日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

シロツメクサのお豆

2007-06-21 | 写真

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今日も今日とて白詰草

蜜を吸いに来ているチョウは

虎蛾(トラガ)

はい、実は蛾なのでした

「先生チョウチョだよ」と言っている子も

「それはガだよ」と教えると

伸ばしていた手を引っ込めてしまう

蛾にとっては不本意な話である

蝶と蛾の間にはほとんど違いがないので

トラガのように昼間活動する蛾には

蝶と見紛う程鮮やかな奴がいたりする

逆に「先生、蛾が来たぁ」と逃げ回られる

ジャノメチョウもきっと不本意だろうなあ

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さてさてシロツメクサの話だが

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全ての花の受精が終わって下を向いているものを

悪いけど1本摘んできた

種が見たかったのだ

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1本1本の花は上の写真のようになっている

そして下の写真を見てほしい

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枝豆?サヤエンドウ?サヤインゲン?

と思われるほど立派な豆が出てきた

それもその筈

シロツメクサはマメ科の植物なのだった

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サヤの中にはちゃんと豆が入っているが

とても小さいので外に出すのには苦労する

事務用クリップを伸ばした針で

ちくちくとサヤを破いた

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このようになっている訳で

シロツメクサの茶色くなった一つの固まりに

百個以上の種が入っている勘定になる

    

それにしてもこの

サヤクローバー

あまりにもちゃんとした姿なので

油揚げと一緒に味噌汁に入れたくなった

1杯の味噌汁のために一体何個の花を分解すれば

食った気になるのか

考えると気が遠くなるようだ

「所さんの目がテン」とかでやってくれないかな・・・

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