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金山町の印象

2015-07-13 18:14:11 | 日記
金山町の印象
“険しい尾根を越えて非常に美しい風変りな盆地に入った。ピラミット型の杉の 林で覆われ、その麓に金山の町がある。ロマンチックな雰囲気の場所である。私は ここ2、3日ここに滞在したいと思う・・・”(明治11年7月)
─イサベラ・バード女史(英国地理学会特別会員)の「日本奥地紀行」の一節より─
 私のかみさんが、秋田県湯沢市の出身のため、車で金山町を何度か通過したことがあった。峠を越えると盆地が広がり、夕闇の中にピラミットのような山が浮かび上がる光景が長く印象に強く残っていましたが、その場所が金山町と知ったのは、かなり後になってからである。
金山町は、羽州街道沿いに開けた宿場町で、白壁造の土蔵、住いが周囲の山々の緑に映える落ちついた街並みはバード女史が訪れて一世紀過ぎた今もあまり変わりなく“常緑杉山四方にめぐらして光静けき水清き町”を形づくっている。 この町民の共有する貴重な財産である金山らしい街並みや自然を保ち、さらにつくり上げて後世に引き継ぐことがわたしたちに課せられた重大な責務と考える。しかし、近年必ずしも町の風土、環境になじまない家並みが目立ちはじめる等、ふるさとのよさが失われつつある。
いまこそ、先人が伝えてくれた金山らしい文化、自然を生かし、地域経済の活性化を促しながら、街並み景観づくりを進めていかなければならない。















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