青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

文章力講座10(完)・心があれば大丈夫

2011年06月16日 18時47分38秒 | Naoyaさんの文章力講座
 こんにちは
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 文章を書くために、まず大切なもの。
 それはペンでも紙でもなく、人を思う心です。

 いくら上手い表現を使っていようと、
 それで人が嫌な気分になっているのであれば、その文章にはあまり価値がないように思います。
 逆に表現は至らなくても、「読む人にいい気分になってもらおう」とか「喜んでもらおう」という気持ちがあれば、
 読んだあとに温かいものが残ります。

 この「気持ち」というのが大切なのです。
 読む人のことを考えれば、「もっと改良点はないかな?」という気持ちになる。
 そうやって言葉を探していけば、必ず文章力は上がるのです。
 逆に、人を傷つけるような文章ばかり書いていると、
 読みやすさに関心がいかなくなりますから、文章力を野ざらしにしても平気になる。
 そうすると、ただでさえ人が去るような文章なのに、
 余計に読みずらくなる。
 だから、文章を書く意欲そのものがなくなってしまうのです。


 すっごく簡単な話でしょう!?
 でも、文章力ということばかりに頭がいってしまうと、
 心ない文章を書いてしまうことがあるんです。
 すさんでいて心のない時、人に関心を向ける余裕がない時、
 きっと文章も貧相になっているハズです。
 逆に、人に対する思いがある時ほど、
 自然と読みやすく書けていることが多くなるもの。
 そしてまた、どんな能力や経験も積み重ねの産物です。
 だからこそ、心のない文章、愛のない文章は、
 できるだけ書かないようにするか、読んでもらうのも少しにしたほうがよいのです。


 心のある文章は、全てを呼び込むんですよ。


 ☆ ☆ ☆

 このシリーズ、我流ながら長くブログをやってきたなりのことを書いてきましたが、
 お役に立ちましたでしょうか。
 「できるだけ入門に近いくらいの方でも、もの書きを楽しんでもらえたら」位のつもりでやってみたんですが、
 至らない部分、わかりにくい部分もあったと思います。
 それも含めて、一緒に文章力を磨いていきましょうね。
 迷った時はいつでも繰り返しここに戻って、繰り返し読んでいただければこの上なく嬉しいです。



 このコーナーにお付き合い下さり、ありがとうございました。
 私はすごく楽しい時間を過ごさせていただきました。
 心から感謝していますヾ(*^▽^*)o

文章力講座9・ボキャブラリーはおもしろい

2011年06月15日 23時31分47秒 | Naoyaさんの文章力講座
 こんにちは
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 皆さんはどれくらい多くの言葉を知っているでしょうか!?
 特に多い必要はないのですが、この「知っている言葉の数」が多いと、
 文がよりスマートになります。

 以前、「簡単なほうがいいよ」って書いたので、
 言葉を覚えなさいとか言うとすごく矛盾しそうですが、
 私が言っているのは、なにも「難しい言葉をたくさん覚えましょう」ということではないのです。


 たとえば、「ご飯を食べる」と言いたい時。
 「メシを食う」という言い方しか知らないと、どんなに丁寧に言いたくてもそうは聞こえませんよね。
 それと、「難しい言い方」しか知らない場合もそう。
 自分の得意な分野の話だと、意外と専門用語しか知らないことがあって、
 それで伝わることが伝わらなかったり…という、もったいない話になってしまったり。


 一個のリンゴだって切り口によっては食べやすくも食べにくくもなるように、
 言葉だって、いろいろな言い回しを知っているだけで、
 印象やわかりやすさもすごく変わるのです。
 そのために、より簡単な言葉をたくさん知っておくだけで、
 読む相手にいい思いをしてもらいやすくなるのです。

 「汚いものを綺麗に言えた時」とか、
 「われながらうまくものを説明できた」ということがあると、
 とても気分がよくなるし、話を聞いている人も同じように気持ちがよくなるもの。
 ただ、「多くの言葉を…」といってもキリがありませんから、
 最初は「うまく言いたいな」という心掛けがあれば十分だと思います


 「もっとわかりやすき、読みやすくしたい」という気持ちは、
 そのまま文章力を上げることにつながります
 (うん、当たり前ですね(笑))。
 それを一つでも実現できた時、きっとものを書くのが楽しくなっています。

 いろいろな言い方を考えてみるのも、結構おもしろいものですよ。

文章力講座8・人に読んでもらおう

2011年06月13日 16時55分21秒 | Naoyaさんの文章力講座
 こんにちは
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 「せっかく文章を書いたのであれば、人に見せないのはもったいない」という人がいます。
 しかし私は、自分で書いた文章なら、どう扱うも最終的に自分が決めていいと思うんですね。

 元々文章力に自信がないのなら、いきなり多くの人に見せるというのは、
 とっても難しい話です。
 ましてや「この文章力なら、読む人が嫌な気持ちになるか不安だ」という考えをする人だって、
 きっと少なくないハズ。
 もっと言ってしまえば、メモだったり自分のために書く文章もあるわけで、
 そんなものを誰かに見せる筋合いはないし、そもそも読んでもらったところで、理解してもらうのが難しい場合だってありますよね。
 以上をひっくるめて考えれば、「文章は見せるためにある」というのが、
 話としていかに強引というか、傲慢なものかおわかりになると思うんです。


 ただまあ、せっかく文章力を付けようとがんばったなら、
 「ちょっとは人に読んでもらいたいな」という気持ちが出てくることもありますよね。
 そういう時は、素直に人に見てもらうといいと思います。
 やっぱり人に読んでもらって、それに気分を良くしてもらえると、
 達成感とか充実感が味わえるんです。
 それがまたやる気につながっていくんです。



 ただし、その際に絶対気をつけたほうがいい点があります。
 それは、読んでもらう人を選ぶことです。
 できるなら、頭がよくて性格も優しい人
 (まあ、本当に頭が良かったら性格も磨きにいくもんなんですがね(笑))。

 いるんですよ、毒の強い人とか辛口大好きな人。
 あるいは、悪気はなくても話のレベルがなぜか合わない人。
 どんな人もただでさえ自分の言っていることが正しいか不安なのに、
 そういう人ばかり選んで読んでもらうと、文章力がある人でもたちまち自信がなくなっていくんです。
 嫌な話ですが、あら捜し大好きな人が、文章に限らずいるのです。
 だから、地雷とわかったら読ませないのが一番です。


 で、一方の「頭も性格もいい人」だと、
 「文章力に自信がないんですが、読んでもらっていいですか?」と持っていくと、
 文句を言って終わりにするとか、けなすしかしないとか、絶対にやりません。
 必ずいいところを探して言ってくれるハズです。

 その「いいところ」を伸ばすと、絶対に人の実になる文章が書けるようになってきます。


 人を喜ばせるように努力する。
 そして、必要としてくれそうな人に元気を出してもらう。


 この手順を踏めば、文章力を磨くのが自然と楽しくなっていきますよ。

文章力講座7・やりたくない時はやらない

2011年06月11日 09時48分02秒 | Naoyaさんの文章力講座
 こんにちは
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 「文章を書きたいけど、どうも心の奥から沸き上がってくるものがない」、
 創作という要素があることをやっていると、気が乗らない時があるものです。
 そんな時は、可能な限りやらないとか、やる気を出さないことをオススメします(笑)


 あのですね、「無理だ、出てこない…」というところからモノを出そうったって、
 すっからかんなら出てくるものなんかないんですよ。
 ハチミツだって、使い切ったら新しく買ってくるでしょう!?
 まさか空の瓶に手を突っ込んで、「出てこい出てこい!」といつまでもやるような人はいない。
 そんなこと、クマですらやりませんよ(笑)


 さてこれで、「やりたくない時」の対処法がわかりましたね。
 「補充」すればいいんです。
 気持ちを足せばいいんです。
 本を読むでもよし、草や花を見るでもよし、
 とにかく「インプット」を増やすんです
 そうすると、外に出てくるものも増えてくる
 食事と同じなんです。
 「瓶の底で固まっている」という屁理屈にしたってそうです。
 瓶をゆっくり傾ければ出るんです。


 気張らず、焦らず。

 マイペースでもいろいろな経験をしていけば、
 きっとたくさんの言葉が魔法のように溢れ出てきますよ。

文章力講座6・失敗を気にしない

2011年06月10日 18時18分54秒 | Naoyaさんの文章力講座
 こんにちは
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 文章を書いていて一番ひるんでしまうのは、語順や言い回しなどを間違えてしまう、
 いわゆる「失敗」です。

 悪いものを書いてしまえば嫌にもなるでしょうし、
 それがまた意欲を削いでしまったりもする。
 せっかくのやる気がなくなってしまうのは、とてももったいないことですよね。


 「失敗をなくせば、やる気が途絶えることはないのにねー」と思いたいところですが、
 「失敗」がなくなることは、実はないんですね、残念ながら。
 失敗が怖いと言ってはばからない人にちょっと質問なんですが、
 「完璧な文章」ってなんでしょう!?

 …おわかりでしょうか。
 「完璧な文章」って、定義するのがとても難しいんです。
 誤字や脱字なんかはないにこしたことはありませんが、それだけでは「完璧」のじょうけんにはなりませんよね。
 そこを、「失敗が怖いよォ…)゜0゜(ヒィィ」といってしまうと、
 後から振り返ってヘドが出るような思いしかできません。

 実は、「文章の失敗を気にする」というのは、基本的に観察力のなせる業なのです。
 どんなものでも、失敗や欠点は、その気になれば穴が空くほど探せます。
 特に文章には「完璧」がない以上、反省するほど嫌な気持ちになるのはある種、当たり前すぎる話なのです。


 だから、そんなことをしなければご機嫌でいられるんです(笑)

 文章を書いたら、「悪い部分はないかなあ」と、いちいち振り返らない。
 どうしても気になるなら、「よくできた部分」も、一緒に探しながら見てみましょう。
 悪い部分を探すとか、あら捜しをするような目ではなく、
 有り体に言えば、「得点主義」で気軽にやる位で十分です。


 ちなみに、どうしても悪い文章を書きたくないという場合は、
 ネット上でブログを開設して、落書きでもするつもりでテキトー気ままに書くことをオススメします。
 そうすれば、どんなに無様な文章を書こうと、人にはさとられません。



 ものを書くためには、少し「おめでたい」ほうが一歩を踏み出せたりするんですよ(笑)

   過去の記事
 文章力講座1・文章力がないのは恥ではない
 文章力講座2・言葉と親しむ
 文章力講座3・自分に素直になる
 文章力講座4・簡単なのが一番!
 文章力講座5・短文でOK!

文章力講座5・短文でOK!

2011年06月09日 18時44分28秒 | Naoyaさんの文章力講座
 こんにちは
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 一生懸命書いたのに、文章が長くならなかった。
 語数の少なさをなんとかしたい。

 こういう「長く書けない」系のこと、ある種の定番だったりします。
 あるいは逆に、盛り込みすぎて長くなってしまう人もいるでしょうか。


 私は思うんですが、「文章の長さ」と「文章の良さ」は、
 必ずしも比例関係にはないと思うんです。
 長いほどいいと言うのなら、詩や小コラムなんかとっくに絶滅しています。
 極端なことを言ってしまえば、俳句や短歌なんかはまさに極限まで言葉を削ったものですが、
 それらもほとんど価値がないということになる。
 …でも実際は、そんなことはありませんよね!?
 「言葉数は多いけど、言っている意味が伝わりにくい」もののほうが、
 むしろ、低く評価されたりもする。
 文章力は長さで比較できないのです。


 さて、そこで「長さと良さが関係ないのなら、どうしたら良くなるのさ(゜ω゜?)」という疑問が出てくるでしょう。
 その鍵を握りしめているのが、「キーワード」という考え方です。


 大切なこと、肝心なこと、あるいは要点さえ纏まっていれば、
 どんな長さであっても伝わるのです
 基本さえしっかりしていれば、自分の好みをふんだんに盛り込むなり、めんどくさかったら書かないなり、
 自分の都合でいろいろ変えていけばいい
 そのために、なんらかの「キーワード」を決めてから文章を書くのです。


 どうせこだわるなら、長さより要点です。
 その要点も、キーワードさえ決めてしまえば簡単に纏まるのです。


 …とまあ、このお話も長くなりすぎないうちにおしまいにします。
 自分で、説得力をなくしてたらいけませんもんね(笑)


 「キーワード」という考え方を取り入れると、だいぶ変わってくるものですよ!?

  過去の記事
 文章力講座1・文章力がないのは恥ではない
 文章力講座2・言葉と親しむ
 文章力講座3・自分に素直になる
 文章力講座4・簡単なのが一番!

文章力講座4・簡単なのが一番!

2011年06月08日 20時50分31秒 | Naoyaさんの文章力講座
 こんにちは
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 長い文章や難しい言葉のある文章を見ると、
 「自分の文章力は大丈夫かな!?」という気になる人がいるものです。
 しかし、実際には「長い文章」や「難しい文章」って、
 書けなくてもなんにも困らないんですね。


 ちょっと考えてみましょう。
 子供向けの絵本と、難しい言葉ばかり書いてある学術書、
 どちらのほうが、読む人が多いでしょうか!?
 もちろん「子供向けの絵本」ですよね。
 あるいは、小学校の算数と高等数学、どちらを多く使うかと言えば、
 まず「小学校の算数」だと思います。
 つまり、簡単なものほど間口が広く、使う人やわかる人も多くなるのです。
 逆に言えば、難しくなればなるほど使う頻度も人も減る。
 これはほぼ全てのことに言える法則です。


 そうであれば、「気の利いた言い回しができない」とか「難しい言葉を使いこなせない」ということ、
 こういったことを気に病む必要は、実は全くないのです。
 むしろ、「捻りがない」とか「薄っぺらい」というのは、
 言い換えれば「わかりやすい」ということにもなります

 ボキャブラリー(=知っている語句)が少ないというのは、
 「多くの人がたくさん使う言葉だけで、わかりやすい文章を作れる」ということにも繋がるのです。

 もっと言えば、「漢字は知らないほうが強い」とすらいえます。
 たとえば、「過度の心的負担は好ましくない」というのは、
 「ストレスが多すぎるとよくない」と言えば、スッと理解できますよね。
 私なんか、「ちょっと文が固いかな!?」と思ったら、
 漢字を減らすようにしていって文章を「やわらかくする」ことがあるくらいです。


 本人は「高度な文章」なんて気取ってものを書いていても、
 下手をすると自己満足で終わってしまうことになりかねません。
 自分のわかる範囲の言葉で十分です。
 いやむしろ、難しい言葉を使わないほど、多くの人に好まれる文章になる可能性は上がります。


 簡単なぐらいで楽しんでおく位がいいのです。
 ちなみに「本当に頭のよい人」って、
 難しい言葉をことごとくかみ砕いて話をするものなんですよ。

 手抜きか!?位に簡単に済ませたほうがいいこと、この世の中には意外とあるんです(笑)

 過去の記事
 文章力講座1・文章力がないのは恥ではない
 文章力講座2・言葉と親しむ
 文章力講座3・自分に素直になる

文章力講座3・自分に素直になる

2011年06月07日 23時32分30秒 | Naoyaさんの文章力講座
 こんにちは
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 自分の思っていること。
 自分の考えていること。
 自分の置かれている状態。

 こういったものを、即座に言葉で表現できますか!?
 これって結構、難しいことだと思うんです。
 なぜなら、「形がない」からです。


 空を見て「空だ」、海を見て「海です」、
 綺麗なものを見て「綺麗だねぇ」と言うのは簡単です。
 だって、その通り言えばいいんですもんねえ。
 ただ、「自分の考えの入った文章」、
 言い換えれば「中身のある文章」を書くには、
 どうしたって、自分の中にあるものを整理しないと、なんにも出てきません。

 英語を習い出しの時に習うようなこと、たとえば「これはペンです」とか「私は少年です」とか、
 「だから何だってんだよ(笑)」というようなこと、たいがい日常では使わないんですよね。
 私達が見聞きし、文字にしていくものは、
 「自分の考えや感想、思い」が詰まったものがほとんどです。
 だからこそ、自分の考えをしっかり自分でわかっている必要があるのです。
 「これはペンです」ではなく、「これはデザインがステキなペンですが、ちょっと機能性はない気もします」とか、
 「私は少年です」ではなく「私は生まれも育ちも葛飾柴又の少年で、義理人情を大切にしているんですよ!!」とか、
 人と思いをやり取りするためには、自分の頭や心にあるものがくっついてはじめて、
 相手に伝わるものなのです。


 …というと、「おいおいなんだ、やっぱり物書きってハードルが高いんじゃないか」と言われてしまいそうなものですが、
 ええと、ちょっとだけ考えすぎです(笑)
 いつも完璧に自分の考えを把握しているなんて、
 まず絶対に無理ですよね。
 私が言っているのは「ある程度」の話です。
 自分の考えていることがなんなのかを意識すると、
 より伝わりやすい言葉の選ぶようになっていく
のです。
 だからこそ、結果ではなく姿勢が大切なのです。


 「悩み事があったら、ペンを用意して書いてみて!」というアドバイスがありますが、
 「書くこと」とか「表現すること」、「主義・主張を話すこと」って、
 実は人のためのようでいて、自分のためにもなるんですよ。


 この話、100人に1人くらいが感動するんですが、
 わからなければ笑い流して下さい(笑)
 私はいい話だと思うんですけどね、アハハっ。

 過去の記事
 文章力講座1・文章力がないのは恥ではない
 文章力講座2・言葉と親しむ

文章力講座2・言葉と親しむ

2011年06月07日 18時03分13秒 | Naoyaさんの文章力講座
 こんにちは
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 前回、「内容はいいから、とにかく自分の意志で物書きをやってみると意外に楽しいよ!?」とお話ししました。
 ただ、「ぜひ書いてみて下さい」というような、積極的にすすめるようなことは、
 実はわざとしなかったんです。


 「文章力に苦手意識のある人」とか「そもそも普段からなんにも書くようなことをしない人」が、
 「文字を並べてみましょう」と言われたところで、
 いきなり出来るものではありませんよね。
 だって、慣れていないんですもん。
 これは料理で考えるとわかりやすいでしょうか。
 「普段は料理をしないけど、なんか楽しそうだな」という人がなんらかのものを作ろうとしたって、
 「どんな料理をどうやって仕立てるか」など、瞬時に思い付くわけがないと思いませんか!?


 …というわけで私は、「自分でなにか書く前に、おもしろい話とか素敵な文章にたくさん触れておく」ということを、
 オススメしておきたいんですね。
 「見本」とか「お手本」があれば、言葉に親しむことができるというだけでなく、
 文章力を上げる楽しみもできるし、目標や目的もしっかりするのです
 その結果として、文章力を上げる練習や訓練にも夢が持てて、スッと入れるのです。

 さて、その際のポイントとして「話になっているようなものであればなんでもいい」ということ。
 極端な話、誰かの詩集を読みあさるでもいいし、
 もっと言えば講演会のCDを聴いてみてもいい。
 文章力に限りません。
 自分が「ステキだな」と思えるようなものにたくさん触れておくと、
 自分の番が来た時、いいイメージでできたり、よい部分を吸収することで成果が上がったり、
 よい方向になりやすい
のです。


 急がば回れではありませんが、
 慣れないことは怪我の元です。
 トラウマを抱えたり、苦手意識があるならなおさらのこと。


 まずは人のものを見てみるだけでも、絶大な効果が出てくるんですよ!


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 文章力講座1・文章力がないのは恥ではない

文章力講座1・文章力がないのは恥ではない

2011年06月06日 17時06分37秒 | Naoyaさんの文章力講座
 こんにちは
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 「文章力がない」。

 こういう人は、基本的に頑張り屋さんです。
 なぜなら、人に物を伝える手段は文章以外にもたくさんあるからです。
 ジェスチャーでもいいし、写真でもいい。
 あるいは、直接話したっていいし、誰かに代筆を頼んだっていいわけです。
 そこを、「文章を書きたいけど力がないんだ…」と、自分の力でなんとかしようとしちゃうわけです。
 で、「頑張ろうとする」のを、ちょっと緩めてみませんか?ということの話なんですね。


 しつこいようですが、人にものが伝わればいいわけで、必ずしもそのやり方が文章でなければいけないということはないんです。
 そこを、たとえば学校の先生やなんかは「原稿用紙10枚に纏めなさい」とか言う。
 しかも、せっかく書いたものに添削まで入れる。
 本当は「胸にジーンときました」とか「言葉になりません」とか、
 言葉数は少なくても、心から出たままにのびのび書いていれば、
 いずれ言葉なり文章の力って、いくらでも上がっていくものなんです

 最終的に伝わっていればなんでもいいのです。
 「文章力」というものに異常なこだわりを持つ必要はない。
 ゆっくり磨いていけばいいのです。
 その一方で、学校教育というのは「思いを言葉にする力を養う」という側面がありますから、
 どうしたって人の文章に点数を付けなければいけないようになってしまう。
 ただ、私は学校の勉強を悪く言いたいのではないのです。
 「学校でやらされる作文と、自分が好きで書く文章は違うんだよ」ということ。
 もう一度言いますが、人に伝わりさえすればいいのですから、
 文章が浮かばないなら目くじらを立てずに、どんどん写真なり身振りなり、他人の力なりを借りてもいい。
 ましてや、横に添削用のペンを持った先生がいるわけでもないのですから、
 格好は気にせずに、思ったままのことを自分なりのやり方で書いていけばいいのです。


 跳べないハードルなんか、自分で低くしちゃえばいい。
 出来ややり方にこだわらず、やりたくなった時にポロッ…ポロッ…とやってみるだけで大丈夫なんです。

 他人の目や出来など気にしない。
 「文章力? なにそれおいしいの!?」などとトボけるところから始めてみましょう。
 楽しんでみただけ、必ず成果になります。
 「向上心とかやる気がない」ことって、たまにはよい方向に行くこともあるんですよ(笑)

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