江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

マクベス

2020年05月22日 11時00分03秒 | ウェブブログ
22日、黒川東京高検検事長の辞任が承認された。
彼とは直接の面識はないが、 シェクスピア のマクベス を思い出した。

小田島雄志氏の訳で
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 明日、 また明日、 また明日と 時は 小きざみな足取りで 一日一日を歩む。

 ついには歴史の最後の一瞬にたどり着く。
 
 昨日という日は すべて愚かな人間が 塵と化す死への道を 照らしてきた。
  
 消えろ 消えろ 束の間の 灯火!

 人生は歩きまわる影法師。 あわれな役者だ。

 舞台の上で 大げさに見栄を切っても 出場が終れば 消えてしまう。

 白痴のしゃべる ものがたりだ。 

 わめきたてる 響きと怒りは すさまじいが、 意味はなにひとつありはしない。

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黒川氏も 公務員であり、当然 定年というサラリーマンの宿命を感じていたと思う。
しかるに 定年延長という 誰が考えても 無理筋と思える 立場を強いられたのは 
運命の流れか。 役人の組織は いつでも しかるべき人間が ポストを代替できる
構造になっている。
 更に、 無理筋を 検察官定年法で 追認・合法化しようとするのは 恥の上塗りだ。
こうなると、 賭けマージャン という 個人的恥まで出て 歯車が逆回転していく。
いよいよ マクベスの最後だ。

 日本では 晩節を 汚す という言葉が相当するのかな。
 交通事故で、人を死亡させた 元工業技術院の院長さんも 晩節を汚した。
 
 
コメント
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