梅香のつれづれ日記

今井町から保存活動の情報をお知らせします
今井町にあなたのお知恵を貸して下さい
時には梅香の独り言も書いていきます

マンションロビーの絵馬作成しています

2013-12-29 13:49:46 | 我が家のリニューアル

賃貸マンション「ドルチェ今井」のロビーに新年ごとに干支の絵馬を描くのが恒例で今年も筆を走らせた
縦60センチ横110センチの和紙に一気に書き上げていくのだが下書きは一切しない
下書きをしたり、構図を考えたりすると、絵の完成度は上がるが、迫力や意気込みが薄れるようなのでいつも一気に描きながら考え、書きながら考え完成させていくので2~3時間で完成させる










昨年は三輪さんを

1昨年は

登竜門を
モチーフに、
そして今年は

三頭の馬と篆書の馬三体で仕上げた

添えた言葉は「駈ける馬に勢いをあやかってあんたも駆ける私も駈ける うときことすべて払いのけ 駆ける 駈ける 甲午元旦 梅香」とした
来る年1年間の隆盛を祈念してロビーに飾ろう! 
年末に学生たちと手作りした注連縄とともに…

ハネダの後のナデイアも書道はお上手!

2013-12-25 19:36:45 | ハネダ
昨年2月に帰国した我が家の51番目の息子(過去のブログを知らない方はご免)インドネシアからの留学生ハネダは書道、茶道の日本文化を貪欲に吸収して日本人もびっくりの才能を見せてくれたが



(帰国直前に書道の個展と茶会を開催してあげた)


(大和文華館でお点前を披露するハネダ)

今年も秋から同じインドネシアからの留学生ナデイア・サルサビラが書道を習いに通ってくるようになった
彼女もその才能はすごい!
日本語はハネダよりうまい!
書道も呑み込みが早く、同じ過ちを2度繰り返さない、

子供たちも2度目の外国人なので挨拶もインドネシア語でセラマトテインガル(さようなら)・サンパイジュンパ(また会いましょう)と滑らかなものだ



今日は三輪さんの書初め大会に出品の漢詩半切に挑戦してもらったが、これも呑み込みが早い、いい雰囲気の作品を作っていく
しかし、彼女も2月9日には帰国の途に就く
残りの期間に書道のポストカードをたくさん作ってお土産にするのだと追い込みをかけている
貪欲な学ぶ姿勢はいつの間にか忘れてしまっている日本人への警鐘か? 子供たちも彼女と一緒のときは頑張ってくれる
いい傾向だ!




注連縄を造りました

2013-12-08 21:30:32 | 日記
朝から女子大学生13人に囲まれて注連縄づくりを指導しました
ガレージにビニールシートを引きつめて大学農園で収穫後の稲藁を持ち込んで、藁うち、縄ないを行う











縄は通常は右綯いだが、しめ縄は神聖な神の世界との結界を意味するため、特別に左綯いをするのだが、全員縄を綯うこと自体初めてなのが逆に幸いして、順調に覚えてくれた

縄づくりが習得できたところでお昼時、昼食は町歩きを兼ねて町中の食事処へ繰り出した
初めて今井町に訪れた人が多く、タイムスリップ状態の町中にびっくりしたようだ
今井町へは何度でも帰ってきたいそうだ
うれしいな





みかんをつけたらぼつぼつ様になってきた
裏白を飾りたかったけど、まだ早いのか、市販されていないので、お正月が近づいてきたら各自で買ってつけようということで

出来上がった注連縄を集めて注連縄の記念写真!
立派!立派!
皆さんよくできました
いいお正月迎えられますね

行ったり来たり

2013-12-01 10:43:28 | 日記
11月29日、和歌山の九度山町に出かけた
今の若い人たちにはあまり知名度はない(失礼)と思うが、高野山の入り口の町、ぐらいの認識はあるだろう
真田幸村、昌幸親子の隠棲地の資料や、語り継ぎが多いこと、空海にまつわるお話もどっさり山のようにあるのをご存じだろうか
かつてTetsudaブログ「どっぷり奈良漬」で「九度山町の楽市楽座&コスプレ冬の陣、10月27日(日)開催!(2013Topic)(2013-10-22 18:04:39 | 九度山町)
そのほかでも、九度山町(和歌山県伊都郡)の話題を、数回にわたり掲載されているのを毎回見ていて、最近の町の活動が生き生きしているのを感じ、今井町町並み保存会恒例の県外研修の候補地にできないかと下見に出かけたのである
事前に鉄田さんに紹介していただいた九度山町住民クラブの阪井さんと語り部の木村さんの2人に町役場で出会い、自尊院、勝利寺、石道や町並みのご案内をしていただいたのだが











宝物が続々、あるわあるわ!、阪井さんと語り部の木村さん、このお二人もすごい!本当に町が好きなんだなと実感した
町が蘇るのは名所、旧跡や有名なものがあるということも要因の一つだが、もっと大事な要因は、地元の人たちが自分の町をどれだけ誇りに思っているか、だということで、この熱い2人の熱意と知識だけでも研修に出かける価値があると感じ、研修の仮お願いをしてきた

今井町町並み保存会では、毎年1~2月頃に30人乗りのバス1台で、先進地視察に出かけており、最近は景観の見学重視から趣向を変えて、規模は小さくとも、町を愛し、保存と活性に頑張っている方のお話を聞ける町の視察にシフト変えをしているが、九度山は十分その趣旨を満たしてくれる魅力ある町だと実感した
どっぷり1日、イベントが何も行われていない九度山を歩いたが、名ガイドがつけば途端に町に輝きが見え始めた
いい下見をさせてもらった1日であった
翌日は逆に北陸の三国から今井町を視察に来てくださって、今井町を丸1日、じっくりと見ていただき、町並み保存を語り合った
2日間、訪れたり、訪れていただいたり…、また新しいご縁が誕生した