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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

熟語の読み・一字訓読(その59)

2015年04月16日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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●熟語の読み・一字訓読(その59)です。

<呻:シン、うめ(く)、うな(る)>
・うめ(く)、うな(る):呻吟=呻喚=呻恫、呻呼、呻鳴=うめきなく
*「呻吟」には他に「うたう、となえる、詠唱する」意あり。)
・その他:呻畢(シンピツ)=終義を暁らないで、唯、簡牘の文字のみを読む(大漢和)。「呻」は吟諷の声(大漢和)。
<咀:ショ、ソ、か(む)、あじ(わう)> *「ソ」は慣用音
・か(む):咀齧(ソケツ)=かむ、咀嚼=かみこなす・かみわける・味わいさとる、咀啖=かみくらう、咀呑=かみのむ・くらう、咀薬=薬をかむ(*薬をこしらえる意。古は歯で薬をかみこなして拵えたことから。)
・あじ(わう):咀吸=味わいすう、咀華(ソカ)=文章の善い所を味わう・花を食う(大漢和。*「含英咀華(ショカ)」)、咀味=あじわう
<呶:ド、ドウ、かまびす(しい)>
・かまびす(しい):呶呶(ドド)、酣呶、諠呶、号呶、大呶、紛呶・・・
<咐:フ、ふ(く)、いいつ(ける)>
・ふ(く)   :嘔咐(オウフ)=息をふきかける 「・・・以て相ひ嘔咐醞醸して、群生を成育す・・・」
・いいつ(ける):吩咐(フンプ)
<哇:アイ、ア、ワ、は(く)>
・は(く):哇吐(ワト)=吐き出す
・その他:以下の読みは主として大漢和辞典によりますが、違う読み方をしているものもあるようです。
*哇哇(アア)=①笑う声 ②へつらって巧みにいうさま ③小児のさわがしい声  *「ワワ」と読んでいるものもあり。
*哇咬(アコウ・アヨウ):①音が繁くて細かなこと *「アイコウ、ワコウ」と読んでいるものもあり。
*哇咬(アヨウ、アイヨウ):②淫猥な音楽    *咬(コウ、ヨウ)
*哇單(ワタン)=風呂敷のこと
*哇喇(ワラ)=赤子の泣き声
*哇俚(アイリ)=鄙俗の詞(ことば)
*大漢和:「哇」=①へつらう声、②みだらな声・楽、③小児の声、④よこしま、⑤吐く、⑥むせぶ、⑦のどがふさがるさま、⑧うたう、の意味・読みあり。
*ちなみに、「布哇(ハワイ)」←熟字訓・当て字ですね。(今は国名・地名等は出題されていないようですが・・・)

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