カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

日本スーパーバンタム級タイトルマッチ

2009年06月09日 12時20分59秒 | スポーツ / SPORTS
WBAスーパーバンタム級8位
WBCスーパーバンタム級12位
日本スーパーバンタム級チャンピオン   日本スーパーバンタム級6位
 木村 章司(花形)            金沢 知基(角海老宝石)
  22勝(8KO)2敗2分              12勝(6KO)3敗2分

                 

写真左側:白色のトランクス、木村選手がガードの間に左ジャブを放つ。
写真右側:黒色のトランクスが金沢選手。

2005年に続き2度目のチャンピオンとなった木村選手の初防衛戦。
金沢選手はランクインしてすぐに挑戦が決まったが、
このチャンスをモノにできるか?

          

1ラウンド:お互いに左ジャブから入るが金沢選手は動きが固い。
木村選手は右ストレート、左フックとヒットさせる。
  (木村選手:10-9:金沢選手)

2ラウンド:木村選手の左ジャブ、左フックと正確にヒット。
金沢選手のマウスピースが飛び、鼻から出血。
  (木村選手:10-9:金沢選手)

3ラウンド:金沢選手のパンチはことごとく空を切る。
木村選手はディフェンス・テクニックが目立つ。
距離感が良く左フック、右ストレートがヒット。
  (木村選手:10-9:金沢選手)

4ラウンド:金沢選手の左ジャブとフック系のパンチは全く当たらない。
木村選手の右フックも当たり始める。
  (木村選手:10-9:金沢選手)

 ここまでの戦い方では金沢選手に勝ち目はない。
それほどのワンサイド。空振りしてでも前進して距離を潰し、
しつこく連打するなどして展開を変えたいところだが・・。

5ラウンド:金沢選手は空振りしても前進し前半は互角も、
終盤になると木村選手の右フック、左アッパーが当たる。
  (木村選手:10-9:金沢選手)

6ラウンド:金沢選手の一打目、二打目は、
ことごとく外されリズムがつかめないまま。
木村選手の左フックが強烈に決まる。
  (木村選手:10-9:金沢選手)

7ラウンド:同じ展開の中、木村選手の左フックが単発ながら炸裂。
  (木村選手:10-9:金沢選手)

8ラウンド:金沢選手の攻撃を完全に見切っている木村選手は、
ヒラリヒラリとかわし右フックを当てる。
  (木村選手:10-9:金沢選手)

9ラウンド:木村選手が飛び込みざま放った左アッパーで、
金沢選手が後方に飛ばされダウン。
立ち上がったものの一方的な展開だったため、
レフェリーがカウントアウトを宣した。
1分34秒、木村選手の鮮やかなKO勝利。

全く危なげない試合運びで木村選手が防衛した。
何度も修羅場をくぐって円熟期を迎えたベテランの前に、
ランクインしたばかりの若者の挑戦は砕け散ったが、
これからのボクシング人生の糧として欲しい。

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コメント
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