梅香のつれづれ日記

今井町から保存活動の情報をお知らせします
今井町にあなたのお知恵を貸して下さい
時には梅香の独り言も書いていきます

ハネダからの便りが届いた

2013-02-28 13:59:28 | ハネダ
帰国後はじめて、羽田から便りが届いた

おとうさん おかあさん
おはよう ございます
おげんき ですか?
インドネシア に かえりました
いち ねんかん たのしかった
いろいろ いい けいけん を もらいました
いま は さいご でわ ありません
これから は はじまります
にほん ご は とても むずかし けど
これから も もっと がんばります
かもつ は まだ きてません
また にほん に かえてきます
よろしくおねがい します


2月3日、成田空港を飛び立って、初めての便りは


インドネシアについて家族との出会い、インドネシアのお母さんが空港で撮った写真で、ハネダの日本でも本当にうれしいときにたくさん見せてくれた、本当にうれしいときの笑顔を見ることができた

わたしたちと最後の一日は
普段通りの朝を迎え、昨日までの荷物を再確認をしたらもうお昼、日本のお父さん、お母さんとハネダとこたつに入って3人だけのお昼ご飯、
13時、荷物を車に積み込んでいると、今井町町並み保存会や近所の方たちがたくさんお別れに集まってきてくださった 幸せな奴だな! みなさんありがとう

京都につくと、まず西本願寺にお参り、御影堂にひざまずいて、先祖にハネダとのお別れを報告、1年間健康に過ごしてくれたことの感謝をした




さあ、日本最後の食事は? いろいろ話し合って牛肉のしゃぶしゃぶ、思いっきり食べる食べる、気持ちいい食いっぷりに満足した




はじめて大阪に迎えに行ったときのハネダの「お父さん」の一言から始まった1年は日本人でも忘れてしまっている日本人の魂のなんたるかを真剣に体験し、考えた1年であったと思う
京都駅で関西圏に散らばって留学していた仲間たちと再会し、それぞれの家族と別れを惜しむ




京都からは夜行バスで成田へ






そして成田空港では千葉大学のお友達がたくさん見送ってくれた
届いた便りはたった13行、だけど、ハネダにも、我が家にもどれだけ長い、深い信、愛、敬の心が行き交い、残しあえたことだろうか 今井町を通じてハネダと関わってくださったみなさん ハネダの届いた便りの
これから は はじまります
また にほん に かえてきます

の言葉を信じて大きく成長してくれることを祈ってあげてください
ありがとうございました

3月2日、地域づくり支援機構では第6回目のシンポヂュームが開催されます

2013-02-23 21:58:04 | 地域支援機構
3月2日、地域づくり支援機構では第6回目のシンポヂュームが開催されます
まだ余裕があります 早くお申し込みを

日時  2013年3月2日(土)13時開会(受付12時30分から)
開場  奈良県立大学3号館2階
定員  80名
参加費 800円(資料代)当日会場にて
申し込みはメールまたはファックスで



この機構には今井町町並み保存会は団体会員として初年度から参加してきましたが、昨年は私も一人の塾生として参加、いろいろと地域のことを学ばせてもらい、今年はみなさんも「今井町並み散歩」や「灯火会」などにも参加、各地での現場体験など、中身の濃い研修をして来られました
地域づくりに関心を持って仲間入りしょうと意気盛んな14名たちが、先輩や地域づくりに思いを馳せる仲間



たちと、これまでの成果と今後の抱負をこのシンポヂュームで熱く語り、集います
あなたも好奇心を行動に移してお申し込みください



[稱念寺本堂」の工事もいよいよ本堂を覆う屋根工事に着手

2013-02-21 14:14:56 | 発掘、修復

今井寺内町の核、重要文化財「稱念寺本堂」の工事も3年目になりますが、周辺整理工事も落ち着き、いよいよ本堂を覆う屋根工事に着手されることになり、2月20日、関係者や町の方たちへの見学会が行われた

この工事は本堂の解体修理を安全、かつ、天候に左右されずに短期間で実施できるためのもので、素屋根が完成すると鉄骨造で東西35.6m、南北41.75m高さ20.14mの規模で本堂を覆う今井町は立地が大藤原京内で、埋蔵文化財包蔵地であるため、工法では掘削を行わないのも特徴だそうだ






普段は見上げるばかりの大屋根を平行視線で見学でき、専門家の解説もしていただき、改めて平成の大事業もいよいよ佳境に入るのだなと実感した


住職さん、檀家のみなさん頑張ってください






雪の伊賀上野を視察

2013-02-17 21:57:17 | 県外研修
今井町町並み保存会では毎年2月、先進地見学会を開催、2月15日、雪の中の伊賀上野を視察した
降りしきる中で上野城に上り、俳聖殿の雪景色に感動、

城下町では名物の大和屋の田楽定食を賞味、

食事の間に雪も止み、藤堂高虎の創った城下町の風情を楽しんだが

こうして毎年各地を見学しているが、わが今井町に勝るようなびっくりする町に出会わない
しかし、どこにも熱い思いで町づくりをしている人に出会う
みんな自分の町が好きで、時代の波に流されて崩れていく町並みを必死に守ろうとしているのをひしひしと感じる

柿渋がノロウイルスやインフルエンザのウイルスをやっつける!!

2013-02-17 17:38:58 | 日記
柿渋の効用今更ながら
今井町では町おこしの材料の一つに「大和今井の茶粥」を通じて、柿渋を長年使ってきたが、

2月16日付けの朝日新聞で広島大学の坂口剛正(ウイルス学)教授らのチームが柿渋がノロウイルスやインフルエンザウイルスといった幅広い種類のウイルスをやっつける力があることを確認し、米科学誌プロスワンで報告したという記事が掲載された


柿は奈良の特産品、果実の食用はもとより、柿渋の殺菌効果や建築用材、漁網などに防腐剤として、また、お酒の防腐、清澄剤としても地味だけど確実にその効用を利用してきた先人たちの知恵を今井町から発信できたらと考え、2005年から「大和今井の茶粥」の箸袋や



お膳の敷物(ランチョンマット)、座布団などに活用してきたが、今回の朝日新聞記事は強力な大和今井の茶粥の応援団となる

そしてこれは全国第2位を誇る柿の名産地、奈良の起爆剤にもなる材料だと思う
柿渋の生産は渋柿の未成熟の青い時期に行う作業で、また出来た製品の柿渋も保存がきくので、現実に柿生産業者の多くが過疎、高齢化などで、秋の収穫期の作業がいっときになり、人手不足や繁雑も、作業が分散されるメリットにもなるのではと思う
願わくば、柿生産者がこの記事に着目して、柿渋の生産を復活させていただけたら建築資材に有害な化学塗料の排斥にも繋がるのではと思うが、いかがなものだろうか


第6回NAED 地域づくりシンポヂューム「新たな交流を創る」を開催

2013-02-14 13:37:51 | 地域支援機構
来る3月2日、地域づくり支援機構では第6回目のシンポヂュームを開催します

この機構には今井町町並み保存会は団体会員として初年度から参加してきましたが、昨年は私も一人の塾生として参加、いろいろと地域のことを学ばせてもらいました

そして今年も講師を引き受けて地域づくりに関心を持って仲間入りしょうと意気盛んな14名と1年間学習しました
その成果と今後の抱負をこのシンポヂュームで熱く語り、先輩たちやこれから仲間入りしょうかなという人たちが集います

もちろん、漠然とでも関心があるという人も大歓迎、皆さんも好奇心を行動に移してお申し込みください



日時  2013年3月2日(土)13時開会(受付12時30分から)
開場  奈良県立大学3号館2階
定員  80名
参加費 800円(資料代)当日会場にて