中小企業診断士の独り言

中小企業や商店街を支援している中小企業診断士のブログ

巣鴨地蔵通り商店街振興組合

2023-07-21 13:18:31 | 日記
巣鴨地蔵通り商店街振興組合
おばーちゃんの町、すがもの形成
 昭和の終わりごろから、おばーちゃんの原宿と言われるようになった。由来に公式なものは無く、来街するお客に合わせて各商店が商品を展開したのが、現状のようになりお客(高齢者)の社会情勢に合わせておばーちゃんの町になった。おばーちゃんの原宿のネーミングが良いのか、と思うが窓口を広げたほうが、セールスポイントが広がり、チャンスが広がる。
 資料から来街者を見ると、昭和61年は豊島区内からが61%超になる。平成9年は豊島区内は18%ほどで都内他区が60%ほどになり、平成16年には、豊島区内と都内他区の合計が80%弱になり来街者の広域化がうかがえる。また別の資料からは、年代により来街目的が、30代以下は、買い物が40%、観光が40%、その他20%になる。40から50代は、参拝が20%超、買い物が45%ほど、観光が5%ほど、その他が18%ほどになり、60歳代以上は、参拝が40%超、買い物が40%ほど、観光が10%ほど、その他が5%ほどになり、年代により来街目的が大きく変わっていることがわかる。
 おばーちゃんの原宿と言われる前の昭和34年には通りの両側に約450軒の露店が出店していたが、あまりの混雑に昭和40年頃、通りの片側に交互に出店するように規制された。昭和55年ごろまでは約250軒の露店が出店、その後は、180から190軒となり現在まで続いている。
*資料1:巣鴨地蔵通り商店街振興組合法人化60周年記念2013おばーちゃんのまち、すがも物語
*資料2:第13回中山道すがもまつり おばーちゃんのまち”すがも”むかし・いま・そして・・
現在の巣鴨地蔵通り商店街は、若い世代の来街者が増えている。店舗もカフェや医療系が増加している。コロナ前は、地方からバスなどで来街する方が多かったが、コロナで遠方からの方が減少したが、コロナ前のお客が戻ってこない。観光バスも来なくなった。近隣の客に活路を求めたい。 最近は、欧米系やアジアの方々が、来街するようになったが、観光地ではない普通の街を歩きたいようだ。近くにフランス語の学校があるのも影響しているようである。














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロフィール

東京都江東区生まれ 中小企業診断士 商店街支援、小売業・飲食業・サービス業診断 創業診断、 2014年02月 中華そば Kちゃん診断 2回 ミラサポ 2014年02月 有限会社清算 清算人 6月まで 2014年03月 ONの橋商店街診断 2014年04月 全国商店街支援センター よろず相談アドバイザー (現 任) 2014年06月 亀戸K事業協同組合診断 2014年07月 亀戸K通り会商店街診断 2014年07月 製造小売菓子店経営診断 江東区 2014年09月 飲食店経営診断(中華・日本そば・インド料理) 2014年09月 N区商店街振興組合連合会 組合決算書精査 2014年10月 ネット通販創業診断 中野区