日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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(Live) コフリン・ダニエル クリスマスライブ

2010-12-26 22:30:27 | ノンジャンル
 クリスマスイブにひとりウロつくよぼよぼ羊に神の祝福が(笑)。「写美」の無料開放だけでもありがたいのにアコギのライブまである!至れり尽くせりハッピークリスマスです。

 これまで「ソロギター」「フィンガーピッキング奏者」について何もチェックしていなかったので、誰も彼もが「初顔合わせ」である。コフリン・ダニエルは日本生まれの日本育ちらしい。アコギと言っても色々な音があり、自分の好みかどうか聴いてみないと分からない。予定より少し遅れて開演。30ほど用意された椅子はいっぱい、通路階段上階に立ち見客もいっぱい。

 セットリスト。(◎がオリジナル)
 ・サイレントナイト
 ・カノン
 ・リヴィン・オン・ア・プレイヤー
 ◎三銃士
 ◎kokaji
 ・クリスマスイブ

 機材は良く分からなかった。本人HPによればメインギターはJames goodallらしいんだけど、これだったのかなぁ?ちょっと違って見えたけど…ZOOMっぽい黒のプリアンプ使ってたけどアコギ用は緑なんだよね、いま出てるのは…なのでこれも不明。ピックは使っていなかったみたい。

 「三銃士」は中世ヨーロッパをイメージして作ったと紹介しただけあって、フラメンコギター的な弾き方が特徴的。右手をパッと拡げる瞬間に各指で弦を払うような感じね。微妙にタイムラグが出るのでイイんだよね。あとスラップ、サウンドホールよりヘッド側、ちょうどボディからネックが出る辺りを叩いてた。

 「kokaji」は日本の能をイメージしたって紹介してたけど「小鍛冶」なのかな?別に和音階と言うわけではなく、これが彼の中での日本的なイメージなんだろうか…?動と静が入れ替わるあたりが鍛冶屋のイメージなのかな。ボディを指先(中指だと思う)で叩いてカーンと言う尖った甲高いパーカッション音を出してたのが印象的。家で真似してみたけど指先が痛くなった…この曲はしっかり聴き込んでみたい…と思ったら映像あった!皆さん見てね。パーカッシヴな演奏が特徴的。

 1曲終わるごとに右の方、左の方、上階を丁寧に見て深々とお辞儀をする物静かさと、1曲ごとにチューニング取り直す必要があるほどの演奏の激しさが好対照。うーん、今日も収穫あったなぁ。感心ばっかしてないで練習しないと…

 ダニエル・コフリンHP:http://daniel-coughlin.jp/
 演奏映像:
  http://www.youtube.com/watch?v=pLLPjEaB9fw(コーヒー・ルンバ)
  http://www.youtube.com/watch?v=GH8udTbg1Ag(5分30秒過ぎからkokaji)

 2010年12月24日 東京都写真美術館にて鑑賞
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【写真展】収蔵作品展 [かがやきの瞬間]

2010-12-26 15:35:16 | 本・映画・展覧会
 2Fと同じく「スナップショットの魅力」をテーマにした収蔵作品展。こちらは内外多数のカメラマンの作品を展示している。

 こちらも色々あって、そりゃまぁスナップだから何でもアリだよねぇとは思うが。とは言え割と統一デーマの見えるマーティン・ムンカッチやザ・サートリアリストの作品群は安心して見られる。圧巻はポール・フスコの「ロバート・F・ケネディの葬式列車」25点で、N.Y.からD.C.に向かう葬式列車からそれを見送る沿線の市民の様子を撮影したシリーズ。デッキチェアなどピクニック気分で待ち受ける家族、国旗を掲げる人、手書きのメッセージボード。

 日本の作家では臼井薫、木村伊兵衛あたりの作品が良かったが、それは被写体や時代に関心が向いたというだけのことなのかもしれない。観る者にそうした興味を惹かせること自体もカメラマンの力量のうちと考えれば良いのか。

 だが考えてみると統一テーマのあるスナップショットってスナップショットって言えるんだろうか?またもや、くだらぬ言葉の定義につまづく夜であった。

 展示会情報:http://syabi.com/contents/exhibition/index-348.html

 2010年12月24日 東京都写真美術館にて鑑賞

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【写真展】日本の新進作家展vol.9 [かがやきの瞬間]

2010-12-26 09:31:42 | 本・映画・展覧会
 「写美」には展示が変わる都度いこうとしている。12月に入って展示が替わり、例によってオークションで安いチケットをと思いつつ保留になっていたのが「24日17:30以降は入館無料」との情報、やったネ!

「ニュー・スナップショット」と言う共通テーマで2F、3Fそれぞれ独自の展示会。その切り口は?一気に見てしまうことにする。2Fの展示は「日本の新進作家展」、中村ハルコ・小畑雄嗣・結城臣雄・山城知佳子・白井里美・池田宏彦の6人の作品を展示。

 小畑雄嗣が独自の技法で撮影したと言う雪の結晶、ため息がでる美しさ。自然の創造物という陳腐な言葉でしか表現できないが、モノトーンが効いている。結城臣雄の作品は何気ないスナップショットに見え、写っている景色そのものもだがさてどういう意図でその構図そのタイミングで撮ったのだろうと想像するのが楽しい。

 もちろん全てのカメラマン、総ての作品が気に入るワケはなく、「こんなのをスナップショットって呼ぶのかよ?」って作品もあった。ジャンル分けは難しいね。

 展示会情報:http://syabi.com/contents/exhibition/index-342.html

 2010年12月24日 東京都写真美術館にて鑑賞
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2010年12月23日 大人の社会科見学(東芝科学館)

2010-12-26 04:21:18 | ノンジャンル
 明日24日が休めれば4連休だったのに休めず、本日はただの祝日になってしまった。さて何をしよう?X'mas絡みで道路は混みそうだ。なんて思ってたら午前中は太鼓の達人になる練習やら何やらで終わってしまい…

 午後、妖精さえ。。師より借用中の物品を返還に出たついでに「社会科見学」に出かけた。R1川崎市で多摩川のすぐ傍にある東芝科学館。これまで行こう行こうと思ったたのだが平日しか開いてないと思い込んでた。

 新しいところでは「Cell REGZA」って裸眼3Dテレビ、いやぁ凄いですね。何しろパソコン以外の画面を見ることがないもので(笑)(※ご存じない方へ:ウチにはTVがありません)輪郭のシャープさ、動きへの追従性の良さ、ワザとらしいほどクリヤな背景の発色など。会社の同僚がCell REGZAイイ!って騒いでた意味が分かりました。でも当面ウチには必要ないな(爆)。

 見たかったのは最新の製品ではなく東芝の歴史や過去の製品なのだが、期待に違わぬ品揃え…やはりと言うのか、家電品は各種あったんだけどどれもこれも馴染みがない。ウチは白物家電はナショナル(断じてパナソニックではナイ!)、AV系はソニーって感じだったからなぁ。面白かったトコでは「マツダ」の真空管類、そんなに数は多くなかったけどGT管とかいろいろ、10本以上。

 技術解説のコーナーで面白かったのは超電導だ。ここに「国鉄」「JR」のリニア試験車の模型。うーん、国鉄時代のML500は懐かしい?「夢の乗り物」さていつ出来るんでしょう?HOスケールの線路と車両を使った電磁誘導の実験機なんて面白かったよ。

 ところで今回このタイミングで行こうと思ったのは、特別展示「東芝ノートPC25周年」をやっていたから。J-3100を始めとするDynabookやLibrettoなど多数の実機を展示。世界初の日本語ワープロJW-10もあるし!Librettoは持ってた時期があり懐かしかった。どれも今みると…って感じだけどね。だからなおさら、なんですよ多分。(写真)

 ここは子供だけでなく大人も楽しめる施設だ。限られた場所ゆえ「重厚長大」な展示物はほとんどないのが残念だったが、例えば電気関係なら同じ川崎市内に「電気の史料館」があり、きっとそちらに東芝製のタービンや整流器もあるはず。東芝科学館からはさほど離れていないので(タクっても1,000円程度?)合わせての見学をお勧めする。ところでこうした施設、松下、東芝はあるけど富士通、日立や日電(NECと言えよ…)はないのかしらん?歴史あるメーカーなら是非とも作って欲しいな。

 東芝科学館HP:http://kagakukan.toshiba.co.jp/
 電気の史料館HP:http://www.tepco.co.jp/shiryokan/

コメント (4)
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