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@じゃんだらりん

趣味(温泉・グルメ・音楽鑑賞・読書、コミック・日本史に世界史、ミステリーにミリタリー・時事)について語ってるブログです。

湊町相撲ボーイズ

2011-12-18 | 民俗/祭
NHKのスペシャルドラマを録画していたので見てみた。時節柄か、やたらと「絆」を強調してたのはともかくとして、結構ドラマの出来がよく面白かった。聞けば富山県は伏木という地区で、大相撲を模した「伏木場所」相撲を20年以上も開催し続けている実話をベースにしたという。     . . . 本文を読む

奥三河の花祭りを“デジタル”伝承 準備から神事、映像に記録

2011-10-02 | 民俗/祭
 愛知県奥三河地方に700年以上前から伝わる国の重要無形民俗文化財「花祭り」の継承に役立ててもらおうと、愛知県や名古屋大、地元保存会などが連携し今年から、祭りの様子を地区ごとに映像で記録する。過疎化による後継者不足で存続が危ぶまれる中、3年かけて現存する15地区で撮影。各保存会に提供するほか関係市町村の施設で公開する。  花祭りは、東栄、設楽両町と豊根村で、11月から翌3月に催されている。年間4、5地区ずつ撮影。地区を離れた出身者や地区外の人が加わった際の“手引”になるよう、舞や神事だけでなく、準備から会場設営、祭具まで祭り全体の記録を目指す。  祭りに関する古文書をデジタルカメラで撮影し、リストを作成。祭りで演奏される笛や太鼓のメロディーを楽譜にして残すことも検討している。  完成した資料は、各地区で継承に役立ててもらうほか、愛知県や名大、設楽、東栄両町、豊根村などの図書館や資料館に「花祭デジタルアーカイブ」をつくり、一般の人も見られるようにする。  個人単位や愛知県のダイジェスト版で記録はあったが、学術的に祭りを詳細に網羅する資料はなかった。  記録は地元自治体と愛知県、名大などでつくる「花祭の未来を考える実行委員会」(会長・佐々木重洋名大准教授)が担当する。今年7月、文化庁の文化芸術振興費補助金の対象に選ばれた。  佐々木准教授は「花祭りを網羅的に記録し継承することで、地域の共同体を再生させ、地域振興にもつなげたい」と話している。  【花祭り】 1年間の心身の汚れを清め、生命の再生を願うため、「テーホヘ、テホヘ」の掛け声で鬼の面を付けた住民らが湯釜を囲んで行う神事。地区ごとに面や舞が異なる。17地区に伝わるが、2地区で休止中。県は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界無形文化遺産登録を目指している。 . . . 本文を読む

「花祭」TVドラマ化

2009-10-02 | 民俗/祭
http://hicbc.com/tv/hanamatsuri/ 自分のブログ名の元にもなっている三河の、更に山奥の地域に古くから伝わる郷土の祭がTVドラマになるとのことです。 現実的には地元の過疎化などで存続が危ぶまれるこの「花祭」のことをより多くの人々に知ってもらいたいと、ちょっと番宣です。 . . . 本文を読む

「田楽の舞」、”しまい”の危機 

2008-04-08 | 民俗/祭
話が飛ぶが、ガラパゴス諸島のゾウガメは、島ごとに甲羅の形が違った亜種同士だったといわれ、一つの島のゾウガメ絶滅はその”種”の絶滅を意味したという。 かつて深い山々で分断された集落で、それぞれ独自に発展していった民俗芸能が一つ一つ消えていくようなニュースで、なにか寂しい話でもあります。 >「田楽の舞」しまいの危機 愛知・東栄町で伝統数百年  >愛知県東栄町の西薗目(にしそのめ)地区で、数 . . . 本文を読む

「花祭り」またひとつ・・・

2007-11-07 | 民俗/祭
愛知県奥三河地方に伝わる重要無形民俗文化財花祭りが、豊根村の三沢の山内地区では、今季限りで中止されることになった。 昨年は後継者不足で、別の地区で中止になったばかり。 山奥で700有余年の間続いた伝統が断ち切られるのは、当事者の村民にとっては簡単なことじゃないと思いますが、少子高齢化に伴う過疎地では、伝統文化の継承も限界に近づいているのかもしれない。 . . . 本文を読む

上げ馬神事

2007-05-27 | 民俗/祭
今日は朝から田んぼの作業で昼間は家で休憩。 昨日録画していたTV番組で「上げ馬神事」の特集を見た。 地元の代表として、一ヶ月前から特訓に励む主人公の少年。彼を支援する商工会の青年部、家族を初めとする地域が一丸となって協力する姿。 郷土の祭りっていいもんだなあと感じた。最近殺伐とした人間関係に絡む事件が多かったせいか。 その主人公は一度も坂を駆け上がることが出来なかっけども、掴んだもの、培っ . . . 本文を読む

こきりこの里

2006-12-27 | 民俗/祭
「こきりこ」とは、無形文化財「こきりこ節」のことで、富山県と飛騨地方との境付近の、越中の国、五箇山付近に伝えられてきた「民謡」です。この古里の周辺を総し「こきりこの里」という別称で呼ばれています。 元は田楽、もしくは祭礼の際に歌い継がれてきたものが、外界から隔絶される(特に冬季)山奥の里で独自の歌詞や踊りが付いてきたものらしいです。 現在では「こきりこ」が演じられる際には、唄に合わせて女性が「 . . . 本文を読む

花祭りのむら/著・須藤功

2006-12-02 | 民俗/祭
花祭りは、愛知県の奥三河地方に七百年前から伝わる祭りです。真冬の11月から3月にかけて、17カ所で行われ、夜を徹してさまざまな舞が奉納されます。幼い子どもが初めて舞う「花の舞」から、「三つ舞」、「地固めの舞」さらに「四つ舞」と、あたかも通過儀礼のように歳を重ねるにしたがって舞が変わり、子どもは花祭りとともに成長します。村の家々が祭りの役を担い、村人は、花祭りの舞庭にそれぞれの思いを刻み、生命の安らぎを得てきました。しかし、過疎化による後継者不足が深刻な事態になり、かつては男の子だけに許された舞を、女の子も舞うようになりましたが、状況は変わりません。長年にわたり、花祭りと村人の暮らしのかかわりを撮りつづけた民俗写真家が、時代の波に洗われ変遷する山村の暮らし、そして消えようとする村の伝統の灯を守るべく、新たな可能性を模索する人々の姿を、豊富な写真とともに描く、希有な生活誌です。 . . . 本文を読む

花祭り

2006-11-24 | 民俗/祭
室町・鎌倉時代に奥三河にもたらされ、村内では5ヶ所に現存する霜月神楽。日本中の神々を祭場に招いて湯を捧げ、釜の周りで神楽を舞って悪霊祓除、五穀豊穣を祈ります。  子供たちが愛らしく舞う 「花の舞」、巨大な面形の鬼が鉞をかざして舞う 「山見鬼」 「榊鬼」 など、さまざまな舞が、夜を徹して行われます。 . . . 本文を読む

花嫁のれん

2006-06-20 | 民俗/祭
録画していた「ニッポン遺産」というテレビ特番をみた。その中のエピソードの一つ。 石川、能登地方で、地元に古くから伝わる風習で、当地の花嫁道具の必需品という。花嫁は結婚当日、相手方の自宅を訪れてその仏壇に報告する。その際にこの花嫁のれんをくぐって仏壇の間に入る。その時のためだけに使われる物に、加賀友禅で作った高額なのれんも当り前という。 こっちの地元、愛知県も「名古屋嫁入り物語」で知られるように . . . 本文を読む