日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

メッセンジャーの道程

2008-01-18 | 覚え書き(メイン)

昨日の記事を書くにあたって

誤解していたことがあったので訂正

 

メッセンジャーが現在

水星と地球の中ほどを飛行しているイメージでいたのだが

実はもう水星の近くにいたのだった

ではなぜ水星周回軌道に乗るのが2011年になるのか

水星は太陽に一番近い惑星であり

探査機を飛ばすときに

太陽の重力の影響を考えなければならない

Tanssa

探査機「メッセンジャー」をビー玉として

水星の穴に転がして入れようとするとき

安易なころがし方では太陽の大穴に落っこちてしまうわけだ

そのためにメッセンジャーは

ほぼ地球軌道の方角

(水星に向かうためにはあさっての方)

に向かって打ち上げられた

Photo

こんなふうに太陽の周りを何周も(8周ほどか)

回りながら水星に向かっているわけだ

(今4周目ぐらいのようだ)

たいした技術である

ちなみに火星など太陽から離れた惑星に

探査機を飛ばす場合は

こんなにぐるぐる回さなくてもいい

マーズ・リコネッサンス・オービターなどは

打ち上げから半年で火星に到着している

コメント
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