日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

アミン(分子模型)

2008-05-17 | 分子模型図鑑

あみんとは岡村孝子と加藤晴子2人からなるユニット

とかいうボケを考えていたが

・・・やめた

アンモニアのお化けたち

さっさと紹介していこう

エチルアミン

Photo

この辺の分子量の小さなアミンは

ほとんどアンモニアの匂いがする

アンモニア同様に水溶液はアルカリ性

アンモニアと違うのは水にも油にも溶けるところ

 

トリメチルアミン

Photo_2

アンモニアの水素がすべてメチル基に置き換わった形の分子

アミンは大抵臭いのだがこれも悪臭防止法の対象だ

高濃度でアンモニア臭、低濃度では魚臭い

 

アニリン

Photo_3

水分子の水素がベンゼン環になるとフェノールだった

アンモニアの水素がベンゼン環になるとアニリンになる

これも匂いがあるのだが

アンモニア臭とか魚臭とは一線を画し

アニリン臭ともいうべき匂い

様々な色素の原料としてなくてはならない化合物だ

 

スペルミジン

Photo_4

スペルミン

Photo_5

アンモニアを炭化水素で繋げたような

おもしろい形をしている

生体内でDNAやRNAと作用する大事な役目をしている

・・・らしいが・・・臭い

これらはスペルマの名のとおり精液臭

 

「水のお化け」のアルコール類が比較的良い匂いなのに

アミンがことごとく不快な匂いなのは

我々が水の海に生まれた生物だからなのかも・・・

土星の衛星タイタンにあるような

アンモニアの海に生じた生物であったら

アミンを良い匂いと感じるのではないか・・・と

思考してみるがこれは化学ではなくて

SFの領域だろうなぁ

 

ニコチン

Photo_6

これもアミンの仲間に入れてやってもいいだろう

ニコチンは生活の中で名前のよく出る化合物なので

後日、項をあらためて紹介しようと思う

コメント (2)
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