カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

マハリシ・マヘーシュ・アシュラム(跡地)

2009年06月28日 23時56分59秒 | ヨーガ / YOGA
リシケシを有名にした出来事・・・・それは・・
1968年2月にビートルズがやって来た事だろう。

マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーと言う聖者の下で、
TM瞑想(トランセンデンタル・メディテーション)を行った。

ザ・ビートルズ

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しかし、リンゴは食事の問題でわずか11日間でインドを去り、
ポールは予定通り1ヶ月間滞在し帰国。
ジョンはガールフレンドにマハリシが手を出したとかで幻滅し、
2ヶ月ほどでインドを離れる。
ジョージだけはその後もインドの宗教や哲学への傾斜を強めていった。

サージェント・ペパーズ・
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―存在の科学と生活の技術 (1977年)


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現在は使われていない、このアシュラムの跡地は、
シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラムの先を進むと左手に現れる。

入口の門の上には特徴のある円錐型の屋根がある。
神戸異人館のような佇まいである。
門は閉まっており南京鍵でロックされており、
しかも「NO ENTRY」と書かれている。

門の左側の山の傾斜をよじ登れば不法侵入は出来そうだが、
けっこう急斜面で危険を冒してまで登らなくてもなぁ・・・。

 しばらく覗いていると、中からオジさんが出てきた。
門の外側から鍵がかかっているのに、内側に人がいるとは・・・。
それもサドゥーっぽい衣装ではなく、
普通のポロシャツを着たオジさんである。

誰だか知らないが、ダメもとでヒンディー語で聞いてみた。
  「入ってもいいですか?」

すると、どうだ。オジさんは言った。
  「マネー!」
ええっ それは初対面の人に向かって、
イキナリ言う言葉だろうか。

 さすがはインドである。
このオジさんは勝手に住みついてるだけであり、
地主でも管理人でもないだろう。

値段交渉すると後が面倒なので、
いくらで入れてくれるのかは聞かなかった。

TVや雑誌の特集で内部を見た事はあるのだが、
取材ではこのオジさんにお金を支払ってるのだろうか?

これだけ有名なのだから、跡地をきちんと整備し、
名所として入場料を取ればいいのにと思う。
リシケシに観光地は少ないのだから。

 ≪ 関連記事 ≫ 

シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラム(リシケシ) その①
シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラム(リシケシ) その②
シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラム(リシケシ) その③
シバナンダ・アシュラム(リシケシ)
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