「資材や準備不足、場当たり的な上層部の命令下でも、開発に命を燃やした技術者たちと、不充分な性能の艇で敵に立ち向かった乗員たちの物語。」
と言うと全ての日本軍に共通する悲劇なんだが、その中で日本海軍史からも抜け落ちてるのが「魚雷艇」の歴史。
>戦艦「大和」など大型艦の建造・運用では一流だった日本海軍が、なぜ排水量わずか20トン程の小さな木造艇を戦場で活躍させられなかったのか。
その疑問への解答としてベストな一冊。近年、不審船の領海侵犯で右往左往してる海上自衛隊を見ると、「三つ子の魂、百までも」と思えてくる。。。
開発の遅れを叱責された技術士官が責任を感じ切腹するなど、その他多くの悲劇を見てきた著者が、この物語を埋没させず世に残すべく書き記した。戦記ものでなく、海軍史の空白を埋める一冊だ。
と言うと全ての日本軍に共通する悲劇なんだが、その中で日本海軍史からも抜け落ちてるのが「魚雷艇」の歴史。
>戦艦「大和」など大型艦の建造・運用では一流だった日本海軍が、なぜ排水量わずか20トン程の小さな木造艇を戦場で活躍させられなかったのか。
その疑問への解答としてベストな一冊。近年、不審船の領海侵犯で右往左往してる海上自衛隊を見ると、「三つ子の魂、百までも」と思えてくる。。。
開発の遅れを叱責された技術士官が責任を感じ切腹するなど、その他多くの悲劇を見てきた著者が、この物語を埋没させず世に残すべく書き記した。戦記ものでなく、海軍史の空白を埋める一冊だ。