猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

外から日本を見る 国民の海外交流政策

2008年01月06日 | Weblog
海外に行くといつも思うのですが、我々庶民はもっと海外に出かけて「外から日本という国を見るべき」だと思います。
特に将来を背負ってゆく学生は、国で旅費の一部を負担してでも行かせるべきだと思います。
さらに一仕事終えた定年退職者たちも、自費で世界に出かけてこれからの人生設計を考える機会にしてもらったらどうでしょうか?
この人たちには税制面で減税を行うなどの優遇策をとったらいかがなものでしょうか?

さらに国は外国人労働者をもっと増やすべきだと思います。
こうすることによって、日本人の世界観も変わってくるはずです。
そして、長い間には英語で話せるような国民になっていることでしょう。

なぜ、こんなことを言うのかというと、今の日本は世界から嫌われており、外交政策も独りよがりであまりにも危険だからです。
防衛問題でも、国連主義でやるべきだといっている民主党のような、あまりにも安易な意見がまかり通っているのですから。

時の政治家が方針を立てて、官僚を使って政治を行うわけですが、国民の視野とか感覚が時代遅れではどうにもなりません。

日本はどう見ても「海洋国家」であり、世界との交流なくては生きていかれない国なのですから。

救急患者の拒否や産婦人科医不足の原因は?

2008年01月06日 | Weblog
最近、救急車で運ばれた病人が、何処の病院にも受け入れてもらえなかったという話をよく聞きます。
ひどい例は30箇所の病院に掛け合ったが、拒否されたということです。
一体この国はどうなってしまったのだろうか?

一方では産婦人科の医者不足で、これからお母さんになろうとしている人たちは、不安な毎日を過ごしているようです。

「楽して儲ける」という医者はたくさん居るが、「人間としての使命を全うする」という医者はいなくなってきているようです。
医者とか教師は全人格で職務を全うする職業ではないのでしょうか?
今までの日本を見ると、人間の尊厳といったような「人間教育」が疎かにされてきたようです。
その結果は自らの首を絞めるような状態となっています。

いくら自由を標榜する民主国家だとは言え、あまりにもコントロールとか規制を忘れた自由放漫な施策をとってきたと思います。
人々の考えは「楽して儲ける」というローマ帝国崩壊寸前の思想が蔓延しているようです。

いろいろな社会現象を見たら、どう見ても「おかしくなっている」とは思いませんか?

国家や家族、そして人間の尊厳や宗教などを教えて何がいけないのでしょうか?
こういう教育を忘れた国だから、「楽して儲けたい」という医者が多く出てきてしまったのです。