江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

等々力渓谷 を歩く

2019年04月04日 20時03分19秒 | 歴史を旅する
今日4月4日はいいお天気で暖かい。

午前中読書をしてぐずぐずしているとはや午後に、良いお天気。どこかへ出かけないと足が鈍るね。

そこで前からいちど行こうと思っていた等々力渓谷に行くことにした。

古代ローマ人の言葉ではないが、遠くにあるものに対しては有り難がってみるが、近いところのものはあまり関心を示さない。これ人間の心理。

そこで吾輩はこの心理を意識して先ほどスカイツリーに無理して登りました。

今回も、等々力渓谷に断固行ってみるか、と言う気分であります。


これが等々力渓谷であります。


後の陸橋が横浜に行く第3京浜である。昔第3京浜を何度も通ったけれど、高速道路の下に等々力渓谷があるとは知りませんでした。
横穴式古墳が三基ありました。


このすぐ上に、環状8号線つまり環八が走っていました。


等々力渓谷と言えば、等々力不動尊であります。


等々力不動尊では、お釈迦さんの灌仏会すなわち4月8日の誕生日を祝って甘茶掛けをやっておりました。
不動尊の下は武蔵野大地の南端で谷沢川崖線の見られるところであります。ここに水が流れ落ちる滝が修業の水垢離場がありました。この音が轟くので等々力渓谷となったそうであります。




次にすぐ隣の野毛町公園に行きました。ここはまさに第3京浜の入り口でありました。こんなところにあるとは数十年ぶりの出会いであります。

でもこの公園には 野毛大塚古墳 がありました。


これはこの古墳の埋葬品を図にしたものであります。前方後円墳の形がきれいに残っており、特徴的には前方の部分が小さなベラ状になっておりこれが特徴のようであります。
しかし以前訪問した玉川古墳群の古墳に比べてこちらの方がむしろ完成度が高いような気がいたします。玉川台とこの辺の地域はおそらくいくつかの集団が共存しておったと思われます。

なおこの野毛公園で発見したのは、赤白の花が1本の木に咲く 源平しだれ桜 がここにも咲いておりました。という事は大妻女子大学の新校舎に際して新しい品種が植えられたのではなく、ある程度知られた桜で珍しいものかなあと思いました。




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