第二次世界大戦の海戦の資料は大量にあるが、第一次世界大戦の海戦の資料は全く無い。この現状が我慢できない著者が独自の調査でまとめ上げた一冊。
最近のネットではいくらでも情報を検索できるが、この海戦を一冊にまとめた資料というのは今でも珍しい。見つかるのは先に紹介した「エムデンの闘い」とかの有名な「ユトランド沖海戦」の事例ぐらいか。
潜水艦や航空機など後の主役となる新兵器などのほかに、仮装した商船や帆船!とかがまるで前時代の海賊のように世界の海を行動し通商破壊戦を行うなど、レーダーと通信が発達した現代ではありえない闘いが繰り広げられた。
意外と激しい戦いが繰り広げられたにも関わらず、とりあげられる事が少ないのは、前途した2つの海戦ぐらいしか派手な闘いが見当たらないせいかも知れない。
この本に記述されている戦闘は、主役の英独以外にも、脇役扱いなロシア、フランス、イタリア、オスマントルコ、そして日本の海軍の記録や、いまは海軍を失ったオーストリア・ハンガリー帝国の当時の状態。そして現代では消滅した、水上機母艦、モニター、巡洋戦艦(そして戦艦)という艦種の詳細などなど。
平和主義者の人たちには怒ると思うけど、やはりWW1の時代までは海戦は「冒険とロマン」を感じさせた時代だったんじゃないかな。(すべての闘いがそうだとは言わないけど)
最近のネットではいくらでも情報を検索できるが、この海戦を一冊にまとめた資料というのは今でも珍しい。見つかるのは先に紹介した「エムデンの闘い」とかの有名な「ユトランド沖海戦」の事例ぐらいか。
潜水艦や航空機など後の主役となる新兵器などのほかに、仮装した商船や帆船!とかがまるで前時代の海賊のように世界の海を行動し通商破壊戦を行うなど、レーダーと通信が発達した現代ではありえない闘いが繰り広げられた。
意外と激しい戦いが繰り広げられたにも関わらず、とりあげられる事が少ないのは、前途した2つの海戦ぐらいしか派手な闘いが見当たらないせいかも知れない。
この本に記述されている戦闘は、主役の英独以外にも、脇役扱いなロシア、フランス、イタリア、オスマントルコ、そして日本の海軍の記録や、いまは海軍を失ったオーストリア・ハンガリー帝国の当時の状態。そして現代では消滅した、水上機母艦、モニター、巡洋戦艦(そして戦艦)という艦種の詳細などなど。
平和主義者の人たちには怒ると思うけど、やはりWW1の時代までは海戦は「冒険とロマン」を感じさせた時代だったんじゃないかな。(すべての闘いがそうだとは言わないけど)