日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

修学旅行3(遊園地と唯幻論)

2007-06-13 | 覚え書き(メイン)

修学旅行最終日はお楽しみとして

I山パークランドで遊ぶのだった

823

コーヒーカップのジェットコースターなどという

10秒で酔ってしまいそうな乗り物に

キャーキャー言いながら乗っている子供達・・・

キミ達さっき

バス酔いのクスリを飲んでいなかったかい?

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私は高い所がコワイので

こんな乗り物はもちろん

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こんな乗り物にも乗れない

恐い=楽しい

という方程式がどうにもわからない

 

この絶叫マシンで喜ぶ子供達が

ホテルの部屋で幽霊が恐いといってべそをかく

本当に危険なのはどっちか

本当に分かってる?

 

犬や猫なら幽霊ではなく遊具を恐がるだろう

幽霊を恐がる生き物って他に何かある?

 

つくづく人間って本能の壊れた動物なんだなあ

ん?このフレーズ何だっけ

ということで久々に

岸田秀の唯幻論に触れたくなった

ものぐさ精神分析 ものぐさ精神分析
価格:¥ 920(税込)
発売日:1996-01

この本を紹介されたのは

高校の時の美術教師I口さんからだった

カルチャーショックだった

「人間は本能が壊れているから

幻想の中でしか生きられないんだよ」

ということから始まり

けっこう難解な内容が

非常に平易な文章で記されているので

スルスルと頭に入ってくる

名著である

目から鱗をはじめいろんなものが落ちたりした

詳しく述べないので是非読んでほしい

I口先生がどういう経緯でそれを薦めてくれたのか

今となっては良く覚えていないが

ググってみるとどうやら78年初版なので

当時出版されたばかりの本だったようだ

唯幻論を知って過ごす人生と

知らずに過ごす人生では

大きな違いがあったと思う

先生に感謝だ

コメント
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