梅香のつれづれ日記

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今年も柿の収穫期がやってきた 

2014-11-01 18:51:13 | 柿の木
樹齢50年、我が家で勝手に芽をだし、育ち、木ばかり大きくなって気まぐれにしか実を生らさない身勝手な柿の木に平成23年4月に西吉野の平井農園さんがいろいろな柿の種類を接ぎ木してくれた
その接ぎ木から昨年初めて平種の収穫をした

今年は10月6日刀根早生を始めて収穫した
刀根早生、平種、百匁柿、富有柿など 1本の木でそれぞれ収穫のずれが出るし、渋柿と甘がきを1本の木で味わえるのでうれしい

 
今年初成りの刀根早生はまず合わせ柿で、酒を飲まない我が家では焼酎を買いに走ることから始めて、10日目から甘くなった柿はもうすべてお腹に入ってしまった

次に今日はまず平種を収穫した




そして原種の柿も少しとって今日の収穫は

家内は平種の半分ほどは合わせにして、残りを吊し柿にするようだ

それに今年は甘柿の富有柿も3個だけ実ってくれた




本当に甘いんだろうか 心配で少し早いが1個だけもいで



食べてみた「甘い」50年ぶりに渋柿の木に甘柿が出来た!
すごいぞ!

原種の柿がまだ沢山なっている











1度に採ってしまっては家内の作業が大変なので少し日にちを開けて収穫することにしょう
それにしてもこれまで気まぐれにしかなっていなかった柿の木は大変な様変わりだ

余談だが今井町に伝わる柿の話を2題
今井町はあまり柿が出来ないところだが、昔、みすぼらしい人が軒先になる柿を所望したところ断られ、それ以降、町にはあまり柿が出来なくなったという言い伝えがあるが、向かいの順明寺では明治天皇の母であられる英照(えいしょう)皇太后がお泊りの折、庭の柿を所望されて献上されたというお話もある


新しい秋がやってきた

2013-11-03 17:57:54 | 柿の木
我が家の木々にもいつもと変わらない紅葉がやってきた
でも、いつもと少し、いやいや大変変わった秋がやってきた
昭和42年8月に我が家を建築中の大工さんや皆さんに出したおやつの柿の種2粒が芽をだし、45年育ってきたが、この木は渋柿

実もあまりならない、
2年前、五條市西吉野村平井農園http://www.hirai-farm.com/のご夫婦が来宅してこの柿の木にいろんな接ぎ木をしてくれた
そのうちの平種だけが接ぎ木に成功、今年初めて10果ほどが実をつけた






原種の柿もなぜか今年は負けるものかとかなりの実をつけている



今年の春に新たに接ぎ木をしてもらった富有柿と平種はうまく接ぎ木ができたようだが御所柿はダメだったようだ



新しい実をつけた初成りの平種はどうして頂こうかな