梅香のつれづれ日記

今井町から保存活動の情報をお知らせします
今井町にあなたのお知恵を貸して下さい
時には梅香の独り言も書いていきます

我が家からも山焼き見えました

2014-01-25 20:52:00 | 日記

今日は若草山の山焼き、我が家の屋上から眺めてみたら見えました!見えました!

距離にして約20キロ、

18時15分過ぎると花火が上がり始まる 1発、2発!3発!
そうや!写真撮らなきゃ!とアイホンで撮り始めたが、うまくいかない

ポケットカメラDMCーFH7で手持ち!固定しづらいが頑張って何枚かとってみた

横着したらいい写真はできんな!と嘆きながら反対の方向、南向きに今井町の町並みを撮ってみたのが次の写真、
思ったより町が明るい 夜景も捨てたもんじゃないな、今井町は!





デジタルになってからはカメラには執着しなくなっていたが、せめて一眼レフカメラぐらいはほしくなってきた
来年の山焼きは三脚立てて、多重露光で撮りたいな!
誰かに技術指導を受けて!

「全国町並み保存連盟」が40周年記念の年を迎えます

2014-01-22 22:40:15 | 今井町町並み保存会
今年は「今井町町並み保存会」の加入団体である「全国町並み保存連盟」が40周年記念の年を迎えます
実はこの連盟を立ち上げたのは今井博道氏などの今井町町並み保存会の先人たちなのです


1974(昭和49)年4月17日に「今井町を守る会」「有松まちづくりの会」「妻籠を愛する会」が集まり、「町並みはみんなのもの」を合言葉に活動を始めたのが連盟の起源で、その主な内容は下記のとおりです

・ 全国町並み保存連盟は、歴史的な集落や町並みで、歴史を活かしたまちづくりに取り組んでいる全国の団体と、 団体を支援する個人によって構成される民間の特定非営利活動法人です。

・「郷土の町並み保存とより良い生活環境づくり」をめざして、1974年(昭和49年)に 「有松まちづくりの会」(愛知県名古屋市有松)、「今井町を保存する会」(奈良県橿原市)、「妻籠を愛する会」(長野県南木曽町) という3つの住民団体が集まって結成され、「町並みはみんなのもの」を合言葉に活動してきました。

・ 1978年(昭和53年)に愛知県の有松・足助で第1回の全国町並みゼミを開催し、 第5回の東京大会開催を契機に個人会員制度や機関紙の発行などが始まり、(2003年(平成15年)には特定非営利活動法人の承認を受けています。

・ 2013年9月現在で北は北海道から南は沖縄まで71地区の団体が加盟、個人会員として加盟されている方、約180人も町並み保存に尽力されています

 40年の長い歴史の中で旧い町並みの価値を見出し、その保存活動の必要性を国に訴え、連盟を立ち上げたのが、我々の町の先人であったことを知らない人は多くなってきています

 町並み保存に関わる人たちでさえそのルーツすら知らない人が増えてきています
 今井町の町並み保存はさらに20年遡る昭和30年で、東京大学の伊藤禎爾先生が今西家調査を始めたときに端を発します

 まさに日本の町並み保存の草分け的存在が今井町なのです

 いま、全国町並み保存連盟では新たに連盟の歴史を見つめ直し、資料を集めて記念事業として「40年史」の発行の準備に取り掛かり始める作業を始めようとしています
 当然ながら「今井町町並み保存会」は連盟の発祥の地としての認識を新たに起こし、全国に「今井町町並み保存会」は元気に活動を継続していますよとアピールでき、来町者、はもとよりメデイアをはじめ、あらゆる層の方たちに町並み保存、町おこしの原点の町「今井町」を再認識、周知していただける年にしたいと思います
それには今年1年間を通して各イベントごとに「全国町並み保存連盟40周年記念」「今井町は全国町並み保存連盟発祥の地」を提唱していきたいと思います
 これまで今井町に対して数々のご支援をいただきました皆様方に、改めてご厚情、ご支援に感謝いたしますとともに、特にこの記念すべき1年間にご慧眼を賜り、ご指導、応援をいただけましたらこの上ない喜びでございます
念頭に当たり、ご挨拶方々今井町町並み保存会の今年の決意を申し述べ、厚かましく御協力をご依頼申し上げます
今井町町並み保存会
会長  若林  稔

「やつむね能楽講座」で使用する結界つくりを始めました

2014-01-22 10:18:57 | 八つ棟
久しぶりに大掛かりな竹細工を始めた
    
  
2月2日に行われる「やつむね能楽講座」で使用する結界つくり
重文今西家住宅はかつて今井の総年寄りとして今井町を治安してくれた十市氏を祖とする名家で、八つ棟の愛称で親しまれています
この壮大なお屋敷で大和の発祥能楽をテーマに「やつむね能楽講座」を開催されるに当たり、御当主から相談を受けたのが発端、今西家の祖、十市氏の山城竜王山のふもとの竹を所望して桟敷の結界を制作しています

写真の一番高い山が竜王山で、左手の竹山から竹材を頂戴して切り出してきました
      
竹山から眼下には世阿弥ゆかりの味間や結崎の集落が一望でき、ゆかりの地に囲まれて材料を調達できる喜びを感じた
いいものは出来ないかもしれないが、今西家、ひいては今井町にふさわしい思い入れと、こだわりと、汗はいっぱい流して制作に励みます
2月2日をお楽しみください



1月13日・今井町の大トンドが行われました

2014-01-13 17:46:31 | 今井の祭り・イベント
季節の風物詩、大トンドが大和のあちこちで始まった
昔は14日と15日に集結していたが、土曜日、日曜日、祝日に行われるところが多くなり、事前把握が難しくなってきたように思う
今井町でも例にもれず、恒例の14日が、今年は13日に開催となった

今井町史(昭和32年9月発行)で
大トンド 1月14日。 
10日過ぎになると各町々で子供が「トンドの薪おくれんか。くれんものはシミタレや」と叫びながら薪を集めて回る。各家ではカキモチを編んだ藁に割木をつけてやる。今では薪の代わりに金でやる。この金で薪を買ってトンドする。
14日の晩方から笹を四方に立て、木を組み、カザリバ・門松・注連縄を持ち寄り、アキの方から火をつける。
「天筆和合楽地復円満楽 新玉の年の初めに筆とりて よろずの宝書きぞ納むる」と書いた紙がトンドの火気によって高く上がればあがるほど「手が上がる」と言って喜ぶ。
また、この火にあたると風邪をひかぬとか、トンドの火で焼いた餅を食べると歯痛にならぬといい、火を家に持ち帰り、お灯明をあげ、明朝のアズキ粥に入れるアズキをこの火で煮る
とある

各地の風習によって違うが、そのほとんどが冬の害虫駆除や新しい春の草の生育を助ける野焼きと違い、古くから町として栄えてきた今井町の大トンドは正月の締めくくりと、火を畏敬する思いが強いものであるようだ

平成26年、大トンド、昭和32年の町史の記載とは大きく様変わりして、春日講の人たちが、この日のために廃材を貯めておき、御餅も準備、注連縄や古くなったオフダを各家庭から持って、燃やしてもらう、とかなり簡略化されてきた
それでも、高齢化した講の人たちのおかげで今井のトンドは今年も無事点火出来た

昨年は今井町は雪景色での大トンド、





インドネシアから留学中のハネダは大喜びで一日中外で遊んでいたのを思い出す

やつむね能楽講座を応援します!

2014-01-10 22:45:37 | 八つ棟

今井町の重要文化財「今西家住宅」で新春公演金剛流能楽師山田夏樹、宇高竜成、宇高徳成にによる能楽講座が2月2日(日)13時から開演される
今井町町並み保存会はご縁をいただいて、この講座の裏方をお手伝いする機会をいただいた
今西家住宅は今井町の総年寄りとして自治都市今井町のリーダーとして戦国時代を統治された名家で、お裁きをされたお白州を桟敷に、正面座敷でお能が舞われる

只今お申込み募集中!値段は張るが、こだわりのおもてなしと、豪壮なお座敷での一流の舞、見ごたえのあるものになるだろう!
頑張って準備に協力していきますので、お出かけください