梅香のつれづれ日記

今井町から保存活動の情報をお知らせします
今井町にあなたのお知恵を貸して下さい
時には梅香の独り言も書いていきます

「全国町並み保存連盟」が40周年記念の年を迎えます

2014-01-22 22:40:15 | 今井町町並み保存会
今年は「今井町町並み保存会」の加入団体である「全国町並み保存連盟」が40周年記念の年を迎えます
実はこの連盟を立ち上げたのは今井博道氏などの今井町町並み保存会の先人たちなのです


1974(昭和49)年4月17日に「今井町を守る会」「有松まちづくりの会」「妻籠を愛する会」が集まり、「町並みはみんなのもの」を合言葉に活動を始めたのが連盟の起源で、その主な内容は下記のとおりです

・ 全国町並み保存連盟は、歴史的な集落や町並みで、歴史を活かしたまちづくりに取り組んでいる全国の団体と、 団体を支援する個人によって構成される民間の特定非営利活動法人です。

・「郷土の町並み保存とより良い生活環境づくり」をめざして、1974年(昭和49年)に 「有松まちづくりの会」(愛知県名古屋市有松)、「今井町を保存する会」(奈良県橿原市)、「妻籠を愛する会」(長野県南木曽町) という3つの住民団体が集まって結成され、「町並みはみんなのもの」を合言葉に活動してきました。

・ 1978年(昭和53年)に愛知県の有松・足助で第1回の全国町並みゼミを開催し、 第5回の東京大会開催を契機に個人会員制度や機関紙の発行などが始まり、(2003年(平成15年)には特定非営利活動法人の承認を受けています。

・ 2013年9月現在で北は北海道から南は沖縄まで71地区の団体が加盟、個人会員として加盟されている方、約180人も町並み保存に尽力されています

 40年の長い歴史の中で旧い町並みの価値を見出し、その保存活動の必要性を国に訴え、連盟を立ち上げたのが、我々の町の先人であったことを知らない人は多くなってきています

 町並み保存に関わる人たちでさえそのルーツすら知らない人が増えてきています
 今井町の町並み保存はさらに20年遡る昭和30年で、東京大学の伊藤禎爾先生が今西家調査を始めたときに端を発します

 まさに日本の町並み保存の草分け的存在が今井町なのです

 いま、全国町並み保存連盟では新たに連盟の歴史を見つめ直し、資料を集めて記念事業として「40年史」の発行の準備に取り掛かり始める作業を始めようとしています
 当然ながら「今井町町並み保存会」は連盟の発祥の地としての認識を新たに起こし、全国に「今井町町並み保存会」は元気に活動を継続していますよとアピールでき、来町者、はもとよりメデイアをはじめ、あらゆる層の方たちに町並み保存、町おこしの原点の町「今井町」を再認識、周知していただける年にしたいと思います
それには今年1年間を通して各イベントごとに「全国町並み保存連盟40周年記念」「今井町は全国町並み保存連盟発祥の地」を提唱していきたいと思います
 これまで今井町に対して数々のご支援をいただきました皆様方に、改めてご厚情、ご支援に感謝いたしますとともに、特にこの記念すべき1年間にご慧眼を賜り、ご指導、応援をいただけましたらこの上ない喜びでございます
念頭に当たり、ご挨拶方々今井町町並み保存会の今年の決意を申し述べ、厚かましく御協力をご依頼申し上げます
今井町町並み保存会
会長  若林  稔

最新の画像もっと見る

コメントを投稿