった。肝付郡南大隅町より錦江町を経て鹿屋市に入る。錦江湾沿いを通っていた国道269号は海岸線を離れ内陸に入る。国道220号を西の海沿いに出れば、垂水港(鹿児島県垂水市)より鴨池・垂水フェリーが、桜島港(鹿児島県鹿児島市)からは桜島フェリーがあり、鹿児島市街地へ短絡出来る。山川・根占航路よりも便数は多く、桜島は24時間運航。船上で食べるうどんも魅力的だが、今日は乗らない。国道220号を東へ。往復4車線のバイパスを走る。自動車専用道路の緑のサインが出ており、笠之原ICより流入する。



暫定2車線の道路で東九州自動車道の開通部分かと思ったが大隅縦貫道(串良鹿屋道路)なのだそう。通行は無料。鹿屋串良JCTより東九州自動車道に入る。ジャンクションの形は出来ているが、志布志・北九州方面は開通しておらず、大隅縦貫道と東九州自動車道を接続するのみである。インターチェンジではないので一般道との出入は出来ない。新直轄方式なのでここの通行料金も無料。日没して暗くなってきた。雨も降って大変見にくい。暫定2車線だが時速80km制限である。あまりゆっくり走れない。インターの間隔が長い。末吉財部TBを通り、ここから有料となる。時速70km制限となる。無料区間より道路状態の良い有料区間の方が制限速度が低く抑えられているのは何故だろう。加治木JCTより東九州自動車道より九州自動車道に入る。北九州JCTで別れて久しぶりの再会。これで東九州自動車道の現在開通している区間は走ったと思う。鹿児島方面に向かう。往復4車線、時速80km制限。雨の夜道でもで白線は見やすく、舗装も良好。先程の東九州自動車道とは走りやすさが違う。姶良市より鹿児島市へ。姶良郡が大隅で、鹿児島郡が薩摩なので、姶良IC-薩摩吉田IC間で大隅より薩摩に入ったと思う。九州五箇国目。鹿児島TBを通過する。料金が表示されているけど関係ないはず。鹿児島ICを通過。九州自動車道はここまで、この先は指宿スカイライン。山田TBを通過。料金が表示されているけど、今度は関係ある。下関IC以南の西日本高速道路(NEXCO西日本)管轄の高速道路は4日間乗り放題となるドライブパスを利用しているが、指宿スカイラインは鹿児島県道路公社管轄(一部の無料区間は鹿児島県管轄)は乗り放題ではない。谷山ICで流出するのだが、出口が本線を直進。指宿方面が本線からランプに出てゆく形になっている。そのまま直進すると今夜の宿のある地区に到着した。




チサン イン 鹿児島谷山 (鹿児島県鹿児島市南栄)

ホテルの立体駐車場に車を停め、チェックインする。




客室の様子!


クーポンは鹿児島県、熊本県、宮崎県、沖縄県で使える!

なお、Go To トラベル事業は12月28日より一時停止。取りあえず今夜が最後か。クーポンを持ってホテル一階にある海鮮レストランへ。


生ビール グラス(330円+税)を注文したが…

瓶ビールとグラスが来た。注文を間違えたのかな。ちょっと高くなるなと思いつつ、出されたものは飲む。夜の雨の中のドライブで疲れたので、余計に旨い。


きびなご天ぷら(480円+税)

鹿児島に来たので、きびなごを食べよう。


いただきます♪

実に旨い。麦酒によく合う。ここは鹿児島。他のお酒にも合わせたい。


田苑(芋)グラス(400円+税)

ロックの芋焼酎に合わせてみる。非常に旨い。鹿児島に来てよかったと思う。


特上カツ御膳 ※宿泊料金に含まれる。

今日は一泊二食付にしてある。Go To トラベル事業の対象となるので二食付の方がお得。料理は七種類から選べるスタンダートのメニュー。もっと豪華なデラックスもあったが、予約時に今夜の体調、空腹具合など判らないので、食べきれないと嫌だからスタンダードにしたが、デラックスでも大丈夫な体調である。


ロースカツ

鶏好きだが、今夜はは豚。胡麻をすってソースに合わせる。トンカツも麦酒によく合い旨い。


お造り

お刺身も付いている。焼酎に合わせてまた旨い。


ここも二種類のお醤油が!

お刺身に甘口の方を使用する。大変美味しかった。ごちそうさまでした。追加注文となるきびなごとお酒の代金が1,331円。紙クーポンを使って残りの331円を現金で支払う。後日、レシートから帳面に写していて気付いたが、瓶ビールではなく、生ビール グラスで計算されていた。注文を聞き間違えたのではなく、商品を間違えていたのだ。損はしてないからいいか。



大漁市場 こんぴら丸 鹿児島谷山本店 (鹿児島県鹿児島市南栄)


練乳の味わい白くま(311円) いずれも令和2年12月27日撮影

今日のホテルはすぐ近くにセブン‐イレブンがある。まだ雨が降っているが傘をさして買い物へ出掛ける。久しぶりの鹿児島で大きなしろくまを食べたかったが、今回はこのアイスを食べて就寝する。 (つづく)