猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

日常から離れる

2008年01月09日 | Weblog
人間はどうしても、毎日のことに翻弄され拘ってしまう傾向にあります。
仕事のことや家庭のことなどが頭から離れないので、どうしても視野が狭くなってしまいがちです。

時には自分を日常から離れ一人になってみることが大切です。
一番手っ取り早いのが、物理的にそういう状態を作ることです。
具体的には、旅行に出かけることです。
特に海外旅行は、常に緊張していなくてはならないということで、日常の仕事とか家庭のことなどからすぐに離れられます。
そして誰も助けてはくれない、まったくの一人になれます。

どうでもいいことにくよくよしないで、物事を巨視的に見るようになってきて、自分の人生観が大きく変わり、生きがいが出てくること間違いありません。

ただし、海外旅行と言っても、ツアー旅行ではそういう効果は少ないです。
個人旅行に限ります。

自分は過ってベトナムで危険な目に会ったり、親切な目にあったりしましたが、この経験が身体に染み付いて離れません。
そういうことを体験すると考え方も大きく変わってくると思います。

とにかく日常にどっぷり浸かっていると、考え方が小さくなる一方だと思います。
日常からいかに離れるかということは以外に大切なことです。