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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

熟語の読み・一字訓読(その344):訖 訐 詆

2018年03月30日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●音訓整理、P421/P554まで進捗・・・すべてを開示しているわけではありませんが、できるだけ“出そうな”漢字・熟語は、漢検2との関連も含めて、整理して開示しています。
●以下の漢字も“音”は一つなのであまり開示・整理の意味はないのですが、念のため、この、1級漢字の音訓シリーズとして開示しておきます。
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<訖:キツ、お(わる)、や(む)、いた(る)> *漢検2 音熟語ナシ
お(わる):訖了、終訖  
や(む):訖息  
いた(る):訖今(キッキン):今にいたる
*訖糴:(キツテキ):字:穀を貯える 大:粟を貯えて発しないこと=遏糴 
  →とどまる、とまる意か、「糴がやむ、おわる」意か・・・
 ➪(2018.3.30)大字源「②とどめる。とめる。」意で、「毋ㇾ訖ㇾ糴」(*「糴を訖(キツ)すること毋れ」とでも読むのか・・・糴をとめる、とどめること毋れという意味で、どんどん穀物を貯えるという意味なのかも・・・)
<訐:ケツ、あば(く)> *漢検2 音熟語ナシ
訐直(ケッチョク):人のかくし事をあばき出して、我こそ正直者と自任すること。
(過去問「訐直 - 訐く ( けっちょく - あば(く)) 過去問「 訐きて以て直と為す者を悪む。」
訐揚(ケツヨウ):隠し事をあばきだす。人の秘密などをえぐりだしていう。

(ブログ既出の「訐」字関連の記事・熟語)
・攻訐(コウケツ)很怒し、辞気を以て相撃排冒没する者あり。(*ねじくれた根性の持ち主で、人の説を非難するばかりか、隠事をあばいていきまき、言葉を荒げて、他をないがしろにする。)「陸文通先生墓表」(柳宗元)から当該部分のみ抜萃・・・詳細は「汗牛充棟」記事にあり・・・。
・峭訐(ショウケツ)=きびしく訐(あば)く、容赦なく非難する。
・徼訐(キョウケツ):人の悪をかすめあばく。一説に、うかがいあばく。 (「徼」に、“かすめる、ぬすむ”、一説に“うかがう”意あり)
・互いに攻訐する様にては宜しからざる 
・詆訐の民、有ると雖も依らず *ていけつ:そしりあばく 
・コッケツ(告訐)の風は長ずべからず *悪事を摘発することは大事だが、その風潮を重用してはいけない。人情を損ない、一層の弊害を生じる。*告訐:(大字源)コッケツ・コクケツ:他人の隠し事を官に訴え暴く。
<詆:テイ、そし(る)、しか(る)、し(いる)、はずかし(める)、あば(く)、あ(てる)> *漢検2“あ(てる)”訓ナシ
そし(る):詆呵・詆訶 そしる、けなす 詆毀 そしる 詆笑 そしりわらう=嘲笑、抵劾=弾劾:罪をしらべそしる
しか(る):(同上)
し(いる):詆欺 しいて欺く
はずかし(める):詆辱 そしりはずかしめる
あば(く):詆訐 あばく、そしりあばく
あ(てる):詆罪 罪にふれあたる (大) 詆=「抵」に通じる
(漢検2) 
詆 :テイ そしる・しいる・しかる・はずかしめる・あばく
意味:①そしる。し(誣)いる。人を悪く言う。「詆毀(テイキ)」
   ②しかる。とがめる。
   ③あざむく。「詆欺」
   ④はずかしめる。
   ⑤あばく。あばきたてる。
   ⑥あ(当)てる。あたる。
下つき:毀詆(キテイ)  
大見出し:詆る(そし-る):人を悪く言う。けなしてはずかしめる。非難する。詆毀(テイキ):そしること。人を悪く言うこと。「毀」は、相手をつぶす意。
(参考)
<当ブログ・語選択問題その4>
詆欺(ていぎ):事実であるかのようにいって、人をあざむく  *漢検2「意味③あざむく」に掲載するも、現行訓には「あざむく」ナシ。
*この「詆」は「し(いる):詆欺 しいて欺く」の「詆(し)いる」に該当すると思われるのだが、漢検2では「③あざむく。「詆欺」」に対応するようになっている。
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