カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの人々】 ~ ダラムサラ⑥ ~

2006年08月22日 22時15分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
ダラムサラのバグスロードの床屋のおっちゃん。
村の商店はだいたい10時くらいから開店するが、
この床屋さんは8時過ぎから営業していた。

夜も7時過ぎはまだ明るく、
8時を過ぎたあたりからとっぷりと日が暮れるが、
それまで営業していた。
おっちゃんはとっても働き者だ。

店舗は道端の土手ににブルーシートを張っただけの、
たたみ1畳ほどの広さである。
もちろん出入り口は開放されていて、ドアなどはない。
まぁ天井が付いているだけましだろう。
雨の日も営業できるしね。

          

さて・・怖い物知らずの旅人が髭を剃ってもらってる。

おっちゃんの腕は信用できるかもしれないが、
不安があるのは・・・刃物の方だ。
日本の床屋さんと違って、
毎回、消毒などしているはずもない。

インドでHIVやAIDSに感染している人は、
人口のおよそ1%いるそうだ。
これは、人口10億人としても1000万人になる。
 (記録にない人々の数も少なくないはず・・。)

私は9年前初めてインドに行くにあたって、
破傷風の予防接種だけはしておいた。
しかしHIVとAIDSの前には、
そんな物は役に立たない。

この旅人は、元気でいるだろうか?
悪い病気に感染したりしていないだろうか・・・。
大きなお世話だろうけれど、ちょっぴり心配だった。

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コメント (2)
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