![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/2a/5eff7013aef57547b7eca8cb4b2bbe8c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/2b/279c62c6308175d37ee4f772407b7ddf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/3c/49445a0608440cd700891828110579b9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/e9/71ac1eff3dac461119e73c0dbcda5210.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/1d/7a63e8d56060dac8f4b128ce4e091dcf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/83/388eaf6883b8cba8f68abd4b4caa9d68.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/78/c9bfbec9b702232b9750330f76d33da2.jpg)
四半世紀にわたる今井町町並み保存会の活動はこの4月で会長職を引退し、今は古民家阿伽陀屋若林亭を基地にして自然農法・庭木の剪定などを通じて、荒廃が進んでいる農業(特に米造り)・日本庭園の手入れ・古民家の活用に結び付く木工の指導や、再生に熱中する日々を過ごすようになってきた
古い町並みが宝物だ、という意識にまで高めてきた半世紀に及ぶ町並み保存も、日本中で高い価値観に代わるようになってきて、今井町もいつもその最先端を走れるようになり、住民の保存意識も高くなったので、次のステップである保存した建物の中は、「健康によい予防医学の宝庫である」という考え方を注入するのに傾注したくなり、奈良医大とのコラボを試み、自然農法で無農薬の食を意識するようになり、日本庭園の復活で付帯する茶道や食に寄与し、都市緑化の推進で地球温暖化防止に貢献できる環境の保持など、高齢化社会に役立つ環境の保持活動に余生を傾注しようと発起し始めた
なかでも漆工芸は、京都の伝統工芸士柴田師匠に出会って、木工と漆を絡めた健康な環境づくりへの熱が相当高いものになってきた
これまでの約2年間で手掛けてきた漆に関係する木工品の再生や作成の主だったものは、今井町にはすでに姿を消して久しい職業の、復帰の気づきになるものばかりであるが、おそらくそこまで気づく人は少ないだろう
これは私が町並み保存に手掛け始めたころと同じように、10年以上のスパンがなければ理解してもらえないかもしれないが、根気よく知らしていきたい生活態度の改変版である
今回はこれまで阿伽陀屋若林亭の工房から生まれた漆・木工製品の1部を列挙してみます
また先走りするバカが走り始めたなと笑いながら読んでください
10月10日、奈良・高の原ふれあいマルシェが平城第3号近隣公園で開催されますが、そのオープニングセレモニーでタイトル文字の揮毫を会場で行います
開始は10時00分からです!
はならぁと今井2022はサテライトで参加します
期間は10月14日~23日までで、期間中は15・16日が奈良医科大学の学生祭「白橿生祭」が今井町内でも「クイズやAED体験」を、22・23日は今井の秋祭りも開催して賑わいます
青いパンフレットははならぁと2022の全体パンフですが、コアの天理エリアの掲載がほとんどですので、今井エリア単独の案内チラシを作成しました
インフォーメーションは阿伽陀屋若林亭に設置して、今井町町並み保存会の事務所(景観支援センター)でもサポートできる体制を作っています
事前PRの期間が短いので、記事をご覧になった方は拡散PRにご協力してください
継承ー漆の部
若林阿伽陀屋亭 漆教室
漆の技法を習得できます
家にある漆の漆器や家具などの修理も出来ます
練習日は月2回の土曜日です
教室の概要は次の通りです
興味のある方は見学に来てください!
漆工房 指導柴田道雄 京都漆器工芸協同組合理事
教室 阿伽陀屋若林亭 橿原市今井町4丁目11⁻26
漆工の下地から仕上げまでの全般を指導します
最初は金継ぎから始めて漆器づくりの基礎を学習します
漆の原点奈良県で天然の漆を使いますのでかぶれることもありますが、本物の漆工を学び、仲間を作れます
日時 月2回 土曜日(前月に告知)
講習時間 10時~16時
費用 入会金 5,000円
初回材料、道具代 5,000円(漆3,000円 道具2,000円)
講義代 1回 3,500円
工程 金継ぎ 5回 続いて漆工コースにも継続できます
教材 金継ぎしたい材料をお持ちの方は持参できます(無い方は用意いたします)
募集 10名以内で一クラス構成します
お問い合わせ
柴田漆工房・京都市山科区御陵御蔵町20
電話 080-9475-8686
阿伽陀屋若林亭の漆教室 みんな上手になってきました
金継ぎのいい作品もそれぞれたくさん仕上げてこられていますし、さらに上の漆器の修理や白木に漆塗りを始めた方も出てきました
もちろん初心の方も増えてきています
ふるさと納税返礼品になった漆のマグカップセット「漆の美ー駒繋ぎ」も1セット使ってくれている人からお酒がうまいとうれしい声がいています
月2回の練習日を皆さん待ちわびておられるようですが、漆には湿気で乾燥という特別な乾燥方法が必要なので急ぎすぎた昨今にはぜひ取り戻したい「ゆったりと」という気持ちで取り組むのには最適です
最近、周辺で断捨離という言葉をよく聞くようになり、親から受け継いだ家を整理したり、親が大切にしてきた庭の管理が大変になってきて荒れているということを多く聞くようになってきた
齢、80も半ばを過ぎると、自分も多少なりとも同じことが気になりだしてきた
一生懸命に作り上げてきた庭園は子供たちにとっては荷物以外の何物でもないのではないかとか…
さらに古民家・阿伽陀屋若林亭を修復したことで物は限りなく増え続けている
私の断捨離は世間様とは違って、物を捨てるのではなく、古民家阿伽陀屋若林亭も含めてこれまで習得してきた物やいろんな知識や技能を引き継いでくれる人にどんどん譲っていこうというものだ
断捨離とは不要になったものは処理するのが大きな目的の一つですが、私の知識、技術、考え方などを主体にして道具付きで伝授していくのもある意味大事な断捨離だと思い、行動に移しています
大きく分けて
1.継承の部―人材育成講座
阿伽陀屋若林亭を基地にして1年間規模の地域づくり支援機構の講座で経験を譲っていきます
2.継承の部―木工講座
修復工事中に大工さんが使用していた飯場小屋をそのまま残して、これまで私が使ってきた大工道具、木工道具を集約し、作業ができるようにしました
機会あるごとに修理や改装現場を作って体験講座を開催していきます
鉄鋼、水道工事関係の道具も1カ所にまとめました
これらの道具は、修行する人とも共有できるようにしていきます
3. 継承の部―造園・剪定講座
造園道具は自宅のガレージの外側に収納小屋を創り、一式をそろえました
現在すでに活動が始まっています
4,漆教室…京都から漆師柴田先生が月に2回、教室を開催に阿伽陀屋若林亭へ通ってくれています
道具を持っていない人でもこの場所で、道具を使って技術の習得が出来るようにしました
漆の技法を習得できます
家にある漆の漆器や家具などの修理も出来ます
教室の概要は次の通りです
興味のある方は見学に来てください!
漆工房 指導柴田道雄 京都漆器工芸協同組合理事
教室 阿伽陀屋若林亭 橿原市今井町4丁目11⁻26
漆工の下地から仕上げまでの全般を指導します
最初は金継ぎから始めて漆器づくりの基礎を学習します
漆の原点奈良県で天然の漆を使いますのでかぶれることもありますが、本物の漆工を学び、仲間を作れます
日時 月2回 土曜日(前月に告知)
講習時間 10時~16時
費用 入会金 5,000円
初回材料、道具代 5,000円(漆3,000円 道具2,000円)
講義代 1回 3,500円
工程 金継ぎ 5回 続いて漆工コースにも継続できます
教材 金継ぎしたい材料をお持ちの方は持参できます(無い方は用意いたします)
募集 10名以内で一クラス構成します
お問い合わせ
柴田漆工房・京都市山科区御陵御蔵町20
電話 080-9475-8686
ふるさと納税品も最高級品が誕生しました「漆の美ー駒繋ぎ」66,000円、ふるさと納税額220,000円です出世男「宗久」もふるさと納税で購入できます
東吉野村で石井君の地ビール「良狼」も私が名付け親でラベルを書いています
この器で味わってください!
予想外のところで活動が活発になっているのが
5,継承の部―自然農法講座です
秋真っ盛りで田園風景が微妙に変わってきているのに気づかれないでしょうか!
稲刈りをした後のハザ掛け(天日干し)が多くなってきているのです
休耕田を若者たちが借りて稲作を始めている人が多くなってきているのです
こんな人たちは高額の農機具は買えないし、むしろ手作業を楽しんでいる人が多いのですが、彼らに手作業の農業技術を教える農人が本当に少なくなっているのです
幸い、機械化前の農業を体に染み込ませてきた私には、農繁期もないので一貫して昔の農法を伝授できるので、この技術の継承も藁の活用迄講座をしていけます
地球温暖化がすごいスピードで進んでいます
世界を上げて温暖化阻止に動き始めましたが、目の前にある農地、町中に残っている庭園の緑、木造の家屋、これらは楽しみながら温暖化阻止に役立っていく好材料です
まもなく81歳になる老いぼれが習得してきた技術を、次の世代に伝授して、楽しんで引き継いでくれる指導者を育成していく
これが私がやりたい技術の断捨離なのです
荒れた農地を再生して楽しみながら食料の自給率を増やし、日本庭園を楽しむ次世代が庭を鑑賞しながらお茶を楽しみ、緑が復活していく
そんな形で少しでも温暖化を阻止するのに貢献できたなら…
そんな技術を習得したい方は、若林梅香に打診してください
私のこの種の断捨離、コロナが終焉したら
書道・茶道・その他 種類はまだまだ広がりますので注目していてください
3年前に古民家を購入して修復作業に明け暮れている2年間だった
でもまだ完成していない 私の人生の縮図だからそうそう簡単に完成しないだろう
今日も朝日新聞朝刊の第1面に海外のハリケーンの被害記事が掲載されていた
気象異常が日常茶飯事になってきたが、原因の多くは人間が文化生活を望んで背伸びしすぎてきた結果ではないだろうか
処理能力を先に確認もせずに始めた原子力活用の弊害
危ないからの原因で地下に埋められ消されていく河川や池など規模の大きいものもあるけど身近にも
寒いからと言って厚着しないで暖房を入れる 暑いからと言って窓を開けたり木陰に入ったり、水浴びして涼をとったり…を忘れてしまっている、
この古民家も購入したときは新建材で2重の厚化粧して覆われていた
毎日トラックで山積みして廃棄処分に明け暮れた 厚化粧の新建材を剥がして素肌の美しさを再確認したものだ
その点、日本の木材は強い、この家も江戸時代からの古民家なので、躯体は昔の搬送力を考えたらきっと吉野材が大半だろうがびくともしていないし、捨てるところには使われていない
お金に限りがあるので高い上質と言われる無節は買えないが、節ありも含めて吉野材で頑張って、古色を出していますと柿渋と墨の塗料でごまかした 化学物質は極力避けて
つし二階にも壁土を載せたかったが、さすが下に土が落ちるので板張りにしたが、こちらは資金繰りにも限界にきて困っているときに、桜井の堀内木材さん(ホーテック)が3センチもの厚さの杉板を2階全部に敷き詰められる分を提供して下さった
足触りが柔らかいし、香りがいい!
今年秋田の横手市で学者の基調講演を聞いた
豪雪地帯の雪をいかに早く処分できるかといった趣旨のもの、なるほど雪国にとって積雪は大変だが、人類始まって以来雪国の人は当たり前に豪雪と付き合ってきたのだ
豪雪地帯がすべて雪を早く無くすようになったら地球の冷却が出来なくなるではないか、大変なことになる! それより、雪国の雪は邪魔物ではなくて宝物だ、いかにして1日でも長く残せないだろうか、というような提案をするのが学者でしょうと言ってイヤーな顔された
そんな事例はたくさんある
雨が降っても雨靴や長靴をはく人がいなくなった
泥んこ、ぬかるみが無くなったのだが道が保水力が無くなったのだ
夏の舗装道路は焼き付き、熱くてはだしで歩けないー地熱が高くなっているから
昔の人は偉かった
家に重い瓦を載せて壁土を分厚くしっかりと塗って、いかにも魔法瓶の保温構造のようにして温度差を少なくし、風通しを良くして、床に段差を付けて、上り下りでいつまでも健康体操を自然にしなければならないようにして、トイレはしゃがんで足腰を強くさせ…、現代人はこれらを便利の名のもとにすべてを取り去って得意満面で自分の健康を少しづつ量り売りしているのに気づいていない
こんな生活に少しでも抵抗できないだろうか
そんな発想で竹小舞の竹は藪から頂き、荒壁は土壁をトラック3台分を塗りこめて、中塗りして下地壁塗って漆喰仕上げと4度の工程をやり遂げた コンクリートも出来るだけ使わずに、自然石を多用して床下が絶えず呼吸できるようにした
取り組めば取り組むほど昔の人は偉かったを実感できる
1年を間もなく終わるときに久しくブログに思いを書き留めてみたくなって思うがままに書き留めているが、昭和、平成と長い間世間に逆らってきたようだが、思い返してみたときサラリーマン生活と百姓、登山者と都市生活、書道とパソコンと相反することを体験できた総合的な体験から古民家や旧い町の良さに気づかされてきたものが多いのだろう
令和一桁の間に古民家を基地にいろんな理想を語れる集いの場所を作り上げたい