梅香のつれづれ日記

今井町から保存活動の情報をお知らせします
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羊大使 秋の任務を無事終えてめえめえ牧場に帰りました

2012-11-23 09:48:18 | 羊大使
10月28日から始まったJR桜井線での羊による除草作業は11月22日10時からJR工科長の列車監視の下、設備の撤去、羊さんの輸送で無事終了しました

今回の放牧、羊大使計画はJR西日本の各部署から視察、見学に来られたのはもちろん、橿原市、下市町、黒滝その他の耕作放置地をお持ちの地域からも熱心な方が多数見学に来られた
それよりももっと嬉しかったのは、地元の子供たちがたくさん見学に来て、電車に手を振る懐かしい風景や、草を持ち寄って与えてくれたり、金網越しに羊に触る光景がたくさん見られたことで、つかの間だったがすごい情操教育が生まれたのをJRさんが気づいてくれたことだった


これまでの流れをまとめてみますと
1、10月28日山添村の知人から1通のメールが届いた
2、さっそく29日16時に今井町を出発、山添村のめえめえ牧場に走った


並行してJRの管轄部署にも連絡をして、好感触を得た

3、11月3日13時から我が家で実行に向けての第1回打 ち合わせ(JR王寺鉄道部、めえめえ牧場、若林の3者)JR桜井線の土手を羊による除草テストしょうと協議した

4、4日、再度確認のため山添のめえめえ牧場に走る

5、6日、我が家の裏で仮放牧の準備作業



6、7日、3頭を仮放牧、食べる、食べる




テストで放牧した我が家の羊による除草は2日であらかた終了、
たくさんの人が見物に来るようになったが肝心の草が無くなった



7、12日、10時に、JRの係員が列車監視に立って柵の製作開始、牧場のTさん、私で1時間ほどで広さ2メートル×8メートルの柵を作り上げて羊を放牧したが、14日夕方にはほとんどなくなってしまった 






8、16日、サークルを拡大 

JRさん、めえめえ牧場さんの担当者の方も組織を挙げての取り組みにしょうと頑張ってくれていますが草は限界


沢山の人が草を補給してくれている



9、11月22日10時 JR工科長立ち合いで羊大使はめえめえ牧場へ任務を終えてお帰り




お別れの食事を提供してくれるご近所の方






来春、若草が萌える頃にいよいよ本番の受け入れを実行するため、計画を練っておきますとJRさんも、めえめえ牧場のTさんも来季を期待して我が家の羊大使の任務は終了となった
来春からが本番、期待してください

羊大使除草大作戦パート3

2012-11-15 10:59:15 | 羊大使
11月12日、JR桜井線堤防に移動したサークル内の羊たち



移設した時はこんなに青々とした羊の背中ぐらいの高さまである草で、16日のサークル拡大までは十分持つだろうと考えていたが
14日夕方にはほとんどなくなってしまった





16日までの草をまた補給しなければ… うれしい悲鳴
16日のサークル作り、頑張って広くしてあげるから待っててください羊さん
JRさん、めえめえ牧場さんの担当者の方も組織を挙げての取り組みにしょうと頑張ってくれていますので、きっと成果はすごい大きなものになると思います

羊さんいよいよJRの堤防の除草に始動

2012-11-13 19:32:59 | 羊大使
前回のブログで紹介したがテストで放牧した我が家の羊による除草は2日であらかた終了、
たくさんの人が見物に来るようになったが肝心の草が無くなった

JRの関係者のみなさんもこの効果にはびっくり、いよいよJR堤防でテスト放牧をしようということになった
12日10時に、JRの係員が列車監視に立って柵の製作開始、さすがめえめえ牧場のTさん、私の助っ人で1時間ほどで広さ2メートル×8メートルの柵を作り上げて羊を放牧した

山添ではもう見られない青々とした草の中に放牧された羊の食欲はすごい

 



早急にさらに広い面積の柵を16日(金)に
作成することに決定
この成果を見て公式にプランニングしていくが、今日までの成果だけでも、十分結果が見えてきている
早くテスト段階を卒業して正式にJRさんからGOサインをいただけるように頑張りたいな
そうすれば近隣の幼稚園、小学校の児童たちとの触れ合いの場を提供してあげたりできるだろう
早い時期にまた次の結果を書かせてもらいます


今井町に羊の除草大使がやってきた

2012-11-09 23:30:52 | 羊大使
山添村のめえめえ牧場の羊を借りて、我が家の裏のJR堤防の除草をしてもらえないかこんな思いが届いたのか、
 
10月28日山添村の知人から1通のメールが届いた
、突然のメールで失礼ですが、お願いがございます
 山添村の‘メエメエ牧場’の羊に村の活性化に一役かってもらおうという企画をお話したことを覚えていてくださるでしょうか
具体的には、‘草刈’をさせ耕作放棄地等の美化を図ることと、子供たちに羊と触れ合う機会を提供して感性を養うのに貢献すること等を考えています
というメールだ
1年前に地域プランナー・コーデイネ―ターの講習会で熱く語っていたことが口火になった感じだ
さっそく29日16時に今井町を出発、山添村のめえめえ牧場に走った

あまりにも早い行動だと大変驚かれたが、Tさんは好意的にいろいろと羊の習性などを教えてくださり、前向きな検討に入ろうと約束して帰った
並行してJRの管轄部署にも連絡をして、好感触を得たので、さっそく山添村の羊たちの活動の場を求めてJRの王寺鉄道部と 我が家の裏のJR桜井線の土手を使って羊による除草をテストしょうと、3者が11月3日午後13時から我が家で実行に向けての第1回目の打 ち合わせをした
実現すれば、鉄道の土手の除草、河川敷の土手の除草と、無限の広がりの可 能性が生まれます 羊たちの牧草不足の解消、鉄道、河川敷の雑草地が移動牧場に変わるかもしれません
しかし、ハンデイが大きすぎる
まず問題点の洗い出しにかかったが、それぞれの分野ではエキスパートであっても、全く互換性が見つけることができない
幸い、元鉄道マンとして広く鉄道を見させていただいてきたおかげで、両者の通訳をしながら話し合った
結論的に現在の常識をそれぞれが打開してくれないといい話も前え進めないということを力説したその結果、を以下にまとめてみた
鉄道と羊
1、鉄道の除草対策

 現在は人力(草刈り機)による除草が主体
 人出不足、
 除草後の処理、
 経費の派生
2、羊を利用した場合
 草を食べるので後始末がいらない
 車窓から見える風物詩をつくれる
 沿線PRのポスターなどを作れてイベントに成長させることが出来る
 柵があるので子供たちも鉄道の至近距離まで近づくことが出来るので、鉄道への理解、憧れを教育できる
3、問題点
 ◆柵、夜寝る場所の確保、飲み水の補給・・をしてほしい・・ これもやってほしい側が入り込まないと前には進まない。
 その中から助けてくれる人が出てくる。そんなサイクルを作っていく。
 ◆現段階では3~4頭貸し出しができるとのこと。(羊は基本的には村有なので管理責任者の了解がいる)
 ◆鉄道が草刈りをしなければならないというのが課題になっているが、草が食い終われる数の羊を持ってきて、イベントにすれば、鉄道、管 理者、地域などが共同で管理できる。日数を短縮するために羊の頭数を増やすことが必要
4、羊が電車に驚かないか
5、夜にさびしがって泣いて沿線から苦情が来ないか(多分初日に発生すると思う)
6、羊の食べる量を目安に、放牧範囲、期間を考える

最も大事なことは鉄道の安全圏を熟知して、その範囲内での放牧が基本条件
4、鉄道側
 これまでの常識
 遠い昔は、農家の牛、羊の飼料場であった
 最近は人や動物を線路ぎわに近づけないのが常識になっている   
5、牧場側 羊の移動許可はどうなっているのか
 輸送と管理
6、その他
 サイロ→もしJRが草の処理に困っているならサイロ方式にすれば飼料になる。
 最難関の鉄道での放牧が成功すれば河川敷、黒滝、下北山など供給地は無限に広がり、奈良県の新しい牧畜産業が派生する、

でも、やっぱりすぐにJR堤防に放牧には懸念事項が多すぎるのでひとまず我が家の空間に放牧することとした

寝床の確保、

飲料水の設置も終えていよいよ仮放牧開始





食べる食べる、実によく食べる

1日でこの状態 放牧前と比較すると改めて効果に驚き

どこから聞きつけたのか、子供たちも集まってきて大人気、大人たちにも好評で早くも今度はいつ来るのとオファーも出ている
この効果を確認に来られたJRの管理部、運輸、施設、の現場長もその効果にびっくり、次のステップへ早急に行動を起こすことを確認しあった
早く夢が叶うことを願って全力投球しています
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