青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

補償行為の恐ろしさ。

2010年08月24日 22時37分52秒 | 青裸々日記。
百日紅(さるすべり、東京都三鷹市)

 こんにちは。
 今日もありがとうございます。



 心理学用語に、「補償行為」という言葉があります。
 漢字で書くといかついしむずかそうなのですが、
 なんのことはない、「「埋め合わせ」と言い換えれば説明がつく行動」のことを指すのです。

 人間には自立心や自尊心、良心というものがあります。
 悪いことをしたら、その過失や損害をなかったことにしようと、
 あるいは、相手になんとか勘弁してもらおうと、
 自らも血を流すことで、なんとかイーブンに持ち込もうとするものです。
 ただし、どこまでがイーブンなのか、それは個人の裁量によるところが大きいのです。
 つまり、イーブンに持ち込もうとするあまりにゴールが見えなくなり、
 奥歯に物が詰まったような感覚になったり、
 どうも理不尽さや不公平感が拭えなくなった場合、
 イーブンに持ち込もうとする行為自体が、実はどこまでがイーブンなのかをわからなくしてしまうことがあります。
 ここが問題なのです。


 ☆ ☆ ☆

 「あの人には借りがあるから」
 「立場が立場なんだし」
 「そうとは言えど、我慢しなければ…」

 こんな経験、皆さんしたことがあると思うんです。
 そう、「我慢」と呼ばれるものです。

 「補償行為」に関して言うと、
 「その場では負い目なりがあるから耐える」わけですが、
 結果、ストレスなりトラウマなりが残るわけです。

 それくらい、どこにでもある話ではないかと言うと、
 積み重ねるとそうでもなく、かなり問題なのです。
 なぜなら、自分が「埋め合わせ」をする理由に関しては、
 本人なりには納得している「つもり」になっている、
 つまり、本人に自覚がないままに、ストレスやトラウマを抱えてしまうからです。

 ストレスやトラウマを抱えやすい人は、
 普段から当たり前のように
 「これは自分がしたことだから」
 「相手にも迷惑をかけたし」
 などと折れていて、その場では平気でいたりします。
 しかし、自分が借りのない分野、あるいは借りのない相手を目の前にしたた途端に、
 相手に対して、それまでの我慢を返すような、信じられない行為に出てしまう場合がある
のです。
 先程「イーブン」と書きましたが、
 悪い意味のイーブンに持ち込んでしまう恐れがある心理、
 それが「補償行為」の恐ろしさなのです。


 そうならないためにも。

 爆発をしないためには、
 鍋の蓋や醤油の瓶のように、
 小さな穴が必要になります。
 そして、自分がいかに我慢をしているかを自覚する必要があります
 それが、あらぬ爆発をしないための安全弁になるのです。

体は小さくても

2010年08月24日 21時19分31秒 | 雑感、雑記
 こんにちは。
 今日もありがとうございます。



 私はどちらかといえば身長は低いほうです。
 努力に努力を重ねて痩せ型にしたのはよいにしても、
 コレばかりはもう直せないものなのでどうしようもないのですが、
 ひとつだけ、うれしいことがあります。

 それは、意外性をもって見てもらえる、という点です。

 自分で言うのはナンですが、
 カラオケでここ3年はマイクを使わないくらい、結構声は大きいし、
 写真のためなら長距離の移動は厭わないし、
 特定の局面限定ながら、タフなところもあるし。


 そうすると、案外、実際以上にがんばっていると見てくれちゃう人とか、
 小さくて細いのにどこからエネルギーが出てくるの!?みたいに励みに思ってくれる人もいるので、
 今のところメリットが大きいのではないかと思っています。

 ものは見せ様です(笑)

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