梅香のつれづれ日記

今井町から保存活動の情報をお知らせします
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時には梅香の独り言も書いていきます

今井町を取材した二つのテレビ番組が近く放映されます ご覧ください

2013-10-16 19:51:23 | マスコミ
今井町を取材した二つのテレビ番組が近く放映されます
一つは
BS 日テレ 「ポストのある日本の風景」

郵便ポスト、それは人々の想いをつなぐ架け橋̶̶̶―

日本全国津々浦々に佇むポスト。都会のランドマークを眺める市街地の一角、下町風情の残る駄菓子屋の隣…。人々の生活に密着しているポストは、様々な
人々の思いを受け取り、それを繋ぐため春夏秋冬、一
年を通じて活躍しています。

日本各地にある郵便ポストと美しい風景、さらにそこに暮らす人々を紹介する、それがこの番組です。







ポストの声:真矢みき

放 送:10月28日(月) 午後9時54 分~(5分番組)
放送局:BS 日テレ(BS デジタル4チャンネル

ホームページ http://www.bs4.jp/post/

もう一つは三田村邦彦が歩くおとな旅あるき旅



今井町の町並みと今西家、河合酒造などを散策するロケがあり、ガイドしました











羊プロジェクト・各地で反響が始まっている

2013-10-13 23:04:41 | 羊大使
ハナラート今井エリアで地域の催事「玉手箱」として活躍した羊さんは10月17日4回目の除草大使の任務を終えてめえめえ牧場へ帰っていく



昨年11月3日、JR西日本王寺管理局の部長とめえめえ牧場の竹内さんに集まっていただき、我が家の裏を走る奈良まほろば線で羊の除草を計画するために話し合って、11月9日2頭の羊で試験放牧、営業路線の法面での放牧は日本で初めての試みであるため、慎重の上に、さらに慎重を重ねた計画は実行に移った
g.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=eca780b6c7b0d008341ea58a7d30a67a


その後、6月7日、今年も我が家の裏を走るJR桜井線土手で羊の放牧が始まった
そして羊大使・NHKテレビに登場
http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=1e3b82829ddc46a164cf886d7d6a0b6b



すぐさま全国放送実現
http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=2f1ccc399490bd136513d0af3215ff82




これを機に各地でテレビで見た、というお問い合わせが牧場にたくさん来るようになった
1、 村内2か所で耕作放棄地に2頭ずつ放牧(期間5がつ~11月)
2、 東京と長野のソーラー発電所から問い合わせ
3、 福井のソーラー発電所で除草実験開始(期間8月20日~9月20日)
4、 岡山・奈良・大阪の土地管理会社から除草目的とした羊の管理と購入の問い合わせ
5、 岡山の病院から空地を利用して羊の除草と患者さんとの触れ合いを目的として羊の購入
6、 兵庫のソーラー発電所で羊による除草と土地管理が実用化(10月~)
7、 下市町から羊の除草と土地管理の問い合わせ
8、 県内で山や畑を持つ地主5件から羊の飼育と除草効果の問い合わせ
このほか、お問い合わせが遠隔地のため、六甲牧場を紹介してあげ、すでに導入が始まり、新聞報道もされた事例も出ている

2メートル×8メートルの小さなサークルから始まった日本で最初の鉄道営業路線での羊プロジェクトはいま確かな足取りで、各地に広がり始めている
かつては宝物であった草が各地で邪魔者扱いされ、厄介者になっていた草が、羊を通じて再び宝物として重宝され、多角的な効果を生み始めたことがうれしい



「イベントは地域に何を残したのか」--ハナラートの副産物

2013-10-11 09:27:36 | ハナラート
ハナラート今井町エリアは10月6日で催しを終了しました


「イベントは地域に何を残したのか」いつも私が課題にしている大事なテーマです
これを考えておかないとイベントが去った後には虚しさや、寂しさしか残りません
このことを視野に入れておくと、イベントから新たなエネルギーになる源が誕生します
今井町で仕掛けた玉手箱には将来に向けた大きなきっかけが沢山生まれました

羊プロジェクト__ハナラートに参加することで、山添村の多くの方々が周知してくれました
         テレビがアートの視線で放映してくれました
         JR保線区が除草作業が会社のPRになる宝物だと気付いてくれまし               
         た





 
千葉大学生の空き家再生__千葉大学生、奈良女子大生、それに今年から参加を始めた奈良教育大生が、永年我が家を故郷、まちづくりの実践勉強の場として帰ってきていたのが、初めて空き家対策という大きな課題に取り組むきっかけとなり、マスコミが関心を持ってくれた






今井小学校の町中一斉写生大会__もう伝統といってもいいくらい長年続いている小学生の全校一斉写生大会に奈良芸術短期大学生が絵画指導で参加してくれた







町のご婦人たちが10日間の長期間を支援してくださり、ボランテイアを務め、呈茶の振る舞いなど着物で接待してくれた

最大の自慢はもあ作品の苔玉が会場前の軒先に数十個並べられたまま、会期の夜を過ごしたが、一つたりとも無くなったり、いたずらされなかったことだろう



沢山のマスコミもこのイベントを通してたくさんの報道をしてくれた


県内8か所で長期(9月7日~11月26日)にわたる「奈良・町家の芸術祭HANARART2013」のほぼ中ごろのいい時期に開催の機会をいただき、現代アートという主役の力を借りて今井町らしい脇役をこなせたと思っているが…、
これから会期を迎える地域のみなさん、頑張って、楽しんでください

日経新聞近畿版の「関西Made」で「第8部 街のどてらいヤツ 」に掲載されました

2013-10-09 01:07:17 | マスコミ
日本経済新聞近畿版の「関西Made」というコラムで紹介されました
このコラムは近畿地方の各分野で頑張る人たちを部門別に毎回5~10人ほど選抜して紹介するもので、「関西Madeバックナンバー」を見ると過去1部から7部まで錚々たる人たちが名を連ねた連載であることがわかる

関西Made 第1部 ベンチャー政党
関西Made 第2部 私鉄王国はいま
関西Made 第3部 海外で羽ばたく
関西Made 第4部 野茂が歩いた道
関西Made 第5部 電機は負けへんで
関西Made 第6部 奇跡の公立劇場
関西Made 第7部 アトムがいた未来
関西Made 第8部 街のどてらいヤツ

そして「第8部 街のどてらいヤツ 」で2013年10月8日に私が掲載された
奈良県では私が初めての登場だそうだ


「陸の今井」再興のもてなし」
奈良県橿原市の今井町は近鉄八木西口駅の近くに位置し、古い町家が約500軒残る。織田信長から自治権を与えられたのを契機に商業都市として栄え「海の堺、陸の今井」ともいわれた。 町の保存会会長、若林稔は…
というスタイルで記者の目から見た私の町への想いを掲載していただいたものである

掲載マスが小さいため、誤解を生むような部分も多くあるが、押しなべて再興への想いを「ほんまもんのおもてなし」と「信頼ある町」、そして「次代を託せる若者の養成」を前面に出して掲載してくれていると感じた
「街のどてらいヤツ」タイトルが大仰でびっくり、そんな大物ではないが、本気で、無我夢中で取り組んでいる町並み保存運動を評価して推薦してくれた人がいてくれただろうことが一番うれしかった

誤解を生む部分とは大手企業の本社誘致…というくだりで、真意は中世の今井町は今の時代に置き換えると大手の総合商社が大活躍していた町で、そんな大きな経済の復活を目指す夢が持てる町だ、それが実現すれば、今の保存度を保ちながら大きな商いが実現する 
実現する一番の近道は信頼と、本物のおもてなしができる人づくりだということを言いたかった
幸い、今井町には親切なおもてなしができる人たちが多いので、夢は案外早く実現できるかもしれない