青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

世のため人のため、そして自分のため。

2010年08月17日 22時10分36秒 | 青裸々日記。
ねこじゃらし(東京都大田区)

 こんにちは。
 今日もありがとうございます。



 人のために力を使いたい、というのは大切な気持ちです。
 「人のため」という意識を持つことで、人間は力を出せる側面があります。
 力を尽くせば「人のため」にもなるし、
 自分も気持ちよいということ位、本当は誰しもわかっているものです。


 さて。

 問題は「人のため」という意識が強すぎる場合です。
 「人のためならどんなこともいとわない」という、
 つまりは「犠牲」と呼ばれる心理というがあるのですが、
 これは基本的に問題をはらんでいると思って間違いありません。

 人は幸せになる一方で自分は不幸になるような状況で、
 「それで幸せだと言い切れるならいいじゃないか」、こんな反論がよくあるわけですが、
 果たして人間、そんなに単純に割り切れるものでしょうか!?
 答えは「NO!」ですよね。
 力を尽くすにつれ相手ばかりが得をして自分の心身のエネルギーが吸い尽くされる、
 客観的に見て、こんな理不尽に耐えられるというのは、
 余程の価値を認めるものに対してしか、本心からは出来ないものです。
 そうであれば、自分も幸せと相手の幸せが共通していることが望ましいわけです。


 話が抽象的になってしまったので、
 具体的な例を出しましょう。

 人のために、と言って
 ・人には優しくする
 ・いつも笑顔でいる
 ・大盤振る舞いをする
 ・エラーを減らす
 ・迷惑をかけない
 ・礼儀作法を身につける
 ・プレゼントをあげる
 …というようなことは、いくらでも挙げられます。
 しかし、人間には見栄というものもあれば、自尊心という部分も存在します。
 そこをなにか「恥ずかしい」ものだと認めたくないがために、
 「人のため」という仮面をかぶせて、体面を保ったりする場合が多いわけです

 自分がいい気分になりたいから、
 自分にも気持ち的な面でメリットがあるから、
 自分はよい人だと確認したいから、
 こんな欲求や希望はどぎついし、
 出来れば目を背けたいものです。


 しかし。

 「自分も幸せで他人のためにもなる」という、いわばベクトルが同じ方向を向く状態、
 これを追求していくと、必ずしもきれいごとを言い続けることは得策とは言えません

 逆説的ですが、恥ずかしくても、自分の情けない欲求を認めた時、
 はじめて「人のために」という気持ちからリミッターが外れて、本当に人のために力を尽くせるようになるのではないでしょうか



 自分のために自分を向上させる、これだけでも周りに与えるメリットというものは多く発生するものです。
 「自分を好きでいて下さい」というのは、
 このへんに由来があるのかもしれません。

不思議な水晶

2010年08月17日 11時57分01秒 | 雑感、雑記
 こんにちは。
 今日もありがとうございます。



 昨日のことなんですが、
 ある商店街の仮設店舗で、水晶のアクセサリーや雑貨が売っていました。
 つい綺麗で、なんだか見てしまうんですよね、水晶って。

 でも、昨日はなんだか違いました。
 普段は見るだけで終わりにするのですが、
 お店から離れるほどに、なんだか買わないとものすごく後悔しそうな気持ちになって、
 結局、購入しすぐに左手につけています。


 なんだかこれが運を運んでくれそうで…

夕時の羽田

2010年08月17日 00時25分23秒 | 雑感、雑記
 こんにちは。
 今日もありがとうございます。



 先日、素人には絶対に出来ない散歩をしてきました
 というのも、一般的には車かバス、電車で向かう羽田空港へ、
 空港入り口からなんと1時間以上かけて歩いてしまうという、
 無謀と言えなくもない挑戦をしたからです。
 なにが無謀で素人に向かないかと言うと、
 ・人通りが少なく、途中に売店はおろか、自販機すらない
 ・近辺は工業地帯のため、空気がすこぶる悪い。また車通りによる排気ガスもきつい。
 ・日常とはほど遠い景色の連続で、慣れていないと戸惑う。後悔しても、途中からバス停は一切なくなる。


 …というわけで、羽田の敷地に関しては昔から大好きでそこそこ知っているので、
 私は意を決してやってきたわけです。

 以下、模様をレポートします。

 まず、東京モノレールか京急線で天空橋駅まで行きます。
 
 
 駅舎は並んで建っており、空港に近い側が京急線です。

 この道を道なりに進むだけですが、さてさて…。
 

 ちなみに、このすぐ先に交番がありますが、
 あまりチャレンジする人がいないからか、職務質問を受けました。
 「歩いて羽田まで」と言うと、
 少し呆れたような感じで「お気をつけて、迷う方もいるので」とごあいさつをいただきました。
 

 そして、小さなトンネルを潜ると環状八号線も片側3車線になり、
 スケール感たっぷりの風景になります。
 

 間もなく、モノレールが真ん中から顔を出し、
 この10月に開業する国際線ターミナルへまっしぐらに向かいます。
 
 
 ちなみに国際線ターミナルの姿も形もなかった頃はルートも違い、
 写真のように環八沿いにずーっと伸びていました。
 

 しかし、時間は夕方。
 なんともたまりません。
 

 国際線ターミナルを過ぎると、モノレールもルートを以前と同じ環八沿いに戻します。
 
 
 
 そしてそのまま一緒に、滑走路の下を潜ります。
 
 
 
 その滑走路の下が羽田空港トンネルです。
 
 内部は最低限の整備はされているものの不気味そのもの、空気も悪いからか、
 ジョギングしている人も手前で折り返している様子です。
 
 ちなみに滑走路の近くとあって、
 真上に飛び立つ飛行機を拝むことが出来ます。
 
  

 トンネルを出ると、辺りももう薄暗くなっています。
 
 これはこれで、また絵にはなるんですが…。
 

 羽田空港郵便局など諸施設の横を通り、
 高速道、一般道、歩道共々に、誘導路を潜ります。
 
 

 ここを潜れば、ゴールはもうすぐ。
 

 あとは空港ターミナルへ向かうだけです。
 

 



 以上、お付き合いありがとうございました。

 ステキな風景を眺められる一方、
 慣れない人には本当にキツイ散歩でしかありませんので、
 行かれる方は十分に注意し、覚悟をして行って下さいね。

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