ねこじゃらし(東京都大田区)
こんにちは。
今日もありがとうございます。
人のために力を使いたい、というのは大切な気持ちです。
「人のため」という意識を持つことで、人間は力を出せる側面があります。
力を尽くせば「人のため」にもなるし、
自分も気持ちよいということ位、本当は誰しもわかっているものです。
さて。
問題は「人のため」という意識が強すぎる場合です。
「人のためならどんなこともいとわない」という、
つまりは「犠牲」と呼ばれる心理というがあるのですが、
これは基本的に問題をはらんでいると思って間違いありません。
人は幸せになる一方で自分は不幸になるような状況で、
「それで幸せだと言い切れるならいいじゃないか」、こんな反論がよくあるわけですが、
果たして人間、そんなに単純に割り切れるものでしょうか!?
答えは「NO!」ですよね。
力を尽くすにつれ相手ばかりが得をして自分の心身のエネルギーが吸い尽くされる、
客観的に見て、こんな理不尽に耐えられるというのは、
余程の価値を認めるものに対してしか、本心からは出来ないものです。
そうであれば、自分も幸せと相手の幸せが共通していることが望ましいわけです。
話が抽象的になってしまったので、
具体的な例を出しましょう。
人のために、と言って
・人には優しくする
・いつも笑顔でいる
・大盤振る舞いをする
・エラーを減らす
・迷惑をかけない
・礼儀作法を身につける
・プレゼントをあげる
…というようなことは、いくらでも挙げられます。
しかし、人間には見栄というものもあれば、自尊心という部分も存在します。
そこをなにか「恥ずかしい」ものだと認めたくないがために、
「人のため」という仮面をかぶせて、体面を保ったりする場合が多いわけです。
自分がいい気分になりたいから、
自分にも気持ち的な面でメリットがあるから、
自分はよい人だと確認したいから、
こんな欲求や希望はどぎついし、
出来れば目を背けたいものです。
しかし。
「自分も幸せで他人のためにもなる」という、いわばベクトルが同じ方向を向く状態、
これを追求していくと、必ずしもきれいごとを言い続けることは得策とは言えません。
逆説的ですが、恥ずかしくても、自分の情けない欲求を認めた時、
はじめて「人のために」という気持ちからリミッターが外れて、本当に人のために力を尽くせるようになるのではないでしょうか。
自分のために自分を向上させる、これだけでも周りに与えるメリットというものは多く発生するものです。
「自分を好きでいて下さい」というのは、
このへんに由来があるのかもしれません。
こんにちは。
今日もありがとうございます。
人のために力を使いたい、というのは大切な気持ちです。
「人のため」という意識を持つことで、人間は力を出せる側面があります。
力を尽くせば「人のため」にもなるし、
自分も気持ちよいということ位、本当は誰しもわかっているものです。
さて。
問題は「人のため」という意識が強すぎる場合です。
「人のためならどんなこともいとわない」という、
つまりは「犠牲」と呼ばれる心理というがあるのですが、
これは基本的に問題をはらんでいると思って間違いありません。
人は幸せになる一方で自分は不幸になるような状況で、
「それで幸せだと言い切れるならいいじゃないか」、こんな反論がよくあるわけですが、
果たして人間、そんなに単純に割り切れるものでしょうか!?
答えは「NO!」ですよね。
力を尽くすにつれ相手ばかりが得をして自分の心身のエネルギーが吸い尽くされる、
客観的に見て、こんな理不尽に耐えられるというのは、
余程の価値を認めるものに対してしか、本心からは出来ないものです。
そうであれば、自分も幸せと相手の幸せが共通していることが望ましいわけです。
話が抽象的になってしまったので、
具体的な例を出しましょう。
人のために、と言って
・人には優しくする
・いつも笑顔でいる
・大盤振る舞いをする
・エラーを減らす
・迷惑をかけない
・礼儀作法を身につける
・プレゼントをあげる
…というようなことは、いくらでも挙げられます。
しかし、人間には見栄というものもあれば、自尊心という部分も存在します。
そこをなにか「恥ずかしい」ものだと認めたくないがために、
「人のため」という仮面をかぶせて、体面を保ったりする場合が多いわけです。
自分がいい気分になりたいから、
自分にも気持ち的な面でメリットがあるから、
自分はよい人だと確認したいから、
こんな欲求や希望はどぎついし、
出来れば目を背けたいものです。
しかし。
「自分も幸せで他人のためにもなる」という、いわばベクトルが同じ方向を向く状態、
これを追求していくと、必ずしもきれいごとを言い続けることは得策とは言えません。
逆説的ですが、恥ずかしくても、自分の情けない欲求を認めた時、
はじめて「人のために」という気持ちからリミッターが外れて、本当に人のために力を尽くせるようになるのではないでしょうか。
自分のために自分を向上させる、これだけでも周りに与えるメリットというものは多く発生するものです。
「自分を好きでいて下さい」というのは、
このへんに由来があるのかもしれません。